2014尾瀬-11 今年もミヤマムラサキが見たい! 尾瀬・笠ヶ岳へ

2014年07月12日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,016m
• 下り: 1,016m

コースタイム

7:38鳩待ち峠-8:44オヤマ沢田代-9:07至仏山9:07-10:24笠ヶ岳分岐-
11:51笠ヶ岳12:03-13:39笠ヶ岳分岐-14:38鳩待峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

◎登山ポストは登山口にあります。
◎至仏山の蛇紋岩はツルツルでよく滑ります。一歩一歩足場を確認したいものです。
◎笠ヶ岳への道は林内の部分が多いので、夏場でも泥濘が多くあります。靴が泥んこになるのは覚悟しましょう。
◎水上・湯の小屋分岐から笠ヶ岳の登りは、ガレ場が続きます。浮石が多いので、落石に注意です。

写真

7/12 7:25

定点撮影場所で至仏山をまず一枚(鳩待峠)

7/12 7:38

入山します

7/12 8:44

オヤマ沢田代も緑一色

7/12 8:46

小至仏へ

7/12 8:53

岩塊の小至仏山

7/13 0:14

小至仏に到着

7/12 9:08

至仏山へ向かいます

7/13 0:14

至仏山に到着。大勢の人で賑わっていました。写真撮って直ちに下山します

7/12 10:04

これから向かう笠ヶ岳

7/12 10:10

オゼソウです

7/12 10:12

小至仏直下の雪田、そろそろ薄くなってきました

7/12 10:17

本当に菅笠のようです

7/12 10:21

多くの人が休憩しています、三角木道付近のベンチ

7/12 10:24

笠ヶ岳への分岐

7/12 10:29

泥濘です、こんな所がいっぱいです

7/12 10:35

笹原から見た笠ヶ岳

7/12 10:38

ロープで降下する場所が一ヵ所あります

7/12 11:08

至仏山を振り返って

7/12 11:32

中央右に沼があります。片品の片と水上・藤原の藤を採って、「片藤沼」といいます

7/12 11:51

笠ヶ岳に到着しました。今日はこの山にも大勢の登山者がいました

7/12 11:52

谷川方面です。右は奈良俣湖です

7/12 11:53

先週歩いた谷川連峰をズームアップ

7/12 12:03

笠ヶ岳山頂から、至仏山と右に燧ケ岳のツーショットです

7/12 11:28

ハクサンイチゲ

7/12 11:31

キジムシロ

7/12 11:28

チングルマ

7/12 11:34

ヨツバシオガマ

7/12 11:34

ジョウシュウアズマギク

7/12 11:37

タカネシオガマ

7/12 11:37

ミネウスユキソウ

7/12 11:38

ムラサキタカネアオヤギソウ

7/12 12:05

イワシモツケ

7/12 11:40

キンロバイ

7/12 11:51

イブキジャコウソウ

7/12 11:42

本日のお目当て、ミヤマムラサキです

7/12 12:14

数少ないミヤマムラサキの群生

7/12 12:05

ウラジロヨウラク

7/12 12:06

コメツツジ

7/12 12:17

タカネバラ

7/12 12:17

ジョウエツキバナノコマノツメ

7/12 12:18

ホソバヒナウスユキソウ

7/12 12:22

ヒメシャクナゲ

7/12 12:23

イワイチョウです。ミツガシワと同じく、雌しべの花柱が長いものと短いものがある「異型花柱花」です。以下の花が笠ヶ岳で見られました

7/12 12:42

笠ヶ岳を振り返って

7/12 13:55

遅いシラネアオイの花びらが落ちそうです。来年この場所で会いたいものです

7/12 13:56

今日は尾瀬ヶ原も大賑わいでしょう

7/12 14:04

お気に入りのダケカンバ越しの笠ヶ岳です

7/12 14:38

鳩待ち峠に帰着しました。下り登山道は少し渋滞でした

撮影機器：

EX-H20G CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

おぜさい

数年前に尾瀬の笠ヶ岳で白い可愛い花を見つけました。尾瀬では見たことが無い花で、帰ってから調べたところミヤマムラサキでした。尾瀬で見られるエゾムラサキ・タチカメバソウと同じ、ムラサキ科の植物です。

