八海山（登りは屏風道、下りは新開道）

2022年09月17日(土) [日帰り]

• GPS: 07:21
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,619m
• 下り: 1,615m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:17

4:59 屏風道、新開道２合目登山口
5:44 5:47 四合目(水場分岐)
6:14 6:23 五合目
6:58 7:12 七合目（ノゾキの松）
7:54 7:55 千本檜小屋
8:01 8:02 八海山（薬師岳）
8:13 8:13 千本檜小屋
8:21 8:31 地蔵岳
9:06 9:13 八海山（大日岳）
9:15 9:15 八ツ峰迂回路分岐
9:30 9:48 八海山
10:01 10:01 八ツ峰迂回路分岐
10:06 10:10 千本檜小屋、新道、五竜岳分岐
11:21 11:22 稲荷社（稲荷清水）
12:16 屏風道、新開道２合目登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

屏風道の登山口に駐車。帰りは車と車の隙間を何とか抜けて帰りました。

コース状況／危険箇所等

ほぼ全部危険です。
下の方は下草で足元が見えなかったり、道が狭かったり、鎖場が多かったり、へつりがあったりと、気を抜けるところがほとんどありません（帰りの新開道の傾斜が緩やかなところくらいかな）。
屏風道は荒天時通行禁止、下山時通行禁止となっています。
それだけ道が険しいです。
特に4合目を過ぎてから鎖場が出始め、5合目を過ぎるとほぼ垂直に登るような箇所も出てきます。
八ツ峰は更に危険個所が多く、特に後半の垂直はしご以降がかなり厳しいので心してかかってください。

写真

9/17 5:37

カリガネソウ。ニョキっと出ているのは雄しべ。

9/17 5:39

ジャコウソウ。

9/17 5:56

朝日が対面の山々に当たってきました。

9/17 6:06

ホツツジ。

9/17 6:27

アキノキリンソウは暗いので、淡い色になってしまいました。

9/17 6:31

こんな感じの鎖場が多数あります。ほぼ垂直の登りです。2kmで800m登ります。

9/17 6:34

先々週登った巻機山が見えてきました。山頂に少し雲がかかっています。

9/17 6:35

右に振って8月に登った金城山。

9/17 6:35

更に右に振ってGWに登った坂戸山。

9/17 6:48

ピークが近づいてきました。薬師岳かな？

9/17 6:52

オヤマリンドウ。

9/17 6:58

威風堂々とした八ッ峰。

9/17 7:03

オオカニコウモリ。

9/17 7:07

オヤマボクチ。

9/17 7:08

モリアザミかな？

9/17 7:10

ゴマナ。

9/17 7:10

ミヤマセンキュウ。

9/17 7:11

ダイモンジソウ。

9/17 7:12

サラシナショウマは実がなり始めていました。

9/17 7:15

オニシオガマはこの一株のみ。質感がイルカっぽい。

9/17 7:16

ダイモンジソウの大株。見事。

9/17 7:27

急峻ですね。

9/17 7:32

クロバナヒキオコシ。花が小さいので、撮るのに苦労しました。

9/17 7:37

ホソバコゴメグサ。

9/17 7:41

ようやく太陽が見えました。

9/17 7:42

千本檜小屋が見えてきました。巻雲がいい感じ(^o^)

