ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 472662
全員に公開
沢登り
丹沢

丹沢 寄沢本流(大滝上まで)

2014年07月01日(火) [日帰り]
 - 拍手
otafuku その他1人
GPS
--:--
距離
5.2km
登り
426m
下り
436m

コースタイム

07:27 寄大橋出発
09:16 二俣(入渓点)
09:55 イイハシの大滝
11:58 大滝の巻き終了。休憩
12:45 出発
13:03 コシバ沢出合
13:17 CS滝
13:30 登山道
14:57 寄大橋ゲート着
天候 曇り、一時小雨
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
またまた寄にやって来ました。凝り性?
本日は一筋縄ではいかない、寄沢本流・イイハシの大滝を見に行って来ます^^/
1
またまた寄にやって来ました。凝り性?
本日は一筋縄ではいかない、寄沢本流・イイハシの大滝を見に行って来ます^^/
往きは登山道ではなく、最初から沢を遡行することにしました
ゲート横に踏み跡があります。
1
往きは登山道ではなく、最初から沢を遡行することにしました
ゲート横に踏み跡があります。
前回の滝郷沢も最初から沢に入りました。
3
前回の滝郷沢も最初から沢に入りました。
オッ?!上越の沢の雰囲気に似てませんか^^
5
オッ?!上越の沢の雰囲気に似てませんか^^
最初の堰堤二つは、左に踏み跡があります。
1
最初の堰堤二つは、左に踏み跡があります。
また堰堤です。下段の堰堤は右にステップがあります。
また堰堤です。下段の堰堤は右にステップがあります。
ほぼ垂直で、腕力が要ります。
5
ほぼ垂直で、腕力が要ります。
二つ目の堰堤が問題です。はしごの最後の所に登山道のパイプがあり、外傾していて越えるのは難しそうです・・
二つ目の堰堤が問題です。はしごの最後の所に登山道のパイプがあり、外傾していて越えるのは難しそうです・・
なので左から越えましたが、思いがけなくネットが有り懸垂しました。でもチェーンアイゼンを履けば、掴まって下りれたみたいです。余計な時間を掛けてしまいました・・
3
なので左から越えましたが、思いがけなくネットが有り懸垂しました。でもチェーンアイゼンを履けば、掴まって下りれたみたいです。余計な時間を掛けてしまいました・・
堰堤越えで疲れたので、素直に登山道を行くことにしました。
釣り師が1名。
1
堰堤越えで疲れたので、素直に登山道を行くことにしました。
釣り師が1名。
入渓直前の登山道との分岐に、こんな目印がありました。
ここより先に行ってはいけません、の印ですね。
1
入渓直前の登山道との分岐に、こんな目印がありました。
ここより先に行ってはいけません、の印ですね。
登山道はここから沢沿いを離れて、右に上がって行きます。
登山道はここから沢沿いを離れて、右に上がって行きます。
私達は真っ直ぐ進み、入渓点の二俣に着きました。
目指すは左俣ですが、何だか暗い穴がぽっかり開いて、陰湿な雰囲気が漂っています・・
右俣は地獄崩れというようです。
1
私達は真っ直ぐ進み、入渓点の二俣に着きました。
目指すは左俣ですが、何だか暗い穴がぽっかり開いて、陰湿な雰囲気が漂っています・・
右俣は地獄崩れというようです。
でも休憩している内に目が慣れて、中が見えてきました。
ホッ・・良かった(^^)
奥にF1−10mが見えます。
2
でも休憩している内に目が慣れて、中が見えてきました。
ホッ・・良かった(^^)
奥にF1−10mが見えます。
この滝はくの字形の滝と呼ぶそうですが、くの字には見えないなぁ・・
4
この滝はくの字形の滝と呼ぶそうですが、くの字には見えないなぁ・・
kamogさんは、水流横のリッジや右壁を登っていますが、とても登れそうにありません(><)
1
kamogさんは、水流横のリッジや右壁を登っていますが、とても登れそうにありません(><)
なのでもっと右に垂れていた、トラロープを使い越えました。
2
なのでもっと右に垂れていた、トラロープを使い越えました。
トラも結構大変!
1
トラも結構大変!
すぐにF2−5mです。
1
すぐにF2−5mです。
これは左にバンドがあり、比較的安全に歩けます。
1
これは左にバンドがあり、比較的安全に歩けます。
F3−5mです。
今回この滝を一番心配していましたが、何と倒木さまが♪
普段嫌われ者の倒木ですが、今回は大助かりでした。
2
F3−5mです。
今回この滝を一番心配していましたが、何と倒木さまが♪
普段嫌われ者の倒木ですが、今回は大助かりでした。
倒木さん、ありがとう☆
F3を安全に登ることが出来て感謝です。
5