ミヤマムラサキは尾瀬では至仏山でも見られず、笠ヶ岳だけに見られる花のようです。さらにこの花は、北海道と中部地方で見られ、なぜか東北・関東地方では見られないようで、「隔離分布」というそうです。不思議ですね。
というわけで、笠ヶ岳にミヤマムラサキを見に行ってきました。ついでに至仏山まで足を延ばしてきましたが、この日は入山者が多く至仏山頂は人でいっぱいでした。

笠ヶ岳への道は林内が多く夏でも泥濘があり、梅雨のこの時期はさらに泥濘が酷いものでした。
いつもは訪れる人も少ない笠ヶ岳ですが、この日は人が多く大賑わいでした。
笠ヶ岳は至仏山と同じく蛇紋岩の山なので、植生はほとんど同じでホソバヒナウスユキソウ・ジョウシュウアズマギクなど多くの花を楽しむことができました。

お目当てのミヤマムラサキも、礫地にほんの数株咲いているのを確認しました。
やはり魅力の花でした。今年も見ることができて良かった~

コメント

れっず

ozesaiさん、こんばんは
12日の尾瀬は、1日中天気が良かったのですね。
青空が眩しいです。
こちらは午前中だけの青空でした。

さて昨年、至仏からの笠の風景を思い出しました。
いい山だと思い、行ってみたい気持ちを引きずりながら、
鳩待へ下山しました。

あの形！笠と名前が付く山の共通性でしょうか？
３っくらいの笠ヶ岳、笠山が浮かびましたが同じイメージです。

花に疎い私です、ミヤマムラサキは何故、紫色でないのですか？
ムラサキ科？すみません、ド素人なもので

おぜさい

redsさん、こんばんは
笠ヶ岳、頭に被っても良さそう ですね
この日は台風も過ぎて天気が良く、暑い一日でした。

笠ヶ岳は至仏山の登山道から往復3時間程度で行けるのですが、至仏山と一緒にというとちょっと躊躇する方が多いようです。
この山を歩く人は休日でもほとんどいなのですが、今回はグループの方などで賑やかでした。

尾瀬で他に見られるムラサキ科の花には、エゾムラサキ(ルリ色)とタチカメバソウ(白)というのがあります。ミヤマムラサキは写真を見ると白く見えますが、極淡いルリ色が入っています。いづれにしても紫色ではないのですが、ムラサキ科を代表するムラサキ(白)の根から紫色の染料をとったことから付いた名だとか...
昔の花の本に書いてありました。

今年は尾瀬歩きの多い年です。

tocotocov

ミヤマムラサキ
ozesaiさん　こんにちは
至仏山と笠ヶ岳の両山を登られたのですね
私は笠ヶ岳だけでしたが、同じくミヤマムラサキに逢えたらいいな〜でした
丁度綺麗に咲いてましたね
同じような時間帯だったので山頂のどこかにいらしたのですね

おぜさい

Re: ミヤマムラサキ
tocotocovさん、こんばんわ

私は12:03に笠ヶ岳山頂を後にしました。
下山してすぐに上がってこられた方がいたような気もしますが、定かではありません。お会いしていたんですね。
山頂は多勢の人でした、誰もいない時がほとんどなのでビックリでした
まだまだいろいろな花が楽しめますね。

nabeka

ミヤマムラサキ
ozesaiさん、こんばんは！
ミヤマムラサキ、確かにあまり見ない花ですね。
なぜか東北・関東地方では見られない花ですか･･･
確かに不思議ですねー

今年の笠ヶ岳は賑わっていたんですか。
至仏から縦走の人が多いんでしょうかね？？？

青空が綺麗で、見ていて気持ちがイイ感じがしましたよー！

おぜさい

nabekaさん、こんにちわ
去年の今頃も、お互いに尾瀬地域にいましたね
人に会うのが稀な笠ヶ岳なのに、この日は大賑わいでした。

縦走ですが、笠ヶ岳だけの方が多いようでした。
後で分かったことですが、ヤマレコユーザーが多かったのにビックリです。

ミヤマムラサキですが、東北を飛び越して北海道と中部地方に隔離分布すると言われていますが、関東でも登山道から外れたところにはあるかも知れませんね。