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記録ID: 4759606
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

榑ヶ畑〜霊仙山〜柏原

2022年10月05日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:36
距離
22.7km
登り
1,229m
下り
1,176m

コースタイム

日帰り
山行
6:42
休憩
0:53
合計
7:35
9:37
49
10:26
10:31
49
11:20
11:28
22
13:22
13:27
19
13:46
13:46
17
14:03
14:05
23
霊仙山三角点
14:28
14:35
13
15:05
15:05
10
15:15
15:15
25
16:05
16:08
10
16:18
16:23
40
17:12
JR柏原駅
天候 曇り 山頂部は強風・濃いガス
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
●行き= 7:20 − 梅田/大阪 8:06 (米原20分待) 醒ヶ井 10:01
●帰り= 柏原 17:30
谷山谷道との分岐から霊仙山付近の展望 濃いガスがかかっている
谷山谷道との分岐から霊仙山付近の展望 濃いガスがかかっている
登山口の小屋に登山ポストあり ただし用紙は用意されていない
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登山口の小屋に登山ポストあり ただし用紙は用意されていない
荒れた道を進む 昔は民家が建っていたのだろう
荒れた道を進む 昔は民家が建っていたのだろう
山小屋かなやはもう営業していないか ジュースなどの無人販売もなかった
山小屋かなやはもう営業していないか ジュースなどの無人販売もなかった
今畑で水を汲むつもりをしていたが、間違って「山頂」方面をとってしまう
今畑で水を汲むつもりをしていたが、間違って「山頂」方面をとってしまう
いい感じの森
五合目 見晴台から北方の展望
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五合目 見晴台から北方の展望
標高を上げて行くとガスが立ち込めてきた
標高を上げて行くとガスが立ち込めてきた
七合目 カレンフェルトのお猿岩で腹ごしらえ
七合目 カレンフェルトのお猿岩で腹ごしらえ
前が見えにくい… 特に寒くはないが風が強い
前が見えにくい… 特に寒くはないが風が強い
妖精の森
お虎ヶ池 ここで水を汲むが泥水…
お虎ヶ池 ここで水を汲むが泥水…
「美とは見方しだいなんだよ」岡本太郎を思い出した TAROMAN最高だった
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「美とは見方しだいなんだよ」岡本太郎を思い出した TAROMAN最高だった
重いザックを背負ってゴルゴタの丘へ… 頂上に磔刑台が見える…
重いザックを背負ってゴルゴタの丘へ… 頂上に磔刑台が見える…
磔の十字架ではなく、九合目 経塚山山頂だった
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磔の十字架ではなく、九合目 経塚山山頂だった
三角点と最高点の分岐 ここでザックを下ろし、三角点へ
三角点と最高点の分岐 ここでザックを下ろし、三角点へ
山頂 (三角点) が見えてきた
山頂 (三角点) が見えてきた
到着〜 このあと最高点に行こうと思ったが、道が分からず断念…
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到着〜 このあと最高点に行こうと思ったが、道が分からず断念…
避難小屋 下山を決意し、泥水を捨てる
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避難小屋 下山を決意し、泥水を捨てる
ガスが吹き飛んで、雄大な展望が現れた 引き返そうかなとも…
ガスが吹き飛んで、雄大な展望が現れた 引き返そうかなとも…
琵琶湖が見えた
このあと足場の悪い急な下り
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このあと足場の悪い急な下り
四丁横崖
眼下に林道
七合目 梓河内登山道との分岐
七合目 梓河内登山道との分岐
伊吹山が望まれた
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伊吹山が望まれた
壊れた避難小屋が残る四合目
壊れた避難小屋が残る四合目
左手奥に高い山が見えていて御岳かなとも思ったけど さて…
左手奥に高い山が見えていて御岳かなとも思ったけど さて…
しばらく荒れ気味の浅瀬を歩くと…
しばらく荒れ気味の浅瀬を歩くと…
一合目 このあと林道になる
一合目 このあと林道になる
アケボノソウが疲れを癒してくれる 花びらの柄の可愛らしさに感心する
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アケボノソウが疲れを癒してくれる 花びらの柄の可愛らしさに感心する
地面にヤママユ 瀕死なのだろうか
地面にヤママユ 瀕死なのだろうか
名神高速のトンネル手前の登山口 (進行方向逆に撮影)
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名神高速のトンネル手前の登山口 (進行方向逆に撮影)
柏原 (かしわばら) 駅到着 伊吹山を背に
柏原 (かしわばら) 駅到着 伊吹山を背に
2001年4月9日の南霊山付近 フクジュソウが咲き乱れていた
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2001年4月9日の南霊山付近 フクジュソウが咲き乱れていた

感想

 21年ぶりの霊仙山をキャンプで。実はずっと稲村ヶ岳を計画していたが、天気予報が悪く、前日 霊仙山ならなんとか降らずに済みそうだと突然決定。水は今畑で2リットルほど汲む予定。
 米原行きの電車から見える鈴鹿の峰々は濃いガスに覆われていて心に暗雲。しかし午後になればましになるはずだ。
 醒ヶ井駅から養鱒場までタクシー利用のために電話。しかし混んでいていつになるかわからないとのこと。おそらく短距離なので行きたくないのだろう。諦めて歩く。3.5キロ、50分。丹生という地域は手彫りの仏壇が盛んなようで、店頭での実演を見ることができる。面白かった。

 21年前に登った記憶はあまり残っていないが、山小屋かなやと 沢水で飲料が冷やされている無人販売はよく覚えていたところ。しかし今はその名残があるだけだった。20年ふた昔…。
 汗拭峠で今回も重大なミス。大洞谷 (落合・今畑方面) に下って行かなくてはいけないところ、「山頂」方面に行ってしまった。ほどなく間違いに気付いたが、地図を見ると「汗フキ峠〜落合間は現在通行止め」と書いてあるではないか。そのまま進むことにした。(しかし峠に通行止としてなかったので今は通行可能だったのだろう)。水は1リットル以上持ってきているので、あとお虎ヶ池の水をろ過・煮沸して使えば足りるだろうと。

 美しい森の道。人はおらず大変静かだが、時折 逃げるシカの姿。「ペルソナ ノン グラータ」に対し警戒を促して鳴く。
 道は悪くないのだが、粘土のような斜面は歩きにくい。下りは難儀そうだ。…って21年前この道を下っているのだけど。
 高度を上げていくとだんだんガスがかかり始め、風が強くなってきた。そしてカレンフェルトの風景。 
 夜は風が収まるからと言い聞かせて進むも、こんなところでテント張るのかという気持ちになってきた。昨晩 フンパーディンクのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を聞いていたことを思い出した。幼い兄妹が森にイチゴを摘みに行ったが道が分からなくなり、森で恐怖の夜を過ごす。私のグレーテルは今回来なかったが 正解だった。キャンセルの理由はよくわからないが、こうなることを察知していたのだろうか。

 お虎ヶ池着。水を汲むが泥水…。とりあえず1.5リットルほど汲む。使えるのかは不明。
 ここでハイカー3人組とすれ違う。

 道がわかりにくく、いつの間にか道を外れていたということを繰り返しながら、経塚山。このあたりはおそらく風速10メートル以上。天気予報通り雨は降らず、それほど寒くないが、これほどの強風、視界不良とは聞いてないぞ〜。
 避難小屋に到着。外観はなかなかきれいで ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家を思い出した。泊まることも考えたが、中を覗いて一瞬にして泊まる気は失せた。下山を決意して泥水を捨てる。まだ14時半。3時間あれば下れるだろう。予定通りの今畑ルートで登っていたら16時台着だろうから下山は難しい。ついているのかいないのか、気持ちは複雑。人間万事塞翁が馬。

 柏原道は比較的まっすぐ北に延びていることから、なんとなく歩きやすい道が続くような気がしていたが、さすがにそうはいかない。重いザックを担ぎながら20キロ (これまでの登りも合わせて) も歩けるのかと心配だったが、結構いけた。先週 比良の青ガレを間違って登って鍛えられていたのではないかと。塞翁が馬。
 登山口の手前、悪臭を放つ廃工場あたりでヤママユを見たが、同時にキツネが道を横切り、土手を登っていった。キツネを見たのは初めて。登った後こちらを見ているのが可愛かった。

 帰り、地下鉄御堂筋線が運行見合わせになっていて、やっぱりついてないな〜と思ったが、5分ほどで運行再開し、事なきを得た。
 先週に引き続き今週も失意の山となった。白鬚山にキャンプに行ったものの足を怪我して登れず 帰って来たのも約1年前だ。誕生日前後には危険な目に遭うというジンクスは嫌だなぁ。
 しかし帰ってきて一発逆転。商売の売り上げがよかった。終わり良ければ総て良しということで。

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コメント

お疲れ〜。霊仙はこっちからも近いので一度は行っておきたいと思っていたお山。カレンフェルトの台地は藤原岳を彷彿とさせるね。しかもこっちの方が広々としてて気持ち良さそう。晴れていたらと思うと残念やった。
2022/10/7 2:43
急に岐阜まで行くことになって撤退。遠くまで重荷訓練しに行ったことになりました ますます白山行っておくべきやったね。
霊仙山はなだらかな台地状の美しい山で、春に花が咲き乱れることで人気。花の季節に行きたいけど、強風の時が多いのが難かもね。
2022/10/7 11:13
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