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Yamareco

記録ID: 477819
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ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬ヶ原〜アヤメ平(鳩待峠から周回)

2014年07月13日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
shuri その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:07
距離
16.5km
登り
603m
下り
457m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:15鳩待峠−8:10山ノ鼻8:40−10:35竜宮小屋11:25−12:45長沢ノ頭−13:35富士見小屋13:50−14:15アヤメ平−14:25中ノ野原−14:50横田代−16:40鳩待峠
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
戸倉温泉で前泊。
戸倉〜鳩待峠間は、往路戸倉6:30発バス乗車、復路は乗り合いタクシー。(片道一人930円)
コース状況/
危険箇所等
◇ロガー作動忘れでログが最初ないですが、鳩待峠から出発してます。

◇雨の日の木道は滑るので要注意です。特に竜宮十字路〜富士見峠〜鳩待峠の傾斜のある木道は、大変滑りやすく下りは特に危険です。かなり注意して歩いたつもりてすが何度も転倒しました。

◇トイレは、鳩待峠、山ノ鼻、竜宮小屋、富士見小屋に水洗トイレ(100円チップ制)があります。
バスで鳩待峠に到着
バスで鳩待峠に到着
山ノ鼻へ向けて出発
山ノ鼻へ向けて出発
緩やかに木道を下っていきます
緩やかに木道を下っていきます
時々視界が開けて至仏山が見えます
時々視界が開けて至仏山が見えます
川上川の橋を渡るとすぐ山ノ鼻です
川上川の橋を渡るとすぐ山ノ鼻です
山ノ鼻のきれいな公衆トイレ
山ノ鼻のきれいな公衆トイレ
ツバメの巣が鈴なり!
ツバメの巣が鈴なり!
巣作り中
材料の泥を一生懸命運んでいます
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材料の泥を一生懸命運んでいます
山ノ鼻分岐から尾瀬ヶ原方面へ
山ノ鼻分岐から尾瀬ヶ原方面へ
念願のワタスゲ!
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念願のワタスゲ!
ニッコウキスゲもちらほら咲いてます
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ニッコウキスゲもちらほら咲いてます
ふわふわ
ワタスゲは見頃終盤です。なんとか間に合いました。
ワタスゲは見頃終盤です。なんとか間に合いました。
燧ヶ岳が徐々に大きく見えてきます
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燧ヶ岳が徐々に大きく見えてきます
トキソウ
カキツバタ
風に揺れる綿毛
モウセンゴケ
燧ヶ岳がカッコいい
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燧ヶ岳がカッコいい
逆さ燧は・・・
曇りですがなんとか映ってます
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曇りですがなんとか映ってます
オゼコウホネ
牛首分岐
ニッコウキスゲに香りはあるのかな?
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ニッコウキスゲに香りはあるのかな?
竜宮現象を見学
波紋が不思議な動きをしています。なるほど。
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波紋が不思議な動きをしています。なるほど。
竜宮小屋
宿で作っていただいたお弁当
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宿で作っていただいたお弁当
竜宮分岐
風にたなびく
木道が一旦途切れ登山道の始まり
木道が一旦途切れ登山道の始まり
上から微かに見える尾瀬ヶ原
上から微かに見える尾瀬ヶ原
幹を覆う苔
ギンリョウソウ!初めて見ました!
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ギンリョウソウ!初めて見ました!
見れば見るほど不思議な形態
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見れば見るほど不思議な形態
土場。ベンチがあります。
土場。ベンチがあります。
ガスが濃くなってきました
ガスが濃くなってきました
富士見湿原。晴れてたらどんな景色が広がっているんだろう。
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富士見湿原。晴れてたらどんな景色が広がっているんだろう。
イワカガミがこっそり咲いてました
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イワカガミがこっそり咲いてました
富士見小屋でコーヒー。疲れた体に染み入ります。
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富士見小屋でコーヒー。疲れた体に染み入ります。
富士見田代分岐
ガスで視界が悪い中、強風で飛ばされそうになりつつ、へっぴり腰で進みます。
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ガスで視界が悪い中、強風で飛ばされそうになりつつ、へっぴり腰で進みます。
アヤメ平
チングルマ
イワカガミ
つるっつるに滑る木道・・・
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つるっつるに滑る木道・・・
鳩待峠に到着

感想

花より苔を愛でるのが好きなので、尾瀬にはさほど興味がなかったのですが、尾瀬が大好きな母からなんとなく借りた本に載っていた、ワタスゲの写真に一目惚れ。
この世にこんなに楚々として愛らしいものがあったなんて!
今年は必ずワタスゲを見に行く!と開花情報をチェックしていたところ、十年に一度の大群生との情報が。

尾瀬にはたくさん可愛いらしい花があるのに、なぜワタスゲだけ…。苔といいワタスゲといい・・・地味ね。
と横から母にぶつぶつ言われつつ(母は高山植物好きの元山ガールだが、私は苔と滝と奇岩好きなので山行の好みが不一致)計画を立て、念願叶ってフワフワで可愛らしいワタスゲを見に行くことができました!

尾瀬ヶ原に一面の白いワタスゲ。
前には雄雄しい燧ヶ岳、後ろには凛々しい至仏山。
風に舞うワタスゲの綿毛。
これが尾瀬・・・
隣県にこんな素晴らしい場所があったなんて・・・

ワタスゲだけ見て至仏山へ登る予定だったのてすが、山ノ鼻に着いた時点で雨が降り始めたので、至仏はあきらめ、とりあえず竜宮小屋まで歩いて尾瀬ヶ原を満喫することにしました。
カキツバタやニッコウキスゲも華やかで可愛らしく、気分爽快で竜宮小屋まであっという間に感じました。

竜宮小屋のベンチで昼食後、このまま木道を歩いて戻るのもちょっと物足りないなと思い、富士見峠からアヤメ平を通って鳩待峠に戻ることにしました。
この安易な計画変更が後の悲劇を招くことに…

降ったり止んだりの雨の中、富士見峠までレインウェアを着たり脱いだりと慌ただしく登り、富士見小屋でコーヒーを頂き休憩後、雨・ガス・強風の中、アヤメ平方面へ。
ガスに覆われた湿原が幻想的に綺麗で、足下には可愛い花が咲き、疲労感はありつつも調子良く歩いていたのですが、中ノ原からの下りの木道が雨でつるつるに滑り、気をつけて歩いていたものの、残り2km地点で勢いよく転倒。
尾てい骨を強打し、激痛と下半身の痺れで倒れたまま全く動けず…
「動けないようなら救助呼ぶ?」との同行者の問いかけに「それは困る!(お金ない!)」と、気合で起き上がり、湿布を張り、痛み止めを飲み、近くに落ちていた木の枝を杖にし、折り畳みクッションをお尻に入れ(ナイスアイディア!)、でも再度転んだらきっと立てなくなるだろう…とゆっくり慎重に歩き出しました。
痛みで息が荒くなり、脂汗がにじみ、途中で気を失いそうになる私を見て、同行者が私のリュックも持ってくださり、なんとか鳩待峠まで戻ることができました。

同行者の方には本当に迷惑をかけてしまい本当に申し訳なく、そしてとても感謝してます。
タクシーの手配等々、色々とありがとうございました。
一人だったら下山できただろうかと思うと自信はありません。
ツェルト不携帯でしたし、ルートの事前調査なしでの独断での計画変更等、反省点だらけです。
診断の結果、大騒ぎした割には幸い骨には異常なく、打撲で済みました。
二週間後には、昔から思い入れのあるお山へ遠征する予定だったのですが、無理はせず慎重に判断して行動したいと思います。

色々ありましたが、尾瀬がとっても好きになりました。お花も可愛い!
尾瀬は私の住まいから比較的行きやすい場所なので、今後も度々訪れてしまう予感がします。

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コメント

shuriさん、おはようございます!
やはり尾瀬は良いですね♪

ワタスゲがまだ咲いているのですね!
ニッコウキスゲも咲き始め感じでしょうか?
前回の峠の釜めしももちろん良いですが、宿のお弁当も美味しそうですね。

あっ、すみません...。
ここでshuriさんの感想を見ました。
大変でしたね...大丈夫ですか?
幸いなことに骨には異常がなく何よりです!

自分も先日の尾瀬沼周回ハイクの際、濡れた木道であわや転倒しそうになりました。
ダブルストックでしたので、何とか大丈夫でしたが...。

二週間後の遠征山行、行けると良いですね!
2014/7/16 5:50
ayamoekanoさん、こんにちは
尾瀬は本当に素敵なところですね。
ニッコウキスゲは咲き始めでした♪
今度は尾瀬沼のほうも歩いてみたいです。

木道があんなに滑るとは思わなかったです。トレッキングポールもこの日に限って持ってきておらず…
ayamoekanoさんも転倒されそうになられたのですね。お怪我がなくて本当に何よりです。

遠征行けるようにしばらくは大人しくして治したいと思います!
2014/7/17 16:51
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