✿コマクサ✿咲きました・秋田駒ケ岳

2014年06月28日(土) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 12.0km
• 登り: 965m
• 下り: 957m

コースタイム

07:27　国見温泉登山口
08:22　横長根
09:07　男岳分岐
09:27　かたがり泉水
10:24　男岳鞍部
10:40　阿弥陀池避難小屋
10:48　横岳分岐
10:54　横岳
11:24　男岳分岐着、大休止
12:10　男岳分岐発
12:39　横長根
13:15　国見温泉登山口

天候

曇り、雨、風、一転晴れなど

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国見温泉石塚旅館下に、登山者用駐車場・トイレあり。
土曜日7時に到着しましたが、ちょうど満車となったところ。路駐となりました。

コース状況／危険箇所等

＊歩いた範囲では危険箇所はなし。
＊雨が降ったが、泥濘はなかった。
＊湿原には数か所残雪あったが、軽アイゼンなどは不要だった。
＊男岳と横岳稜線の鞍部に登りつめる急登には残雪なし。
＊男岳への稜線では風雨が強くなり、ピークハントは断念。

＊下山後には、国見温泉石塚旅館で汗を流した。極上のかけ流し湯を満喫。

写真

6/29 14:43

国見温泉石塚旅館下の登山者駐車場
トイレあり

6/29 14:43

7時で路駐
雨がポツポツ

6/29 14:43

石塚旅館の前を過ぎて・・

6/29 14:43

森山荘の方へ上がっていく

6/29 14:43

森山荘の脇から登山口へ

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登山口へのアプローチ

6/29 14:43

ここからスタート

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ウラジロヨウラク（裏白瓔珞）
ここらでは、温泉の硫黄の香りが漂っている

6/29 14:43

木道の始まり
横長根まで、1時間の登り

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ゴゼンタチバナ（御前橘）
林床にしっとりと

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アカモノ（赤物）、別名はイワハゼ（岩黄櫨）
登山道の両側に咲き誇る

