常念岳〜蝶ヶ岳：三股起点のテント泊周回、雷鳥に遭遇

2022年09月11日(日) 〜 2022年09月12日(月)

• GPS: 17:29
• 距離: 21.6km
• 登り: 2,577m
• 下り: 2,570m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:48
• 休憩: 0:37
• 合計: 8:25

距離 8.4km 登り 1,673m 下り 426m

6:00 森の広場 駐車場
6:12 6:13 三股駐車場
6:30 三股登山口
9:35 2207標準点櫓跡
11:33 11:49 前常念岳
13:08 13:09 三股への分岐点
13:16 13:35 常念岳
13:41 三股への分岐点
14:25 常念小屋

2日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:55

距離 13.2km 登り 903m 下り 2,157m

5:05 常念小屋
6:15 6:16 三股への分岐点
6:27 6:49 常念岳
8:53 9:08 2592ピーク
10:12 10:13 蝶槍
10:18 蝶ヶ岳三角点
10:24 10:28 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
10:49 10:50 瞑想の丘
10:52 蝶ヶ池
10:56 11:06 蝶ヶ岳
11:08 蝶ヶ池
11:09 蝶ヶ岳
11:13 11:14 大滝山分岐
11:21 11:24 最終ベンチ
11:32 11:36 第二ベンチ
12:03 12:09 蝶沢
12:42 まめうち平
13:21 13:22 ゴジラみたいな木
13:40 13:41 三股登山口
13:51 三股駐車場
14:00 森の広場 駐車場

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・安曇野ICから三股駐車場まで約19km/40分
・9月11日（日）朝5時半時点で奥は満車、第2駐車場（森の広場駐車場）もほぼ満車で最奥部に駐車、翌日下山時点は第2は数台のみだった。
・9月11日に第2駐車場から奥の駐車場に歩く途中で何台もの路上駐車を見かけたが他には路駐スペースは見当たらなかった。
・奥も第2も満車で止められない場合は、さらに下の方に空き地があるが相当歩かされる。

コース状況／危険箇所等

・樹林限界上〜前常念岳〜常念岳の間は岩が積み重なった中を歩くようになっていてペンキマークを頼りに辿るが視界不良の時はルートを見失わないよう注意。
・常念岳周辺は上記と同様で踏み外したり滑ったりする可能性があり要注意。
・1日目の常念岳頂上に転倒か滑落による遭難者が休まれていて、自分自身はテント泊装備だったので遭難の現場を見てからは岩場での下降にはかなり気を使った。
・蝶ヶ岳から三股口への下山コースは急斜面が多いが、しっかりとした木製階段が至る所に設置されていて大変歩きやすく助かった。

その他周辺情報

・常念小屋 <http://www.mt-jonen.com/>
　テント幕営：2,000円／１人（トイレチップ含む）予約不要
　水1Ｌ200円、缶ビール（ロング缶800円、350ml缶600円）
・日帰り温泉「安曇野蝶ヶ岳温泉ほりでーゆ〜四季の郷」（TEL:[phone]）
　料金：大人550円（10:00-21:30）<http://www.holiday-you.co.jp/>

