前穂高北尾根~明神岳主稜（アイゼントレーニング）
ritandesu
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:50
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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くっきりした穂高の稜線が
青空に浮かぶ。
感想
10月1日
19時20分 前穂高岳山頂・ツェルトの中。
どうやらエアマ（エアマット）が破損しているようだ。
空気が漏れて寝れられへん。
地面からの冷気が直接来る。
プラティパス（水筒）も破損したし、困ったなぁ。
今日も長い夜になるけど、とりあえず夜が明けるのを待つか。
そういえば外はどうなってるのかな。
そう思ってシュラフに入ったまま、ツェルトを空けてみると
凄まじい星が一面広がっていた。
びっくりした。
星屑の海の中、とはこうゆうことなのか。
あまりの凄さに寒さも忘れて
シュラフに入ったまま暫く見ていた。
このまま寝ちゃいそうだった。。。
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今回はアイゼントレーニング。
トレーニング区間は前穂高岳北尾根5-6のコル〜明神岳2峰。
ネックは前穂高3峰スラブと明神岳2峰下部。
結果的にはアイゼンの爪がクラックやカチに良く効いたので
丁寧に行けば特に問題なかった。
ただ、前穂高岳・北尾根2峰の下降もアイゼンのまま、
クライムダウンしてしまった。
ザイルがザックの一番下にあり、取り出すのが面倒だったからだけど、
こうゆうのが一番危ない。
ザイルはすぐに出せるようにしなくてはいけないな。
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10月1日
11時25分 前穂高岳・北尾根5-6のコル。
到着すると既にファイントラックのテントが有った。
開いてるとこでアイゼンの準備をする。
カチャカチャやってたら、中にいた方が話しかけてくれた。
青学の山岳部で穏やかな好青年だった。
話してみるとなかなか面白い方だった。
今年の冬は雪が多くて槍ヶ岳までのラッセルが大変だったとか、
北アルプスを縦走して日本海まで抜けたとか、
話題が尽きない。
まさに大学山岳部だなぁと思った。
いつまでも話していると行けないので
名残惜しいけど、準備もできたので出発。
いつも通り5峰で体を馴染ませながら4峰へ向かった。
前穂高・北尾根〜明神岳主稜自体は
正規ルートを通ればアイゼンでも特に問題なかった。
爪先を岩のクラックや5ミリ程度のカチにかけられるので
登山靴よりも安定でなはいかとも感じる。
ただ、全体重を爪先にかけるので岩の崩壊には神経を尖らせる。
また、平らなところで油断すると滑ることもあった。
やっぱり調子に乗るといけないね。
3峰のスラブは4峰頂上から大凡のルートを検討した。
スラブに入る前に左手に回ればアイゼンで行けるなと判断。
実際、回り込むところは少し被っていたが、
そこさえ気を付けければ後は問題なかった。
13時45分 前穂高岳頂上到着。
今日はここまで。
なかなか疲れたけど、2週連続で晴れたし最高な一日だった。
そのままツェルトを設営して、ハチミツ紅茶を作る。
体もあったまって、そのままごろんとする。
こちらにこようか、クライミングをしようか迷ったけど
やっぱり来てよかったな。
友人夫婦は伊吹山に行ってるようだった。
LINEでその写真が送られてきて、ほっこりした。
少しづつ雲がでてきたけど、
時折、奥穂高や槍ヶ岳が顔をだして気分を高揚させる。
雲海に浮かぶ槍穂高連峰はなかなかカッコよかった。
夕方になると
雲海は赤く染まっていき、
峰々は青い空に静かに沈んでいった。
19時20分
前穂高岳山頂・ツェルトの中。
どうやらエアマ（エアマット）が破損しているようだ。
空気が漏れて寝れられへん。
地面からの冷気が直接来る。
プラティパス（水筒）も破損したし、困ったなぁ。
