記録ID: 4777405
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ハイキング
九州・沖縄
久々に黒髪山一周
2022年10月10日(月) [日帰り]
MISB
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:13
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 999m
- 下り
- 992m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:14
危険個所無し。昨今の台風で至る所に倒木多し。（通行には支障なしです）雨天時は落葉と木の根で滑りまくります、くれぐれもご用心あれ。
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は無いが、全コース急峻な地形に岩稜や木の根が張り巡り、雨天後などは滑りやすいので要注意。 |
写真
龍門ダム駐車場から少し来た道を戻り（車は一方通行です）�喫�目の牧山を目指す。
正面に衝立岩、蛙岩、そして牧山山頂が。
正面に衝立岩、蛙岩、そして牧山山頂が。
黒髪山一帯は常緑樹林とシダ類の天国です。
岩上に多いイワヒトデ。
岩上に多いイワヒトデ。
黒髪山管理人「Y氏」の手作り看板。
山登りの神髄を表す言葉がいかしてます！
山登りの神髄を表す言葉がいかしてます！
佐賀、長崎の山地に多いカゴノキ。
私はこれを「ジグソーパズルの樹」と呼んでいます。
私はこれを「ジグソーパズルの樹」と呼んでいます。
出来ました、ピッタリ！
1ピース完成。
子連れだと盛り上がるのですが・・・。
1ピース完成。
子連れだと盛り上がるのですが・・・。
この時期黒髪山系の山頂部にいつも咲く「シコクママコナ」を観察。黄色いシベが特徴。
と言うことで青螺山（618m）到着。
福岡からの登山客の方に写してもらいました。
福岡からの登山客の方に写してもらいました。
青螺山を下り「日向坂」で三つ岩を眺めて昼食。
マイルーティンです。
マイルーティンです。
相変わらず厳しいアップダウンでしたが、今日も無事天童岩（通称黒髪山）到着。ここでも登山客の方にきれいに写してもらいました。
ありがとうございました。
5
10/10 12:45
相変わらず厳しいアップダウンでしたが、今日も無事天童岩（通称黒髪山）到着。
ここでも登山客の方にきれいに写してもらいました。
ありがとうございました。
ここでも登山客の方にきれいに写してもらいました。
ありがとうございました。
龍門峡はシダの宝庫。
岩上にはとても美しい「ヒノキシダ」
皆さん是非見て行ってください。
岩上にはとても美しい「ヒノキシダ」
皆さん是非見て行ってください。
今日は常緑樹林内でよく見る樹の樹皮を写してみました。樹木に興味が有る方は参考にどうぞ。
まずは名前の語源が面白い「バクチノキ」
2
10/10 9:00
今日は常緑樹林内でよく見る樹の樹皮を写してみました。
樹木に興味が有る方は参考にどうぞ。
まずは名前の語源が面白い「バクチノキ」
樹木に興味が有る方は参考にどうぞ。
まずは名前の語源が面白い「バクチノキ」
クスノキ科「ヤブニッケイ」
青牧峠付近はこの樹で一杯。美肌です。
青牧峠付近はこの樹で一杯。美肌です。
ブナ科の大物「アカガシ」九州北部では標高が400mを越えると出現。
この森に特に多い「イスノキ」
地元有田ではこの灰が磁器の透明釉として使われます。
地元有田ではこの灰が磁器の透明釉として使われます。
同じく落葉樹の「ケヤキ」若い個体のようです。深い常緑樹林帯の中で落葉樹が芽生えるのは難しいことですが、鳥による種子散布などの要因で、いずれも沢近くの攪乱がおきる場所に多いようです。
1
10/10 13:20
同じく落葉樹の「ケヤキ」若い個体のようです。
深い常緑樹林帯の中で落葉樹が芽生えるのは難しいことですが、鳥による種子散布などの要因で、いずれも沢近くの攪乱がおきる場所に多いようです。
深い常緑樹林帯の中で落葉樹が芽生えるのは難しいことですが、鳥による種子散布などの要因で、いずれも沢近くの攪乱がおきる場所に多いようです。
傾斜地に多い「ウラジロガシ」
落葉の葉裏が真っ白いので存在はすぐにわかります。
落葉の葉裏が真っ白いので存在はすぐにわかります。
撮影機器：
感想
黒髪山系一周は北アルプス遠征前のトレーニングとしてよく登りましたが、最近は脊振山系でのトレーニングが多くなり、半年ぶりの黒髪山となりました。
いつものルーティンで牧山を先頭に右回りで登ると、安山岩のザレた山道と急勾配の牧山直下で自身の体力具合が良く分かります。
久々でしたが今日はとても快調に感じました。毎朝の腹筋と背筋運動が効いているのでしょうか、それとも片足スクワットの成果でしょうか。いずれにせよ体力に余裕があると周囲の観察にも目が行き届きます。
ということで、普段はしない樹木の樹皮観察をしてみました。
私の場合、樹木の判定には葉っぱを使いますが、成木になると手の届く範囲に葉がなくなり、同定の手助けにはなりません。最悪落葉で判定は可能ですが、それでも何種類もある落葉の中からその木を割り出すのは経験がいります。
しかし樹皮により種類が同定できるようになると、見上げたり、拾ったりと言う作業無しに、歩きながら樹種が判断できとても便利で気分爽快になります。
九州の常緑樹林帯では一応シイ、タブ、カシの仲間を見分けると生育している樹木の約半分が分かります。それだけこの種の樹木が多いということです。あとは時折出てくる樹木の判定に集中すればかなり楽に樹種の識別ができて樹木観察も楽しくなってきます。
木本（樹木）を制したい方は是非チャレンジしてみてください。
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同定する為に図鑑にしても良いレポートですね。
樹皮だけではなかなか判らないのでドローンで葉を確認したりしています。
ただ、ドローンの規制が厳しくなり、１００g以下でないと自由に飛ばせなくなりました。
地元でも見たい木々は営林管理署管轄になり、入林申請が必要なりましたので思い立った時に行っても飛ばせなくなりました。６月までは２００g以上で規制でしたので気軽でしたが申請する事が多くなりそうです。
いつもコメントありがとうございます。
ドローン規制が変わりつつあるんですね、知りませんでした。以前お伺いしたときに「規制外なので自由に飛ばしています」という返事をいただいたことが有ったので、それは良いことだなあと感心した覚えがあります。
やはり100g以下の機種では性能的にイマイチなんでしょうね。
時々yamaumihitoさんの映像で高い所からの樹木を見せてもらって楽しんでいますので少し心配です。
＞同定する為に図鑑にしても良いレポートですね。
ありがとうございます。数は少ないですが、これぐらいの樹種が同定できると、常緑樹林帯に生育する樹の半数は分かることになります。標高が上がるとまた別の樹種群で占められるので、yamaumihitoさんお墨付きの平家山などは別バージョンが必要になりますね。
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