倒木さん、ありがとう☆
F3を安全に登ることが出来て感謝です。
ikukoさんも続きます。
ikukoさんも続きます。
そしてとうとうF4−3段45mのイイハシの大滝が姿を現しました。
デカイ!凄い迫力です!!
5
そしてとうとうF4−3段45mのイイハシの大滝が姿を現しました。
デカイ!凄い迫力です!!
もっと上へ。
1段目の前衛5m滝を右から登ります。
もっと上へ。
1段目の前衛5m滝を右から登ります。
上に上がると更に迫力が増します。
2
上に上がると更に迫力が増します。
kamogさんやtakeshiさんはこの右壁を登っています。上なんか被っているし手掛かりも無さそう・・
凄過ぎます。超人だ!
2
kamogさんやtakeshiさんはこの右壁を登っています。上なんか被っているし手掛かりも無さそう・・
凄過ぎます。超人だ!
取り敢えず記念撮影^^
8
取り敢えず記念撮影^^
ピース (^▽^)v
さて退散しましょう。残置ハーケンに捨て縄を掛けて、
2
さて退散しましょう。残置ハーケンに捨て縄を掛けて、
なるべく体重を掛けずに、そっと懸垂で1段目を下りました。
3
なるべく体重を掛けずに、そっと懸垂で1段目を下りました。
登って来る時に、F2上で巻き道を確認しましたが、凄い崖があるだけで分らず・・なのでF3の上から大滝を巻きに掛ります。
しかし1ピッチめの巻きが、今回の核心でした。スラブの壁で滑る滑る!確保が無かったらとても登れなかったでしょう。
2
登って来る時に、F2上で巻き道を確認しましたが、凄い崖があるだけで分らず・・なのでF3の上から大滝を巻きに掛ります。
しかし1ピッチめの巻きが、今回の核心でした。スラブの壁で滑る滑る!確保が無かったらとても登れなかったでしょう。
漸く安全地帯まで登りました。
漸く安全地帯まで登りました。
途中から大滝の上部を眺めます。でもどれが3段目か良く分かりません。
1
途中から大滝の上部を眺めます。でもどれが3段目か良く分かりません。
4ピッチで漸く大滝を巻き終えました。これは3段目の大滝落ち口です。
4ピッチで漸く大滝を巻き終えました。これは3段目の大滝落ち口です。
ここでゆっくり昼食を取り、コーヒーを頂きました。
う〜ん、幸せです☆
6
ここでゆっくり昼食を取り、コーヒーを頂きました。
う〜ん、幸せです☆
ゆっくり寛ぎました。
さて出発しましょう。大滝の上にも3mの滝が連続します。
1
ゆっくり寛ぎました。
さて出発しましょう。大滝の上にも3mの滝が連続します。
「左が行けるか見てくるね。懸垂のロープはまだ撤収しないで」「ikukoさん、OKよ」
3
「左が行けるか見てくるね。懸垂のロープはまだ撤収しないで」「ikukoさん、OKよ」
ikukoさんがロープを仕舞ってくれています。
ikukoさん、ありがとう。
3
ikukoさんがロープを仕舞ってくれています。
ikukoさん、ありがとう。
次のこの小さな滝で思わぬ苦戦(私) 滝壷の深さは背丈くらい有りそうです。 
1
次のこの小さな滝で思わぬ苦戦(私) 滝壷の深さは背丈くらい有りそうです。 
コシバ沢出合に着きました。本流側には小滝と堰堤があります。
コシバ沢出合に着きました。本流側には小滝と堰堤があります。
コシバ沢は右に曲がって行きます。
コシバ沢は右に曲がって行きます。
オッ!あれは何だ?雪渓?
オッ!あれは何だ?雪渓?
何とこんな大きなCS滝でした。一目で無理決定♪
3
何とこんな大きなCS滝でした。一目で無理決定♪
え〜そう?行けるんじゃない?諦めきれないikukoさん。
2
え〜そう?行けるんじゃない?諦めきれないikukoさん。
撤退です。チェッ!と言ったとか言わないとか。
100m程戻って、
4
撤退です。チェッ!と言ったとか言わないとか。
100m程戻って、
左の傾斜の緩い所から尾根を上がり、登山道に出ました。
お疲れ様でした〜☆
1
左の傾斜の緩い所から尾根を上がり、登山道に出ました。
お疲れ様でした〜☆
釜場平付近から小雨が降ってきましたが、程なく上がってくれました。
釜場平付近から小雨が降ってきましたが、程なく上がってくれました。
新しくしっかりした梯子です。
1
新しくしっかりした梯子です。
寄沢で遭難された方の慰霊碑ですが、今回感慨深いものがあり、手を合わせました。
1
寄沢で遭難された方の慰霊碑ですが、今回感慨深いものがあり、手を合わせました。
帰りは登斬道を歩いて帰りました。
1
帰りは登斬道を歩いて帰りました。
いつもの登山口です。
いつもの登山口です。
フサザクラと言うそうです。
3
フサザクラと言うそうです。
ゲートの戻って来ました。今日は迫力があったね。
お疲れ様でした(^▽^)/
3
ゲートの戻って来ました。今日は迫力があったね。
お疲れ様でした(^▽^)/

感想

今回はイイハシの大滝を見に行って来ました。
前々から行ってみたいと思ってはいたのですが、
中々機会が無く、今回やっと行って来ることが出来ました。
同行して下さったikukoさんに感謝です(^^)/

入渓点で真っ暗な渓を見た時、思わず止めようかナ・・
と弱気になりましたが、頑張って行って良かったです。
イイハシの大滝は思っていた通りの厳しい滝でしたが、
その分やり甲斐、感動も半端なかったです。
あんな所を登る人は、凄い実力と心臓の持ち主ですね。脱帽です。
大滝の巻道の取り付きがイマイチ分からず、最初の登りに苦労したのと、
かなり大高巻きになってしまい、途中から落ち口にトラバースするルートがあったのかも
知りたいところですが、とにかく無事に帰れたことに感謝です。
心より、ありがとうございました m(_)m

今回もkamogさんの記録を参考に、コシバ沢に入り 切り上げました。
もっとも我々には、ここまでが精いっぱいだったかも^^
尚、大滝の先の小屋ノ沢には、また機会を見て出掛けたいと思っています。

それからヒル報告ですが、駐車場に戻ってチェックしたところ、
ikukoさんと私で合計6匹ほどスパッツなどに取り付いていて、即 火炙りの刑に処しました。
ただストッキングを履いていたお蔭で、吸血被害はありませんでした。
勿論パンティストッキングです。皆様、是非お試しあれ。
ただ全身のストッキングは無いので、上半身を喰われたらお終いです。
念のため^^/

ikukoさんの記録
http://siraneaoi403.at.webry.info/201407/article_1.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1043人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

沢登り 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら