谷川馬蹄形縦走☆反時計回りで絶景のぐるり尾根歩き
- GPS
- 16:45
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,820m
- 下り
- 2,819m
コースタイム
松の木沢 7:40(休憩10分)
白毛門 8:30(休憩10分)
笠が岳 9:20(休憩5分)
朝日岳 11:00(昼食休憩30分)
ジャンクションピーク 11:50
清水峠 13:15(休憩15分)
七つ石山 14:30 (休憩10分)
蓬峠 15:05
蓬ヒュッテ 15:10
二日目 蓬ヒュッテ 5:00
武能岳 6:00 (休憩15分)
茂倉岳 7:50 (休憩5分)
一ノ倉岳 8:10
谷川岳 9:00 (休憩10分)
天狗の留まり場 9:55
天神平(ロープウェイ) 10:40
土合駅 11:20
天候 | 一日目 晴れ 二日目 曇り〜ガス〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土合駅の先踏切を渡ってカーブの右側のP 50台ほど駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
□土合橋白〜白毛門 いきなり木の根の多い急登を進みます。雨上がりのあとはとくに滑ります。ひたすら樹林帯が続きますので早朝の涼しいうちにクリアするのがベストです。 途中、松ノ木沢の頭手前に鎖と岩場あります。荷物が重くてちょっと気合が入りました。 □白毛門〜笠ヶ岳 笠ヶ岳への稜線上には沢山のお花がありはじめ緩やかだんだんと急登になります。。泥んこ沼の箇所がすこしありましたので歩行に注意してください。 □笠ヶ岳〜朝日岳 笠ヶ岳直下にかまぼこ型の避難小屋があります。朝日まで意外と小ピークが多くて騙されました。思ったより長かった。最後に大きな岩を左側から回り込んで山頂に到着です。奥に祠があり風をよけながらそこの近くで昼食をとりました。 □朝日岳〜ジャンクションピーク 朝日岳を降りていくと木道が設置されていてとても歩きやすいです。宝川温泉の分岐を過ぎさらに歩くと巻機山への分岐があります。そこがジャンクションピークです。 □ジャンクションピーク〜清水峠 ここから一気に標高を下げていきます。背の低い草や木々の間の登山道を進むと清水峠の避難小屋が見えてきますのでそこにむかってひたすら歩きます。下りがほぼ終わると小さな池塘が現れます。終わりかけのワタスゲが咲いていました。そこから少し進むと白崩避難小屋と送電線監視所のJR小屋が見えてきます。 くたくたです〜。横になって休憩しました〜 □清水峠〜七ツ小屋山 すぐに三叉路の分岐があります。真ん中の道を進みます。熊笹の道を登っていきます。だいぶ笹の丈がのびていて足元がよくみえませんが、きつい登りかえしをひたすら登っています。大源太山の分岐を過ぎ、さらに七ツ小屋山の山頂まで登ります。 □七ツ小屋山〜蓬峠・蓬ヒュッテ ゆったりとした傾斜の稜線上で熊笹の原っぱを歩くので非常に気持ちよかったです。 ここが今回の銃走路の一番のお気に入りスポットでした。景色も歩く道も心地よく足取りもかろやか〜ここまで頑張った甲斐がありました。ビールも近い! 最後の最後までヒュッテはちら見もできませんでした、どこにあるかわからずちょっと不安になりましたが 蓬峠からのくだりでようやくこじんまりしたヒュッテが見えました。「ビール小屋!」思わず叫んでしまったo(^o^)o □蓬ヒュッテ〜武能岳 最初は緩やかな道が続き、振り返ると昨日歩いてきた道と蓬ヒュッテがとてもいい画になります。ですがそんなこともつかの間、徐々に標高を上げていきます。笹原が朝露で濡れていて、足元はびしょびしょになりました。雨具の下は装着してもよかったかもしれません。 □武能岳〜茂倉岳 ここが今回の白毛門からの縦走コースで一番の難所かなと思っておりましたがまさにそのとおりでした。ずっとずっと長い急登をひたすら登ります。天気も崩れてきて風がとても強く視界がだんだん悪くなってきました。上を見ないようにひらすら登りました。途中、ウスユキソウやイブキジャコウソウの群生にとても励まされました。山頂へ着いたときはバタンでした。笑) 必死の思いで山頂へ着いたのに回りはすっかりガスに包まれ真っ白でした〜 泣) □茂倉岳〜一ノ倉岳 緩やかな尾根を登っていきます。茂倉までの登りの疲れでだらだら歩いていたらすぐに着きました。 真っ白すぎて一の倉の標識にはじめは気づきませんでした。同じ場所に避難小屋もあります。 □一ノ倉岳〜オキノ耳、トマノ耳 ノゾキがどこかわかりませんでした。どこかで通りすぎてしまったようです。岩場の下りや鎖場を通過します。 濡れているときは注意が必要です。 □ オキノ耳、トマノ耳〜天神平 登山者が劇的に増えます。この天候にも関わらず老若男女たくさんの登山者とすれ違いました。 ザレ場や浮石も多いので落石に注意です。 岩場や鎖場はすれ違いで時間を要します。 余裕をもって行動したほうがよいです。 熊穴沢避難小屋からは木道も多いですが雨だと滑りやすいので注意です。 ロープウェイ乗車の際に濡れたザックカバーは外しましょう。 |
写真
感想
毎夏の縦走に向けて、トレーニングを兼ね、谷川岳馬蹄形縦走をしてきました。
台風の影響で天気やコンディションが直前まで読めず、やきもきしましたが
思ったような被害もなく台風一過の晴天の下、ぐるり一周、馬蹄形の尾根歩きができました。白毛門から先は数組とすれ違う程度、各ピークでは貸切を堪能、静かな静かな谷川連峰の尾根歩き、とても楽しく充実した山行になりました。
白毛門まではお馴染みの急登、体をあたためるためただただ無心で登りました。
午前中はほどよい風が吹き、暑さに負けずその風にとても助けられ担いだ水の消費も最小限で済みました。今回は歩きがメインなのでお花は我慢と思いましたが、進む道すがら移り変わる花の数々の誘惑にあっさり負け、タイムを気にしながらも撮影ばかりしてしまいました。でもいつもよりちょっぴり少ないです。。
この馬蹄形の醍醐味はやはり進んできた道、これから進む道が常に360度見渡せることです。
あそこを越えてきたんだとか、これからあっちへ進むんだとか時々立ち止まり振り返ったり先の稜線を眺めてみたりそんな時間がとても幸せでした。
蓬ヒュッテではいろんな方と出会い交流させていただき、楽しかったーヽ(・∀・)ノ
こじんまりした小屋ですがご主人の人柄もさながら尾根に佇む小さな小屋にとても癒されました。 ここまで辿りつければビールだ!と後半はそればかり考えていましたが 笑)
水場にも行かなくてはだけど、到着後まずはビールで自分を労いました。
そしてあの夜、小屋で何があったかはあの日、一夜を共にした数人の方たちとの秘密です☆
寝不足気味でしたがみなさん無事に下山できたかなー 笑)
翌朝はあいにくの曇り、午後には崩れそうとのことなので5:00に小屋をでて先を急ぎます。
思ったよりも天気の崩れは早く、やっとの思いで登った茂倉岳山頂ではすっかりあたりはガスで真っ白、おまけに風も強くなってきました。景色ゼロなのでもう下山後の温泉しか励みはありません。一の倉沢を見下ろしたかったですが、全くもって見えないのでスルーです。
オキノ耳につくころには雨も降り出しました。
ロープウェイで下山決定です!!
そこからは登ってくる人の数に負けないようにスタスタと降りていきます。
雨が本格的に降り出したころ、天神平に到着。2日間の馬蹄形縦走が終わりました。
土合まで車道を歩いて無事に帰還。終わってみるとあっという間です。
そういえば蓬ヒュッテにて夕方おでこをブヨに刺されました
2日目くらいからモーレツに腫れ出してきて昨日は顔が大変なことになりました。
まだちょっと変形しています。 ( ;∀;)
そんなことがあってもまたすぐに山に行きたい。と思うのはナゼなのでしょうかね。
コメント
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ジャンクションピーク辺りでアロハシャツ(笑)を着てた中年さんです。
間違っていたらごめんなさい<(_ _)>
2日目がイマイチのお天気でしたね。
ここ数年、キスゲが少なってるように思えます。
なんでかな〜〜
無事の下山おめでとうございます!
こんばんわ☆
ジャンクションピークからだいぶおりたところでソロの方2人とすれ違ったのでどちらかでしょうか?? なにせ朝日岳〜蓬までは4人にしか会わなかったのでなんとなくは覚えています
キスゲはまだこれからのようでしたね。
でも大満足の山行でした。
ぜひ次回はぐるり一周してくださいね
mekkoさん、アドバイスと超タイムリーなレコありがとうございます。
結構良いペースで歩かれていますね。
景色も最高そうだし。
でも茂倉岳の登りでめげそうだな。
途中でビール休憩っていう禁じても使えそうですね
行くと公言した以上、頑張ってきます キリッ
3連休の最終日あたりは天気も回復しそうなので決行できそうです。
こんばんわ☆
コメントありがとうございます!!!
天気の良い日にぜひ実行してくださいね
応援しています
ただ真夏はかなり暑いと思いますので梅雨の晴れ間か秋の方が快適に歩けるかと思います
茂倉の登りはすごーくすごーくしんどいと思って望んでください。
きっと大丈夫です
mekkoさん。
おでこ平気ですか?
谷川岳馬蹄形縦走!
とってもステキな景観の連続で
とっても魅力的ですね〜!
ビールがとても美味しかったでしょうね!
いつか行きたい感じです。
eimaさん☆
こんばんわ♪
とても静かでいいところでした♪
ビールの味はひとしおでしたよん
おでこも完治しました
いつかチャレンジしてくださいね
秋も紅葉がとてもきれいな場所です
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