大弛峠から国師ヶ岳・甲武信ヶ岳、徳ちゃん新道を経て西沢渓谷へ


- GPS
- 56:00
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 923m
- 下り
- 2,160m
コースタイム
予定 ー>実際の時刻
大弛峠 発 09:00 -> 08:46
国師ヶ岳 着 10:30 -> 10:19
東梓 着 13:10 ー> 13:56
富士見台 着 14:30 ー> 16:43
水師 着 16:25 ー> 17:58
甲武信ヶ岳 着 17:00 ー> 19:15
甲武信小屋 着 17:30 ー> 19:35
6月22日(日)
甲武信小屋 発 07:00 -> 6:07
木賊山 着 07:35 ー> 6:43
近丸新道・徳ちゃん新道分岐 着 09:35 ー> 9:03
西沢山荘 着 11:35 ー> 11:52
西沢渓谷入口 着 12:15 ー> 12:28
天候 | 6月21日 曇り 6月22日 雨のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
柳平〜大弛峠 ワゴンタクシー(乗り合い) 西沢渓谷入口〜塩山駅南口 バス・塩山〜八王子(JR) |
コース状況/ 危険箇所等 |
* 所々に残雪が少し有りましたが、ほとんど消えていました。 * 奥秩父の原生林の単調なアップダウンが続きますので、大変長く感じました。しっかりと地図を頭に入れ自分の位置を理解して歩くことが大切です。 * 縦走路も倒木は有りますが整備されてます、今年の雪害は残っていませんので安心して歩けました。 * 徳ちゃん新道のルートは指導標もシッカリしていて、迷いそうな所はロープでの注意が有り、迷うことは有りません。 *西沢渓谷入口からのバスは、平日が山梨市駅行き、休日は塩山駅行きで時刻表も全く違います。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 2
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 2L
ティッシュ 1
三角巾 -
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
ストック 2
水筒 1
時計 1
非常食 1
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
カメラ 1
|
感想
平成26年6月度 臨時山行
2014年6月21日(土)〜22日(日)1泊2日
奥秩父「 国師ケ岳から甲武信ケ岳」
参加者:市川 1名
6月21日(土) 週間天気予報の梅雨前線の活動と、大弛峠へのマイクロバスが1時間早い便が増発となった事で、1泊2日の山行としました。
40年振りの大弛峠です、友人の自家用車で国師ケ岳と北奥千丈岳を歩いた時以来の訪問ですが、当時の記憶は余り有りません。
奥秩父の西域は瑞牆山以来20年振り位、その前は高校生で40数年前の金峰山に2回、いずれも増富温泉からの往復です。
今日は天気予報も良くないため、塩山駅北口からのマイクロバスの乗客は私を含め3名です。4名の予約キャンセルだそうです。
柳平で乗り換えて大弛峠に8:46到着。駐車場もまだ空きが有るくらいです。
国師ケ岳へは「夢の庭園」ルートから10:19到着。
ここから東梓の中間点までは長く感じました。最低鞍部の国師のタルに12:44通過で、東梓には13:56到着。このままこのペースで歩くと日が暮れることを覚悟しました。
この間、国師のノタルの手前迄に甲武信ケ岳方面から5組位のパーティーと出会ったのを最後に、甲武信小屋まで誰にも会う事は有りませんでした。
富士見には16:43到着。途中から左に三宝山、右に木賊山が望め距離・位置が分かります。
千曲川源流方面との分岐通過は18:24。そして甲武信ケ岳2,475mには19:15到着です。記念写真はフラッシュが必要です。山頂から暮れゆく山並が微かに望めます。
ヘッドランプを付け、細長い山頂から小屋への樹林帯のジグザグの登山道を真っ暗な中を甲武信小屋に19:35無事到着。
宿泊カードを書いて、夕食を一人頂き終わる頃には就寝時間の20時を過ぎてしまいました。
小屋の方の親切に感謝ですが、この時間の到着はルール違反です。本当に申し訳ありませんでした。
2階の寝床に案内されて、ゆっくり横になって、長かった1日を振り返る。
夜遅く、雨音で目が覚める。やはり明日は雨のようですが、本当に今日一日雨に降られなかった事に感謝です。
6月22日(日) 相変わらず雨音が響きますが4時を過ぎて明るくなってきました。
4時50分には朝食の準備が出来たお知らせで1階の食堂へ。宿泊者は30名程でしょうか。
雨に対する完全装備で6時7分に出発。外の気温は8度です。
木賊山(とくさやま)に6:44到着。昨日甲武信ケ岳への最後の登りから右側に望めた事で安心できたことを思い出します。
2,440mの戸渡尾根の西沢渓谷への分岐には6:55到着。
中丸新道と徳ちゃん新道の分岐は小さなピークを登った先にしっかりと左右に標識がありました。9:03到着です。
ここから歩く「徳ちゃん新道」は、2万5千分の1の地図ではここから半分に道が表記されていて、私の持っている5万分の1の地図には道の表記は有りません。ガイドブック等では尾根に沿って記載されているのですが、心配する必要が無い位に整備されています。甲武信ケ岳への最短のメインルートのようですが、雨の中ではスリップに注意が必要です。特に岩主体から黒土になる後半は、ぬかるんでいてつるつるで木の根を持ちながらゆっくり慎重に歩きましたが何度かスリップしました。
斜度が緩やかになり両側の沢が近づき、やっと見覚えのある西沢山荘横には11:54到着。
今日は雨ですから観光客の方には西沢渓谷入口のバス停まで誰にも会いませんでした。
12:29に到着です。
バスは13:10発ですが、12:50には来てバスの中で休む事が出来ました。雨も止んだようです。ここから乗ったのは私一人でした。
今回の山行は大変時間がかかりました。1日目の標高差は累計500m位でしょうか。その最初と最後が登りのピークです。エスケープルートはありません。
6時間の歩程も久し振りで、翌日の下山は1,500mの標高差です。自分の体力で最後まで歩ける体力を維持出来るペースで歩きましたが、今回のような日没に登頂した経験は初めてです。
公共機関を利用してこのコースを歩く場合、私の様な体力の無い人は大弛小屋に前泊しての早立ちがベストと感じました。奥秩父の主稜線はアルプスのような派手さは有りませんが、森林限界ギリギリの原生林を歩き続けることで山の奥深さを思い出させてもらうことができました。
以上
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