ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4765485
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

てんくらA!雨の西吾妻山

2022年10月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:08
距離
6.4km
登り
382m
下り
373m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:56
休憩
0:09
合計
3:05
10:32
18
10:50
10:50
21
11:11
11:11
27
11:38
11:40
3
11:43
11:45
15
12:00
12:00
9
12:09
12:09
18
12:27
12:28
16
12:44
12:48
19
13:07
13:07
19
13:26
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11
13:37
13:37
0
13:37
ゴール地点
帰路の天狗岩で山頂周回路をもう一周しそうになったタイムロスが10分程度含まれています。
天候 曇り、のち雨
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイの湯元駅からロープウェイとリフト3台を乗り継ぎ、北望台登山口から登山開始。山頂を往復し出発地へ戻りました。ロープウェイは20分置きの運行、麓から4km、標高差890mは50分ほど掛かります。
コース状況/
危険箇所等
雨で水溜りが大きくなっている場所が多数あり、ところどころにある岩場も石が斜めになっているところが多く滑ります。レインコートのフードで視界が悪かったこともあり、広々した場所は行き先がわからず不安になりました。天狗岩の分岐では往路でもどちらに行くか悩みましたが、帰路では誤って山頂周回路をもう一周しそうになり、反対側からすれ違ったことのある人たちがやって来て道間違いに気づきました。なお、ロープウェイは待ち時間を含めて1時間程度掛かります。特にリフトは風を遮るものがないので、防寒対策はしっかりと。
その他周辺情報 麓の白布温泉は古民家風の建物が風情のある温泉宿などが数軒あり、日帰り入浴加能な宿もあります。ロープウェイの中腹にはもの凄い場所に建っている新高湯温泉がありますが、こちらはコロナで日帰り入浴は中止しているとのことです。
7月以来の東北遠征、3連休で道が混むのを予想して福島駅前のホテルに前乗りしました
2022年10月07日 21:10撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/7 21:10
7月以来の東北遠征、3連休で道が混むのを予想して福島駅前のホテルに前乗りしました
なんと福島はグンマー帝国と県民割相互乗り入れにつき、実質3500円で豪華朝食付きでした!
2022年10月08日 06:33撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 6:33
なんと福島はグンマー帝国と県民割相互乗り入れにつき、実質3500円で豪華朝食付きでした!
目的地に向かう途中で目の前を通ったので、米沢市の上杉神社に立ち寄りました
2022年10月08日 08:49撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 8:49
目的地に向かう途中で目の前を通ったので、米沢市の上杉神社に立ち寄りました
謙信公、景勝公、直江兼続公などの銅像がメジロ押しですが、推しは中興の祖、鷹山公のようです
2022年10月08日 08:48撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 8:48
謙信公、景勝公、直江兼続公などの銅像がメジロ押しですが、推しは中興の祖、鷹山公のようです
宝物澱も見たかったけど時間が押すので諦め、ロープウェイで西吾妻山へとひとっ飛び
2022年10月08日 09:40撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 9:40
宝物澱も見たかったけど時間が押すので諦め、ロープウェイで西吾妻山へとひとっ飛び
下界は晴れてたのに低い雲が垂れ込めています
2022年10月08日 09:43撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 9:43
下界は晴れてたのに低い雲が垂れ込めています
天元台高原駅、晴れていれば飯豊連峰が一望できるようです
2022年10月08日 09:47撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 9:47
天元台高原駅、晴れていれば飯豊連峰が一望できるようです
冬季はゲレンデとなる広い高原、ちょっと歩いて第一リフトに乗り込みます
2022年10月08日 09:48撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 9:48
冬季はゲレンデとなる広い高原、ちょっと歩いて第一リフトに乗り込みます
静かなゲレンデ、ガスが飛んでいってくれるといいなぁ
2022年10月08日 09:51撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 9:51
静かなゲレンデ、ガスが飛んでいってくれるといいなぁ
色づき始めた木々を愛でながら登っていきます
2022年10月08日 10:00撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 10:00
色づき始めた木々を愛でながら登っていきます
ロープウェイ、3台のリフト乗り継ぐこと小一時間、ようやく終点の北望台登山口に着きました
2022年10月08日 10:30撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 10:30
ロープウェイ、3台のリフト乗り継ぐこと小一時間、ようやく終点の北望台登山口に着きました
ベンチで身支度をしていざ出発、登山道脇にはゴゼンタチバナの赤い実
2022年10月08日 10:40撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 10:40
ベンチで身支度をしていざ出発、登山道脇にはゴゼンタチバナの赤い実
サンカヨウが意外とたくさんある登山道を登り詰め、木道のある湿地帯までやって来ました