9/17 7:51

登ってきた道を振り返る。

9/17 7:51

再び巻機山〜金城山方面。中央奥に見えるは平標山と仙ノ倉山。

9/17 7:51

少し右に振って金城山後方には白砂山〜佐武流山〜苗場山。佐武流山と苗場山の間の奥には横手山もひょっこり頭を出していました。

9/17 7:54

千本檜小屋に到着。厳しい道だと思ったら下山禁止とのこと。元々反時計回りの計画を立てていたので、変更して助かりました。

9/17 7:55

小屋を通過すると越後三山の一つ越後駒ヶ岳の大展望。近い。

9/17 7:55

北には守門岳も遠くに見えます。

9/17 7:59

薬師岳へ向けて移動中、千本檜小屋を振り返る。左奥には越後三山の一つ中ノ岳が見えます。

9/17 8:01

薬師岳山頂の像と鳥居。

9/17 8:01

という訳で、まずは薬師岳に登頂。この後いよいよ本日の核心部となる八ッ峰へ向かいます。

9/17 8:06

こちらは浅草岳方面。後ろが浅草岳で手前の右のピークが毛猛山。

9/17 8:06

右に振って未丈ヶ岳方面。

9/17 8:10

千本檜小屋にあった案内図。

9/17 8:22

まずは地蔵岳。

9/17 8:22

おじそう様越しの越後駒ヶ岳。

9/17 8:26

2つ目の不動岳。

9/17 8:32

振り返って不動岳。

9/17 8:35

案内図では七曜岳となっていましたが、3つ目は五大岳。

9/17 8:36

振り返って不動岳。

9/17 8:43

振り返って五大岳と不動岳。

9/17 8:44

越後駒ヶ岳と中ノ岳のツーショット。

9/17 8:47

4つ目の白川岳。

9/17 8:54

釈迦岳を見落とし💦6つ目の摩利支岳。奥には巻機山。

9/17 8:54

振り返って白川岳かな？

9/17 8:59

出ました、垂直はしご?はしごの一番上から先が恐怖でした💦

9/17 9:02

剣が峰も分からず、8つ目の大日岳。これが八ッ峰最後です。

9/17 9:06

帰りに通る新開道が見えました。

9/17 9:11

振り返って大日岳。岩場の右側を下りてきました。ここも怖かったです。

9/17 9:14

八ッ峰最後の鎖場。あ〜、緊張した。

9/17 9:17

入道岳手前からの八ッ峰。

9/17 9:31

入道岳山頂到着。無事に到着できて一安心。

9/17 9:32

越後駒ヶ岳。

9/17 9:32

荒沢岳もひょっこりしていました。

9/17 9:32

右奥に見えるのが至仏山。

9/17 9:32

巻機山。

9/17 9:32

金城山と後方苗場山方面。

9/17 9:32

火打山〜妙高山〜高妻山方面。後方に北アルプスまで見えています。白馬三山くらいまで目視確認できました。

9/17 9:33

魚沼盆地。美味しいコシヒカリが沢山とれるんでしょうね😊

9/17 9:46

驚いたことに、写真中央遥か後方に槍ヶ岳まで見えました。

9/17 9:47

中ノ岳へ向かう稜線。入道岳山頂で休んでいるとこちらの稜線へ向かって行かれた方がおりました。
中ノ岳の右に兎岳、その後ろに燧ケ岳、その右に平ヶ岳、更に右に白根山、少し右にいって至仏山や武尊山まで見ることができました。

9/17 9:51

八ッ峰遠景。

9/17 10:02

少し近づいて再度八ッ峰。

9/17 10:20

新開道から見上げる八ッ峰。

9/17 10:50

入道岳と八ッ峰。

9/17 11:32

キバナアキギリ。

9/17 11:37

クルマバハグマ。

9/17 11:56

ツリフネソウ。

9/17 11:57

ミズヒキ。

9/17 12:01

カメバヒキオコシ。写真には写ってませんが、葉っぱが亀みたいです。

9/17 12:03

ミゾソバ。よく見ると花は可愛らしい。

9/17 12:05

ノコンギク。

9/17 12:06

ゲンノショウコ。

9/17 12:12

キツリフネ。

9/17 12:18

駐車場に到着。朝は3台でしたが、満車でした。

撮影機器：

Xperia XZs SOV35 au SONY

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料（2.8Lくらいで1L余り） ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

くびき人

今回は新潟百名山64座目の八海山(入道岳)に行って来ました。
この山はずっと行きたかった山ですが、難易度が高いので、少し躊躇っていた山でもあります。
実際に登ってみると、屏風道は4合目を過ぎた辺りから一気に険しくなり、鎖場もあり、2キロで800メートルほど登ります。
下山禁止とされるほど急な道でした。
その後一旦薬師岳まで登り、いよいよ八ッ峰に挑戦となります。
いきなり目の前に巨大な岩の塊がそそり立ち、それらを一つ一つ乗り越えていきます。
間違いなく落ちたらヤバい感じで一時も気が抜けません。
足をかける場所がほとんどない所もあるので、しっかりと鎖をつかんで慎重に進み、無事踏破できました。
最高峰の入道岳へ寄る途中、疲労のためか太ももの裏が肉離れしそうになり、少し焦りましたが、無事に登頂できました。
帰りは新開道を通って帰るのですが、こちらもいきなりの急斜面と痩せたへつりの連続で全く気が抜けませんでした。
暑さと疲労でヘロヘロになりながらも無事に下山することができました。
さすが修験の山だけあって、厳しかったです。
個人的には戸隠山よりスリリングでした。