米子市近郊の低山、7座連続ハイク（湊山、孝霊山、鬼住山、金華山、要害山など）

2022年09月25日(日) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,424m
• 下り: 1,376m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:42
• 休憩: 1:41
• 合計: 10:23

7:22 湊山公園駐車場
7:48 7:58 湊山
8:08 8:08 弘法大師像（米子城跡）
8:16 8:16 湊山公園駐車場
8:34 8:34 水鳥公園駐車場
8:38 8:45 粟島
8:54 8:54 水鳥公園駐車場
9:50 9:50 林道分岐
9:53 9:55 孝霊山・佐摩山登山口
10:25 10:26 佐摩山
10:51 11:25 孝霊山
11:45 11:46 免賀手山
12:16 12:16 林道分岐
13:00 13:00 鬼住山登山口
13:29 13:36 鬼住山
13:57 13:57 鬼住山登山口
14:23 14:23 越敷山駐車場
14:26 14:28 越敷山
14:36 14:36 越敷山駐車場
15:09 15:09 金華山登山口
15:28 15:42 金花山
16:31 16:31 要害山駐車場
17:02 17:25 要害山
17:45 ゴール地点

天候

くもりのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■湊山（米子城跡）
　周囲には2か所の駐車場（湊山公園駐車場、三の丸駐車場）があり、どちらからでも頂上への登山道があります。今回は湊山公園駐車場に駐車。
■粟島（明神山）
　登山口となる神社の駐車場には4台程度しか置けませんが、すぐ隣には水鳥公園の駐車場があります。
■孝霊山
　佐摩側の登山口にはちゃんとした駐車場はなく林道脇の空きスペースに置くしかありません。林道の舗装路が切れるあたりの分岐に3台程度、次の分岐に1台、そしてそれらの分岐の間に、今回駐車した地点に1台置けます。
■鬼住山
　溝口中学校の裏に登山口があり、7〜8台程度置ける駐車場とトイレがあります。
■超敷山
　登山口駐車場はグリーンパーク大山ゴルフ倶楽部の道路を挟んで向かい側にあり、4〜5台程度車が置けます。　
■金華山（金花山）
　法勝寺から東永田郵便局を目指し、郵便局から500m進んで分岐を左折してt直進すると神社の鳥居がある登山口があります。10台程度車が置ける駐車場があります。
■要害山（手間要害山）
　手間から赤猪神社に向けて県道を左折してすぐに川沿いの狭いの農道を進むとため池の横が登山口で、10台程度車が置ける駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

　いずれの山も整備された登山道で（粟島は熊野神社の境内）、標識やテープがあり迷うことはありません。ただし、孝霊山の免賀手山を通るコースは、とても滑りやすい急坂が続くので、ロープは張ってありますが、避けた方が無難と思います。
　今回、名前を知らない花がいくつかありましたが、いつも参考にしている「松江の花図鑑」で調べて判らいました。掲載されている花の種類が多く、葉や実まで詳しく解説されており、写真も豊富なのでとても役立ってます。
　松枝の花図鑑→https://matsue-hana.com/

その他周辺情報

下山後、南部町の法性寺温泉に立ち寄りました（入浴料450円）。
https://tottorimagazine.com/sichouson/yonagoshi/hosshoujionsen/