2022年10月08日 10:51撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 10:51
サンカヨウが意外とたくさんある登山道を登り詰め、木道のある湿地帯までやって来ました
アカミノイヌツゲ、かと思って撮影したけど実の形が違う・・・汗
2022年10月08日 10:52撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 10:52
アカミノイヌツゲ、かと思って撮影したけど実の形が違う・・・汗
濃いガスが出てきたと思ったら一気に雨と風、慌てて一眼レフをリュックにしまい込みます
2022年10月08日 11:06撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 11:06
濃いガスが出てきたと思ったら一気に雨と風、慌てて一眼レフをリュックにしまい込みます
1年半ぶりに着込んだカッパ上下、似たような景色が続くなかで唯一の記憶はこの水場だけ(汗)
2022年10月08日 11:11撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 11:11
1年半ぶりに着込んだカッパ上下、似たような景色が続くなかで唯一の記憶はこの水場だけ(汗)
ハイネズの青い実、オオシラビソのでっかい青い実も上の方で成っていました
2022年10月08日 11:24撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 11:24
ハイネズの青い実、オオシラビソのでっかい青い実も上の方で成っていました
こちらの青い実はクロウスゴかしら
2022年10月08日 11:52撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 11:52
こちらの青い実はクロウスゴかしら
ということで雨でまともに撮影できないまま、気がつくと西吾妻山の山頂2035mに到着です!
2022年10月08日 12:01撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:01
ということで雨でまともに撮影できないまま、気がつくと西吾妻山の山頂2035mに到着です!
まさに草紅葉のまっただ中ですが・・・
2022年10月08日 12:08撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:08
まさに草紅葉のまっただ中ですが・・・
ちょっと下って西吾妻小屋、お姐さまたちの賑やかな話し声が響いてきます
2022年10月08日 12:10撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:10
ちょっと下って西吾妻小屋、お姐さまたちの賑やかな話し声が響いてきます
チングルマやハクサンフウロの葉っぱが真っ赤に色付いていました
2022年10月08日 12:12撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:12
チングルマやハクサンフウロの葉っぱが真っ赤に色付いていました
マイヅルソウの赤い実は宝石みたい
2022年10月08日 12:15撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:15
マイヅルソウの赤い実は宝石みたい
霧で視界は悪いし位置関係が掴めず、ところどころにある標識だけが頼りです
2022年10月08日 12:16撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:16
霧で視界は悪いし位置関係が掴めず、ところどころにある標識だけが頼りです
あちこちにあったシラタマノキ
2022年10月08日 12:19撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:19
あちこちにあったシラタマノキ
クリスマスケーキに着いてくる飾りみたいな赤い実もあったよ
2022年10月08日 12:19撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:19
クリスマスケーキに着いてくる飾りみたいな赤い実もあったよ
山中にあった唯一の花はミヤマリンドウ、咲いていてくれてありがとう
2022年10月08日 12:22撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:22
山中にあった唯一の花はミヤマリンドウ、咲いていてくれてありがとう
ちょっと急坂登ると石の祠、どうもここが天狗岩のようです
2022年10月08日 12:26撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:26
ちょっと急坂登ると石の祠、どうもここが天狗岩のようです
往路でも迷った広々とした石畳
2022年10月08日 12:28撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:28
往路でも迷った広々とした石畳
みんなが歩いて行ったので何も考えずに降りていったらなんと山頂周回路の二巡目、向こう側から先ほどすれ違った人たちがやって来て我に返りました
2022年10月08日 12:30撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:30
みんなが歩いて行ったので何も考えずに降りていったらなんと山頂周回路の二巡目、向こう側から先ほどすれ違った人たちがやって来て我に返りました
先ほどの坂を登って下山ルートに復帰、往路では気づかなかった梵天岩を通過します
2022年10月08日 12:48撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:48
先ほどの坂を登って下山ルートに復帰、往路では気づかなかった梵天岩を通過します
意外と高低差のある森、標高2千メートル超だけあって植生が宙低山とは明らかに違います
2022年10月08日 12:49撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:49
意外と高低差のある森、標高2千メートル超だけあって植生が宙低山とは明らかに違います
岩場の渋滞待ちの間にコケモモの咲き残りを発見!
2022年10月08日 12:50撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 12:50
岩場の渋滞待ちの間にコケモモの咲き残りを発見!