写真

9/11 5:58

登山口駐車場は満車で、ここ第2駐車場もほぼ満車で最奥部に辛うじて駐車。

9/11 6:02

第2駐車場への入口。ここまで登ってきて、さらに車道を10分位歩いてやっと本来の駐車場となる。

9/11 6:11

奥の駐車場（本来の駐車場）の入口。ここまであちこち路駐を見かけた。

9/11 6:29

三股登山口。登山届ポストやトイレがある。駐車場から800mよ書かれてあった。

9/11 6:31

この鉄橋を渡ると前常念岳への分岐点があり、直進は蝶ヶ岳方面、自分は右へ行く。

9/11 9:32

ゴマナかな

9/11 9:32

ヤマハハコ

9/11 10:29

かなり登って樹林限界を越え、岩塊が積み重なる登山道となる。

9/11 11:24

昨日から入山していた登山者がどんどん下りて来る

9/11 11:32

羽根のような実をつけたイタヤカエデ

9/11 11:32

イタヤカエデの黄葉

9/11 11:45

前常念岳の避難小屋

9/11 12:00

チングルマの綿毛

9/11 12:00

前常念岳を振り返る

9/11 12:25

常念小屋への近道分岐。トラバースで楽そうに見えるが上級者向きとのこと。

9/11 12:47

常念岳が姿を現わす

9/11 12:47

常念岳から蝶ヶ岳へ下る稜線。遠くの穂高連峰には雲がかかっている。

9/11 12:56

何の花だったのか

9/11 13:01

常念岳は未だ遠い

9/11 13:05

かなり迫って来た

9/11 13:08

常念小屋への分岐点

9/11 13:08

頂上まであと一登り

9/11 13:21

頂上直下に咲くイワギキョウ

9/11 13:22

常念岳頂上

9/11 13:22

大キレット方面

9/11 14:15

ガスが切れて常念小屋とテント場が見えた

9/11 14:38

常念小屋でテント場の手続きや水・缶ビールの購入

9/11 15:21

テント設営終了

9/11 15:34

寝る前に数えたら小屋側4張、こちらが23張で合計27張だった

9/12 5:01

2日目の朝、テント場の上の台地に出ると東の空が朝焼けしていた

9/12 5:27

常念岳へ登る途中で浅間山の右手から太陽が出てきた

9/12 5:28

日の出が見れてラッキーだった

9/12 5:28

今日はガスもなく常念小屋とテント場が良く見えた

9/12 6:16

前常念岳方面分岐点

9/12 6:16

ガスが薄くなって槍ヶ岳が遠望できたが、この後は槍もガスで覆われ始め、これ以上の姿は見れなかった。

9/12 6:27

常念岳頂上到着

9/12 6:28

これから歩く蝶ヶ岳へ稜線と右下に上高地

9/12 6:28

たなびく雲の上に前穂・奥穂・北穂が何とか見えた

9/12 6:28

槍ヶ岳は穂先がちょびっと

9/12 6:30

横通から大天井に続く稜線

9/12 6:47

常念岳頂上を辞して蝶ヶ岳へ向かう稜線

9/12 6:47

蝶ヶ岳ヒュッテをズームアップ

9/12 6:47

前・奥・北穂高岳

9/12 6:57

槍ヶ岳

9/12 7:17

蝶槍までアップダウンが多そう

9/12 7:31

蝶槍の手前、2512m峰、2592m峰が立ちはだかる

9/12 8:09

2512m峰より常念岳を振り返る

9/12 8:09

大キレット方面

9/12 8:16

ナナカマドの実

9/12 8:21

リンドウ

9/12 8:25

アザミ

9/12 8:31

何の実だろう？

9/12 8:32

トリカブト

9/12 8:35

常念岳と、右へ前常念へと続く稜線

9/12 8:43

ウメバチソウ

9/12 8:53

2592m峰に到着

9/12 9:09

ナナカマドの実

9/12 9:12

池に映える青空

9/12 9:16

蝶槍

9/12 9:22

ヒロハツリバナ？

9/12 10:03

蝶槍に到着

9/12 10:24

横尾への下降点

9/12 10:27

雷鳥発見、3羽いた

9/12 10:27

2羽をアップ

9/12 10:29

1羽をさらにアップ

9/12 10:44

紅葉

9/12 10:50

蝶ヶ岳ヒュッテ

9/12 10:55

蝶ヶ岳頂上、ガスがかかって展望はなし

9/12 11:07

キャンプ場を通って三股口への下山開始

9/12 11:13

途中、大滝山への分岐点を通過

9/12 11:16

蝶槍へ登る途中で見たのと同じヒロハツリバナ

9/12 11:33

ハリブキと思われる

9/12 12:17

ゴゼンタチバナの実

9/12 12:26

標高2000m、距離をみるとほぼ中間点。

9/12 12:38

花の名前が分からなかった

9/12 12:42

まめうち平

9/12 13:21

ゴジラみたいな木。三股まであと1キロと書かれてあった。

9/12 13:23

この形の木製階段には大変お世話になりました

9/12 13:39

前常念岳方面分岐点。前常念に登る時、う回路と書かれた標識があってどこに行く道なのか不思議に思ったが標識右下の説明で納得した。

9/12 13:41

三股登山口

9/12 13:50

三股駐車場

9/12 14:01

第2駐車場（森の広場駐車場）に帰着。前日の混み様は何だったのか、嘘のようにガラガラ。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

hina1048

・2020年から始まった新型コロナ感染で行動制限が長く続いていたが、やっと行動制限のない夏が到来し、天候不順もあってなかなか行けなかった北アルプスだったが、今夏も天候不順で何度も期待を裏切られながら1泊2日なら雨に会わずに行けるだろうと少しでも混雑を避けて日曜〜月曜で常念岳〜蝶ヶ岳のテント泊縦走が実現しました。
・ここは2016年8月末に三股起点で同じ右回りで日帰り周回縦走
<https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-950643.html>
しているが、テント泊がしたかったので常念小屋に寄ってテン泊する計画を立てました。
・6年前は元気だったのか、日帰り装備で荷物が軽かったからか、11時間で歩き通せたのに比べ、今回は遠い駐車場に停めさせられたショックから始めから遅々とした歩みで終始バテバテでした。前常念岳がこんなに遠いのかと感じました。
・2日目もペースは上がらず、朝焼けと日の出が見れて良かったと思ったものの常念岳頂上に着いた頃から稜線に雲が湧き始め、それでも穂高連峰や槍ヶ岳が見れただけでも良かったのかも知れません。
・そんな中、蝶槍の先で雷鳥3羽を見ることができとても嬉しかったです。昔は北アルプスで良く見かけた雷鳥も出かけるタイミングが悪いのか久し振りのご対面でラッキーでした。