浅草岳（迫力ある岩壁を望みながら）

2014年07月21日(月) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,408m
• 下り: 1,174m

コースタイム

6:02六十里越峠駐車場〜6:33田子倉登山口〜6:50幽ノ倉沢〜
7:07大久保沢7:11〜7:37田子倉眺メ〜8:06鬼ヶ面眺メ8:12〜9:23山頂〜
9:44大草原碑〜9:58山頂〜10:08山頂下デッキ10:36〜10:56前岳分岐〜
11:36貉沢カッチ〜12:14北岳〜12:32鬼ヶ面山〜13:02南岳13:16〜
13:46マイクロウエーブアンテナ〜14:20六十里越登山口

天候

曇り後晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

六十里越峠駐車場
田子倉登山口前駐車場

コース状況／危険箇所等

・登山道ははっきりしており、迷うことはないかと
　（ピンクテープや木々に目印もあり）
・田子倉登山口付近はぬかるみ箇所あり
・幽ノ倉沢の簡易橋は傾いており通過は慎重に
　（今後、増水があると通過できなくなることもありそう）
・田子倉眺メ過ぎからは登山道脇が部分的に切れ落ちている所あり
・熊合せから先は急坂、足場の悪い所もあるので慎重に（特に下りでは）
　また、多くの所でロープあり
・山頂から前岳までは木道が整備されている
　また、途中雪渓が残るが距離は短い
・前岳先から南岳にかけては絶壁沿いに歩く
　目立った危険箇所はありませんが、岩場、木の根など足元には注意を
・両登山口に登山ポストあり

