富士山 アイゼンなしはきつかった

2014年06月15日(日) [日帰り]

• GPS: 02:52
• 距離: 4.8km
• 登り: 1,429m
• 下り: 213m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:28
• 休憩: 0:25
• 合計: 2:53

距離 4.8km 登り 1,429m 下り 215m

4:41 富士宮口五合目
4:49 4:50 富士宮口新六合目
5:11 5:14 新七合目御来光山荘
5:30 5:33 元祖七合目山口山荘
5:49 5:50 八合目池田館
6:10 6:12 九合目萬年雪山荘
6:25 6:26 九合五勺胸突山荘
6:59 7:00 三島岳
7:04 7:16 富士山
7:20 三島岳
7:24 7:25 駒ヶ岳
7:34 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4:30富士宮口駐車場に到着

コース状況／危険箇所等

8合目までは夏道を通れます。それより上はアイゼンなしでも何とか行けますが、ルートを探すのに苦労します。9合目左側のブルドーザー道は途中でアイスバーンががあり、傾斜も強いため滑落する危険があります。

写真

6/15 3:53

夜明け前の富士山

6/15 4:30

富士宮口駐車場はすでに混雑。

6/15 4:41

5合目を出発

6/15 5:02

最初は夏道を進みます。

6/15 5:14

振り返ると沼津、駿河湾が見渡せます。

6/15 5:30

七合目

6/15 5:50

八合目

6/15 5:50

ここからは雪が多くなりますがトレランシューズで行けるところまで行ってみます。踏み跡を頼りにツボ足やキックステップを使いながら慎重に登っていきます。

6/15 5:57

雪渓を避けて左測の岩部を登ります。一部ガレていて登りにくかったです。

6/15 6:03

9合目の壊れた鳥居。ここは夏道を歩けました。

6/15 6:04

なるべく雪のないところを選んで慎重に進みます。

6/15 6:10

9合目鳥居

6/15 6:25

富士宮口頂上が見えましたが、左側に剣ヶ峰まで巻いていくブルドーザールートが見えたので進路を左に変更しました。

6/15 6:33

剣ヶ峰ドームが見えてきました。何とか行けると思ったのですが・・・

6/15 6:39

あと200mのところで硬い雪渓が待っていました。硬いアイスバーンでキックステップも受け付けず。カチカチの氷でアイゼンも歯が立たないと思われました。傾斜が強いので滑落したら命の保障はありません。止むを得ずここで撤退することにしました。

6/15 6:59

少し戻って、見えてきた鳥居を目指していきます。雪のないガレ場を登っていきました。

6/15 7:00

ついに三島岳鳥居に到着しました。

6/15 7:00

剣ヶ峰は目の前です。

6/15 7:03

ようやく剣ヶ峰に到着。この時間はまだ空いていて他の登山者は一人のみでした。

6/15 7:03

三島岳方面。雲一つない快晴で展望は最高でした。

6/15 7:05

気象観測所

6/15 7:11

ここでおにぎりを食べ、しばし休憩。

6/15 7:21

帰りは富士宮口鳥居を通っていきました。

6/15 7:23

テントがいくつかありました。この後はシリセードで気持ちよく下山しました。

撮影機器：

SH-01F SHARP

装備

備考

軽アイゼンがあれば安全に早く登れました。

感想

togushi

　富士登山競走のトレーニングとして低酸素対策を兼ねて、初めて富士宮口から登りました。この時期は雪が柔らかく登山者が多いのでアイゼンなしでも山頂に行けるだろうと思っていたらとんでもありませんでした。8合目からは苦労の連続でした。特に山頂直下ブルドーザー道のアイスバーンは硬く、恐怖を感じました。氷壁を安全に通行するためにはそれなりの技術と装備が必要と思われます。
　下りのシリセードは快適でしたが、9合目でスマホを落とすいうチョンボをやらかしてしまいました。下山後は携帯ロックをかけたり大変でした。もう見つからないだろうと思っていましたが、幸いどなたかが御殿場警察署に届けてくれました。本当に助かりました。登山者はお互い助け合う気持ちを常に忘れてはならないと改めて痛感させられました。