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Yamareco

記録ID: 476870
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ハイキング
尾瀬・奥利根

至仏山

2014年07月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:01
距離
13.1km
登り
882m
下り
881m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:22 鳩待峠(植物観察で超スローペース)
7:11 山の鼻
7:15 研究見本園(自然観察会)
8:15 山の鼻(休憩)
8:39 至仏山登山口
11:54 至仏山頂
12:47 小至仏山頂
14:23 鳩待峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道沼田I.C.からR120で鎌田方面、鎌田からR401で戸倉方面へ
※椎坂トンネルが開通して走り易くなっていました。
尾瀬第1・第2駐車場 1000円/日
戸倉⇔鳩待峠は乗合バス 大人930円(片道)
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はありませんでしたが、濡れた木道と石は想像以上に滑るので転倒に気を付けて下さい。今回朝一に濡れた木道で大転倒して右腕を強打して痛い目にあいました。お互い気を付けましょう。

【鳩待峠〜山の鼻】
今回は、山の鼻→ 至仏山頂→鳩待峠の予定なので超スローペースで行動しました。
鳩待峠から山の鼻を2時間弱かけて植物観察しながらノンビリと移動しました。
花の時期がちょうど終わった感じで特に目立った植物は見つけられませんでした。
このペースなので道を譲るため木道を跨ごうとした時に大転倒をしてしまいました。

【山の鼻〜研究見本園】
山の鼻ビジターセンターの催し「自然観察会」に参加して、研究見本園をスタッフの方に案内していただきました。
研究見本園は、初めて訪れただったのですが「尾瀬ヶ原のミニチュア版」といった感じでした。比較的短距離のコースで尾瀬の見どころを体験出来るので少ない時間で欲張りに見れるのでお得感があります。

ここではカキツバタ・アヤメの群生がなかなか見ごろでした。
ワタスゲはもう少しで終わりといった具合でした。
ギョウジャニンニクの白い花が綺麗でした。
一部ニッコウキスゲが咲き始めています。
池塘ではオゼコウホネの花を2つ咲いていました。

【山の鼻〜至仏山頂】
前日の台風の影響で登山道は水が流れていて階段は水たまり状態でした。
ここの石はツルツルしていて滑りやすいです。特に濡れていると想像以上に滑りますので注意して下さい。

山頂付近の岩場やお花畑には、タカネシオガマが沢山咲いていました。
森林限界以上からは尾瀬ケ原を俯瞰して見えます。
山頂は360°の展望があります。お天気が良かったので最高の景色でした。

すいすい尾瀬ナビのコースタイム2時間40分との前情報でしたが、私は3時間15分もかかってしまいました。

【至仏山頂〜小至仏山頂】
いったん鞍部へ下り登り返します。

すいすい尾瀬ナビのコースタイム35分との前情報でしたが、私は約45分もかかってしまいました。

【小至仏山頂〜鳩待峠】
7/10のすいすい尾瀬ナビ情報にあった一部残雪は無くなっていました。

ハクサンイチゲが沢山さいている箇所がありました。
オヤマ沢田代はワタスゲが綺麗でした。

この区間は思った以上に長く感じました。
特に最後の1Kmは長くて、鳩待峠が遠くに感じました。
鳩待峠から山の鼻を足元をキョロキョロしながらノンビリと
2014年07月12日 05:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 5:38
鳩待峠から山の鼻を足元をキョロキョロしながらノンビリと
2014年07月12日 06:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 6:12
カラマツソウ
2014年07月12日 06:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 6:49
カラマツソウ
2014年07月12日 06:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 6:50
2014年07月12日 07:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:01
上から読んでも川上川、
下から読んでも...。

2014年07月12日 07:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:02
上から読んでも川上川、
下から読んでも...。

2014年07月12日 07:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:04
ヤマオダマキ
2014年07月12日 07:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:04
ヤマオダマキ
2014年07月12日 07:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:06
2014年07月12日 07:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:09
2014年07月12日 07:11撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:11
山の鼻ビジターセンターの観察会に初参加!

研究見本園をスタッフの方と観察します。
2014年07月12日 08:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 8:21
山の鼻ビジターセンターの観察会に初参加!

