記録ID: 4656495
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沢登り
朝日・出羽三山
八久和川上流(釣りバカはヤクワの潜水艦を見た)
2022年09月05日(月) 〜
2022年09月07日(水)
Satwo3
- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,826m
- 下り
- 1,819m
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登山口からウシ沢出合まで往路、復路とも6〜7時間かかってます。
どうしても荷物が多くなるので、時間には余裕を。
どうしても荷物が多くなるので、時間には余裕を。
| 天候 | 1日目 終日くもり 2日目 昼間晴れ、夜は一転雨 3日目 くもり、稜線はガスが晴れていた |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
稜線からの登下降に使用したウシ沢は、以前より呂滝の大岩魚（八久和の潜水艦と呼ばれる）を狙う源流釣り師には知られたコース。小滝が多い小沢でそのほとんどが水流脇を通過できる。ただ上流にあるロープが残置された8m滝は、ロープを使わずに登下降するのが難しいので、20〜30mのロープが1本あると良い。 今回、八久和川はウシ沢出合から呂滝までしか歩いてないが、この区間ではコマス滝以外高巻きはない。コマス滝はウシ沢を少し登り、ブッシュを漕ぐと八久和川に抜けられるが、昔はもっと踏み跡がはっきりしていたと思う。入渓者が減っているのだろうか。 なおコマス滝のコマスは小鱒の事で、下流にダムができる前はここまでサクラマスなどが遡上していたから。 ルートは一部手書きです。 ＊地図上では呂滝の位置が間違っています。実際の位置は地図より下流であり、地図上の呂滝の位置にも別の滝があるので間違えて記載したのかも。 |
| その他周辺情報 | 登山口の大井沢には「大井沢温泉湯ったり館」があり、300円で入浴できる。簡素な造りでいつも空いているので、朝日への釣行の折には良く利用している。 |
写真
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体調15�僂了灰淵瓮�ジ、関東では滅多にお目にかかれないけど朝日連峰ではいつも遭遇する
天狗角力取山山頂、天狗さんたちは今でもこの土俵で相撲をとってる？
右が本流、水流沿いを登れそうだが、つるつるで難しい、左奥の支流に向かってから右折するのが正解
八久和出合、この辺りで50�儺蕕寮�水艦を目撃したがすぐに見えなくなった
2日目は八久和本流のここにタープを張った（1日目はウシ沢）
たぶん2回目の釣行で増水に合った時にもここがテンバだったと思う
たぶん2回目の釣行で増水に合った時にもここがテンバだったと思う
毛バリの出がイマイチ、ルアーの方が好成績。やはり八久和のような大川では毛バリは難しい
うしろには登山道のないエズラの岩峰がそびえてます。この位置関係からも地図上の呂滝の位置は間違えているとわかる
youtubeで魚群探知機を使って深さを測っていた動画があったが、それによると7mくらいだそう
ここで昨日作っておいた岩魚のかば焼き弁当を食べる、でも作り立ての方が旨かったよ
昨日は湿った薪が少ししか拾えずちょっとしか焚火ができなかったが、今日はテンバを本流に移したので薪が豊富、うれしい
撮影機器：
感想
「八久和の潜水艦」八久和川には50cmを超すモンスター級の大岩魚が多数いて、それらを称して潜水艦と呼ぶ。むかし地元の猟師が60cm級の大岩魚を呂滝でかけたが、あまりにも大きすぎてとうとう釣り上げられなかったなど、釣りバカには夢のような伝説の存在するのが八久和川。若い頃、そんな伝説に憧れて八久和詣でを繰り返した釣りバカが、険谷の怖さを教えられたのもこの八久和で、初回はゴルジュの高巻きで滑落、負傷し撤退、2度目は大増水に合い河原で眠れぬ一夜を過ごしたのち撤退など、全く釣りにならず、3度目の挑戦でやっと呂滝とさらに上流の西俣、中俣、東俣の魚留滝まで達することができた、自分にとっては一番思い入れのある渓谷。
あれから20年、動くたびに体の関節がギシギシするようになった現在、今行かないともう二度と行けないとの思いから、悪天の合間をぬって八久和行きを決行した。
ただ入渓まで片道6時間の行程は老体にはハードだった。登山道の様子は割と覚えていたのに、なぜかウシ沢の記憶が全くとんでいて、ヤマレコ含めネットの皆さんの情報が大変役にたちました。
八久和本流では40�儺蕕賄�たり前、50�儺蕕寮�水艦もコマス滝下流で目撃（まるで鯉のようだった）、そして釣果は呂滝で釣った37�僂�最高、呂滝の主と遭遇とはいかなかったが、呂滝に再訪でき八久和の岩魚たちに出会えたことが今回の最大の成果だった。
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Satow3さん、おはよう御座います。
白石さんの書籍で知った八久和には、僕もいつか行ってみたいと思っています。
その時は、このレコを頼りにさせて頂きます。
アプローチの長さ、渓谷の深さなど、どれをとっても容易ではありませんが、それこそが外界からくる人間を遠ざけ、大岩魚の滝壺となりえてるのでしょうね。
そして、過去に怪我したり怖い思いをした渓なのに、単独というところが凄いです。
いかにも「釣りバカ」の為せる業だなぁ、と感嘆して読ませて頂きました🤭
ハードな山行のおかげであれからずっと膝が痛くて、日常生活にも難儀しております
来週までに治るのか
確かbiさんも膝が痛いといっていたような？
今回行ったのは長大な八久和渓谷のごく一部で、特に岩屋沢より下流は水量も増えて困難な遡行となるため、とても一人では行けません。でもアプローチは下流の方がずっと楽なので、足並みの揃ったパーティで行くなら下流を攻めるのがおすすめです。
むかし滑落したのはコマス滝より1ｋｍくらい下流のゴルジュ帯で、まだ山釣りを始めて間もない頃だったので、若気の至りというか経験不足ですね。でもあの時の経験があったから、それ以降大きなけがもなく山釣りを続けてこれたのだと思っています。
もしbiさんが行くとき、まだ自分が元気だったら声かけてくださいね。今回が最後と思ったのだけど、帰ってきたらまた行きたくなってきた
釣り道具はちょっと特別なものが必要ですよ。川幅が広く淵も深いので。感覚としては水上温泉下の利根川といった感じかなあ。
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