濁河から御嶽山 剣ヶ峰…紅葉シーズンになると思い出すあの日

2022年09月25日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,651m
• 下り: 1,631m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:30
• 合計: 9:20

6:20 御嶽小坂登山口
6:26 6:27 登山道・原生林遊歩道分岐
7:04 7:04 小坂口七合目
7:22 7:27 湯ノ花峠
7:46 7:54 のぞき岩
8:18 8:18 小坂口八合目・お助け水
9:05 9:21 五の池小屋
9:21 9:21 飛騨頂上
9:46 9:46 摩利支天乗越
9:46 9:46 摩利支天乗越展望台
10:01 10:09 摩利支天山
10:18 10:26 摩利支天乗越展望台
10:26 10:26 摩利支天乗越
10:32 10:32 白竜避難小屋
10:40 10:40 賽ノ河原
10:51 10:51 二の池ヒュッテ
10:56 10:57 二ノ池山荘
11:08 11:09 黒沢十字路
11:22 11:49 御嶽頂上避難シェルター
12:01 12:01 黒沢十字路
12:07 12:08 二ノ池山荘
12:18 12:19 賽ノ河原
12:32 12:32 白竜避難小屋
12:33 12:33 三ノ池乗越分岐
12:40 12:46 摩利支天乗越
12:58 12:58 五の池小屋
13:22 13:22 継子岳
13:49 13:53 五の池小屋
14:32 14:32 小坂口八合目・お助け水
14:45 14:45 のぞき岩
14:58 14:58 湯ノ花峠
15:09 15:10 小坂口七合目
15:34 15:36 登山道・原生林遊歩道分岐
15:40 15:40 原生林遊歩道東口
15:40 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小坂登山口の駐車場に駐車。
上段の駐車場は午前6時で満車状態でした。

コース状況／危険箇所等

ルート全般に木製階段、木道、石組などでよく整備されていて歩きやすい。

写真

9/25 5:51

濁河温泉へ向かう途中の車窓から御嶽山
継子岳に朝日が射してきました

9/25 6:53

スタートは針葉樹林の中の遊歩道

9/25 7:49

のぞき岩から摩利支天山

9/25 7:56

シラタマノキ

9/25 8:25

森林限界付近から笠ヶ岳

9/25 8:40

ハイマツ帯に入ると視界が開けます
背後に雲海に浮かぶ白山

9/25 8:51

摩利支天山
いい天気です(^^)v

9/25 9:12

混雑する五ノ池小屋を避けて三ノ池が見えるところで休憩
向こうに見えるのは中央アルプス

9/25 9:22

風が吹き始め水面にさざ波が…

9/25 9:22

アップ！

9/25 9:22

もっとアップしたらピンボケw
これはこれでいい感じw

9/25 9:29

摩利支天乗越に向かう途中からの三ノ池

9/25 9:36

北アルプスがよく見えます

9/25 9:36

乗鞍岳の向こうに槍ケ岳

9/25 9:36

笠ヶ岳の右に見えるのは水晶岳と鷲羽岳かな？

9/25 9:36

先日歩いた奥穂高岳〜前穂高岳

9/25 9:45

摩利支天乗越到着！
剣ヶ峰もよく見えました

9/25 9:48

摩利支天山山頂には凄い人
こんなに賑わってる摩利支天山は初めてだ

9/25 9:54

クロマメノキ
やっぱり脚が止まってしまいましたw

9/25 10:04

摩利支天山山頂到着！
狭い山頂なのですぐに下りました
本日の目的はお参りなので剣ヶ峰に向かいます

9/25 10:30

賽の河原の紅葉
クロマメノキの紅葉が多かったです
そのほかミヤマダイコンソウやチングルマの紅葉もありました

9/25 10:30

継母岳と紅葉

9/25 10:39

クロマメノキの紅葉

9/25 10:39

摩利支天山と紅葉

9/25 10:55

今日は雲海が凄い！

9/25 10:57

剣ヶ峰へ向かう人たち
長野県側からの登山者が圧倒的に多い

9/25 10:57

二ノ池到着！

9/25 11:26

山頂直下のシェルターの横に慰霊碑があり、そこで手を合わせてから山頂へ…
登ってみたら山頂は凄い人
山頂標識と記念撮影は長蛇の列でした

9/25 11:27

一ノ池

9/25 11:27

継子岳
その向こうに乗鞍岳と北アルプス

9/25 11:28

中央アルプス
その向こうに南アルプス
その向こうに富士山

9/25 11:29

富士山をバックに自撮り
富士山小さすぎw

9/25 11:35

左から悪沢岳・赤石岳・聖岳

9/25 11:35

富士山と塩見岳

9/25 11:35

北岳と間ノ岳
手前は木曽駒ケ岳と宝剣岳

9/25 11:35

八ヶ岳

9/25 11:37

南側も見事な雲海

9/25 12:16

賽の河原の紅葉

9/25 12:19

綺麗に色づいています

9/25 12:19

アルマヤ天と紅葉

9/25 12:21

紅葉の枯山水w

9/25 12:43

雲海の上は秋の空

9/25 12:44

ガスが湧き始めました

9/25 13:17

雲海に浮かぶ中央アルプス

9/25 13:24

継子岳山頂到着！
ガスガスで何も見えません

9/25 13:24

剣ヶ峰も雲の中

9/25 15:06

ゴゼンタチバナの実

9/25 15:41

登山口到着！
お疲れさん！

9/25 15:51

登山届ポストの横に献花台
たくさんの花が献花されていました

9/27 12:42

噴火当日
真っ暗でヘッデンが必要なほど
火山灰が降っています
※2014年9月27日撮影

9/27 12:33

五ノ池小屋の中から撮影
噴火から30分ほどしても空が真っ暗
この時点では山頂付近であれほどの大惨事になっているとは知る由もなし
※2014年9月27日撮影

撮影機器：

PowerShot SX280 HS CANON

COOLPIX S30 ニコン

感想

sumi8848

紅葉シーズンになると思い出すのは8年前のあの大惨事。
2014年9月27日、その日は私も濁河から剣ヶ峰へ向かうつもりでしたが目覚まし時計のアラームが鳴らず二時間ほど家を出るのが遅れて継子岳に予定変更。
五ノ池小屋に到着したのが正午少し前、継子岳に向かう途中で噴火に遭い引き返して小屋に避難しました。
もしいつもどおりのスタートで剣ヶ峰に向かっていたら…今考えても背筋が凍る思いです。
あの噴火で犠牲になられた方々、他人事には思えずせめて山頂の慰霊碑に手を合わせてご冥福を祈るだけでもと今回は剣ヶ峰まで脚を延ばしてみました。
賽の河原の紅葉もあの日のように秋の日差しに照らされ真っ赤に輝いていました。

コメント

kuriya

お疲れ⛰
もう6年になるんだね…
現地にいた方々はホント生きた気がしなかっただろうねぇ…
sumiさんも無事でホントよかったよ😦
この日は前半はいい☀️だった…
夕方から所用がなければ、御嶽⛰も考えてたんだけどね…
9月は台風にやられた感じだし…
10月も🚲やら祭りやらで…😅
なんだか忙しい😝
また予定が合うときに、皆んなでゆるゆる🚶‍♂️しましょう🙂

sumi8848

kuriyaさん
間違い、間違い。
あれから6年じゃなく8年でした。
噴石の飛んでくるエリアに居た方々は恐怖で気が狂いそうだったんでは…。
自分もあれだけの大惨事になっているとは知らずに下山して初めて事の重大さを知ったのですが、ただ運がよかっただけ。
生と死は紙一重ってことをあの時ほど感じたことはなかったよ。

kuriyaさんもいろいろと忙しいね。
それも社会で必要とされてる証だよ
暇になったらまたみんなで”ゆる山”に行きましょう

グリーン☕⛷

6年前、そうだったんですね。
神様の思し召しんだったのでしょうね。きっと。
6年前と変わらぬ真っ赤に輝く賽の河原の紅葉。
そんな景色を見ると、人の小ささ、はかなさとともに、犠牲になられた方々のご冥福を祈る気持ちが強くなりますね。
明日、私もご冥福を祈って、手を合わせようと思います。

sumi8848

greenriverさん

ごめんなさい、8年前でした。
神様の思し召しって、神様も人選間違えたのかも…。
この翌年はネパール大地震でエベレストのベースキャンプで雪崩に遭い、ベースキャンプだけで日本人1人を含む19人が亡くなりました。
人の命はかけがえのないもの、でも自然の中にあっては人の小ささ、無力さを二年続けて思い知らされました。
こうしていま生きていられるのは、感謝しかないです。
これらの惨事でお亡くなりになった方々は自分と同じ山を愛する仲間、どうしても他人には思えません。

グリーン☕⛷

sumi8848さん
以前、TVで、亡くなられたご遺族の方か、当日に生還された方かだったか、記憶があいまいですが、次のようなコメントをされていたのを覚えています。
「あの日、この場所で亡くなられた方々も、今の自分たちのように、その瞬間までは、御嶽山のこの景色に感動していたんです。この山に登れたことに、幸せを感じていたはずなんです。だから、この山に再び皆が登れるようになれれば良いと思います。」

自分も、あの噴火から何度か登らせていただきましたが、その度にその言葉を思い出し、手を合わせています。亡くなられた方々も、再び、多くの登山者が御嶽山に登り、感動している姿を見たいと思っているのだろうと・・・。
山というものは、そういったものだと思っています。

sumi8848

greenriverさん
おっしゃるとおり、「幸せを感ずる」「感動する」って山を語る上での必要不可欠なキーワードですよね。
人間の生は宇宙で見ればほんの瞬き、その短い期間でどれだけ幸せを感じれるか、感動できるかで自身の人生の良し悪しが決まると思います。
「幸せを感ずる」や「感動できる」場面は人それぞれですが、少なくとも我々にとって山はこれらを体験できる格好のステージなのではないでしょうか。
これからも皆さんがいつまでも安全に山を楽しめればと願わずにはいられません。