札内川キネンベツ沢から札内岳（山スキー沢下降）

2025年08月11日(月) 〜 2025年08月13日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 26.2km
• 登り: 1,479m
• 下り: 1,360m

コースタイム

8/11 ゲート（12:50）→七ノ沢出合（14:15）→キネンベツ沢出合（16:00）C1
8/12 C1発（5:30）→札内岳（13:20-50）→山スキー沢Co1070（16:50）C2
8/13 C2発（6:10）→トッタベツ川右岸林道（9:00）

天候

8/11 晴れ
8/12 曇り時々晴れ午後にわか雨
8/13 晴れ

写真

8/11 14:17

七ノ沢出合より札内川入渓

8/11 18:10

本日のささやかな釣果

8/11 19:11

キネンベツ沢出合C1

8/12 5:55

キネンベツ沢の下部は広い河原

8/12 6:57

1h程で岩盤の沢

8/12 7:15

函状

8/12 7:19

函状続く

8/12 7:27

函状に釜滝が断続的に出てくるが苦労はせず

8/12 7:33

連爆帯も出てくる
小さく巻いたりへつったりで通過

8/12 7:56

直登もするがヌメっているのでラバーソールは注意

8/12 8:40

Co1000付近からは明るい渓相に

8/12 8:45

8/12 9:24

8/12 9:34

左岸高捲いた滝

8/12 10:41

Co1450付近の滝
上部は左岸ルンゼから小さく捲いて草付帯をトラバースし、滝上へ（20mザイル出す）

8/12 12:21

源頭部から十勝ポロシリ

8/12 12:54

エサオマン

8/12 13:09

1300「三俣」は中俣を詰めて南尾根のコル付近へ。

8/12 13:23

ポロシリ

8/12 13:24

カムエク

8/12 13:24

34年ぶりの頂上

8/12 14:24

西の肩から山スキー沢へ下降開始
源頭はハイ松の海。直後、またしても羆と遭遇。

8/12 15:55

山スキー沢の下降

8/12 16:02

慎重にクライムダウン

8/13 4:50

C2はデブリ跡
薪豊富

8/13 6:50

エサオマントッタベツ川を下る

撮影機器：

TG-625 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

saito1987

　札内川キネンベツ沢はCo820mを過ぎて沢が北北東を向くあたりから岩盤主体となり、函状地形の中に釜滝が断続的に出てくる。ほぼ水線沿いを突破できるが、1カ所連爆を左岸から高捲く。Co1300の「三俣」は中俣を行き、途中Co1450付近の滝は中段から左岸を小さく捲く（最後草付のトラバースでザイル20m出す）。源頭は獣道を利用しながら南尾根のコル付近へ。軽くハイ松を漕ぎ、34年ぶりの頂上。遠雷を聴きながら支流のカール群を眺める。30余年経ち、難易度や初見どうのこうのではなく、それぞれ個性ある沢に身を置くこと自体が心地よい。
　下降はエサオマントッタベツ川（山スキー沢）へ。源頭のハイ松の海で又しても羆のプーさんに遭遇。30m先でピョッコリと頭を出した。ぬいぐるみかと思った。声を上げたらすぐに遁走したが、今回のキムンカムイは愛嬌あって微笑ましい印象。中流部の延々と続くナメ滝はヌメるので慎重に対処。傾斜の立った部分は側壁の草付帯を捲いて降りる。緩い部分は滑り台を楽しむ。ズボンの尻がビリビリと破けた。
　沢靴はK川がフェル地下、私はラバーソウルだったが、いずれの沢も（特にキネンベツで）ラバーは滑りやすくて辛い。雪渓はカケラもナシ。