研究見本園をスタッフの方と観察します。
アザミのガク部はネバネバしていました。
アリなどから花粉を守ると言われているそうです。(スタッフの方からの説明)
2014年07月12日 07:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:21
アザミのガク部はネバネバしていました。
アリなどから花粉を守ると言われているそうです。(スタッフの方からの説明)
これはギョウジャニンニクの花だそうです。
スタッフの方に聞くと色々教えてくれます。
頼もしいです!
2014年07月12日 07:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:23
これはギョウジャニンニクの花だそうです。
スタッフの方に聞くと色々教えてくれます。
頼もしいです!
オゼトウモロコシではなくて水芭蕉の実。
熊が捕食するので実がなる時期は熊出現注意だそうです。
水芭蕉の実を食べた熊のウ○コの写真を見せて説明してくれました。
2014年07月12日 07:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:24
オゼトウモロコシではなくて水芭蕉の実。
熊が捕食するので実がなる時期は熊出現注意だそうです。
水芭蕉の実を食べた熊のウ○コの写真を見せて説明してくれました。
ニッコウキスゲが咲き始めています。
例年より早いそうです。
2014年07月12日 07:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:32
ニッコウキスゲが咲き始めています。
例年より早いそうです。
2014年07月12日 07:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:38
研究見本園のカキツバタ群生地帯
2014年07月12日 07:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:39
研究見本園のカキツバタ群生地帯
カキツバタの群生地帯はちょうど見ごろでした。
2014年07月12日 07:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:39
カキツバタの群生地帯はちょうど見ごろでした。
スタッフの方にカキツバタとアヤメの違いを説明していただきました。

これはカキツバタで
2014年07月12日 07:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:42
スタッフの方にカキツバタとアヤメの違いを説明していただきました。

これはカキツバタで
これはアヤメ。
2014年07月12日 07:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:47
これはアヤメ。
カラマツソウの名前は花がカラマツの葉に似てるからだそうです。
2014年07月12日 07:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:48
カラマツソウの名前は花がカラマツの葉に似てるからだそうです。
2014年07月12日 07:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:48
ニッコウキスゲの見ごろは今年は早いかも!
2014年07月12日 07:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:48
ニッコウキスゲの見ごろは今年は早いかも!
研究見本園のワタスゲが終盤。
2014年07月12日 07:51撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:51
研究見本園のワタスゲが終盤。
2014年07月12日 07:54撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:54
スタッフの方に名前を教えてもらったけど忘れてしまいました。
2014年07月12日 07:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 7:57
スタッフの方に名前を教えてもらったけど忘れてしまいました。
研究見本園の池塘
2014年07月12日 08:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 8:35
研究見本園の池塘
オゼコウホネが2株咲いてました。
2014年07月12日 08:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 8:34
オゼコウホネが2株咲いてました。
本日の目標、至仏山が良く見えます。
2014年07月12日 07:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 7:34
本日の目標、至仏山が良く見えます。
約1時間の自然観察会は大変勉強になりました。
また参加させて頂きます。

いよいよ至仏山へ向かいます。
転んで自分自身が仏に至らないように慎重に登ります!
2014年07月12日 08:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 8:39
約1時間の自然観察会は大変勉強になりました。
また参加させて頂きます。

いよいよ至仏山へ向かいます。
転んで自分自身が仏に至らないように慎重に登ります!
さっそく綺麗なお花がお出迎え。
2014年07月12日 09:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 9:12
さっそく綺麗なお花がお出迎え。
森林限界を超えると尾瀬ヶ原を俯瞰できるようになります。
2014年07月12日 09:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 9:40
森林限界を超えると尾瀬ヶ原を俯瞰できるようになります。
ズームイン!
2014年07月12日 09:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 9:40
ズームイン!
2014年07月12日 10:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 10:53
タカネシオガマ
2014年07月12日 11:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 11:13
タカネシオガマ
高天ヶ原付近はタカネシオガマが沢山咲いていました。
2014年07月12日 11:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 11:13
高天ヶ原付近はタカネシオガマが沢山咲いていました。
山頂が見えている山は近いように思うけど、向かうと思った以上に遠いなぁ。

疲れたけど、素晴らしい景色を見て頑張ろう!
2014年07月12日 11:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 11:18
山頂が見えている山は近いように思うけど、向かうと思った以上に遠いなぁ。

疲れたけど、素晴らしい景色を見て頑張ろう!
階段の先はいよいよ頂上か?
2014年07月12日 11:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 11:18
階段の先はいよいよ頂上か?
その先には階段が続いていました。

「階段の上の階段」
2014年07月12日 11:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 11:32
その先には階段が続いていました。

「階段の上の階段」
展望は最高。
あと一息。
2014年07月12日 11:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 11:44
展望は最高。
あと一息。
漸く到着。
山頂は沢山の登山者でいっぱい。
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漸く到着。
山頂は沢山の登山者でいっぱい。
パノラマ風
360°の素晴らしい展望。
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360°の素晴らしい展望。
小至仏山へ向かいます。
大きなダム湖が見えます。

奈良俣ダムかな?
2014年07月12日 12:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:06
小至仏山へ向かいます。
大きなダム湖が見えます。

奈良俣ダムかな?
2014年07月12日 12:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:07
振り返って至仏山
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振り返って至仏山
小至仏山到着。
2014年07月12日 12:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:47
小至仏山到着。
小至仏山から至仏山

では鳩待峠へ戻ります。
2014年07月12日 12:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:47
小至仏山から至仏山

では鳩待峠へ戻ります。
ハクサンイチゲが沢山さいてました。
2014年07月12日 12:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:56
ハクサンイチゲが沢山さいてました。
登山道には残雪は全くありませんでした。
2014年07月12日 12:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:57
登山道には残雪は全くありませんでした。
オヤマ沢田代はワタスゲが綺麗でした。
2014年07月12日 13:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/12 13:15
オヤマ沢田代はワタスゲが綺麗でした。

感想

もっと早くに尾瀬へ行く予定が、用事や天候でノビノビになっていましたが久しぶりに来ることが出来ました。

鳩待峠から山の鼻の途中で出会った方に花の話をしてもらい、ノンビリと山の鼻まで同行させてもらいました。
いろいろ教えてもらい勉強になりましたが、なかなか花の名前は覚えられないですね。
尾瀬をノンビリと観察しながら歩くのは贅沢な楽しみ方ですね。

毎回レコで濡れた木道は滑るので注意しましょうと書いているのに、初っ端から自分自身が大転倒してしまいました。木道を跨ごうとして滑り、右腕から落下して右腕・右肩を強打してしまいました。

「やばい折れたか?」

激痛で血の気が引いて、一瞬気持ちが悪くなりましたがペースダウンして様子をみながら行動するようにしました。右肩が痛くで腕を上げると痛くて力が入らないのでリックを背負うのが大変でした。
恐る恐るシャツをめくると、腕は大きなスリ傷で真っ赤でした。テンション下がりました。
折れてはなさそうなので予定通り至仏山へ向かうことにしました。

山の鼻に着いた時、山の鼻ビジターセンターの自然観察会参加募集をしていたので参加させていただきました。
スタッフの方に咲いている花の解説や動物の話などを教えてもらい、あっという間に1時間が経過していました。
山の鼻ビジターセンターのスタッフの方、有難うございました。また次回も参加させてもらいます。

至仏山への登りは登山道水に水が流れている箇所が多くあり滑りやすいので慎重に歩きました。
特に初っ端から痛い目をみているので普段以上に神経質になっていました。

至仏山は下から山頂が良く見えるので近く感じるが、登れど登れど近づかないジレンマに襲われました。
もう結構登ったから着いてもいいころだと思い、階段が空に向かって途切れている場所で、

「あの階段の先が山頂だろうな」と、

登った先には次の階段が始まっていてガッカリしました。

しかし、山頂からの展望は素晴らしい景色でした。

下りはもう転びたくないので超神経質に歩きました。
後半は暑さと寝不足と体力不足でヘロヘロ状態で、残り1Kmが2Kmや3Kmのように感じました。
後半は花を観察する気力が無くなってきて折角の花を眺められず勿体ないことをしました。

尾瀬の百名山の3座で残すは会津駒ケ岳。
来年、会津駒ケ岳に登れたらいいな〜。

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