猛省、鳳凰三山
- GPS
- 30:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,019m
- 下り
- 2,024m
コースタイム
28日 6:00 鳳凰小屋ー6:50 地蔵岳7:10ー8:45 観音岳ー9:20 薬師岳ー10:30 御座石ー12:55 林道ー13:30 青木鉱泉
天候 | 27日曇り時々晴れ、28日雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に登山道は急登で段差が大きく、特に下りが大変でした。登山道は、赤ペンキや赤いリボンを目印にすれば道迷いは、避けられると思います(でも自分は…道迷い:詳細は本文にて)。雨が降ったらとにかく滑りやすくなるので小股で慎重に歩行することを心掛けてますが、木の根の上で滑って2度転倒しました。 |
写真
感想
甲斐駒から見えたオベリスクが、ずっと気になっていましたので、今回鳳凰三山を目指すことにしました。最初はテン泊を考えましたが、色々調べてみると急登続きで厳しいことと、天気が下り坂ということで本日小屋開けする鳳凰小屋を利用することにしました。
青木鉱泉の駐車場に車を止め、7時半に遅い出発!初日は、ドンドコ沢コースをたどり、地蔵岳に登ったのち鳳凰小屋に宿泊、2日目に観音岳、薬師岳を縦走し、中道を通って下山する計画を立てました。天気は、曇りがちではあったが、時々日が差す天気でしたが、山の方には雲がかかっていました。
途中、ドンドコ沢の名瀑を巡りながらの山旅でしたが、一か所道迷いで1時間ロスする経験をしました。場所は、鳳凰滝との分岐過ぎにある登山道で、後から振り返るとしっかり赤ペンキで矢印があり、反対側には×印があるのにかかわらずしっかり確認せず、思い込みで進んでしまいました。途中に赤いペンキや赤いリボンがないことと、あまりにも登山等としては踏まれてない道なのに鳳凰滝?の音に惹かれ、進んでしまいました。そして帰りのルートを見失い、挙句の果てに急登部で滑落し、咄嗟に木をつかんだから止まったものの、つかまらなけば崖へ転落してしまったかもしれない危険な状況でした。何とかはいずり上がった後、しばらく動悸が止まりませんでした。そして冷静に元来た場所を探しながら何とか登山道に戻りました。単独行では、もっと慎重に行動し、このルートは正しいのか?常に問いかけなければいけませんでした。
その後は、途中に白糸滝、五色滝の名瀑の場所で一人ゆったりとした贅沢な時間を過ごしました。また、急登で息が上がった時は休息をとりながら、ゆったりとしたペースに落として進みました。少し、今日中に地蔵岳登頂をするために少し急ぎ過ぎていたかもしれません。そして鳳凰山荘に到着した時、地蔵岳の登頂は翌日にすることにして、ゆったりと過ごすことに決めました。
次の朝、小雨の中、憧れのオベリスクに会いに地蔵岳を目指しました。山頂が見えとあと少しだという感じでしたが、頂上直下では砂に足を取られながら、キックステップでようやく山頂に到着しました。山頂からの眺望はありませんでしたが、たった一人の山頂でオベリスクと対峙し、無事登ってこれたことを感謝しました。その後、小雨の中、眺望はなくメガネが雨で曇りましたが、充実した気分でこの観音岳と薬師岳と続く縦走路を歩くことができました。
今回の山行は、多少なりとも経験を積んできた自分にとってこれからの登山を考えさせられるきっかけになったかと思います。登山の後は、登頂の達成感や素晴らしい思い出を与えてくれて充実感に浸ることが常でありますが、常に危険を孕んでいる事実に目を向けなければならないと感じました。今回は、この事を忘れないためにヤマレコに記します。
上下方向の木の根は特にすべります。
道迷いもあると、戻れないときに、低体温になる恐れもあります。
私は、gpsに予めルートをいれて、その通りしかあるきません。
はじめましてgakukohさん
アドバイス、ありがとうございました。
樹林帯だったのでGPSは効かなかったとは思いますが、
単独行の場合、GPSの使用もリスク管理で必要かもしれません。
今回の場合、道迷いになったのに気付く感度が悪く、
判断が遅れたために引き返すタイミングが遅れたのが大いに
反省するところです。
8月17日に私も道迷いしました。私の場合、南精進滝を鳳凰滝に向かって直進して2時間半迷いました。迷ったと思ったので、尾根に上がって行きましたが、鳳凰滝の上に出て、めちゃくちゃ高いところでかなりビビりました。下るにも何度も転倒して手足は傷だらけ。そして、ようやくto-to さんと同じ道標に出たときには生き返った心地でした。あのまま昼を過ぎたら、警察へ連絡しなくてはいけない状況でした。本当に猛省です。山をなめてはいけないんですね。to-to さんの記録を見て、思わずコメントさせていただきました。
では
初めましてht3tmさん
メール拝見しました
2時間半の道迷い、私には経験ありませんが、心細かったですね!ヤマレコでは道迷いの心配ないと良く記載がありますが、時と場合や登山者のコンディションにより変化するものだと最近思います。疲労からくる注意散漫がコースミスを誘発し、思い込みが道迷いにつながることは誰しも発生することだと思います。大切なのはこの後、この経験を無駄にすることなく、生かしていくことではないでしょうか?常に登山道を外していないか?外した時の行動をどうするか?考えながら登るように私はなりました。
どうかこれからもこの経験を糧にお互い安全登山を楽しみましょう!ではまたいつの日かどこかの山で出会えると良いですね!
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