※ルートは手入力の為、ズレや距離に違いがあるかと

写真

7/21 5:27

駐車場へ向かう途中にて
薄っすらと朝霧漂う只見湖

7/21 6:06

まずは六十里越駐車場から田子倉登山口へ移動

7/21 6:16

途中、田子倉湖を眺めながら

7/21 6:40

田子倉登山口からの登り出し
早速目に留まる花、アカバナシモツケソウ

7/21 6:42

深山の雰囲気を感じながら

7/21 6:49

沢に架かる簡易橋
どう見ても傾いてますね・・・

7/21 6:52

所々にピンクリボンの目印が

7/21 7:04

ブナの森に分け入る

7/21 7:05

大久保沢付近
良い雰囲気が感じられます

7/21 7:30

豊かな森の恵み
毒キノコのようですが・・・

7/21 7:39

アカモノの実
花ではないですが綺麗な赤

7/21 7:40

イワオトギリソウが一花

7/21 8:02

飛び交う蝶を追いかけてみたり

7/21 8:05

コキンレイカが所々に

7/21 8:07

コメツツジは見頃のよう

7/21 8:08

鬼ヶ面眺メから
ガスが切れた山頂を望む

7/21 8:09

そして鬼ヶ面山の絶壁
青空、白い雲が入り乱れる風景に暫し立ち尽くす

7/21 8:11

7/21 8:15

コキンレイカに更に足止めされながら

7/21 8:19

立派なブナの木
熊合わせを過ぎる

7/21 8:34

岸壁の緑が映えますね

7/21 8:40

振り返れば広がる展望も

7/21 8:43

飛び回るトンボも一休み

7/21 8:53

白い花はギボウシのよう

7/21 8:56

少しだけ睨み合い

7/21 8:56

ニッコウキスゲが僅かに見られました

7/21 9:07

雲の間から田子倉湖を望む

7/21 9:20

タテヤマウツボグサ
花（口）の開きようが特徴的

7/21 9:23

7/21 9:34

入叶津コースを少し下ってみると
思ってもいない花との対面

7/21 9:43

広がる草原がまた良い雰囲気

7/21 9:44

心躍る花、ヒメサユリ

7/21 9:49

池塘とダム湖
規模が違えど水を湛えるもの

7/21 9:52

これはホソバノキソチドリでしょうか

7/21 9:54

咲き残りのアカモノ

7/21 10:06

モウセンゴケ
花がそろそろ咲きそう

7/21 10:07

山頂下の草地にはキンコウカ

7/21 10:40

7/21 10:44

トキソウも草陰に咲いていました

7/21 10:50

雪解け間もないところではバイカオウレン

7/21 10:53

7/21 10:53

イワカガミも少しだけ

7/21 10:55

夏雲の下、山頂を振り返る

7/21 10:55

確かアサギマダラでしたよね

7/21 10:59

小湿原を横切り鬼ヶ面山へ

7/21 11:01

雪解けが遅い場所なのか
まだマイヅルソウが

7/21 11:05

北岳を過ぎて南岳まで、これから下るコースを望む

7/21 11:14

眼下には田子倉湖に流れ込む只見沢

7/21 11:14

圧倒される景色を目の前に

7/21 11:23

所々に花も
色鮮やかなアカバナシモツケ

7/21 11:25

登ってきた只見尾根もしっかり確認できます

7/21 11:30

花のときよりも目立つタケシマランの実

7/21 11:37

行く先も絶壁沿い

7/21 11:46

これはミヤマシャジンかな

7/21 11:50

ツルリンドウも確認

7/21 11:52

切り立つ岸壁を間近に見ながら進む

7/21 11:56

7/21 11:59

まだ咲いていませんがクガイソウ

7/21 11:59

ミヤマカラマツソウ？
淡いピンク色が不思議

7/21 12:00

ツルアリドウシも咲いてます

7/21 12:09

魅せられてしまう綺麗さ

7/21 12:25

振り返る浅草岳は風格ある山容

7/21 12:40

何シジミでしょうか

7/21 12:46

中ノ岳から越後駒ケ岳・・・
ではなく手前の毛猛山のよう

7/21 13:07

7/21 13:09

会津駒や燧ケ岳方面だと思うのですが・・・
判別できず

7/21 13:10

奥に薄っすらと見えるのは未丈ヶ岳かな

7/21 13:12

浅草岳の眺めにも別れを告げ

7/21 13:23

南岳から下り始めるとゴゼンタチバナ

7/21 13:31

サンカヨウの実もすっかり熟している様子

7/21 13:32

小さな花はサワハコベのよう

7/21 13:45

この山容は守門岳かな

7/21 13:55

再びブナの森へ

7/21 13:58

マムシではないですよね・・・

7/21 14:22

六十里越の登山口に下りてきました

7/21 15:15

帰路の前に田子倉レークビューで休憩
堤体からの展望も良いですね

撮影機器：

CX4 RICOH

感想

wakasato

梅雨明け間近の連休は生憎の空模様。
それでも天気が良くなりそうな最終日、浅草岳へ。

以前も歩いたことのある田子倉登山口からの登り始め。
山頂からは前岳〜鬼ヶ面山を経て六十里越へ下るコース取りに。
歩き出しからブナ林までは日差しがない状態でしが、展望が開けた鬼ヶ面眺メでは山頂が見え始め。
ガスの切れ間から覗く青空と鬼ヶ面山の岩壁の風景には暫く見入ってしまう位でした。
そして前岳から南岳にかけてはその岩壁沿いを間近に迫力を感じながら歩けましたね。
また雲が多くとも展望はあり、田子倉湖や越後駒ヶ岳(←毛猛山を勘違い)なども望めました。

山頂下、入叶津側で見られたヒメサユリの印象が強いですが・・・
他にアカバナシモツケソウ、コキンレイカ、キンコウカが楽しませてくれました。
イワカガミ等も見られましたがすっかり夏の花に移っている感じがしましたね。

強い日差しと共に気温も上昇。
それでも何とかバテずに歩けました。
素晴らしい景色の連続に充足感のある山歩きでした。
次の機会は秋に、これも楽しみです。

コメント

桜咲く虫＠sakura64

こんちは！
三連休の最終日に浅草岳でしたか(^^)！
この時期もいいもんですね。ブナの森も深いし、鬼が面山の絶壁もイイ感じ〜ぃ、ヒメサユリまであって、春の花まで咲いていて、ほんと楽しい山旅のようでしたね

ところで、六十里越から田子倉口への移動は、自転車、バイク？はたまたトレランですか 、

六十里越のトンネル何か居ませんでしか^^;。
前にここを一人で歩いて抜けたことあったけど、なんか・・・、おっかねがったよ〜

wakasato

Re: こんちは！
こんばんは、sakurasaku64さん。

田子倉口への移動は自転車です
ほぼ下りなのですが、スピードが出過ぎて少し怖い位でした
六十里越のトンネルですか？気配は感じられませんでしたが
何となく早めに通り過ぎたいところですね 。

初めて六十里越のコース歩きましたが絶景の連続ですね。
サンカヨウやツバネオモトを多く見かけ、来年はsakurasaku64さんの歩かれた時期に訪れようと思いました。
（その前に秋の入叶津コースかな ）

BOKUTYANN

いい山ですねぇ〜！
同じ日におたがい近くのエリアにいたんですね
眺めながら歩く鬼 ケ面山の表情が何とも魅力的！
刻々変化する雲と絡む表情は見飽きない景観です
これが見られただけで十分出かけた価値がありそうです

加えてサユリ様を筆頭にお花のラインナップも多彩
梅雨の間鬱屈した気分も晴れるというものです
秋も素晴らしいらしいし
決しておろそかに出来ない山なのを再認識です

wakasato

Re: いい山ですねぇ〜！
BOKUTYANNさん、こんばんは。

同じ頃、BOKUTYANNさんは天空の楽園を歩いていましたか
（そちらはハクサンコザクラですね）
ヒメサユリは流石に終盤でしたが、遅くまで残雪があるようなので
今の時期でも楽しめました。
花に関して言えば７月上旬辺りがもっと良いらしいですが

100名山でなくても魅力ある山。
ここは季節を変えて訪れたくなりますね