御池岳 アザミ谷〜T字尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,101m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
850mを越えたあたりから、 大きく脆い岩のある渓流に変わり、 支流からの土砂の流入でとても滑りやく、 浮き石も多い。 |
写真
感想
梅雨の時期に入ってしまい、水量とヒルが心配でしたが、
アザミ谷出合では、アザミ谷が尻無状態。(水が地面に吸い込まれ水が枯れた状態)
水量は少なかったと思います。
上流はそこそこ水の流れもあったものの、川ポチャも無く、また、ヒルの被害にもあいませんでした。
念の為、足元はヤマビルファイターで完全コーティング、靴下の上にストッキング等対策済。。。
途中、リスや鹿が目の前を横切るも、携帯カメラでは捉えることもできず、、、
今回は時間に余裕があったので、谷が大きく左に折れている所にある
右岸(第一尾根側)のゴルジュ上を目指しました。
ゴルジュ突破は登山靴では無理なので高巻きルートを探し、手前右岸の涸れ沢から大きく巻くことにしましたが、
中々トラバース可能な場所が見つからず約100m。第一尾根下約20mまで直登。
目の前の明るい尾根線に上がると、テーブルランド直登の誘惑と、再び、暗い沢へ降りる心が折れそうになるので、、
トラバースしながら徐々に高度を下げることに。。
下から見るとゴルジュの奥は陽に照らされ桃源郷のように見えたのですが、、、
荒れたガラ場となっている。
長い年月をかけて、谷が崩れ、ゴルジェの岩壁に阻まれれてガラ場が出来き、
同じように、ナメ滝が成長したように見える。
そう思うと、良いものを見たという感じになる。
ゴルジェの両側の岩壁は左側が低いが、それでも今の滝口より20m以上屹立しており、
このナメ滝はまだまだ成長の余地がありそうだ。
登ってきたルートとは反対側の高巻きルートでアザミ谷に戻りました。(こちらのルートの方がはるかに楽だった。)
とても疲れた。。。
標高850mを過ぎると傾斜が立ってきて、伊勢尾側の支谷からの土砂流入が多くなる。
ただでさえ滑りやすいのに、土の影響でもっと滑りやすくなる。
行く手を遮る岩塊は脆く登るのに苦労しました。。
思ったより疲労蓄積したので、鈴ヶ岳はパスして沢を辿ってテーブルランドに。
標高1100mを越えたあたりから谷筋は枯葉に埋もれ岩が見えなくなってきたので、谷筋を離脱。。
数10頭の鹿のハーレムを追うように稜線に出ました。
テーブルランドはゆるやかな起伏と、草原と林のバランスが天空の楽園を思わせる。
もっとも、一番最初に訪れた時は、こんな地形、視界が無い時には地図で位置特定は困難。
という恐怖が先に立ったのですけど。。
帰りはT字尾根経由で。
前回に比べて、標識が直されたり、テープが新設されていました。
修理に携わった方々に感謝申し上げます。
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