ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 482880
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

やっぱり上越! 笹穴沢

2014年07月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
23.2km
登り
1,683m
下り
1,667m

コースタイム

7/21 自宅 23:30-
7/22 2:30 道の駅親水公園(仮眠?) 7:00-7:30 川古温泉 7:53-9:35 笹穴沢出合 8:53-11:   05 金山沢出合 11:24-13:05 25m滝下 13:25-15:53 稜線 16:15-17:25 大源太山    17:45-19:00 赤谷川橋 -20:10 川古温泉 
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川古温泉手前に割と広い駐車スペースあり
相俣交差点から6キロらしい
コース状況/
危険箇所等
・林道は噂通りのヒル出没…すごい気になった
・遡行図の通り。沢の中の状況については感想で…女性的とはいうが、結構豪快だと自分は思 う。
・大源太と三国山への分岐まではきれいに刈払してある。大源太からの下りは期待通り刈払な し。樹林のない部分は気になるほどではないが、下草で地面は見にくい状況。
・樹林内は結構急な下り。
・下山が遅く、受付終了の『まんてん星の湯』に無理言って入浴させていただく。ありがとう ございました。
上越らしさを発揮してきた中流部
2014年07月22日 10:20撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 10:20
上越らしさを発揮してきた中流部
2014年07月22日 10:21撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 10:21
岩峰が見えてきた。
その先からいよいよ始まります。
2014年07月22日 11:38撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 11:38
岩峰が見えてきた。
その先からいよいよ始まります。
上部は支流のスラブ
2014年07月22日 11:54撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 11:54
上部は支流のスラブ
2段30m
上部は15m
2014年07月22日 12:16撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 12:16
2段30m
上部は15m
2014年07月22日 12:16撮影 by  SH-10D, SHARP
7/22 12:16
2段30mの落口から
左壁の階段状を登ります。
2014年07月22日 12:24撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 12:24
2段30mの落口から
左壁の階段状を登ります。
12mだったかな…
2014年07月22日 12:39撮影 by  SH-10D, SHARP
4
7/22 12:39
12mだったかな…
やっぱり出てきました。
水がとても濁っているのが気になる。
くぐりました!
2014年07月22日 12:50撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 12:50
やっぱり出てきました。
水がとても濁っているのが気になる。
くぐりました!
抜けた先に20m級が
遡行図を2種類持っていきましたが
もうどの滝だかよくわからない…
2014年07月22日 13:03撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 13:03
抜けた先に20m級が
遡行図を2種類持っていきましたが
もうどの滝だかよくわからない…
左から登りました。
フリクションばっちり!
2014年07月22日 13:04撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 13:04
左から登りました。
フリクションばっちり!
とうとう見えてきました。
2014年07月22日 13:33撮影 by  SH-10D, SHARP
5
7/22 13:33
とうとう見えてきました。
ちょっとアップです。
2014年07月22日 13:33撮影 by  SH-10D, SHARP
3
7/22 13:33
ちょっとアップです。
30m手前はブリッジが崩壊して
水も濁っていました。
右岸のブロック沿いを進んで30m基部へ
滝は左岸の壁を登って、トラバース気味に落口へ
2014年07月22日 13:37撮影 by  SH-10D, SHARP
4
7/22 13:37
30m手前はブリッジが崩壊して
水も濁っていました。
右岸のブロック沿いを進んで30m基部へ
滝は左岸の壁を登って、トラバース気味に落口へ
出たー!!
120m大ナメ滝、これが見たくてやってきた。
3回目の挑戦にして、初めて快適と知りました。
2014年07月22日 14:00撮影 by  SH-10D, SHARP
6
7/22 14:00
出たー!!
120m大ナメ滝、これが見たくてやってきた。
3回目の挑戦にして、初めて快適と知りました。
大ナメ上部から振り返る。
乾いているのでグイグイです。
水流中は赤いヌメヌメで滑ります。
2014年07月22日 14:09撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 14:09
大ナメ上部から振り返る。
乾いているのでグイグイです。
水流中は赤いヌメヌメで滑ります。
大ナメから先の部分
まだまだ続きます。
2014年07月22日 14:10撮影 by  SH-10D, SHARP
1
7/22 14:10
大ナメから先の部分
まだまだ続きます。
S字ナメです。
以前は右岸から流れを渡りました。
滑ったらもう止まりません!!
超巨大ウォータースライダーです。
2014年07月22日 14:14撮影 by  SH-10D, SHARP
3
7/22 14:14
S字ナメです。
以前は右岸から流れを渡りました。
滑ったらもう止まりません!!
超巨大ウォータースライダーです。
傾斜は緩くなってもまだまだ続きます。
2014年07月22日 14:14撮影 by  SH-10D, SHARP
1
7/22 14:14
傾斜は緩くなってもまだまだ続きます。
その後、直瀑2つを越えると
源頭の雰囲気
2014年07月22日 14:58撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 14:58
その後、直瀑2つを越えると
源頭の雰囲気
藪なしで稜線直下の草原に出ました。
ここも見たかった。
ギャップが素晴らしい。
2014年07月22日 15:43撮影 by  SH-10D, SHARP
5
7/22 15:43
藪なしで稜線直下の草原に出ました。
ここも見たかった。
ギャップが素晴らしい。
奥は脛丈ほどのスズタケの中を歩いて
主稜線の登山道に出る。
2014年07月22日 15:43撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 15:43
奥は脛丈ほどのスズタケの中を歩いて
主稜線の登山道に出る。
三国山方面
これからあれを下ります。
2014年07月22日 15:44撮影 by  SH-10D, SHARP
1
7/22 15:44
三国山方面
これからあれを下ります。
いつ来ても気分のいい平標山を下る。
2014年07月22日 16:29撮影 by  SH-10D, SHARP
2
7/22 16:29
いつ来ても気分のいい平標山を下る。

