ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 47060
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

日高山脈 東西稜線

2002年05月03日(金) 〜 2002年05月06日(月)
 - 拍手
GPS
74:30
距離
34.4km
登り
3,601m
下り
3,387m

コースタイム

5月3日(金)
シューレルカシュペ沢入水9:30
三角点ピークを越えて  17:50

起きると7時30分、ガチョーんの寝坊。向井さんへのお礼もそこそこに大狩部を発つ。新冠の道の駅前の駐在所に計画書を提出し、の最終部落を経由して新冠ダムへの林道を行く。

シューレルカシュペ沢より入山、なんもの河原を全装で遡っていく。SUNNTOの腕時計が示す高度はかなり正確で、地図読みの不安もない。雪渓が出てくるコンタ  あたりの滝は右岸を巻いた。踏み跡らしきものあり。山靴に替えてコンタを稼ぎ、視界が開けてくる。新冠湖が見えてはゆっくり休憩を取り、新冠富士から南西に伸びる尾根に出る。コンタ1400あたり。雪の廊下を歩いて新冠富士へここからは踏み跡を辿って三角点ピークだが初日ゆえの疲労で駒が進まない。計画では最低コルまでだが、18時前にテン場を切った。三角点ピークを越えたあたりと読んだがどうなのだろうか?
白飯にレトルトをかけての夕食はとてもわびしいが、適度な緊張感もあってか淡々と事を進める。8時過ぎには寝袋に入った。

5月4日(土)雨のナメワッカ越え
4:45デッパ15:00ナメワッカ分岐手前
ガスガスの朝、棒ラーメンと昨日の残り飯を食べて出発。ほどなく霧雨となりイドンナップ岳の大きな看板出てくるがこれが三角点ピークなのか。視界は100㍍くらいか。地図読みに不安はなく、悪コンディションなりにも歩をすすめる。最低コルからは雪がまったくないがひどいブッシュになやまされることなく、かすかな踏み跡をガッツで登る。 からは広い尾根を地図とコンパスをしっかり見て広い尾根もだんだん細くなり、藪こぎを交えつつ  ナメワッカのピークに立つ。ピオレ山の会のデポ旗だけ残るただのポコだ。踏み跡は国境稜線へ続いている。
疲労が歩みを進めさせてくれず、せめて現在地を確認できるところまでがんばろうかと気だけは張っているが15時を合図に稜線上にテントを張ることにする。段差のある床と風が強いので不快なテント生活。重荷狭いテント内が原因だろう。左腰の感覚がない。やれやれって感じ。風邪だけは引くまいとジャージを脱いで寝袋に入る。小一時間横になって、夕飯の準備をする頃、にわかにガスが晴れて現在地が確認できる。国境までまだまだあるも春別岳、カムエク主峰、南西稜がドカンと見える。ふるチン・裸足のいでたちでカメラを構えた。めしは今日もレトルトだ。そそくさと食べて茶も飲まずに7時過ぎに就寝。風が強く、何度も時計を見る孤独な夜だった。

5月5日(日) ついに国境稜線 視界もバッチリ
起きると月明かりが見える。北側はガスが低いが南側は晴れ。1839峰、ヤオロまで見渡せる。国境までの出だしの稜線はハイマツブッシュで北斜面をトラバースする。いい加減で直上して稜線に乗ろうするが足に力が入らず、ピッケルと潅木にしがみ付きながらの登高。なんとも情けなし。分岐の手前のハイマツをすこし漕いで念願の国境に立つ。札内、勝幌がずいぶん遠くに見える。しばしエサオマンはガスの中。
南下してくる登山者とすれ違う。札内JPに濡れたもの(山靴、靴下など)を広げてエサオマンを往復。身体も軽く散歩気分  いよいよゴールの勝幌が射程に入ってくる。

札内までは順調に行くも、札内の下りはグサグサの不調。疲れがたまってきた。

5月6日(月) 十勝幌尻に到着 感動の十勝平野  ヒッチ成功 はげ天 あげまんじゅう 
天候 雨後半晴れる
アクセス
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2147人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら