那須岳 〜秘境温泉 ランプのお宿 三斗小屋温泉泊からの朝日岳、茶臼岳〜
- GPS
- 25:02
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 812m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
10:30 那須ロープウェイ山麓駅
11:20 ロープウェイ山麓駅 出発
11:30 ロープウェイ山頂駅(昼食・作戦会議)
12:00 ロープウェイ山頂駅 出発
12:50 茶臼岳山頂神社 到着
13:00 茶臼岳山頂神社 出発(御鉢回り)
13:50 峰の茶屋跡避難小屋 到着
14:00 峰の茶屋跡避難小屋 出発
14:50 沼原分岐
15:15 三斗小屋温泉 大黒屋 到着
7月6日(日)
07:45 三斗小屋温泉 大黒屋 出発
08:55 隠居倉 到着
09:10 隠居倉 出発
09:45 熊見曽根 到着
10:00 熊見曽根 出発
10:17 朝日の肩 到着
10:30 朝日岳山頂 到着
10:35 朝日岳山頂 出発
10:45 朝日の肩 到着
11:15 恵比須大黒
11:25 峰の茶屋跡避難小屋 到着
11:40 峰の茶屋跡避難小屋 出発
12:20 那須岳登山口 到着(山の神神社・指導所)
12:45 ロープウェイ山麓駅 到着
天候 | 7月5日(土) 曇り時々雨 濃霧 7月6日(日) 晴れ時々曇り たまに霧 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
那須ロープウェイ無料駐車場に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●ロープウェイ山頂駅〜茶臼岳山頂 ザレ場が続く、非常に歩きづらい。急坂。硫黄のニオイがする。 ●茶臼岳山頂〜峰の茶屋跡避難小屋 ザレ場が続く。平坦。硫黄のニオイがする。 ●峰の茶屋跡避難小屋〜沼原分岐 三斗小屋温泉方面への下りで途中何カ所か崩れている部分有り。 迂回路あり。注意看板も登山口入り口にあり。 大変急な下り坂のザレ場。足下には十分に注意が必要。 ●沼原分岐〜三斗小屋温泉 樹林帯。基本平坦。歩きやすいが、雨のあとはぬかるみ多数。 ●三斗小屋温泉〜隠居倉 このコースで一番の急坂でした。三斗小屋温泉源泉地では硫黄のニオイ。 樹林帯。いかにも野生動物が出てきそうな怪しい雰囲気がぷんぷんです。 ●隠居倉〜熊見曽根 野生の猿に遭遇。熊もよく出るところらしい。 ヤセ尾根に注意。 ●熊見曽根〜峰の茶屋跡避難小屋 鎖場、ヤセ尾根、ガレ場の連続。 往来の際には特に注意が必要!!一番の危険箇所! |
写真
感想
那須岳 〜秘境の温泉 ランプのお宿 三斗小屋温泉大黒屋と野生の動物たち〜
久し振りの百名山。
茶臼岳、朝日岳、三本槍岳を総称して那須岳。なのですが、
今回は天気の都合で、茶臼岳と朝日岳に行ってきました。
秘境の温泉、三斗小屋温泉にも泊まってみました。
三斗小屋温泉は、歩いてしかいけない秘境のお宿で、那須岳を越えないと行けません。
交通機関はなし。
ネットで色々調べましたが、煙草屋旅館はHPもあり、情報も多く、調べれば調べるほど、
色々な歴史が出てきました。
煙草屋旅館さんには、露天風呂があり、それがとても魅力的でしたが、
今回は、あえて大黒屋さんにしました。
気になる方は調べてみてください。
写真の所に詳しく書きましたが、色々な表情を見せてくれる山でした。
まず、登り初めから、霧と雨に見舞われて、これは無理かな?と
あきらめ気味で、ロープウェイに乗りました。
山頂でも相変わらず、霧雨でした。
ロープウェイの放送では、那須岳は大変天候が変わりやすく、注意してください。とさんざん聞かされました。
今日も大雨警報が出ているとか。
さすがに、心が折れそうでしたが、大黒屋さんを予約もしてあったので、行けるとこまで行こうと決意しました。
霧雨の中、ザレた急坂を上りながら茶臼岳へ。
雨で滑るし、目の前は霧で視界は5.6mしか見えません。
大変危険な登山でした。
他にも、登っている人もいました。
茶臼岳の展望は極めて悪く。何も見えませんでした。
天気がコレより悪くなる前に、早く温泉を目指そうとしました。
スマホの「山と高原地図」と道標を頼りに、道を急ぎました。
コースタイム通りとは行きませんが、安全第一で前に進みます。
峰の茶屋跡避難小屋で休憩して、いざ三斗小屋温泉へ。
ここからは、下りで、かなり危険な足場でした。
崖崩れも起きていて、慎重に進みました。
やがて、樹林帯に入り、霧と雨と樹林帯という非常に怪しい雰囲気の中、三斗小屋温泉を目指しました。
道標もかなりあり、迷うことなく、三斗小屋温泉に到着。
大黒屋さんでは、到着してすぐに、濡れものは乾燥室へ。
部屋を案内していただき、説明を受けて、一安心。
ここは、携帯の電波が入りません。要注意です!
(Docomo iPhoneは入らず)
夕食前に風呂に入りました。
時間的に男性が岩風呂の時間でした。
岩風呂は大変狭く、大人3人でギュウギュウ状態。膝が当たらないように体育座り状態です。
また、温度も大変ぬるく、全然暖まりませんでした。
夕食を食べて、もう一度、今度は大風呂に行きました。
大風呂は、2つの浴槽があり、源泉が直接入っている方はかなり熱く、隣接したもう一つの浴槽は、
ゆっくり入っていられる温度で快適でした。
体もあったまり、布団を敷いて、おやすみなさい。
山なのに、かなり充実した感じでした。
翌日は、日が出てとてもいい感じの天気でした。
朝一で、お茶セットが来て、朝食まで風呂に入り、朝食を食べて、出発。
隠居倉を目指します。
ずっと登りのコースでかなり急坂もあり、シンドイコースでした。
隠居倉に出ると、そこはとても綺麗な見晴らしのいいところでした!
休憩をして、朝日岳を目指します。
途中、風もないのに不自然に揺れた目の前の木に、ビクっとして、ジッと観察。
ガサガサとなにかいる感じ。
熊か?人か?
緊張が走ります。
茶色の物体が動き、人間ではないことを感じました。
よーく見ていると、野生の猿でした。
尾根伝いの場所だったので、足場も気をつけなくては行けないし、猿にも気をつけながら通り過ぎました。
振り返ると、何頭もの猿がまだ青い松ぼっくりをかじっていました。
そのまま、朝日の肩まできて、荷物をデポ。
ここにはかなりの人がいました。
朝日岳に登り、一路帰り道。
朝日岳から避難小屋までの道が、かなり危険な鎖場。
朝日岳の山頂からも見えていたので、かなり緊張しました。
慎重に通過して、避難小屋で休憩。
帰りはロープウェイではなく、登山口方向へ下りました。
無事に登山口まで下り、山の神神社でお参りをして、今回の登山終了。
雨あり、霧あり、晴れたり、ザレたり、ガレたり、鎖ったり、猿が出たり、かなり色々な体験をさせられました。
色々な一面を見せてくれた那須岳に感謝です。
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