写真

9/25 7:17

■1座目、米子市内の湊山（米子城跡）。北側の三の丸からの眺め、頂上に石垣が見える。

9/25 7:25

湊山公園側の登り口からスタート

9/25 7:27

いい感じ

9/25 7:33

内膳丸から見た頂上。内膳丸は樹木があって下方は見えない。

9/25 7:34

城跡にのまわりにある八十八か所の石仏めぐりコースを進む

9/25 7:37

ヤマジノホトトギス。コース上にたくさん咲いていた。

9/25 7:43

中海展望所からの眺め。中海には朝練のボート。

9/25 7:46

イヌタデ

9/25 7:47

キンミズヒキ

9/25 7:48

ツユクサ

9/25 7:48

頂上の本丸

9/25 7:49

遮るもののない360°の大パノラマが広がる

9/25 7:50

中無

9/25 7:50

北方向の眺め

9/25 7:54

眼下に米子の市街地、遠方には大山と、これから登孝霊山。

9/25 8:06

石垣がカッコイイ

9/25 8:08

紫が濃いヤマジノホトトギス

9/25 8:10

弘法大師像

9/25 8:17

湊山公園の駐車場まで戻ってきた。

9/25 8:29

■2座目、粟島（明神山）。湊山から車で10分弱にあり、かつては中海に浮かぶ島だったとか。

9/25 8:33

粟嶋神社の入り口

9/25 8:35

昔この地に住む子がない長者が、88歳になった時初めて子を授かったことから、八十八の子で「米子」の地名になったそうだ。

9/25 8:36

鳥居をくぐり、187段ある階段を登る

9/25 8:39

頂上にある粟嶋神社

9/25 8:41

裏側にはりっぱな本殿

9/25 8:45

神社の裏から中海側に行くと展望が開け、中海や大山が見える。

9/25 8:44

さきほどの登った湊山のアップ

9/25 8:46

萩の花

9/25 8:48

山を下って少し歩く洞穴「静の岩屋」がる。万葉集にも詠まれているそう。

9/25 8:54

岩の間を抜けると、神がたどり着いたとされる大岩がある。

9/25 9:34

■3座目、大山町の孝霊山。今回は、左にある佐摩山から真真ん中にある孝霊山に登り、右の免賀手山を通って下るコース。

9/25 9:51

登山口から300mほど手前の林道脇に車を置いてスタート。この花はオトコエシ。

9/25 9:52

ツリフネソウ.

9/25 9:54

キバナアキギリ

9/25 9:55

登山口

9/25 9:59

1合目。ずっと急坂が続く。ちなみに表示は佐摩山までの合目。

9/25 10:03

夏の名残り、コクワガタ

9/25 10:25

佐摩山の頂上、樹木覆われている。

9/25 10:26

樹間から大山

9/25 10:27

こちらは海岸線

9/25 10:36

しばらく岩場を進む

9/25 10:41

シロヨメナ

9/25 10:48

秋の気配、ミズナラの実

9/25 10:51

アキチョウジ

9/25 10:53

孝霊山の頂上

9/25 10:53

弓ヶ浜半島がきれいに見える

9/25 11:22

大山もドーンと迫る

9/25 10:56

ナンテンハギ

9/25 11:02

ススキの穂が秋を感じさせる

9/25 11:27

頂上から北に少し下ると分岐、ここは右に進む。

9/25 11:30

写真では判らないが、とても急な下り坂が続く。とても滑りやすくロープにつかまると下れない。

9/25 11:46

平らな免賀手山の頂上

9/25 11:47

頂上からの眺め

9/25 11:48

振り返って孝霊山

9/25 12:15

林道分岐まで下ってきた。ここには車が3台ほど置けそう。

9/25 12:19

車を置いた林道わきのスペース

9/25 12:46

孝霊山から鬼住山に向かう途中、溝口IC付近っから見た大山。

9/25 13:00

■4座目、伯耆町の鬼住山。登山口の駐車場。

9/25 13:02

登山口からすぐ、登山道脇にはヒガンバナ

9/25 13:03

つる性でオレンジ色の花がかわいいマルバルコウ。北アメリカ原産の帰化植物だそう。

9/25 13:09

ここにも頂上までお地蔵さんがたくさんあった

9/25 13:16

アカカタバミ

9/25 13:21

途中の開けた場所、ずっとこんな感じで丸太の階段が続いている。

9/25 13:30

頂上手前のお地蔵さん、四十八番とある

9/25 13:37

鬼住山の頂上

9/25 13:36

左に鳥取花回廊のドーム、その右奥にこれから登る要害山、右手前のながらかな山が超敷山

9/25 13:31

頂上からの眺め、下方に日野川、遠方に美保湾と島根半島

9/25 13:39

頂上から見た大山。ここからだと大山が少し左に傾いたように見える。

9/25 13:32

ゲンノショウコ

9/25 13:34

真っ赤に色づいたオオカメノキの実

9/25 13:49

途中にあった展望台だが、全く展望はない。

9/25 14:13

下山後、日野川にかかる端から見た鬼住山

9/25 14:24

■5座目、南部町と伯耆町の境にある超敷山。ここは登山口の駐車場。

9/25 14:24

この山の山頂部は前方後円墳とのこと

9/25 14:24

車も通れそうな道を進む

9/25 14:27

すぐに岡のようになった超敷山の頂上に着く

9/25 14:28

樹間から大山が見える

9/25 14:28

超敷不動尊

9/25 14:29

不動尊の前にはナンテンハギの群落

9/25 14:30

頂上から北側方向に下る

9/25 14:33

北側にある登山口。ここから車を置いたところまで道路を進む。

9/25 14:35

オオヒヨドリバナにとまるオレンジ色のチョウ（ツマグロヒョウモン？）

9/25 14:43

ゴルフ場の駐車場から見た越敷山

9/25 14:42

こちらは西方向、正面にこれから登る要害山。

9/25 15:10

■6座目、南部町にある金華山（金花山）。登山口は頂上にある熊野神社の参道入り口。

9/25 15:12

石段から山道の登山道となる

9/25 15:13

ツルニンジン

9/25 15:24

木の階段の上に大岩

9/25 15:26

山門

9/25 15:42

山頂直下の岩場にある熊野神社に着いた

9/25 15:29

平らな岩の上に出ると展望が開ける

9/25 15:30

下方に登山口付近の道路が見える。この景色は子供の時に1回だけ登った際の記憶に残っている。

9/25 15:32

岩場の奥に小さな石像

9/25 15:33

金華山の頂上にある大岩。樹木に覆われて展望はない。

9/25 15:38

少し下って神社の上部からの眺め。大山の頂上がほんとちょっとだけ見える。

9/25 15:38

大山頂上アップ

9/25 15:43

神社の前から石の階段を下る

9/25 15:53

登山口まで下ってきた

9/25 15:57

下山後、駐車場から見上げた頂上。岩場が見える。遅い時間帯だったが、2人の登山者に出会った。

9/25 15:57

頂上の岩場、神社があるのは右の岩場。

9/25 16:32

■7座目、最後は南部町にある要害山（手間要害山）。登山口の駐車場は堤の隣にある。時刻は16時半だが、まだ何とか登れる時間だ。

9/25 16:33

駐車場の手前が登山口

9/25 16:35

最初はシダの間を進む

9/25 17:03

要害山の山に到着、平坦な広場。

9/25 17:05

ノササゲ

9/25 17:06

頂上からの眺め、雄大な大山と午前中に登った孝霊山が眺められ、今日の締めにふさわしい風景。

9/25 17:14

景色を眺めながら、いつもの手挽きコーヒーで至福の時間。

9/25 17:24

日が沈みかけた西方向の眺め

9/25 17:25

ゴンズイの木の実

9/25 17:33

日が暮れかけてシルエットとなった大山

9/25 17:47

頂上でのんびりコーヒーを飲んだたため、駐車場まで戻ってきた時には、だいぶ暗くなっていた。無事、7座低山ハイクを終了。

撮影機器：

D5500 ニコン

感想

tamuzin

　9月末になり涼しくなったので、前から登りたいと思っていた米子市近郊の低山を1日でまとめて登ってきました。越敷山を除く6座は、山と渓谷社の分県登山ガイドに載っている山なので、登山道も整備されていて登りやすい山でした（ただし、孝霊山はガイドとは別コース）。
　そしてこれらの山に共通する魅力は、何と言っても大山が見えることです。金華山だけは頂上部がほんのちょっとしかし見えませんでしたが、それだけに見えたときにはうれいしものでした。特に米子城跡の湊山と要害山からの眺めは素晴らしく、裾野を広げた雄大な大山の景色を堪能することができきました。
　また、いずれの山も秋の花々が咲いており、こちらも十分に楽しめました。
　1日で7座を登ったので、少し忙しい山行きとなりましたが、個性ある山々だったので、今度はまだ登ったことのない他の山とセットにして、のんびりと登りたいと思います。
　なお、今回の山行きはmasaedaさんの「山陰低山巡り。枕木山、嵩山、米子城跡、孝霊山、鬼住山。」に触発されて計画したものでした。参考にさせていただき、ありがとうございました。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1114876.html