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Yamareco

記録ID: 480962
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ハイキング
甲信越

▲七面山(二百名山:信仰の山へ!)

2014年07月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:54
距離
13.3km
登り
1,619m
下り
1,627m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:55発 羽衣(表参道)登山口
5:45 肝心坊
7:20 晴雲坊
8:10 敬慎院 8:20発
9:00 ▲七面山 9:25発
9:50 敬慎院 10:55発
11:20 晴雲坊
12:15 肝心坊
12:40 羽衣登山口
【行動時間 7時間45分】
天候 曇り(時々日が差す)
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は、羽衣の登山口近くは10台強程度、下に行くに連れて 多くの車が停められます。
コース状況/
危険箇所等
・敬慎院までは、すばらしく整備された道です。
 一丁目から五十丁目まであります。幅が広いのですれ違い可能です。
・その先、七面山までも明瞭な登山道です。

(温泉)
・我々は、「みたまの湯」(770円)に行きました。
 車で1時間程度甲府南IC方面に戻ったところにあります。
 高台にあるため、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父の山脈の景色が見事です。
 けっこう人気があるようです。
登山前日の「白糸の滝」
みごとです
2014年07月20日 16:14撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/20 16:14
登山前日の「白糸の滝」
みごとです
でかいユリ
2014年07月20日 16:20撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 16:20
でかいユリ
白糸の滝の奥にある「雄滝」というのでしょうか?
白糸の滝から徒歩3分との表示がありました
2014年07月20日 16:22撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/20 16:22
白糸の滝の奥にある「雄滝」というのでしょうか?
白糸の滝から徒歩3分との表示がありました
シャクナゲ
2014年07月20日 16:26撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/20 16:26
シャクナゲ
2014年07月20日 16:29撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/20 16:29
5時少し前、登山口を出発します。
2014年07月21日 05:04撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 5:04
5時少し前、登山口を出発します。
五十丁目が「敬慎院」です
2014年07月21日 05:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 5:30
五十丁目が「敬慎院」です
杉の巨木!
2014年07月21日 05:48撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 5:48
杉の巨木!
肝心坊
2014年07月21日 05:56撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 5:56
肝心坊
杉! 神々しいばかりの大きさ!
2014年07月21日 06:04撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/21 6:04
杉! 神々しいばかりの大きさ!
中適坊
2014年07月21日 06:33撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 6:33
中適坊
残念ながら富士山は見えませんが、幻想的な景色です。
2014年07月21日 07:08撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 7:08
残念ながら富士山は見えませんが、幻想的な景色です。
晴雲坊
2014年07月21日 07:32撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 7:32
晴雲坊
山門。突然の出現に驚きました!
2014年07月21日 08:15撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/21 8:15
山門。突然の出現に驚きました!
鹿さん、こんにちはです
2014年07月21日 08:18撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 8:18
鹿さん、こんにちはです
敬慎院の入り口に着きました。
本来の入り口は左の坂を登ったところです。
この鐘は、自由に撞いて良いそうです
2014年07月21日 08:20撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 8:20
敬慎院の入り口に着きました。
本来の入り口は左の坂を登ったところです。
この鐘は、自由に撞いて良いそうです
敬慎院の敷地に入ります。
こんな山奥に平な土地があります。
そして、おおきな建物が…
2014年07月21日 08:22撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/21 8:22
敬慎院の敷地に入ります。
こんな山奥に平な土地があります。
そして、おおきな建物が…
随身門からの本堂です
2014年07月21日 08:28撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/21 8:28
随身門からの本堂です
随身門の前。
残念ながら富士山は見えませんでした。
2014年07月21日 08:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 8:30
随身門の前。
残念ながら富士山は見えませんでした。
2014年07月21日 08:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 8:30
気を取り直して、七面山の頂上へ向かいます
2014年07月21日 08:41撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 8:41
気を取り直して、七面山の頂上へ向かいます
大崩れ(ナナイダガレ)
少々、ガスってます
2014年07月21日 08:50撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/21 8:50
大崩れ(ナナイダガレ)
少々、ガスってます
気持ちの良い森の中を歩きます
2014年07月21日 09:11撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 9:11
気持ちの良い森の中を歩きます
9:00に七面山の頂上に到着。
展望はありません。
2014年07月21日 09:13撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/21 9:13
9:00に七面山の頂上に到着。
展望はありません。
戻って、随身門の前で昼食です。
ワインで乾杯!
2014年07月21日 10:07撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 10:07
戻って、随身門の前で昼食です。
ワインで乾杯!
敬慎院の一ノ池です
2014年07月21日 11:05撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 11:05
敬慎院の一ノ池です
自由に撞いてよいというので、撞きます。
2014年07月21日 11:09撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/21 11:09
自由に撞いてよいというので、撞きます。
もう一つ
2014年07月21日 11:09撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 11:09
もう一つ
少し晴れてきましたが、やはり富士山は見えません。うーむ
2014年07月21日 11:48撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 11:48
少し晴れてきましたが、やはり富士山は見えません。うーむ
全国から参拝者が…
2014年07月21日 12:06撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 12:06
全国から参拝者が…
肝心坊にて
2014年07月21日 12:26撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 12:26
肝心坊にて
元文三年=1738年です。
2014年07月21日 12:39撮影 by  DSC-TX30, SONY
7/21 12:39
元文三年=1738年です。
12:40 登山口に戻ってきました。
あー疲れた
2014年07月21日 12:52撮影 by  DSC-TX30, SONY
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7/21 12:52
12:40 登山口に戻ってきました。
あー疲れた

