摺鉢山〜鋸歯仙〜三坂山 (岡山県真庭市)


- GPS
- 07:09
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 945m
- 下り
- 948m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温:14〜11度 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
足尾の滝から先は、小さな傷でも気になるような高級車での侵入はやめたほうがいいかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 〜中国電力送電鉄塔 No107 簡易舗装道から右の砂防ダムのほうに入っていくポイントを間違えないように。その先は、中電の案内板で No107 を目指す。谷筋は少々荒れていますが、一応巡視路なので歩けないことはありません。 ■ 中国電力送電鉄塔 No107〜摺鉢山 多少のササは生えているものの、特別問題のない尾根道。多少の岩場があるが特に問題はない。山頂手前ではササの高さが胸程度になるが、圧はないので大きな問題はないと思う。 ■ 摺鉢山〜足尾様(鋸歯仙) 全線ササヤブ、高さは腰から背丈以上。最初のうちは密度も背丈も問題ないが、だんだんと密度が高くなって圧が出てくる。特に足尾様手前の登りではかなり困難なヤブとなる。焦らずゆっくりと。 ■ 足尾様〜三坂峠 P877までは多少のササが覆っているが、P877を過ぎると明瞭な山道となる。近年手入れされたらしい。 ■ 三坂峠〜三坂山〜十石茶屋跡 登りも下りも明瞭ですが、そこそこ急傾斜です。 ■ 十石茶屋跡〜下山口 大山詣出の古道「大山みち」、この区間は中国自然歩道のような感じ。 ■ 大山みちの下山口〜駐車場 前回来たときには、途中で大ヤブに弄ばれて泣きそうになりまして、二度と通らないと思っていました。ところが近年整備されたと伺いましたので、お世話になることにしました。 適度なマーキングがされていたり、九十九折れの角で誤進入がないようにロープがあったり、十分安全に通れます。ただ最後の渡渉箇所に小さながけ崩れがあったようで、ちょっとだけややこしいことになってます。 |
その他周辺情報 | ■ トイレ事情 足尾の滝の北側に簡易トイレがあります。 |
写真
装備
備考 | トップス:ミレー/アミアミ、モンベル/メリノウールLW、Wic.ZEO、ウインドブラストパーカ ボトムス:モンベル/ODパンツ ライト シューズ:モンベル/タイオガブーツ、ロングスパッツ その他:マムート/リチウムプロ 28 |
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感想
4〜5年前から気になってはいたものの放置していたルート。摺鉢山〜三坂山の縦走、観念して行ってきました。
元はといえば、「美作の山30選」を目指していた時の話、摺鉢山と三坂山はひとつの山域、いわゆるセットものとして紹介されています。
https://megumi-design.wixsite.com/yamanokai/donate
蒜山三座、櫃ヶ山〜星山、富栄山〜大空山、花知ヶ山〜妹山、天狗寺山〜烏山、三十人ヶ山〜天狗岩、駒の尾山〜後山なども同じく、ひとつの山域として扱われています。日帰りで縦走できるでしょ、っていう選者の意図があると受け止めています。
比較的やっかいな妹山〜花知ヶ山の縦走は完了しているので、残るは摺鉢山〜三坂山だけでした。気にしないでスルーしてしまってもいいのですが、ピークを踏んだからそれでええじゃろ「完登」じゃって言うのは違うんじゃないかという気がしています。
岡山百名山や岡山百選は、成り行き上完登したことにはなっていますが、選に対して十分な理解や納得ができているわけではありません。それらに比べて美作30選は、なるほどと思わせてくれるものでした。紹介してくれたことに対して感謝の気持ちを持つに至りましたので、出来るだけ選者の意向に沿いたいという思いから、摺鉢〜三坂は外せないと思っていました。
普及の一助として、ヤマレコにデータを添えて美作30の山リスト登録を依頼しましたが、登録要件を満たしていないということで却下されたのは残念です。
縦走の出発地点は南の久世側か北の湯原側か、周回は右周りか左周りか、どちらでもよいです、気にしません。諸般の事情で南からの左周りにしました。
とりあえずこれで引っ掛かっていたものが取れたような感じ、臆することなく30選完登と自己評価できます。少々疲れましたが、天候もよく、眺望もあり、紅葉もありで、十分満足できました。
2017年10月 三坂山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1342641.html
2017年10月 摺鉢山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1342622.html
ところでいまさらですが、三坂山というのはあまりメジャーではないようですが、眺望に関しては県内一級品です。多くの山々を見渡す事ができるので、気象条件がよければ強くお勧めしたいですね。
鋸歯仙は「のこのはせん」とも「のこばのせん」とも聞きます。「の」の位置が異なるのですが、どちらでもOKなように「鋸歯仙」と表記します。個人的な発音は「のこのはせん」です。位置的には、足尾様の少し西ですが、明瞭なピークではないようです。
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