感想

3度目の笹穴沢。
今日梅雨明けと言われることを期待して出かけたが、寝坊して空を見れば曇り。
せっかく来たし、自分の限界を見極めたいというのもあったし突入することに。
川古温泉手前の駐車スペースに駐車、林道には噂通りのヒルが…ジョニーは効果あるようです。
沢は下なのに林道は登ってゆく。登り切った後、ヘアピンを下ると沢沿いに出る。あまりの暑さとヒルが気になるのとで赤谷川橋から入渓してしまうが、意外に時間がかかりそうだったので戻って、再び緩い登りの林道を進む。林道終点には看板あり。川を渡ると笹穴出合。

はじめのゴルジュは入渓してすぐ。人の記事で見たよりも小規模。少し埋まったのかな…出発したのが8時近くとあって時間もないので巻く。道ははっきりしている。その後はしばらく河原、さらに巨岩の間を縫うように、よじ登るように進む。水流中は赤いヌメリでステルスが滑りまくる。上流でこうだったらやばいと思いつつもさらに進む。そのうち大きな流れで左岸から金山沢が出合う。

この先徐々に滝が出てくる。1か所、左岸にターザンの付いている滝があり、高巻きは面倒くさそうだったのでこれを利用して登るが、結構難儀した。さらに進むと2段30mが出現、上の15mも見えているのでかなりでかい滝に見える。近づくと右が階段状になっており、濡れてはいるもののスリップに注意して登り、上部は左にトラバース。
15mは左からと書いてあったが、ラストがきつそうだったので右から登る。ぬめってきて半分以上登ってからクライムダウンして、さらに右のルンゼ状を登って適当な位置で左へトラバースする。10mも左、基部がヌルヌルでフェルトにすればよかったか…

そうこうしていると雪渓が出現、水が濁っている。やばいか…迷いに迷って超高速でくぐる。まだ濁りは続き、原因は25m下のSB崩壊のようだとわかる。少し早くここまで来ていたらどうなっていたのか??この先から核心が始まる。
25mは左から総じて快適に。上で草付きバイル使用。さらに30mは雪渓を左から巻いていたので、この高さを維持して左から巻こうとするが、上の草付きトラバースが微妙そうなので右壁を登る。乾いた階段状で楽に登れた。
いよいよこの先が大ナメである。とても素晴らしい眺めだ。右壁を登る。前2回は怖くて怖くて仕方がなかったが、なんで今回は気分良く登れたんだろうか。その後S字状に流れは変わる。とても美しいがここで滑ったら超巨大ウォータースライダーになってしまう。

傾斜が落ちて黒い岩の20mは右から。その上のコップ状はぬめっていたので左から巻く。これを越えると源流の滑帯となる。上越はこのギャップがいい。水量の多い方へ多いほうへと進むと草原直下で水枯れ。地面から湧き出しておりとてもおいしい水だ。窪地を進むと青々とした草原に飛び出す。『最高でーす!!』と叫びたい瞬間だった。静かな風に吹かれ稜線着。

ここから現実に引き戻される。ヒル地獄の林道まで1時間強で下り、真っ暗な林道をヘッデン片手にジョニー片手に20時過ぎに駐車スペース到着。受付終了している、まんてん星の湯に無理言って入浴させていただく。

駆け足すぎたが充実山行でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:927人

コメント

笹穴沢
山ヒル対策??
ジュニアと丹沢かな?
などとkenさんと噂してました

谷川でしたか
120m大ナメ滝凄いですね
雪渓恐ろしや〜、生還良かったよ
2014/7/27 17:17
Re: 笹穴沢
おはようございます!!
ジュニアとは昨日まで穂高岳縦走に行ってました
結構怖かったらしいです
樹林帯でまとわりつくブヨの仲間に奇声を上げていました。
テント場代が高騰していてびっくりです。
2014/7/31 7:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら