槍ヶ岳 穂高縦走ならず
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,054m
- 下り
- 2,035m
コースタイム
1:35 補高平
2:11 白出沢出会
3:12 滝谷
3:53 槍平 3:59
4:40 最終水場
5:19 千丈分岐
6:24 飛騨乗越
6:35 槍ヶ岳山荘 8:24
8:33 飛騨乗越
10:11 槍平 10:28
11:50 白出沢出会い 12:15
13:11 右俣林道ゲート
天候 | 曇りのち雨 午後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷の横断、暗いと橋が分かりづらい。 その他危険箇所はありません。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
前日の天気予報では日本海から寒冷前線が南下、朝のうち
短い時間雷を伴い強い雨が降る。
やめようか、どうするか迷ったが、短い時間の雨なら
槍平小屋か、肩の小屋でやり過ごせば奥穂までなら行ける
かもと、都合のいい様に解釈してとにかく行って見る。
問題は何時に前線が通過するかで、大きく行動が左右される。
そこで文明の利器ガラケーの雨雲レーダーで前線の位置を確認
しながら歩くことにする。
車中泊で深夜1時から歩き出すが、異常に暑い、新穂高でこれ程
暑いのは初めてです、白出沢までにもう汗だくです
前線は能登半島まで迫っています、1直線に真っ赤な雨雲が連なって
南下中です、槍まで間に合うか、気は焦るが足が出ない・・・
3:53 槍平着ドコモは繋がるので前線チェックすると富山中部
南下中です、ここでやり過ごすにはまだ早いので先を急ぐ
最終水場で明るくなり、水を汲みがてら休む、まだだるい
千丈分岐で大きなザックを背負ったカップルが休んでいたので
もうすぐ雨になるので沢沿いに行った方がいいと言い残して
登っていくと、2700M付近で風が強く寒いので長袖シャツと
スパッツを付け、前線チェックするともう剣付近に掛かってきて
いる急がなければ山荘手前で雨に会ってしまう。
6:24飛騨乗越着、風が10〜15mくらいで霧と小雨、まだ前線の
本体は懸かってないようだ 6:35槍ヶ岳山荘着穂先に行かず
小屋の中で休む、前線をチェックすると北アルプスにぶつかり
バラけたり飛び飛びになっったりして、短時間の雨では済みそう
にないので穂高は諦めて降りることにする。外は強い雨が降ったり
止んだり、ガスで何も見えない雨が止むまで小屋で待機していよう
2時間近く待っても良くならないのでカッパを着込んで降りてゆく
千丈分岐付近で大雨になり最終水場から雷も鳴り出し大荒れです
お腹が空いたので、雨の槍平小屋のテントの下でおにぎりを食べ
暫く休む、
小降りなり又歩き出すが、靴はドロドロで気持ち悪いその上石
が滑るので慎重に歩くので時間が掛かる11:50 白出沢、着
テントの下にベンチと水が引いてあるので靴とカッパを洗い
パンを食べて、すっかり雨の上がった右俣林道を下って行く
13:11 ゲート着、
雨にも負け、寒冷前線にも負け、ぬかるみにも負け、穂先も踏まず
おれは何しに行ったんだ・・・
肩の小屋まで往復6時間
しかも休憩してるし(笑
天狗なみのスピードですね
恐れ入ります
やっぱ、登山は天候ですよね
よりよき山行を
でわでわ
あの気圧配置で計画通りに突っ込みましたか
前日の方がよかったかも ですネ
なかなか神様はすんなりとやらせてくれませんネ
私も昨年南アでおバカな日帰りをしましたが、神様ではなくカミナリ様の逆鱗に触れて、稜線で雹と稲妻の絨毯爆撃を受けて、山頂を目の前にして追い返されましたが、レコを読ませて頂いて、なんかホッコリしました
またトライして下さい
千丈分岐にて、天候の情報をいただいた、
大きなザックを担いでいた者です。
残念ながらカップルではないですがf(^_^;…
お陰さまで、その後の登りを急ぎ、
本荒れ前に山荘に逃げ込めました。
情報ありがとうございました。
(その後テント泊できました)
ご存知の通り、27日は午後から好天へ。
夜の天の川から、翌28日の雲海の朝と、
あの嵐が嘘のように恵まれました。
”大きなザック”の中身は撮影機材でして、
今回の山旅の動画を
http://youtu.be/dB-KR9f9AqQ
にて視聴できます。
ぜひご覧いただければ幸いです。
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