6/29 14:43

ようやく横長根に着いた。
長かった登り、やっと一息
ガスのため、眺望なし

6/29 14:43

マイヅルソウ（舞鶴草）
ここからは緩やかな登り

6/29 14:43

サラサドウダン（更紗灯台）、別名はフウリンツツジ

6/29 14:43

ハクサンチドリ(白山千鳥)
ラン科の顔してるね

6/29 14:43

ミヤマハンショウヅル（深山半鐘蔓）
テッセンの仲間

6/29 14:43

ミヤマカラマツ(深山唐松)？
おしべが云々といってもねえ

6/29 14:43

ミネヤナギ（峰柳）
綿毛も濡れる

6/29 14:43

ベニバナイチヤクソウ（紅花一薬草）
薬草なんでしょうね

6/29 14:43

シロバナもあった

6/29 14:43

マルバシモツケ（丸葉下野）
先週の早池峰では蕾でした。

6/29 14:43

薄紫のハクサンチドリ

6/29 14:43

蔓性ってのがわかるね

6/29 14:43

木々が矮小化してきた。

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コケモモ（苔桃）？

6/29 14:43

キバナコマノツメ（黄花駒の蹄）
砂礫地にて健闘

6/29 14:43

男岳への分岐
谷へ降りて行きます

6/29 14:43

砂礫地のトラバース
ガスで下が見えず、ちょっと緊張

6/29 14:43

男岳鞍部分岐への急登の残雪は消えていました。

6/29 14:43

ムシトリスミレ（虫取菫）
花は似ているけど、スミレじゃないそうな

6/29 14:43

突然、ガスの中からお花畑が現れた

6/29 14:43

チングルマの大群落！

6/29 14:43

向こうの雪渓から冷気が流れてくる

6/29 14:43

ヒナザクラ（雛桜）の群落も

6/29 14:43

こんなところにも！

6/29 14:43

雪渓が現れた

6/29 14:43

凍っている部分もあり、慎重に

6/29 14:43

トレースをたどり夏道へ復帰

6/29 14:43

かたがり泉水

6/29 14:43

また雪渓
前方の見通しは利かない

6/29 14:43

イワテハタザオ（岩手旗竿）？
ここらでレインウェアを着て、ザックカバーを装着

6/29 14:43

ショウジョウバカマ（猩々袴）
まだ咲き残っていた

6/29 14:43

シラネアオイ（白根葵）
男岳鞍部への急登にて

6/29 14:43

ミヤマダイコンソウ（深山大根草）
もうすぐで鞍部だ

6/29 14:43

男岳鞍部分岐
交差点は大混雑でした。

6/29 14:43

男岳山頂に向かいましたが、風が強く、引き返しました。

6/29 14:43

阿弥陀池へ降りて行きます。
ここにもヒナザクラ

6/29 14:43

阿弥陀池避難小屋の手前です。
雨が強くなってきた。

6/29 14:43

気温13度
避難小屋は満員でした。
様子だけみて、すぐ出発

6/29 14:43

横岳分岐
雨が小降りになってきた。

6/29 14:43

ナナカマド（七竈）
高山にもあるんだね

6/29 14:43

葉っぱがでかい

6/29 14:43

横岳
本日の唯一の山頂となった

6/29 14:43

コケモモ？

6/29 14:43

ホソバイワベンケイ（細葉岩弁慶）
今週も会えたね

6/29 14:43

何の蕾？
オノエランかな？

6/29 14:43

大焼砂、砂礫地の準主役と認めましょう。
主役は？

6/29 14:43

コマクサ（駒草）ですよね
大きな株です。

6/29 14:43

大事に大事に・・

6/29 14:43

咲き始めで、枯れた花を見ることがなく、よかった

6/29 14:43

雨に濡れて輝く

6/29 14:43

水滴をはじく葉も美しい

6/29 14:43

これは？？

6/29 14:43

エゾツツジ（蝦夷躑躅）
大焼砂に3株だけ見かけました。
最初あまりにも背が低いので、草かと思いました。

6/29 14:43

両側にコマクサやキバナコマノツメの群落を眺めながら大焼砂を降りていく。
ここを登るのはつらいね。
少しガスが薄くなったかな

6/29 14:43

男岳の分岐に戻ってきた。
ここで大休止
風がなくってよかった

6/29 14:43

突然、ガスが引いてきた。
あれは？

6/29 14:43

田沢湖です！

6/29 14:43

砂礫地のトラバースも見えてきた。
ここから来た道を戻ります。

6/29 14:43

こんな道ですが、泥濘はなかった。

6/29 14:43

ガスの中、砂礫地のトラバースを行く人々

6/29 14:43

女岳にかかるガスはなかなか晴れない

6/29 14:43

キバナニガナ(黄花苦菜)
午後になって花開いた

6/29 14:43

青空だ！
急に暑くなる

6/29 14:43

五百羅漢も見えてきた！

6/29 14:43

イワカガミ（岩鏡）
シロから濃いピンクまで色々

6/29 14:43

ウスバサイシン（薄葉細辛）
樹林帯にて

6/29 14:43

森山荘が見えてきた。
硫黄のにおいもしてきたね。

6/29 14:43

石塚旅館も見えてきた。
さあ、温泉だ！

撮影機器：

DMC-GX1 Panasonic

感想

simafukuro

梅雨の中休みは金曜に終了？　土曜は西の方から雨雲が迫ってきているようです。
下山後の国見温泉を楽しみとして、雨覚悟で出発しました。
先週の早池峰山ほどではありませんでしたが、さすが花の百名山、秋田駒ケ岳です。国見口の駐車場は7時時点で満車でした。
国見温泉登山口を出発、横長根まで樹林帯を登り続けます。
樹林帯には虫が多く、虫よけスプレー、蚊取り線香装着でも、数か所虫に刺されました。
ガスの横長根に出て、緩やかな外輪山の縁を登っていきます。
男岳分岐から谷、湿原に進みましたが、ガスのため視界はなく、小岳も女岳も全く分かりません。
最初、馬場の小路を男岳鞍部ではなく、五百羅漢方面へ向い、男岳を目指そうとしていたのですが、気が付いたら男岳鞍部方面への急登にいました。そのまま鞍部へ向いましたが、分岐に気付かず反省しています。
鞍部から男岳山頂への稜線では急に風が強くなり、人も多いので、途中で引き返し阿弥陀池に降りました。雨が強くなり、池周囲の散策は見送り、避難小屋に寄ってみましたが、人だらけなので、そのまま横岳へ。
この頃より、雨は小降りになりました。
横岳から大焼砂へ向うと、砂礫地にコマクサが現れました。咲き始めで、花は多くはありませんが、萎れた花を見ないで済むのはいいです。
男岳分岐の広場で大休止をとっていたら、ガスが晴れてきて田沢湖も眺めることができ、予想外の展開となりました。国見温泉を楽しみに、見え隠れする女岳や田沢湖を眺めながら青空のもと、横長根を歩く幸せ。
でも、最後の下りはちょっと長かったかな。