今日も長い夜になるけど、とりあえず夜が明けるのを待つか。
そういえば外はどうなってるのかな。
そう思ってシュラフに入ったまま、ツェルトを空けてみると
凄まじい星が一面広がっていた。
びっくりした。
星屑の海の中、とはこうゆうことなのか。
あまりの凄さに寒さも忘れて
シュラフに入ったまま暫く見ていた。
このまま寝ちゃいそうだった。。。
でも結局、寒くて寝られなかったな。
10月2日
5時00分 前穂高岳・山頂
長い夜も終わりに近づき、空が薄くなってきた。
東の空は赤くなっている。
もうすぐやっと日の出だな。
ツェルトの中から何度も顔をだして待ち続けた。
5時30分
ついに待望の日の出。
暖かな光が槍穂高連峰、雲海を赤く染めていく。
陰影がよりそれをはっきりさせていく。
それも一瞬ですぐに太陽は登っていき、色はどんどん変化していった。
これから片付けて出発しなくちゃいけないけど
なんだか勿体ないな。
もう少し紅茶でも飲んで、この瞬間を堪能しよう。
PS：5-6のコルでプラティパス（水筒）のフタを締めると
パキッと言う乾いた音が手から聞こえた。
はてな？
と思って手を空けると
プラティパスのフタが破損していた。
目ん玉飛び出た。
いきなりここで敗退かーって思ったけど、
テーピングで応急処置してみたら、意外といけた。
でもここから水場がないから余計な心配事が増えた。
ぶっきー炸裂。
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【ソロ対策】
・登山計画書：会社引き出しの中、車の中（ダッシュボード上）、登山口
・連絡：友人に電波の入るところでLINE連絡。
毎度連絡を受けてくれている友人には感謝しております。
【衣類】
上：薄手ベースレイヤー（ファイントラック）
コアプレシェルフーディー（マウンテンハードウェア；サイズS）
R1フーディー（パタゴニア；サイズS）
ナノエアフーディー（パタゴニア；サイズS）
ストーム10ジャケット（パタゴニア；サイズS）
下：ナノエアパンツ（パタゴニア；サイズS）
サイマルアルパインパンツ（パタゴニア；サイズ28）
フィット靴下
手袋：オーバー手袋/薄手ドライフィット（ファイントラック）/薄手手袋
【登攀装備】
ザイル（8ミリ・20メートル）、ハーネス、ヘルメット、
ルベルソ×2＋管付カラビナ、アルパインヌンチャク（60�僉�2、120�僉�1）
アイゼン（ペツル/サルケン）、登山靴（スカルパ/シャルモ）
ストック（BD・ディスタンスカーボンFLZ）
【宿泊装備】
シュラフ（イスカ450）、シュラフカバー、マット、テントマット
ツェルト、コッヘル、コップ、歯ブラシ
火器、ガスカートリッジ（小）、箸、スプーン、コンタクトレンズ、メガネ
食料（4食分＋α）、スポーツドリンク（1.5L）、水分（1.5L）
ヘッドランプ、電池、テーピング、地図、コンパス、ライター、
リップ、ナイフ、トレペ、ウェットティッシュ、お金、腕時計
登山靴用の袋
※シュラフ：エアマ破損もあって、イスカ450では寒かった。
※プラティパス：フタをきつく締めたらフタが壊れた。
テーピングで修理したが、締めすぎ注意。
【食料（実摂取量）】
10月1日：さつまいもスティック・77kcal×6
チーカマ・58kcal×2、ご飯+親子丼
10月2日：アンパン・100kcal×5、チーカマ・58kcal
【水分（実摂取量）】
スポーツドリンク：合計：1600ml摂取（2日間）
横尾×200ml、涸沢×300ml
前穂高岳北尾根5-6のコル×200ml、前穂高岳頂上×200ml
明神岳2峰×200ml 、明神岳4峰×100ml
明神岳5峰台地×200ml、南西尾根取付×200ml
水分（お茶/ご飯）：合計1100ml摂取（2日間）
10月1日夜：紅茶×600ml、ご飯×200ml
10月2日朝：紅茶×300ml
【ガス消費量】
水分1100ml沸騰にガス12g消費（ガスカートリッジ177g➡165g）
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