閉山初日に富士山日帰り

2022年09月11日(日) [日帰り]

• GPS: 11:21
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,544m
• 下り: 1,548m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:07
• 休憩: 2:13
• 合計: 11:20

5:48 スタート地点
6:06 6:20 富士宮口五合目
6:37 6:42 富士宮口新六合目
6:42 6:43 六合目雲海荘
7:33 7:39 新七合目御来光山荘
8:15 8:25 元祖七合目山口山荘
9:05 9:17 八合目池田館
10:05 10:15 九合目万年雪山荘
10:47 10:57 九合五勺胸突山荘
11:23 11:23 頂上富士館
11:26 11:30 富士宮口頂上
11:33 11:55 頂上富士館
12:11 12:12 三島岳
12:25 12:40 富士山
12:48 12:48 西安河原
13:03 13:03 雷岩
13:29 13:30 久須志岳
13:33 13:34 吉田口・須走口頂上
13:39 13:39 吉田・須走ルート下山口
13:45 13:46 成就岳
13:52 13:52 伊豆岳
13:59 14:00 朝日岳
14:04 14:06 御殿場口頂上
14:17 14:23 富士宮口頂上
14:36 14:41 九合五勺胸突山荘
15:47 15:47 元祖七合目山口山荘
16:11 16:17 新七合目御来光山荘
16:40 16:41 六合目雲海荘
16:42 16:42 宝永山荘
16:56 16:59 富士宮口五合目
17:10 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り
気温朝10℃以下→次第に17〜18℃に

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士宮新五合目登山口駐車場を利用
※大混雑で上の方の駐車場は朝5時過ぎで満車。下の方に路駐する。

コース状況／危険箇所等

・富士宮ルート
富士登山4ルートの中で最短で剣ヶ峰まで行けるルート。
登山道明瞭。ひたすら長い。九合目より先は斜度がキツくなる。コースタイム5時間ほど

・お鉢巡り
大体1時間ほどで一周可能。大展望の稜線歩き。
今の時期残雪も無く難所はなしだが、ずっと3,000m以上で空気は薄い

・富士宮下山ルート（ブルドーザー道9.5合目〜元祖7合目まで）
なだらかな砂の道。少し遠回りだが消耗した脚に優しい。

その他周辺情報

・富士宮口五合目駐車場…簡易トイレあり
・富士宮口五合目公衆トイレ…チップ制200円

・山小屋関連…前日閉山した為、新七号目〜山頂間の小屋は全て閉まっておりトイレも利用不可。六合目は本日まで営業。富士宮ルート以外も大体似たような感じ

・富士山 天母の湯…富士宮の日帰り温泉。1時間大人410円。食堂は休業中

写真

9/11 5:35

n）これが影富士というものか？

9/11 5:48

閉山初日、マイカー規制終了の富士宮口に駆けつけるが、5時過ぎに着いたが既に満車！
かなり下の方に路駐させられた。
さすが富士山、閉山してても大混雑だ。舐めてたわ

9/11 6:10

山小屋は閉まっているので弾丸登山になるが、まあ仕方ない。
6時を少し回ってしまったがいよいよ登山開始！

9/11 6:14

標高2,400mからスタートな為車で40分ほど高度順応していたが効果の程はどうだろう

9/11 6:16

天気予報通り快晴〜！
これは眺望期待できるな

9/11 6:37

時間に余裕がある為ノンビリ山行。
トイレ休憩なども含め車を出てから6合目の小屋まで1時間弱かかっている。
流石に遅過ぎるか…？

9/11 6:37

ここから上の小屋は既に昨日で営業を終えているという。
トイレも使用不能！不安だわ…

9/11 6:58

6合目トイレ脇から先、ある意味ここからが登山開始だ。
初めての富士山なnameless7cはウキウキの様子。
心なしか顔もニヤけている

9/11 7:09

寝不足なのか身体の動きがイマイチな私、いきなりの急登に苦戦する。
閉山初日だからなのか登山者はかなり多い様だ。
子供連れや登山装備でないグループ、老若男女問わず他の山ではあまり見ない雰囲気の人が多く、富士山の特殊性を感じる

9/11 7:30

40分弱で新7合目到着。
自分は富士宮口から登るのは3回目だが、初めて富士山に登るnameless7cはわざわざ“新”7合目と名付けられている事に不吉なものを感じてくれないだろうか…（ニヤニヤ）

9/11 7:32

まだ富士山周辺には雲一つない。
とんでもない快晴だ。
みな景色を撮影していた

9/11 7:34

次は元祖七合目。コースタイムは50分。
昨日から登りご来光を見たであろう登山者がポツポツ降りて来ている

9/11 7:53

次の元祖七号目の小屋はもう見えてるんだよな
見えてるのに中々着かないのが富士山…！

9/11 8:06

真っ黒な宝永山もだいぶ下になったな。
彼方には相模湾と箱根の山も見える

9/11 8:12

もう標高3,000m超え！？
早いなあ
普通の登山なら何時間もかけてたどり着く高さなのにな

9/11 8:14

愛鷹山と駿河湾、伊豆半島の眺め。
かつてnameless7cと登った沼津アルプスも見える

9/11 8:18

新７合目から約35分、元祖7合目到着

9/11 8:18

まあ小屋はやってないんだけど。
小屋に着くたびに小休止を挟んでいる。
こまめにエネルギー補給しないとね

9/11 8:30

恐れていた事が。
遂に上空に雲が湧き始めた。

9/11 8:31

大涌谷に芦ノ湖、箱根外輪山も見えてきた。
そしてなんと…

9/11 8:55

あの尖りは矢倉岳！
去年の12月にnameless7cと共にあの山から富士山眺めたなあ

ぼんやりとだが、相模湾に浮かぶ江ノ島ま見えてるな

9/11 8:56

八合目の小屋が近づいて来た。
標高3,000mを超えた辺りからなんか鈍い頭痛がある様な…
因みにnameless7cもそうらしい。
高山病にはなりたくねぇなあ

9/11 9:02

八合目に着く頃には結構ヘロヘロになってた

9/11 9:08

またまた休憩しエネルギー補給。
元祖7合目辺りから道の脇に倒れていたり寝て休憩している人が増えて来た。
八合目にもぶっ倒れている人がいた。

9/11 9:10

山頂方面に濛々とガスが湧く
おいおいマジか？

9/11 9:11

結構登ったなあ

9/11 9:11

駿河湾の眺望

一月に登った浜石岳も何処かにある筈だが山座同定出来ないなあ

9/11 9:11

遥か下になった宝永山
左ギリギリ奥に見えてる三角の山は丹沢の大山か？

9/11 9:16

岩場での手保護の為グローブを装着するnameless7c

9/11 9:17

休憩を終え9合目へ
っていうか富士宮口の山頂見えてるなあ

9/11 9:22

鳥居の向こうに雲が湧き上がる

9/11 9:24

同じような景色ばかり撮ってしまうが、絶景なので仕方ない

9/11 9:38

9合目への道は今までより斜度が上がってる気がする。
単に疲れてるだけかもだけど。

9/11 9:44

崩壊し柱だけになってる鳥居。
たくさんの硬貨が埋め込まれていてちょい気持ち悪い

9/11 9:54

9合目の小谷がもう直ぐそこ！
しかし真っ白だ〜

9/11 9:56

まあ青空が全く無いわけじゃ無いのが救いか

9/11 9:58

九合目萬年雪山荘（当然休業）到着
まだ山頂まで1時間半位かかるかな
また小休止して力を蓄えよう

9/11 10:10

ガスの中だと結構冷える。
ここで防寒着を纏った

9/11 10:22

九合目からnameless7cはヘルメット装着。
自分は車に忘れて来た…

今日はおにぎり買い忘れるわ化繊ウェア忘れるわで散々だな

9/11 10:24

9.5合目と山頂が見えてる。
あと少し、頑張ろう

9/11 10:44

大山がらかなり鮮明に見える。

標高3,590m！
9.5合目辺りではnameless7cがかなり疲労気味だった。
逆に自分は少し前から結構身体が動く様に。
山頂まであと30分！

9/11 10:56

先程からずっとガスガスだが、山頂に着いたら晴れるよね…？

9/11 10:57

２日後の13日から工事が始まり登山道は通行止になると六合目に案内が出ていたな。
眼下のショベルカーはそれ用の重機だろうか

9/11 10:59

あとちょっとが大変なのだ。
ここから先はさらに急登！

9/11 11:02

まあ黙々と進むしか無い

9/11 11:13

宝永山はかなり小さくなったな

9/11 11:15

最後の登り

9/11 11:24

富士宮口山頂到着〜

登山口から5時間ちょっとかかったな。
山頂は完全にガスってるわけじゃなさそうで一安心

9/11 11:26

nameless7cを待つ

9/11 11:28

待つ事5分ほどでnameless7cも山頂到着

9/11 11:28

n）元気だなあ..

9/11 11:31

休憩は後にして取り敢えず剣ヶ峰の様子を見に行くが…ガスってるなあ

9/11 11:32

と思ったらだんだん晴れて来た！？

9/11 11:33

n）あれが剣ヶ峰だ
（ガスってるっすね）

9/11 11:36

キター！！
剣ヶ峰と火口が大迫力！！

9/11 11:36

うおおおー
これは凄い

いや〜マジ来て良かったわ

今回富士宮口からは三度目だし、正直あまり盛り上がって無かったんだけど、そんなモヤモヤ吹っ飛んだな

9/11 11:42

天気良すぎだし、眺めサイコーなのでここで昼休憩にしよう

9/11 11:46

富士山とカレー麺

コーヒーも飲んだり

9/11 12:04

なんか全体的にガスって来たか？

9/11 12:06

剣ヶ峰が雲に飲まれる

9/11 12:14

曇り空の中、休憩を終え剣ヶ峰へアタック

まあ直ぐ雲も流れるだろう

9/11 12:14

大迫力の火口一望

9/11 12:19

馬の背の坂はやはり急！
滑り易いザレた足場が危険だ。
転けてる人もいた

9/11 12:23

9/11 12:25

久しぶりの富士山剣ヶ峰（4回目？）
さほど並ぶ事もなく山頂にて撮影成功！

9/11 12:26

nameless7cは富士山初登頂！
結構感動してくれたみたいで連れてきた甲斐があった（一緒に登っただけだけど）

9/11 12:27

剣ヶ峰からの眺め①火口を見下ろして

9/11 12:28

最高地点に立つ！

9/11 12:28

剣ヶ峰からの眺め②御殿場口山頂方面

矢倉岳見えてるなー

9/11 12:30

剣ヶ峰からの眺め③南アルプス方面

雲が沸いてきてしまい南アルプス見えず😂

9/11 12:38

15分ほど剣ヶ峰を楽しんだ後お鉢巡りへ出発

9/11 12:39

さらば剣ヶ峰

9/11 12:41

次は日本一高い標高の稜線歩きだ。
お鉢巡りしてる人も多いな

9/11 12:42

9/11 12:44

正面には白山岳が見える

9/11 12:48

振り返り剣ヶ峰

あれなるはモルドールの要塞か（アマプラで力の指輪見た）

9/11 12:51

去年来た時と違い風は弱いな

9/11 12:51

雲の上を歩く

9/11 12:53

手前に足和田山、その奥に御坂山地、左奥に八ヶ岳と南アルプス。
正面奥の奥秩父は雲に隠れてるな。
富士山からここまでハッキリ下界見えるんだなあ

9/11 13:11

体力的には問題ないのだが、剣ヶ峰手前あたりから頭が鈍く痛む。
白山岳登るのはやめておこう

9/11 13:19

雲に襲われる剣ヶ峰

9/11 13:20

白山岳中々の迫力だな

9/11 13:21

お、湖が見えるぞ

9/11 13:21

山中湖だ。
さらに奥に見えるのは御正体山か？

9/11 13:21

河口湖と御坂黒岳、三つ峠山

9/11 13:21

足和田山と西湖、御坂山地

9/11 13:22

あまりの大展望にテンション爆上がりの2人

9/11 13:22

静岡側は雲多いな

9/11 13:23

山梨側は比較的雲が少ないか
御正体山の話題を出すと激しい反応を見せるnameless7c（思い入れがあるらしい）

9/11 13:31

吉田口の山頂到着。
前日ヤマノススメセカンドシーズン富士山回で予習して来た場所だw

9/11 13:33

下を覗くと六合目まで見えている

9/11 13:39

下山のブルドーザー道との分岐

9/11 13:40

Ingressの剣ヶ峰ポータルが取れず膝をつくnameless7c
（auの電波が無かったらしい）

n)記念品としてせめてポータルキーは欲しかったね…ついでにレゾネーター挿して名前刻みたかったね

9/11 13:41

こんなところにも電通が進出していた？

9/11 13:43

逆回り的お鉢巡りしてる人も結構いるな

9/11 13:46

さて吉田口山頂を後にして先へ

9/11 13:47

9/11 13:47

吉田ルートでのご来光登山の後お鉢巡りをしているとここらへんは絶景なんだよなあ
空と雲しか見えなくて「空の上を歩いているみたいです〜」状態なんだ

9/11 13:54

結構元気なnameless7c

9/11 13:55

度々人とすれ違う

9/11 13:57

9/11 14:01

右にあるのはなんだろう…物置か？

9/11 14:04

御殿場口山頂が見えた

9/11 14:07

御殿場口山頂を通過し先へ

9/11 14:22

富士宮口山頂に帰還。
下山まえに暫し休憩していると見慣れたコスプレ姿の登山者が！
フォロワーの方に初めて会ったので挨拶した。
これから剣ヶ峰へ行くらしい。

自分たちは休憩を終え、14:20、下山を開始した

ちなみに神社の鳥居脇にテントが張ってあったが、あれ闇テンなのか？

9/11 14:36

天気は大きく崩れたりしないままもったみたいだな。
足が痛むというnameless7cにブルドーザー道での下山を提案してみる。
山小屋営業終了してるしブルドーザーも居ないだろうから安全な筈

9/11 14:37

9.5合目を見下ろしながらブルドーザー道へ歩を進める。
このままブルドーザー道で元祖7合目まで降る予定だ。

9/11 14:40

ブルドーザー道へ進むとガスに包まれてしまった

9/11 14:42

時々晴れ間も差すが基本陰っている中を進んだ

9/11 14:58

眺めはずっと良い

9/11 15:04

9/11 15:07

砂地の道はなだらかで足への負担が少なくて疲れ果てたおっさん2人の脚を優しく包む😅

9/11 15:10

御殿場ルートを歩く人たちが見えた

9/11 15:25

今日愛鷹山に登った人はずっと天気よかったんじゃないかな

9/11 15:29

八合目の小屋が見える

9/11 15:35

2人とも頭が痛いので高山病を疑い早く標高を下げたくて先を急ぐ

9/11 15:42

鮮やかな色彩

9/11 15:42

元祖7合目へ合流。
ここから先は通常の登山道だ

9/11 15:44

岩雲雀？が居た

9/11 15:44

宝永山も色鮮やかだな

9/11 15:46

山小屋の下、この右のブル道から合流

9/11 15:48

まだ標高3,000mかあ

なかなか標高下がらないなあ

9/11 15:51

9/11 15:56

宝永第二火口が影になってる

9/11 16:11

新7合目まで降りて来た

9/11 16:15

この時間になっても登りの人がいてビックリする。
15時45分に通常登山道に合流してから何人も登りの人とすれ違ったが、どういう計画なんだ？？？

9/11 16:21

新7合目より下は道も歩き易くなりペースも上がる。
早くトイレに行きたくて自然早足に

9/11 16:24

9/11 16:39

6合目到着。
山頂から2時間15分位。
下りはやっぱ早いな…

9/11 16:39

9/11 16:44

最後まで晴れてたな。
この後トイレに駆け込んだ。

9/11 16:58

無事下山！

9/11 17:02

駐車した場所までは登山口から少し歩く

9/11 17:50

日帰り温泉の駐車場から赤く染まる富士山が見えた

9/11 17:51

2人とも頭痛いしヘロヘロ。
下山しても痛いから高山病では無さそう（どうも疲労によるものの様だ）
汗を流してリフレッシュだ

9/11 19:26

帰り道の東名のSAで晩飯。
この後最寄駅にnameless7cを送り解散した。

お疲れ様でした！

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

kukaminn

山仲間であるnameless7cとmaruta27は、2人とも昔から「富士山？見る山でしょ」「登る気はしないなあ」などとほざいており誘っても来る気配はなかった。
まあ自分も登山開始時からの目標だったご来光登山を2016年に成し遂げてから富士山はもういいかな…って感じだったので気持ちは分からんでもない。
ただ、登山が趣味の人間として一生に一度くらいは登っても良いんじゃない？、位の気分であった。

意外にもその機会は2019年に訪れた。
開山前の富士山にmaruta27を誘うとすんなりOK、富士宮口から登りプリンスルートで下山で無事登頂を果たした。
（大混雑のご来光登山じゃなければ良かったらしい）

さて、長らく富士山に興味を持っていなかったもう1人の山仲間、nameless7cから今年に入り幾度か富士山登山を誘われていた。
なぜ急に富士山に登る気になったんだ…？
と疑問はあったが、まあ登りたいなら付き合うよ、ってな感じで閉山を迎えた初日である９月11日日曜日に日帰り登山を決行する事となった。

約1年ぶりの富士山だが、富士宮口からは三回目という事もあり油断しまくり、正直舐めていた。
また既知のルートなのであまり盛り上がらず付き合いで来た気分だったのだが…

この日はとにかく天気が良くて（過去一番）絶景絶景大絶景！今迄登って来た山がバリバリに見えてかなりテンションが上がった。
いや〜来て良かったわ。

あと、やっぱり富士山は甘くないというか…キツかった。
小屋が全部閉まってるのは想像以上に辛いな。
トイレも使えないし。

ただ一人で登るより2人の方がこういうお祭り的な山は盛り上がるな。
nameless7cも満足してくれたみたいだし結果大成功と言えよう。

まあでも暫く富士山は登らなくても良いかな（少なくとも富士宮口からの日帰り登山は）