あちこちにあったナナカマドの実、水滴がいい感じです
2022年10月08日 13:01撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 13:01
あちこちにあったナナカマドの実、水滴がいい感じです
人形岩の分岐手前の湿原、この先の登り詰めたところにしゃがみ込んだ人あり、下りのリフトでは大勢の救援者とすれ違いました
2022年10月08日 13:11撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 13:11
人形岩の分岐手前の湿原、この先の登り詰めたところにしゃがみ込んだ人あり、下りのリフトでは大勢の救援者とすれ違いました
ドウダンツツジも真っ赤に色付いています
2022年10月08日 13:25撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 13:25
ドウダンツツジも真っ赤に色付いています
濡れ鼠になって震えながら天元台高原まで降りてきました
2022年10月08日 14:14撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 14:14
濡れ鼠になって震えながら天元台高原まで降りてきました
米沢方面、やはり下界は日差しがあったようです
2022年10月08日 14:15撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 14:15
米沢方面、やはり下界は日差しがあったようです
しょぼくれたリンドウに癒やされました
2022年10月08日 14:21撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 14:21
しょぼくれたリンドウに癒やされました
ロープウェイの券に着いていた無料券でもらった芋煮汁で生き返りました(手ぬぐいももらえます)
2022年10月08日 14:27撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 14:27
ロープウェイの券に着いていた無料券でもらった芋煮汁で生き返りました(手ぬぐいももらえます)
パトカーも出動していた救助活動、ヘリ飛べない悪天候の日は十分注意しなきゃですね
2022年10月08日 14:35撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 14:35
パトカーも出動していた救助活動、ヘリ飛べない悪天候の日は十分注意しなきゃですね
ロープウェイを降りて西吾妻スカイバレー、福島県側も日差しのある場所があります
2022年10月08日 15:11撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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10/8 15:11
ロープウェイを降りて西吾妻スカイバレー、福島県側も日差しのある場所があります
本日のお宿は温泉民宿、お客さんは山の恰好の人、バイクの人、リピーターと思しき常連客などで賑わっていました
2022年10月08日 15:53撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 15:53
本日のお宿は温泉民宿、お客さんは山の恰好の人、バイクの人、リピーターと思しき常連客などで賑わっていました
高原野菜の産地らしく部屋にはトウモロコシ、こういうの好きだなぁ
2022年10月08日 15:46撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 15:46
高原野菜の産地らしく部屋にはトウモロコシ、こういうの好きだなぁ
当地は駅伝合宿が盛んなようで、箱根駅伝や高校駅伝の常連校の色紙が所狭しと飾られていました
2022年10月08日 15:51撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 15:51
当地は駅伝合宿が盛んなようで、箱根駅伝や高校駅伝の常連校の色紙が所狭しと飾られていました
お向かいの家にはネコちゃんファミリー、不思議そうな顔でガン見されました
2022年10月08日 15:53撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 15:53
お向かいの家にはネコちゃんファミリー、不思議そうな顔でガン見されました
早稲沢温泉は硫化塩泉、屋内はやや熱めです
2022年10月08日 17:55撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 17:55
早稲沢温泉は硫化塩泉、屋内はやや熱めです
露天風呂はぬる湯、競合する湖畔の民宿で温泉が湧き、対抗するために掘り当てた湯とのこと
2022年10月08日 17:55撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 17:55
露天風呂はぬる湯、競合する湖畔の民宿で温泉が湧き、対抗するために掘り当てた湯とのこと
冷えた体を温めたらまずはビール!
2022年10月08日 17:59撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 17:59
冷えた体を温めたらまずはビール!
ご主人に火が強すぎると言われながらも椎茸、ヒラタケ、舞茸をバター醤油でおいしく頂きました
2022年10月08日 18:05撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 18:05
ご主人に火が強すぎると言われながらも椎茸、ヒラタケ、舞茸をバター醤油でおいしく頂きました
宿の差し入れの日本酒、常連客の座席はタイ国からのスタッフも交えてどこぞのスナックのような盛り上がりを見せていました
2022年10月08日 18:18撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 18:18
宿の差し入れの日本酒、常連客の座席はタイ国からのスタッフも交えてどこぞのスナックのような盛り上がりを見せていました
田舎のおばあちゃんちに来たときのようなモリモリな夕食、運動部御用達なのも分かる気がしました
2022年10月08日 18:39撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/8 18:39
田舎のおばあちゃんちに来たときのようなモリモリな夕食、運動部御用達なのも分かる気がしました

感想

今年7月以来となる東北遠征、福島県が県民割の対象となるのを知って1週間前に申し込んだので宿はほぼ行き当たりばったり、好きで何度も泊まったことのある高湯温泉や、超ぬる湯の微温湯温泉など行きたい湯宿は3連休でどこも予約が取れません。

百名山行脚で東北の山は飯豊山を残して行ったことにしていたのですが、蔵王山は最高地点を踏んでおらず、吾妻連峰も一切経山・東吾妻山に登って行った気になっていました。元々の目論見はズルした2座+久しぶりの磐梯山に行くつもりでいました。

先週末は秋晴れで安定の空模様が定着かと期待しましたが、3連休は例によって悪天候予報。「てんきとくらす」を眺めながら、天気のよさそうな西吾妻山を初日、磐梯山を二日目にして、大荒れ予報の最終日は観光&早めの帰宅とすることにしました。

福島駅前のホテルから米沢市内に向かう頃には青空も覗き、前を通ったので立ち寄った上杉神社では清々しい気持ちでお参りをすることができました。それが白布温泉に着く頃には暗くなり、山の上の方は白いガスが垂れ込めるお馴染みの光景に(爆)

高気圧が動いてきて天気はよい方向に向かうはず、と前向きな気持ちでロープウェイ&リフトに乗り込みますが、風は冷たいしガスが晴れる気配はなし。小一時間も乗り継いで冷え切った体が歩き出して温まる頃にはしっかりと雨が降り出して来ました。

しばらくはカッパの上着だけで歩いていましたが、横殴りの雨でズボンやリュックがしっとりし出したので慌てて完全装備に。一眼レフもリュックにしまいコンデジで撮影を楽しもうとしますが、ガスとカッパのフードで視界悪く写真を撮る気が起きず。

途中の天狗岩で進む方向に迷いながらも、山頂に向かう人の後を追って歩いているうちに西吾妻山の山頂にあっけなく到着。山小屋や湿原を抜けてふたたび天狗岩までたどり着くも、後から登って来た人たちにつられて山頂二巡目に突入していました。

反対側から先ほどすれ違ったグループの人たちがやって来たので我に返り、天狗岩まで復帰。その後、人形岩の分岐手前では往路でしゃがみ込んでいた人が、雨のなかまだしゃがみこんだままなのにびっくり。親切な人がシートを巻いてあげていました。

北望台登山口からリフトに乗り込むと、反対側から10人ほどの救助隊が道具を抱えて登って来ました。ガスの巻く初見の山は道が悩ましいし、怪我してもヘリはやって来ない。秋晴れの草紅葉も縁がなかったけど、安全登山を考えさせられた一日でした。

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コメント

yamaonseさん、おはようございます!

連休中は仕事だったり地元行事の準備だったりで山とは無縁でしたので、昨晩からヤマレコチェック!どこも生憎のてんきだったようです☂
こちら西吾妻山もてんくらA予想も芳しくなかったようですね。
それでも所々見える色付いた景色から判断すると紅葉最盛期。
今は2000m位が良い感じでしょうか?
雨の日の登山、ささっと引き上げて宿で一杯🍶これも贅沢なひと時!(^^)!

自分はスキーで2度ほどお邪魔しただけで、西吾妻山はもちろん未踏。
温泉絡めてまた行きたいなぁ。
さて、翌日の磐梯山はどうだったのかな?scissors
2022/10/11 7:52
teru-3さん、おはようございます。てんくらAの西吾妻山、あえなく撃沈してきました。雨なら行かない派なので、近隣の山ならカッパ着ることはないのですが、やはり遠征に雨はつきものですね。直前に行き先決めた割に見通し甘い、秋の空はいろいろ起きる前提で計画立てなきゃダメですね。紅葉はまさに山頂付近が見頃、中腹の木々も色づくと見事なようです。冬場にスキーや温泉で訪れるのも良さげですね。磐梯山は晴れのち曇り、ときどき明るくなる微妙な空模様で、山頂はガスでした。登山道が大混乱でびっくり、連休は家事したり近くの山歩いたりするのが一番かもしれませんね(^^;;
2022/10/11 8:02
百名山と紅葉🍁、そして大勢の登山者、、

こんにちは😄
先週末からの三連休は天気がイマイチでしたね。
遠征したからにはでしょうが。
体調崩した方が出たりで修行の様な感じ⁉️
さぞかし寒かった事と思います。
2,000m級は雨と風が強いと非常に危険な状態。
この時期には不慣れな方は行くべきでは無いと思います。
まだ雪の季節ではないですが、遠い過去に起きた吾妻山遭難事故を思い出しました。
2022/10/11 15:13
teheさん、こんばんは。混んでるの承知で向かったみちのくの百名山、まさか本降りの雨に降られるとは思いもしませんでした。中腹の天元台高原で気温は10℃、山頂部では動いているとカッパ来ててちょうどいい状態でしたが、止まると寒い。帰りのリフトは手袋がビシャビシャで冷えました。秋の山は夏と冬が同居してるってよく言いますが、まさにその通りでした。吾妻連山縦走の雪山遭難、ヤマケイの文庫本で読みましたよ。なだらかな山は視界が悪いと行き先悩みますね。今回の遭難者の方はどうも足を挫いたようで、雨のなか動かず救助を待っていました。無事に下山できるように、いろいろと考えて山は歩かなきゃなりませんね・・・
2022/10/11 21:04
yamaonseさん、こんばんは😊

以前同じコースで行ったことがありますが、ロープウェイにリフト3本乗継ぎ、しかもリフトがめっちゃゆっくりじゃなかったですか!?
雨で濡鼠なら、さぞかし寒かったと思います😱💦
温泉で温まったようですね。
お疲れ様でした(*^^*)
2022/10/11 19:47
riepicoさん、こんばんは。ロープウェイにリフト、時間が掛かるとは聞いていましたが、リフトは確かに鈍いですね。高速クワットリフトとかに慣れた人だと、冬場にふきっさらされるとやってられない速度だったと思います。もともとあの距離を繋ぐ仕様じゃないのかもしれませんね。帰りのリフトは動いていた体が一気に冷えました。天元台でもらった芋煮と宿の温泉でホッコリ、宿のある早稲沢集落から登るルートもあるようだし、次回は福島県側から登ったり、姥湯温泉絡めた縦走とか出来たら楽しいだろうなと思いました(^^)
2022/10/11 21:09
yamaonseさん、こんばんは。
秋の東北遠征疲れさまです。
どうも最近は天気がイマイチですね、すっきりした秋晴れはなかなか出てくれませんねえ・・・
西吾妻の湿原もガスで寒そうです、視界も悪いし・・・

この時期は天候が悪いと本当に寒いですからね。
温泉で温まって次の山を楽しんでください。
2022/10/11 21:09
sumakさん、こんばんは。先々週の土日、久しぶりに秋晴れが二日続いて、いよいよ安定の空模様かと勢い余って申し込んだ東北の旅。いつものように三連休になると天気が荒れるパターンになってしまいました(涙)この日は高気圧が移動して12月の陽気から一気に暑くなる・・・とかいう予報は下界の話しで、山の上はまだまだ寒気を引きずっていました。年の功で防寒のフリースやダウン、手袋や雪山OKのアウターなど持参しており、役に立ちました。バーナーやレスキューシート、ツェルトとかあれば遭難者の方の役に立てたんだろうけど、そういうのを持参して遠くの高い山を登っていた若い頃を改めて思い出しました。雨降れば登らないのも流儀ですが、軽量化した身を守るモノは必要だなと考えさせられた山行でした。
2022/10/11 21:17
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雪山ハイキング 磐梯・吾妻・安達太良 [日帰り]
西吾妻山トレッキング リフトから微妙にピストンコース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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