ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 482516
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

富士の替りに  蓼科山  ああ、大いなる勘違い。

2014年07月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.6km
登り
639m
下り
630m

コースタイム

5:39  七合目登山口
6:32  天狗の露地
7:07  将軍平・蓼科山荘(スポーツドリンク)
7:52  山頂ヒュッテ
7:57  蓼科山山頂
8:34  将軍平・蓼科山荘(スポーツドリンク・蓼科サイダー)
9:42  七合目登山口
天候 曇りのち霧、山頂付近は霧で何も見えず、ただ強風。頂上は写真だけ撮って3分で撤退した。その後は晴れたようだ。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 蓼科山七合目登山口。車は40台ほど。朝は私の先客は3台のみ。下山後はバスも来ていたし、満車に近かった。
コース状況/
危険箇所等
 前日に雨が降り、当日は濡れた登山道であった。
 将軍平までは火山灰と石、木の幹の登山道。将軍平から跡は、岩ゴーロである。ダブルストック(しかし、いざ岩をつかむときは手首にぶら下げられるような判断力が必要。)、軍手、登山靴は必須と思われる。スニーカーで来ている人もいるが例外だと思いたい。

 私は読んだ本に誤植があったせいか、山頂までの道のりを誤解していた。(「将軍平まで30分、将軍平から山頂まで1時間半」という記載)これは逆である。下山途中の方にいろいろ聞き自分の認識を改めてその後は安心して登ることができた。
 朝の七合目登山口からです。この山が七合目から登ることができるとは・・・。現在深田久弥翁が生きていたらこの山は選んでいないかも・・・。
2014年07月22日 05:39撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 5:39
 朝の七合目登山口からです。この山が七合目から登ることができるとは・・・。現在深田久弥翁が生きていたらこの山は選んでいないかも・・・。
 みぎには、自然の木をストックにして使ってよい。しかし、ここに戻していけというような内容のことが書かれています。
2014年07月22日 05:39撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 5:39
 みぎには、自然の木をストックにして使ってよい。しかし、ここに戻していけというような内容のことが書かれています。
 最初はいい道・・・だと思ったんだけどなあ・・・。
2014年07月22日 06:07撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 6:07
 最初はいい道・・・だと思ったんだけどなあ・・・。
 天狗の露地にたどり着きました。撮影は下山時に。
2014年07月22日 06:32撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 6:32
 天狗の露地にたどり着きました。撮影は下山時に。
 高山植物、その1
2014年07月22日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
7/22 7:02
 高山植物、その1
 将軍平に着きました。蓼科山荘です。四方向からの登山口がここに通じていることもあって、人気の山小屋になっているそうです。部屋からはラジオやテレビの音声でニュースをやっているのが聞こえました。
2014年07月22日 07:07撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:07
 将軍平に着きました。蓼科山荘です。四方向からの登山口がここに通じていることもあって、人気の山小屋になっているそうです。部屋からはラジオやテレビの音声でニュースをやっているのが聞こえました。
 そう、4方向からの分岐なんですね。
2014年07月22日 07:07撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:07
 そう、4方向からの分岐なんですね。
 さて、じきに、蓼科山頂に向かいますか。
2014年07月22日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:14
 さて、じきに、蓼科山頂に向かいますか。
 ここからは岩ゴーロです。蓼科五郎岳と名前が付きそうですねえ。
2014年07月22日 07:19撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:19
 ここからは岩ゴーロです。蓼科五郎岳と名前が付きそうですねえ。
 唯一の鎖場、まあ、なんてことはない。私は鎖を使わずに登ってしまいました。
2014年07月22日 07:26撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:26
 唯一の鎖場、まあ、なんてことはない。私は鎖を使わずに登ってしまいました。
 分岐というか、こちらの方面は登ってはいけませんという表示。
2014年07月22日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:43
 分岐というか、こちらの方面は登ってはいけませんという表示。
 ↑に向かって進みませう。
2014年07月22日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:43
 ↑に向かって進みませう。
 山頂ヒュッテはまだ営業をしておりませんでした。かっこいい山荘ですね。
2014年07月22日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:52
 山頂ヒュッテはまだ営業をしておりませんでした。かっこいい山荘ですね。
 そんなこんなで・・・とりあえず山頂へ。
2014年07月22日 07:57撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:57
 そんなこんなで・・・とりあえず山頂へ。
 はい、山頂三角点です。
2014年07月22日 07:57撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
7/22 7:57
 はい、山頂三角点です。
 しかし、大きい噴火口があると聞いていたが霧で何も見えず・・・。
2014年07月22日 07:57撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:57
 しかし、大きい噴火口があると聞いていたが霧で何も見えず・・・。
 着た方向を見ても、霧が濃くなってきたので、下山することとする。下山で足をひねりたくないしね・・・。
2014年07月22日 07:59撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 7:59
 着た方向を見ても、霧が濃くなってきたので、下山することとする。下山で足をひねりたくないしね・・・。
 蓼科山荘に戻ってきました。取手から来たご夫婦とおしゃべり+蓼科サイダーを購入して飲んだ。400円也。
2014年07月22日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
7/22 8:34
 蓼科山荘に戻ってきました。取手から来たご夫婦とおしゃべり+蓼科サイダーを購入して飲んだ。400円也。
 高山植物 その2
2014年07月22日 08:53撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
7/22 8:53
 高山植物 その2
 天狗の露地より。火山弾の流れでしょうかね・・。
2014年07月22日 09:09撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 9:09
 天狗の露地より。火山弾の流れでしょうかね・・。
 湖が見えていますね。
2014年07月22日 09:09撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 9:09
 湖が見えていますね。
 全景がこんな感じです。
2014年07月22日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
7/22 9:10
 全景がこんな感じです。
 そんなこんなで、下山です。あと少しですね。こんな写真撮っている間にも下山したいと思っているところです。
2014年07月22日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 9:41
 そんなこんなで、下山です。あと少しですね。こんな写真撮っている間にも下山したいと思っているところです。
 はい、七合目登山口です。まずは、毛がなく戻ってこれたことに感謝したいですね。
2014年07月22日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
7/22 9:42
 はい、七合目登山口です。まずは、毛がなく戻ってこれたことに感謝したいですね。
 下界からの蓼科山。今登っている人は頂上からの景色もよかったんだろうなあ・・・。
2014年07月22日 09:57撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1
7/22 9:57
 下界からの蓼科山。今登っている人は頂上からの景色もよかったんだろうなあ・・・。
 甲府のスマル亭にて、桜えび天そば大盛り、620円也。
2014年07月22日 12:04撮影 by  F-01F, FUJITSU
1
7/22 12:04
 甲府のスマル亭にて、桜えび天そば大盛り、620円也。

感想

 昨日は乗鞍岳登頂をした下山したが、右ひざのハムストリングスが痛い。よって、22日の富士山は流れることとなった。しかし、職場の休みは取り消せない、天気は良いのに残念だ。22日はどこかの山に行くか、帰宅してヤマレコ作成に1日使うか、好日山荘や石井スポーツを冷やかしに行くか・・・。(サウスフィールドの35リットルザックに60リットルぐらいを買い足したいと思っている。)
 結局迷った挙句、気軽に登れる百名山ということで蓼科山登頂を試みることとする。前日のうちに、近くの車中泊ができる駐車場に停めて仮眠を取り、5時代に7合目登山口駐車場にたどり着くこととなる。

 私はこの山のコースタイムを勘違いしていた。急に来ることにしたのでリサーチ不足だったのであろう(前日の車中泊車内でスマートフォンにて調べただけである。)私が見た(信用した)情報は・・・。
・山頂まで2時間
・将軍平までは30分(急登なし)
・将軍平から山頂までが1時間半(急登)
 である。この時点でもう、間違っているのである。

 私は登山道に取りつくが、なかなか将軍平までたどり着かない。しかも、私が思うにこれは急登である。よっぽど参考タイムを出した人が健脚だったか、自分が昨日までの山行で着かれておりペースが落ちているか・・・いろいろなことが分からなくなってくる。
 1時間ほど登った時に、下山してくるベテランさんがいたので「将軍平まであとどのくらいですか?」と聞いてみたところ「ううむ、あと30分ぐらいかな。」という回答を頂いた。そういうことは登山口から将軍平までは1時間半、コースタイムの3倍はかかっているということである。
 頭の中のCPUは計算を始める。ここまでで3倍の時間がかかっているということは、全体で2時間の道が6時間になるわけで・・・。正午までに山頂に着くのは難しそうだ・・・。でも日没までには何とかなりそうだ・・・。
 この「日没までには何とかなりそうだ」ということで、何とかモチベーションを保ったのである。

 将軍平は、誰もいなかった。蓼科山荘からはテレビやラジオの音がしきりに聞こえている。宿泊客向けであろうか、スタッフ向けであろうか・・・。私は気にせず九首位をし山頂に向かう。
 山頂までは岩ゴーロの道である。意外とこれは歩きやすい。岩と岩との距離と私の歩幅が妙に合ってしまったからであろうか、結構快調に岩場を乗り越えていく。
 山頂付近には岩の道がいくつもあるため、一番大事な道以外には黄色ペンキで「」が書いていることが多かった。そして、営業していない山頂ヒュッテを後にし、山頂、三角点である。私には妙な感動はなかった。霧で視界がない、そして意外と稜線は風が吹き寒い。あっという間に到着し、あっという間に写真撮影し、あっという間に帰路に着いた。

 岩ゴーロの下山は登山以上に神経を使ってゆっくり降りてくる、一度の転びで骨折、切り傷など大きな怪我につながりやすいと判断したのだ。最後の急下りを降りると安堵である。蓼科山荘に到着し、茨城県取手市からきたかたと話し込む。とにかく日光白根山に感動したのだそうだ、まだ行ったことがなければぜひこの夏に行ってきてほしいと念を押された、また至仏山や燧ケ岳の尾瀬も素晴らしさを力説しておられた。私からは日光男体山と雲取山をお勧めした。
 ご夫婦が頂上に向かった後に、蓼科サイダーを購入し一気に飲む。350mℓで400円と割高だが、水は天然水でえぐみは皆無、いいものを飲ませてもらいました。

 その後の下山は楽勝、登るときに見に行けなかった天狗の露地にも行き、写真撮影をしてきた。
 下山後ビーナスラインを走っていると、蓼科山に向けて何台もバスがやってきている、一応日本百名山、しかし登りやすいということで各観光業者がツアーを組んでいるのであろう。そのような山の楽しみもあってよいのかなあと思う。
 
 蓼科山、人気がある山である。気楽に登れる日本百名山ということで今後もたくさんの登山客が訪れると思う。しかし、山荘や行政の働きかけによりこの山域がいつまでも自然と人間が共存してきたことを学べる山域にしてほしいものであると思った。
 
 その語、自宅まで下道を使ってドライブしてきた。クラシックCDをかけ心を癒しながらのドライブであった。甲府のスマル亭に寄るのは結構自分のパターンである、今日も美味だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:783人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら