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Yamareco

記録ID: 476862
全員に公開
ハイキング
剱・立山

爺の 爺ケ岳登頂 と 稜線散歩

2014年07月12日(土) 〜 2014年07月13日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:07
距離
21.8km
登り
1,911m
下り
1,937m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

[12日]
4:27 扇沢無料駐車場出発
4:43 登山口
7:48 種池山荘
8:56 爺ケ岳南峰
9:21 爺ケ岳中峰
10:28 種池山荘
10:30 テント設営
11:35 岩小屋沢方面散策出発
13:16 Uターン
14:37 テン場

[13日]
4:40 下山開始
7:30 登山口着
7:45 扇沢無料駐車場到着
天候 12日:張れ、13日:曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢までマイカー
コース状況/
危険箇所等
柏原新道は良く整備されており安心して通れます。途中に雪渓をトラバースしますが、雪がカッティングされているので問題ありません。岩小屋沢岳方面は、テン場から間もなくの残雪上で夏道に戻る箇所を見落としてまっすぐ進むと、急斜面の崖っぷちを降りることになりますのでご注意下さい。(ルート軌跡参照)また、断崖絶壁のキワを通ることが多々ありますので、特に雨天時は落ちないように注意が必要です。以下は種池山荘情報。
■1泊2食付き宿泊費:9500円
■1泊素泊まり:8600円
■テント泊管理費:600円
■トイレ:1回100円(テント泊者は初回のみでOK)
■水:150円/1リッター(沢の水を汲み上げているので飲めます)
■350缶コーラ:350円
■500ccポカリスエット:500円
■カレーライス:800円
■ラーメン:800円
■弁当:900円
午前4:30 扇沢無料駐車場出発
2014年07月13日 14:29撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:29
午前4:30 扇沢無料駐車場出発
約800m程大町方向に戻ると橋を渡り左側に登山口があります。ここにも駐車場があり、ピストンの場合はこちらの方が便利です。但し、シーズン中はすぐに満車に。
2014年07月13日 14:28撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:28
約800m程大町方向に戻ると橋を渡り左側に登山口があります。ここにも駐車場があり、ピストンの場合はこちらの方が便利です。但し、シーズン中はすぐに満車に。
最初はこんな道。全般に良く整備されています。
2014年07月13日 15:22撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:22
最初はこんな道。全般に良く整備されています。
登山道。石がゴロゴロしています。
2014年07月13日 14:27撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:27
登山道。石がゴロゴロしています。
針ノ木と扇沢。
2014年07月13日 14:27撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:27
針ノ木と扇沢。
標高1800m位当たりから種池山荘が見え出します。
2014年07月13日 14:26撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:26
標高1800m位当たりから種池山荘が見え出します。
山ガールも登ります。
2014年07月13日 14:26撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:26
山ガールも登ります。
途中に雪渓が。
2014年07月13日 14:25撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:25
途中に雪渓が。
切欠きがしてあるので安心です。
2014年07月13日 14:25撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:25
切欠きがしてあるので安心です。
下を見ると・・・
2014年07月13日 14:25撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:25
下を見ると・・・
所々に黄色い看板がぶら下がっています。鉄砲坂まで来ると種池山荘は間近。
2014年07月13日 14:25撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:25
所々に黄色い看板がぶら下がっています。鉄砲坂まで来ると種池山荘は間近。
ほどなく到着です。
2014年07月13日 14:25撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:25
ほどなく到着です。
山荘前の道標。
2014年07月13日 14:23撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:23
山荘前の道標。
針ノ木と蓮華岳が目の前に。
2014年07月13日 15:44撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:44
針ノ木と蓮華岳が目の前に。
西側には立山連峰が。こちらは残雪たっぷり。
2014年07月13日 14:22撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:22
西側には立山連峰が。こちらは残雪たっぷり。
爺ケ岳。ザックをデポし、早速登ります。
2014年07月13日 14:22撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:22
爺ケ岳。ザックをデポし、早速登ります。
この風景。かつての感動が蘇る。
2014年07月13日 14:21撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:21
この風景。かつての感動が蘇る。
手前は南峰、奥に中峰が。
2014年07月13日 14:21撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:21
手前は南峰、奥に中峰が。
おお、鹿島槍ヶ岳の勇姿が。
2014年07月13日 14:21撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:21
おお、鹿島槍ヶ岳の勇姿が。
後続者も登って来ます。
2014年07月13日 14:20撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:20
後続者も登って来ます。
途中でのパノラマ。
2014年07月13日 15:35撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:35
途中でのパノラマ。
南峰頂上です。
2014年07月13日 14:20撮影 by  X20, FUJIFILM
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南峰頂上です。
中峰に向かいます。
2014年07月13日 14:19撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:19
中峰に向かいます。
途中にはまだ残雪が。
2014年07月13日 14:17撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:17
途中にはまだ残雪が。
爺ケ岳中峰頂上。良かった、顔が見えない。ブラックフェースの美人山ガールに撮って頂きました。構図goodです。
2014年07月13日 14:17撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:17
爺ケ岳中峰頂上。良かった、顔が見えない。ブラックフェースの美人山ガールに撮って頂きました。構図goodです。
鹿島槍。ガスが出ると迫力があります。
2014年07月13日 14:13撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:13
鹿島槍。ガスが出ると迫力があります。
爺ケ岳中峰でのパノラマ。
2014年07月13日 15:33撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:33
爺ケ岳中峰でのパノラマ。
南峰と立山連峰。
2014年07月13日 14:13撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:13
南峰と立山連峰。
山荘に戻る途中の景色。雲の形が素晴らしい。
2014年07月13日 14:12撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 14:12
山荘に戻る途中の景色。雲の形が素晴らしい。
鹿島槍に続く稜線。
2014年07月13日 15:28撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:28
鹿島槍に続く稜線。
種池山荘。今晩、テント泊でお世話になります。
2014年07月13日 15:27撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:27
種池山荘。今晩、テント泊でお世話になります。
種池山荘に戻りくつろぐ。登山者が登って来ます。
2014年07月13日 15:26撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:26
種池山荘に戻りくつろぐ。登山者が登って来ます。
テント場。我家のモンベルULシェルターが影でひっそりと。このあと2張り増えました。
2014年07月13日 15:26撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:26
テント場。我家のモンベルULシェルターが影でひっそりと。このあと2張り増えました。
これから空身で岩小屋沢岳方面に散歩に行きます。まだ登山道には残雪が。
2014年07月13日 15:25撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:25
これから空身で岩小屋沢岳方面に散歩に行きます。まだ登山道には残雪が。
気持ちの良い快適な稜線。
2014年07月13日 15:25撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:25
気持ちの良い快適な稜線。
針ノ木岳を見ながら進みます。
2014年07月13日 15:24撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:24
針ノ木岳を見ながら進みます。
爺ケ岳をふり返る。
2014年07月13日 15:24撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:24
爺ケ岳をふり返る。
突然、途中に残雪の壁が・・・ステップが切ってあります。
2014年07月13日 15:23撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:23
突然、途中に残雪の壁が・・・ステップが切ってあります。
登山道は雪の下。
2014年07月13日 15:22撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:22
登山道は雪の下。
空身で余裕があるので・・・
2014年07月13日 15:21撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:21
空身で余裕があるので・・・
柄にもなくお花を撮って見ました。○△×花。
2014年07月13日 15:21撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:21
柄にもなくお花を撮って見ました。○△×花。
鹿島槍。角度が変わるとこんな形に。
2014年07月13日 15:21撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:21
鹿島槍。角度が変わるとこんな形に。
ふり返ると種池山荘が小さく。
2014年07月13日 15:20撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:20
ふり返ると種池山荘が小さく。
帯状の残雪。
2014年07月13日 15:20撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:20
帯状の残雪。
剱岳が目の前に迫ります。
2014年07月13日 15:20撮影 by  X20, FUJIFILM
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剱岳が目の前に迫ります。
立山。
2014年07月13日 15:19撮影 by  X20, FUJIFILM
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立山。
岩小屋沢岳方面。
2014年07月13日 15:19撮影 by  X20, FUJIFILM
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岩小屋沢岳方面。
所々に残雪で道が覆われています。
2014年07月13日 15:19撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:19
所々に残雪で道が覆われています。
急峻な沢の彼方に大町が。
2014年07月13日 15:18撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 15:18
急峻な沢の彼方に大町が。
見晴らしの良い場所でパノラマを。立山連峰と後ろに剱岳が。
2014年07月13日 15:31撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:31
見晴らしの良い場所でパノラマを。立山連峰と後ろに剱岳が。
おお、丸い輪の形をした雲が・・・名付けてワッカ雲。
2014年07月14日 22:05撮影 by  X20, FUJIFILM
7/14 22:05
おお、丸い輪の形をした雲が・・・名付けてワッカ雲。
ワッカ雲と剱岳。
2014年07月13日 15:18撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:18
ワッカ雲と剱岳。
爺ケ岳、鹿島槍ヶ岳方面をふり返る。
2014年07月13日 15:17撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:17
爺ケ岳、鹿島槍ヶ岳方面をふり返る。
鹿島槍と稜線の登山道。
2014年07月13日 15:17撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:17
鹿島槍と稜線の登山道。
ガレた急峻な沢。時々大きな音で石が崩れる音が聞こえます。
2014年07月13日 15:16撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 15:16
ガレた急峻な沢。時々大きな音で石が崩れる音が聞こえます。
岩小屋沢岳まであと少し。帰りがあるのでこの辺で引き返します。
2014年07月13日 15:16撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 15:16
岩小屋沢岳まであと少し。帰りがあるのでこの辺で引き返します。
帰りの途中で見る鹿島槍。
2014年07月13日 15:16撮影 by  X20, FUJIFILM
4
7/13 15:16
帰りの途中で見る鹿島槍。
種池小屋近くまで戻りました。
2014年07月13日 15:15撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:15
種池小屋近くまで戻りました。
往復3時間。小屋まで戻り、辿ってきた稜線をふり返る。
2014年07月13日 15:15撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:15
往復3時間。小屋まで戻り、辿ってきた稜線をふり返る。
夕方。ベンチには登山客はいません。しばし一人でくつろぎました。
2014年07月13日 15:14撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:14
夕方。ベンチには登山客はいません。しばし一人でくつろぎました。
針ノ木岳の上に筋碇の雲が。19時、爺ケ岳中腹まで登り夕暮れ時の写真を撮ることに。
2014年07月13日 15:13撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 15:13
針ノ木岳の上に筋碇の雲が。19時、爺ケ岳中腹まで登り夕暮れ時の写真を撮ることに。
山波が霞んで幻想的な風景。
2014年07月13日 15:09撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:09
山波が霞んで幻想的な風景。
剱岳の近くに日が沈むようです。
2014年07月13日 15:06撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:06
剱岳の近くに日が沈むようです。
幻想的な風景その2。
2014年07月13日 15:05撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:05
幻想的な風景その2。
山波のシルエット。
2014年07月13日 15:40撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 15:40
山波のシルエット。
夕暮れの種池山荘。
2014年07月13日 15:00撮影 by  X20, FUJIFILM
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7/13 15:00
夕暮れの種池山荘。
黄金色の爺ケ岳。
2014年07月13日 14:59撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 14:59
黄金色の爺ケ岳。
剱岳の背後から後光が。
2014年07月13日 15:42撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 15:42
剱岳の背後から後光が。
夕日に染まる鹿島槍。
2014年07月13日 14:57撮影 by  X20, FUJIFILM
2
7/13 14:57
夕日に染まる鹿島槍。
Oh! ワンダフル。
2014年07月13日 14:55撮影 by  X20, FUJIFILM
4
7/13 14:55
Oh! ワンダフル。
剱シルエット。
2014年07月13日 15:48撮影 by  X20, FUJIFILM
5
7/13 15:48
剱シルエット。
しばしの間、うっとりと。
2014年07月13日 14:49撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:49
しばしの間、うっとりと。
何と表現しようか。
2014年07月13日 14:51撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 14:51
何と表現しようか。
針ノ木岳の上にも。
2014年07月13日 14:48撮影 by  X20, FUJIFILM
2
7/13 14:48
針ノ木岳の上にも。
山荘に戻ると・・・燃えるような夕焼け。
2014年07月13日 14:46撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 14:46
山荘に戻ると・・・燃えるような夕焼け。
もう一枚。
2014年07月13日 14:45撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:45
もう一枚。
2014年07月13日 14:43撮影 by  X20, FUJIFILM
4
7/13 14:43
なんと、なんと。
2014年07月13日 14:42撮影 by  X20, FUJIFILM
2
7/13 14:42
なんと、なんと。
ひえー。  我ながら表現力の乏しさよ。
2014年07月13日 14:40撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 14:40
ひえー。  我ながら表現力の乏しさよ。
20時頃。爺ケ岳の横には大きな満月が現れたのでした。
2014年07月13日 14:39撮影 by  X20, FUJIFILM
3
7/13 14:39
20時頃。爺ケ岳の横には大きな満月が現れたのでした。
テントの中でふと目が覚めると、月明かりで照らされて。
2014年07月13日 14:37撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:37
テントの中でふと目が覚めると、月明かりで照らされて。
22時頃。大町方面の明かり。眠れないので山荘のベンチで。
2014年07月13日 14:36撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:36
22時頃。大町方面の明かり。眠れないので山荘のベンチで。
月明かりで針ノ木岳を撮ってみました。(手持ち)
2014年07月13日 14:35撮影 by  X20, FUJIFILM
1
7/13 14:35
月明かりで針ノ木岳を撮ってみました。(手持ち)
午前4時頃。曇天です。
2014年07月13日 14:33撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:33
午前4時頃。曇天です。
雨が降り出す前に、テントを畳んで下山です。種池山荘さん、お世話になりました。
2014年07月13日 14:32撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:32
雨が降り出す前に、テントを畳んで下山です。種池山荘さん、お世話になりました。
午前4時40分。下山開始。
2014年07月13日 14:31撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:31
午前4時40分。下山開始。
午前7時。扇沢が見えてきました。
2014年07月13日 14:29撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:29
午前7時。扇沢が見えてきました。
午前7時30分、登山口に無事帰着。お疲れさまでした。
2014年07月13日 14:29撮影 by  X20, FUJIFILM
7/13 14:29
午前7時30分、登山口に無事帰着。お疲れさまでした。
Google Earth で描いてみました。
2014年07月14日 04:02撮影
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7/14 4:02
Google Earth で描いてみました。

