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Yamareco

記録ID: 484282
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

妙高山・火打山 燕温泉から北地獄谷・燕新道

2014年08月02日(土) 〜 2014年08月03日(日)
 - 拍手
GPS
02:29
距離
22.5km
登り
2,376m
下り
2,368m

コースタイム

1日目
山行
6:30
休憩
0:50
合計
7:20
7:40
90
9:10
9:10
60
10:10
10:10
120
12:10
12:40
60
13:40
13:50
40
14:30
14:40
20
2日目
山行
8:00
休憩
1:20
合計
9:20
5:50
5:50
20
6:10
6:10
20
6:30
6:30
70
7:40
8:00
60
9:00
9:10
10
9:20
10:00
30
10:30
10:30
20
10:50
11:00
90
12:30
12:30
100
14:10
14:10
20
14:30
14:30
10
14:40
14:40
0
14:40
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
■コース状況 初日登り 燕温泉・北地獄谷ルート
北地獄谷ルートは燕温泉の薬師堂への階段を上り、黄金の湯を経由する舗装路を歩きます。舗装路はしばらく続き、光明滝・称明滝(1,500m付近)まで舗装路で歩きやすかった。

光明滝・称明滝を過ぎて天狗堂に至るまでの間に2か所の急登があります。
まずは称明滝下の舗装路が終了したところからの急登。
そして、麻平経由の平行ルートと合流する湯道分岐から約800m先にある『胸突き八丁』と呼ばれる急登で、天狗堂分岐まで続きます。

途中まで舗装路ですし、2か所の急登があるものの、よく整備されているので登りやすいルートだと思いました。再び妙高山へ登る機会があったとしたら、迷わずこのルートを選択しようと思いました。下山時に利用した燕新道より快適だと思ったからです。
ただ、水をたっぷり背負っていたので結構足にきてしまいました。

天狗堂から妙高山、妙高山から火打山のルートは情報が多いので割愛します。

■コース状況 2日目下山 三峰分岐経由の燕新道ルート
黒沢池ヒュッテから妙高山を経由せずに迂回して燕温泉へ下山するルートです。
妙高山はかなりの急登なので、帰りにこれを再び登って戻るのはしんどいと思いました。

そこで、妙高山を迂回して戻れる道として三峰分岐・燕新道を選んだのでした。
黒沢池ヒュッテから三峰へ約2kmの道のりは、高低差も少なく、とても整備されて歩きやすい道で快適に歩けました。

しかし甘くなかった。
三峰分岐から大倉分岐まで、距離にしてわずか400mですが、これまでの道とは一変し、藪をかき分けながら、途中ロープや木の幹につかまりながらのお世話にもなりつつ急斜面を下る、大変な悪路で一気に疲れました。

大倉分岐からは燕新道となり燕温泉まで約3.7kmの道のりです。
途中雨に見舞われたことや、これまでの疲れも出始めて、結構長く感じました。

■宿泊
黒沢池ヒュッテの小屋泊。1泊2食つきで9,000円也。
ジュース400円(ソフト飲料については高谷池のほうが若干安いかなぁ)
トイレについては、宿泊者は無料、休憩者は200円。水洗トイレで紙は設置されており、紙をそのまま流していいのは正直、驚きました(Good!)

幸いにして一人一枚の布団でぐっすり眠れました。八角屋根のドーム型の小屋は外観に味があり、中は意外にどっしりしていて趣のある建物でした。

■食事
夕食は山芋、筍、椎茸の煮物に小魚の甘露煮、コーンスープと味噌汁(意外に合う)、高菜のからし漬け?で、質素ですが消化によく、年をとったせいか、ハンバーグとかでなくても、とても美味しいと思いました。

朝食は名物のクレープにジャム3種類。コンソメスープが胃に優しいと思った。

■その他
予約はなくても泊まれますが、来る者拒まずなので混雑することもあるでしょう。
それと、山小屋泊に慣れている人なら問題ないと思いますが、ホテルや旅館並の接客を基準にしている人は不満もあるかもしれないと思った。
赤倉温泉を過ぎて燕温泉手前
妙高山が近づいてきました
赤倉温泉を過ぎて燕温泉手前
妙高山が近づいてきました
燕温泉に到着しました
燕温泉に到着しました
宿泊者以外は燕温泉の入口にあるここの駐車場に停めます
宿泊者以外は燕温泉の入口にあるここの駐車場に停めます
駐車場にあるトイレです。
黒沢池ヒュッテに至るまで道中トイレはありません。
駐車場にあるトイレです。
黒沢池ヒュッテに至るまで道中トイレはありません。
現在地から称明滝に至るまでの北地獄谷(オレンジ)のルートは舗装路でした。
現在地から称明滝に至るまでの北地獄谷(オレンジ)のルートは舗装路でした。
登山口です。ここで登山届をポストに投函します。
ここを真っ直ぐ行くと麻平経由(燕新道)。左に行くと北地獄谷ルートです。
登山口です。ここで登山届をポストに投函します。
ここを真っ直ぐ行くと麻平経由(燕新道)。左に行くと北地獄谷ルートです。
まっすぐ行かずに左の階段を上ります
まっすぐ行かずに左の階段を上ります
上った先には薬師堂。
ここで登山の無事を祈念しました
上った先には薬師堂。
ここで登山の無事を祈念しました
途中に黄金の湯(露天風呂)があります。
入浴は下山時の楽しみに。
途中に黄金の湯(露天風呂)があります。
入浴は下山時の楽しみに。
黄金の湯から15分ほど歩いたところです。
ここが本当の入口?
黄金の湯から15分ほど歩いたところです。
ここが本当の入口?
しばらくこんな感じの舗装路が続きます
しばらくこんな感じの舗装路が続きます
称明滝が見えてきました
称明滝が見えてきました
赤倉温泉の源湯に着きました
赤倉温泉の源湯に着きました
源湯ですが、熱くはありません。
冷たくて気持ちいい
2
源湯ですが、熱くはありません。
冷たくて気持ちいい
歩き始めて約1時間ぐらいのところにあるので、ちょうどいい休憩場所になります
歩き始めて約1時間ぐらいのところにあるので、ちょうどいい休憩場所になります
源湯からみた光明滝
源湯からみた光明滝
赤茶の岩に白銀の水の流れがとても綺麗でした
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赤茶の岩に白銀の水の流れがとても綺麗でした
称明滝の下あたりで、ここで舗装路は終わり、ひとつめの急登となります
称明滝の下あたりで、ここで舗装路は終わり、ひとつめの急登となります
急登を終えると湯道に出ます
急登を終えると湯道に出ます
北地獄谷麻平分岐です。燕温泉から麻平経由の登山道と合流します。
北地獄谷麻平分岐です。燕温泉から麻平経由の登山道と合流します。
湯道分岐。胸突き八丁入口まで800m。
胸突き八丁って、嫌な予感・・・
湯道分岐。胸突き八丁入口まで800m。
胸突き八丁って、嫌な予感・・・
道はますます険しくなっていき
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道はますます険しくなっていき
胸突き八丁入口に到着。
胸突き八丁入口に到着。
ここからが2つ目の急登
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ここからが2つ目の急登
ここからの距離360m、高低差にして130mがしんどかったです
ここからの距離360m、高低差にして130mがしんどかったです
胸突き八丁途中の五合目。
さっきも1,800mだったような・・
胸突き八丁途中の五合目。
さっきも1,800mだったような・・
六合目の天狗堂に着きました。
水も背負ってるし(言い訳)、結構しんどい・・
六合目の天狗堂に着きました。
水も背負ってるし(言い訳)、結構しんどい・・
天狗堂にほど近い光善寺池です
天狗堂にほど近い光善寺池です
八合目の風穴です。穴からは微かに風が感じられました
八合目の風穴です。穴からは微かに風が感じられました
妙高山まであと少しで、最後のヤマ場の鎖場です。
妙高山まであと少しで、最後のヤマ場の鎖場です。
急ですがきちんと足場が彫られているので、落ち着いて。
このあと、トラバースしながら進むクサリ場をこなします。
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急ですがきちんと足場が彫られているので、落ち着いて。
このあと、トラバースしながら進むクサリ場をこなします。
ゴツゴツした岩場をよじ登っていく
ゴツゴツした岩場をよじ登っていく
十合目、2454m山頂につきました
「妙高中のみなさん、ありがとう」でした
十合目、2454m山頂につきました
「妙高中のみなさん、ありがとう」でした
妙高大神の標識
妙高大神、感無量
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妙高大神、感無量
山頂の標識は北峰にあります
山頂の標識は北峰にあります
龍に乗った妙高大神?
龍に乗った妙高大神?
妙高山に登頂できました+。:.゜ヽ(´∀`。)ノ゜.:。+゜
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妙高山に登頂できました+。:.゜ヽ(´∀`。)ノ゜.:。+゜
眺望を楽しみたかったのですが、突然の雷雨で、先を急ぐことにしました(少し残念)
眺望を楽しみたかったのですが、突然の雷雨で、先を急ぐことにしました(少し残念)
妙高山を下っているところで、火打山が綺麗に見えた!
妙高山を下っているところで、火打山が綺麗に見えた!
火打山のほうは晴れていて、テンションが上がります
2
火打山のほうは晴れていて、テンションが上がります
こちら側も結構な急坂で大変です
こちら側も結構な急坂で大変です
雪渓が残っていて、2度ほど滑りました
雪渓が残っていて、2度ほど滑りました
黒沢池分岐につきました。
ここで燕新道(長助池方面 下山路)と大倉乗越(黒沢池・火打山)方面へ分かれます
黒沢池分岐につきました。
ここで燕新道(長助池方面 下山路)と大倉乗越(黒沢池・火打山)方面へ分かれます
大倉乗越の手前から見た長助池
大倉乗越の手前から見た長助池
大倉乗越で振り返ると、妙高山がそそり立っていました。
今の登っていれば眺望が楽しめたのに・・・
大倉乗越で振り返ると、妙高山がそそり立っていました。
今の登っていれば眺望が楽しめたのに・・・
雄大ですね
行くてには火打山。この大倉乗越は両方の名山を同時に眺めることができる贅沢なスポットです
行くてには火打山。この大倉乗越は両方の名山を同時に眺めることができる贅沢なスポットです
乗越を下ること約20分で黒沢池ヒュッテに到着
たくさんのハイカーが休んでいました
乗越を下ること約20分で黒沢池ヒュッテに到着
たくさんのハイカーが休んでいました
受付を済ませて、夕食まで時間を過ごします
受付を済ませて、夕食まで時間を過ごします
煮物が良い感じで出汁がしみてて美味し〜
ご飯おかわり出来ます
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煮物が良い感じで出汁がしみてて美味し〜
ご飯おかわり出来ます
明日に備えて就寝
中はログハウス風でGood!
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明日に備えて就寝
中はログハウス風でGood!
朝を迎えました
朝食は4時30分から
クレープ&ジャム、桃缶のデザート、コーヒー、コンソメスープ
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朝食は4時30分から
クレープ&ジャム、桃缶のデザート、コーヒー、コンソメスープ
山が好きだ、人が好きだ
学生時代のサークルでも同じ言葉を使ってたのを思い出す
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山が好きだ、人が好きだ
学生時代のサークルでも同じ言葉を使ってたのを思い出す
今となってはレトロな感じがするかもしれませんが、僕はこういう雰囲気大好きだなぁ
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今となってはレトロな感じがするかもしれませんが、僕はこういう雰囲気大好きだなぁ
5時半、黒沢池ヒュッテを後にして火打山を目指します
5時半、黒沢池ヒュッテを後にして火打山を目指します
朝露に濡れるクルマユリ
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朝露に濡れるクルマユリ
茶臼山手前から火打山、晴れてる〜
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茶臼山手前から火打山、晴れてる〜
振り返れば、雲一つない妙高山と黒沢池。
絵になるな〜、景色が素晴らしい
振り返れば、雲一つない妙高山と黒沢池。
絵になるな〜、景色が素晴らしい
ここまで約30分、ここから高谷池まで約20分
ここまで約30分、ここから高谷池まで約20分
高谷池とヒュッテ。行きは元気なので通過しました
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高谷池とヒュッテ。行きは元気なので通過しました
木道の先には火打山。
スカイブルーの空に深い緑、雪渓の白とのコントラストが綺麗です。
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木道の先には火打山。
スカイブルーの空に深い緑、雪渓の白とのコントラストが綺麗です。
楽しみにしていた天狗の庭
楽しみにしていた天狗の庭
辛うじて偶然にも逆さ火打山を撮影(さざ波だけど)
ほんとはこのアングル、火打山から戻るまで知らなかったんです
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辛うじて偶然にも逆さ火打山を撮影(さざ波だけど)
ほんとはこのアングル、火打山から戻るまで知らなかったんです
ライチョウ平の手前から雷菱。
こちらの崖も迫力ありますね
ライチョウ平の手前から雷菱。
こちらの崖も迫力ありますね
北アルプス(後立山)の山並みが見える
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北アルプス(後立山)の山並みが見える
ライチョウ平です。このあたりはライチョウの生息域らしいですが、今日はまったく出会う感じではありませんでした
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ライチョウ平です。このあたりはライチョウの生息域らしいですが、今日はまったく出会う感じではありませんでした
あともうひと登りで火打山の山頂です
あともうひと登りで火打山の山頂です
お花がきれい
お花畑が気持ちを和ませてくれます
お花畑が気持ちを和ませてくれます
火打山の登頂できました+。:.゜ヽ(´∀`。)ノ゜.:。+゜
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火打山の登頂できました+。:.゜ヽ(´∀`。)ノ゜.:。+゜
振り返れば妙高山
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振り返れば妙高山
焼山と金山の間に雨飾山があるはずなんです
焼山と金山の間に雨飾山があるはずなんです
北アルプスの後立山連峰が一望できました。
槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山、その遠く後ろに立山
北アルプスの後立山連峰が一望できました。
槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山、その遠く後ろに立山
高妻山は雲がかかっていて、よく確認できませんでした
高妻山は雲がかかっていて、よく確認できませんでした
もう一度、妙高山
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もう一度、妙高山
東側は霞んでいたけれど、遠くに苗場山が見えた気がした
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東側は霞んでいたけれど、遠くに苗場山が見えた気がした
名残惜しく、山頂を後にします
晴れていて良かったー
名残惜しく、山頂を後にします
晴れていて良かったー
ライチョウ平を過ぎて雪渓、この先の遠くにクジラのような苗場山が見える
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ライチョウ平を過ぎて雪渓、この先の遠くにクジラのような苗場山が見える
天狗の庭に戻ってきました
天狗の庭に戻ってきました
火打山と焼山
この白い花はワタスゲかな
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この白い花はワタスゲかな
静かに時が流れる湿原
静かに時が流れる湿原
天狗の庭
高谷池まで戻ってきました
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高谷池まで戻ってきました
風味爽快ニシテ、うまいー
渇いた喉を潤します。
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風味爽快ニシテ、うまいー
渇いた喉を潤します。
高谷池と火打山
高谷池ヒュッテ前で休憩し、腹ごしらえと喉を潤した後、下山を開始します
高谷池ヒュッテ前で休憩し、腹ごしらえと喉を潤した後、下山を開始します
黒沢池まで戻ってきました
黒沢池まで戻ってきました
再び黒沢池ヒュッテ。
下山路の三峰分岐はこの小屋のすぐ側にあります
再び黒沢池ヒュッテ。
下山路の三峰分岐はこの小屋のすぐ側にあります
三峰分岐までの約2kmは快適な山道です
三峰分岐までの約2kmは快適な山道です
三峰分岐付近からは、妙高山の迫力ある姿を眺めることができます
三峰分岐付近からは、妙高山の迫力ある姿を眺めることができます
下を見下ろせば野尻湖が見えますが、上空に怪しい雲が・・・
下を見下ろせば野尻湖が見えますが、上空に怪しい雲が・・・
かなりアップにしていますが、真下に燕温泉
かなりアップにしていますが、真下に燕温泉
三峰分岐につきました。
三峰分岐につきました。
ここまでは尾根道なのですが、はるか下に大倉池が・・・
かなりの急な下りを覚悟
ここまでは尾根道なのですが、はるか下に大倉池が・・・
かなりの急な下りを覚悟
ロープや木の枝にお世話になり、ヤブ漕ぎながら悪路を下ることに・・・
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ロープや木の枝にお世話になり、ヤブ漕ぎながら悪路を下ることに・・・
大倉分岐につきました。距離にしてわずか400mですが、一気に疲れました
大倉分岐につきました。距離にしてわずか400mですが、一気に疲れました
大倉分岐を過ぎたところで、かなりの大雨に。
分岐でレインウェアを着ておいたのは正解でした。
大倉分岐を過ぎたところで、かなりの大雨に。
分岐でレインウェアを着ておいたのは正解でした。
黄金清水
カエル捕まえた
大倉沢の渡渉箇所で休憩。
雨も止んで暑いので、レインウェアを脱ぎました
大倉沢の渡渉箇所で休憩。
雨も止んで暑いので、レインウェアを脱ぎました
二合目の麻平分岐。登りの場合、ここから天狗堂へ至ることが出来ます
二合目の麻平分岐。登りの場合、ここから天狗堂へ至ることが出来ます
惣滝分岐
間違えると滝のほうへ行ってしまいます
惣滝分岐
間違えると滝のほうへ行ってしまいます
橋がまだ完成してない??
橋がまだ完成してない??
この上を渡ろうかと思ったけど、危ないですよね
この上を渡ろうかと思ったけど、危ないですよね
大人しく迂回路を通ります。
ゴールまで、あともう少しです。
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大人しく迂回路を通ります。
ゴールまで、あともう少しです。
ようやく登山口の燕温泉が見えてきました
ようやく登山口の燕温泉が見えてきました
で、無事ゴール!
クルマに戻らず、まっすぐ黄金の湯(露天風呂)へ向かいました
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で、無事ゴール!
クルマに戻らず、まっすぐ黄金の湯(露天風呂)へ向かいました
御礼銭を入れて
黄金の湯
乳白色のちょっと熱めの良いお湯でございました
2
乳白色のちょっと熱めの良いお湯でございました
妙高山は王冠のようなお姿です。
妙高山は王冠のようなお姿です。
黒沢池ヒュッテで購入した登山証明バッジ
日本百名山の表記と山の形が適当にデフォルメされずに、きちんと表現されていて、いいバッジだと思いました。
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黒沢池ヒュッテで購入した登山証明バッジ
日本百名山の表記と山の形が適当にデフォルメされずに、きちんと表現されていて、いいバッジだと思いました。
お腹を空かしての昔ながらの醤油らーめんが美味しい!
適度なしょっぱさが何とも言えず美味でした。
お腹を空かしての昔ながらの醤油らーめんが美味しい!
適度なしょっぱさが何とも言えず美味でした。

感想

幌尻岳と後方羊蹄山から帰って、興奮さめやらぬまま次はどこに行こうかと、そして次は妙高山と火打山を登ろうと思い立ったのが2週間前でした。

『妙高』という名は、学生時代の昔から、何となく気になっていました
その『妙高』を調べると『火打山』という、これも百名山のひとつが隣接しており、その間には『天狗の庭』に代表される湿原が広がっているという。幌尻岳で七つ沼を見た後だけに、ぜひ『天狗の庭』を見てみたいと思ったのが強い動機になりました。

さて、どのルートから登ろうかと結構考え悩みました。
日本百名山の深田久弥さんは妙高山は赤倉温泉方面から登っていますが、火打山については笹ヶ峰から登っています。

妙高山と火打山を別々に登ると一層山を味わえるのですが、時間にゆとりのない現代人の悲しい性で、2名山をいっぺんに効率よく登ってしまおうと考えるんですね。

登り終えてみると、燕温泉から妙高山・火打山を登って笹ヶ峰へ抜けても良かったかと思いましたが、マイカーをどこに置くか、タクシーやバスを利用すると時間的な制約がかかるということもあり、燕温泉を起点に妙高山・火打山を周回して戻るルートを選択しました。
また、焼山方面へ縦走するのも魅力的ではないかと思いました。

『妙高山』は思っていた以上に急登の山でしたが、前山や大倉山、神奈山などの外輪山に囲まれ、その丘芯にひと際高く、スクッとそそり立つ姿がなんとも凛々しいカッコいい山だと思いました。

それだけに急登りで、外輪山を越えて行く登山道はアップダウンの高低差があり、かなり足にきます。

一方、『火打山』は対照的に、その妙高山から見える姿がたおやかで優雅で品のある風格で、焼山を従えた姿がなんとも絵になる美しい山だと思いました。

それと『天狗の庭』から眺める火打山。とても絵になる風景です。
ここの池に映る『逆さ火打』と火打山のコントラストを写真に収めるのが定番のようでして、実はこのことを火打山登頂を終えて高谷池ヒュッテに戻るまで知りませんでした(ノд`@)アイター 。たまたま山頂で一緒になった方がしきりにそう言うので、初めて知ったのでした。

家に戻って写真を確認したら、有りました♪~♪ d(⌒o⌒)b ♪~♪
ちょっと池がさざ波打ってるけど、一応『逆さ火打』の写真がありました。
まったくの偶然だったけれど、良かったと思いました。

途中雨に見舞われるも、概ね晴れて眺望を楽しむことが出来ました。
妙高大神さま、火打山の神さまに感謝しなければならないと思いました。

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火打山、妙高山二座周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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