感想

学生時代の同期3名(T君、F君)との梅雨の合間の登山です。
前日20日、昼頃、東京を出て、ひのや旅館本館に投宿。
おばあちゃんに癒されました。
予約の客は、我々3名だけ? その後、素泊まりの客(団体さん)が入りましたが…

翌日21日、我々は、朝4時30分過ぎに宿を出て、表参道(羽衣)登山口に向かいます。
5時少し前に、登山口を出発します。
肝心坊を過ぎると、こんな時間にも関わらず 上からどんどんと人が降りてきます。
私「今朝はどこから?」
男性ら「上に泊まって、2時に出てきました」
私「えーっ、2時にですか? 何か(宗教的な)意味があるのですか?」
女性ら「いやー、今日中に長崎まで帰るので、飛行機の時間に間に合わせるためですよ」とのこと
それにしても、暗闇の中、おじいさん、おばあさん、赤ちゃんを抱いた女性等が降りてくるのに
ビックリです。 80人の団体さんとのことでした。

登山道は、九十九折になっていて、とても歩きやすいです。
しかし、標高差が大きいのでゆっくり登ります。
やがて、疲れたころ 突然、きれいで大きな山門が出てきて、びっくり。
「なんだ〜 こりゃ」 (鹿さんも登場)
それに続いて、歩いてしか来れない山の中に巨大な寺院があるではないですか?
本堂に行くと、お坊さんが「休んでいきませんか?」と誘ってくれましたが、とりあえず参拝だけして、
正門である随身門をくぐって、山頂に向かいます。

「大崩れ」を見て、山頂に向かいます。 これまで、相当の標高差を登ってきたので、疲れます。
9:00 約4時間かかって、七面山山頂に到着。 若い男性がいます。
山頂は展望はありません。しかし、方位盤があって、昔は展望があったのでしょうね。
若い男性に写真を撮ってもらい、会話
男性「昨日は毛無山、一昨日は御正体山に登ってきたんですよ」
私「二百名山を登っているんですか?」
男性「ええ、今日で146?になります」
そうか、二百名山を登っている人がいるのだなあと 単純に思う。
我々が4時間かかった登りを、3時間で来たそうだ。すごいなぁ!

敬慎院に戻り、随身門の前で昼食後、作業をしていた若いお坊さんと会話
・ここにはお坊さんが約20人、賄いや作業をする人が約20人いるそう
・宿坊には1000人も泊まれるとのこと
・明日は400人の宿泊予約があるとのこと
・春分の日と秋分の日には、ここからダイヤモンド富士が見られ、その光は随身門を通って、
 本堂を照らすそうだ。おまけにその光の延長線上には出雲大社があるとか? えーっ!
・いつかは 泊まってみたいですね
・私の質問「宿坊ではお酒は飲めるのですか?」
 なんと不届きな野郎でしょうか? 信仰のかけらもみられません。 
 ちなみに、夕食には少しお酒が出るそうで、それ以外にも持ち込んでいる人もいるらしい。
 それを称して「酒行」というらしい(冗談です)
本堂に行き、なかで休ませてもらい、お守りなどを買って帰ります。 

自由に撞いて良いと聞いた「鐘」を3人で撞いて、下山にかかります。
途中、太鼓を叩き、「南無妙法蓮華経」のお経を唱えながら 白装束の若い男性が登ってきます。
挨拶を交わすと、大きな太鼓を持たせてくれて、叩かせてくれました。
それにしても重かった。ただもんではないなぁ?
聞くと 立正大学出身で、地元に就職したらしく、時間があるときはこうして登ってくるとか
信仰とはすごいものだ… (目がキラキラしていて、笑顔がいいね!)

今回の二百名山は、登山というより、修行に来たような気持ちになりました。
日本では、本来、登山とは修行であり、神に近づくことだったのでしょう。
日本は広い、そして、いろいろな場所があり、いろいろな人がいる。
そんなことを教えてくれる山登りとは ひとこと「すばらしい…!」

次は 信仰の山シリーズとして、再び「御嶽山」(六根清浄〜)に登ってみることにしました。
それでは「南無妙法蓮華経〜」

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ハイキング 関東 [2日]
七面山表参道(宿坊敬慎院泊)往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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