感想

最近、大枚はたいてテントと寝袋を購入したので試用するチャンスを待っていました。コースは爺ケ岳〜針ノ木岳縦走。そんな中、台風一過の7月12日の土日2日間は晴れるとの予報。念入りに準備し、前日深夜に扇沢駐車場に。朝、出発間際に車の中で天気予報を調べると、う〜ん。2日目の13日は午後雨になりそう。まずい。雨の中を針ノ木縦走する気はありません。まあ、少なくとも今日12日は晴れそうなので種池山荘まで行き、その後のことはじっくり考えよう。
20年ぶりの柏原新道・・・あれは確か小学校5年の息子と八方から登りこの柏原新道で下山した時でした。当時はか細い頼りない一本道でしたが、ずいぶん揉まれて立派な登山道になったものです。
さて、殆ど休憩もなしでバテもせず一気に登山口から種池山荘まで約3時間で登ってしまいました。登る前にしっかり食べたことと新採用のハイドレーションの効果です。
山荘は10人くらいのハイカーで盛り上がっていました。好天で抜群の展望。山荘で500ccのポカリを購入、ザックをデポし、早速爺ケ岳へ。登るにつれてかつての完動が蘇ってきます。日本とは思えない風景。遠くに、近くに丁度良いバランスで山が折り重なっています。それにしても針ノ木までの稜線はずいぶん遠いなあ。やっぱり今回は諦めよう。年寄りというハンディキャップもある。代わりに途中まで稜線を散策することに。山荘に戻ってポカリをもう1本購入、携帯食を身につけ、空身で出かけました。
さすがにこのルートは殆ど人通りがありません。柏原新道で登ったハイカーの多くは鹿島槍ヶ岳へと縦走するようです。途中ですれ違ったのはひとつのパーティーのみでした。しかし、このルートは左に扇沢の谷を隔てて針ノ木と蓮華岳、右に立山連峰や剱山、その他の峰々が連なる素晴らしい展望台コースです。殆ど貸し切り状態で岩小屋沢岳近くまで往復の稜線歩きを満喫しました。
今回はテントをベースキャンプにし、その周辺の爺ケ岳と稜線散歩を空身で散策しました。空身の稜線散策は快適です。このような登山形態も「有り」だなと感じました。時間に束縛されず、お気に入りの場所でくつろぐ・・・私にとって山を楽しむのが登山です。
今までは日帰りが多く沈む夕日をじっくりと堪能したことがないような気がします。テン泊なり小屋泊なり、やはり山で一夜を明かすことの意義は大きいです。
会社も第一戦を退いたので今後は第二の人生を山で大いに楽しみたいと思っています。

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コメント

toshi77さん、こんばんは。
夕日、凄いですね!
私たちは日帰りメインのため、なかなか観る機会がないので羨ましいです。
2014/7/14 23:15
Re: toshi77さん、こんばんは。
長野県の山を愛し、心強い恐妻、いや、強妻さんと和歌山県からおいで下さいましてありがとうございます。長野県民を代表してお礼申し上げます。また、どこかでお会いしましょう。良い登山ライフを!!!
2014/7/15 0:02
はじめまして
タイトルにユーモアがあって
とてもよいと思いました
2014/8/16 16:08
Re: はじめまして
mogeruさん。コメントありがとうございます。そう、爺なんです。気は若いのですが中々体が言うことを聞きません。まあ、第二の人生、のんびりとマイペースで山を楽しみたいと思っています。どこかのお山でお逢いしましょう。
2014/8/30 1:07
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