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Yamareco

記録ID: 48745
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳

2009年10月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:58
距離
8.3km
登り
1,156m
下り
1,071m

コースタイム

仙流荘5:35臨時バス=6:29大平山荘
6:33大平山荘登山口−7:49馬の背ヒュッテ−8:26仙丈小屋−8:45仙丈ヶ岳山頂(休憩15分)
9:00下山開始−小仙丈ヶ岳−10:31北沢峠
北沢峠11:27臨時バス=12:23戸台口バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
この3連休は、塩見岳、仙丈ヶ岳、間ノ岳−北岳の4山を巡る遠征。
初日の塩見岳http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-48731.html
に続き、2日目は仙丈ヶ岳。

先週甲斐駒には黒戸尾根側から登っているため、北沢峠側から登る仙丈ヶ岳への単独登山は、当初お金をケチるために戸台大橋からバスを使わずに登る予定であった。
しかし、塩見と北岳で体力を使いそうだったので、3連チャン中日の休足日としてバスを利用したお手軽な山行を計画した。

仙流荘の休日始発は6:05のため、駐車場には5:20頃到着したが、既に正規の駐車場は満車近くで、バス待ちの長蛇の列を覚悟した。しかし5時半くらいにバス停に行ってみると既に臨時バスが次々と出発しており、待ち時間は殆ど無しでバスに乗ることができた。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
大平山荘。「おおひら」だと思っていたが、バスの運転手に「おおだいら」と訂正された。
大平で下車できることを知っている人が少ないためか、降りたのは私一人だけ。
登山口は小屋の前を通過して進む。
大平山荘。「おおひら」だと思っていたが、バスの運転手に「おおだいら」と訂正された。
大平で下車できることを知っている人が少ないためか、降りたのは私一人だけ。
登山口は小屋の前を通過して進む。
馬の背と大滝の頭五合目の分岐点。分岐点横の沢に水場がある。
藪沢ルートは大小の滝を横に見ながらの登りに適したルートだと思うが、先行者も非常に少なく静かな山行ができる。

馬の背と大滝の頭五合目の分岐点。分岐点横の沢に水場がある。
藪沢ルートは大小の滝を横に見ながらの登りに適したルートだと思うが、先行者も非常に少なく静かな山行ができる。

馬の背の丹渓新道分岐点。teriさんの山行記録を見て、丹渓新道からの入山も考えたが、今日は足休めの最短ルートとした。
ちなみにコースタイム的にはここまで、大平からの2:40に対して、歌宿からは4:30である。時間的な要因以上に、昭文社地図の「荒廃ぎみ風倒木多い」の記載でどうしてもテンションは下がると思う。
馬の背の丹渓新道分岐点。teriさんの山行記録を見て、丹渓新道からの入山も考えたが、今日は足休めの最短ルートとした。
ちなみにコースタイム的にはここまで、大平からの2:40に対して、歌宿からは4:30である。時間的な要因以上に、昭文社地図の「荒廃ぎみ風倒木多い」の記載でどうしてもテンションは下がると思う。
仙丈小屋。写真を見ても判るが、日が当たっている部分に昨日の雪は無く、日陰の沢筋に少し残っている程度。
水場は小屋の少し下にある。
仙丈小屋。写真を見ても判るが、日が当たっている部分に昨日の雪は無く、日陰の沢筋に少し残っている程度。
水場は小屋の少し下にある。
地蔵尾根分岐点。地蔵尾根ルートの山行記録を見ると、登山口や登山道での道迷いが多い様で、初心者の単独行には近付き難い。お手軽ルートで山頂を踏める山であっても、季節やルートが違えば全く別物であるところが登山の深さだろう。
ちなみに、私は山頂からの眺望が一番の目的なので、お手軽ルートも大歓迎である。
地蔵尾根分岐点。地蔵尾根ルートの山行記録を見ると、登山口や登山道での道迷いが多い様で、初心者の単独行には近付き難い。お手軽ルートで山頂を踏める山であっても、季節やルートが違えば全く別物であるところが登山の深さだろう。
ちなみに、私は山頂からの眺望が一番の目的なので、お手軽ルートも大歓迎である。
先ずはお決まりの山頂からの富士山。銭湯の壁画ではないが、やはり上部に雪化粧した富士山が一番それらしい。
昨日は何も展望が無かったので、その分本日でカバーできた。
山頂は時間的に殆ど山中泊の方だと思うが、それでも多くの登山者で賑わっていた。
先ずはお決まりの山頂からの富士山。銭湯の壁画ではないが、やはり上部に雪化粧した富士山が一番それらしい。
昨日は何も展望が無かったので、その分本日でカバーできた。
山頂は時間的に殆ど山中泊の方だと思うが、それでも多くの登山者で賑わっていた。
これもお決まりの北ア遠望。左側の抜戸岳、西穂高から始まり、奥穂、槍の右側には先日登った鷲羽もクッキリ。水晶は雲がかかっているが尖った山容は確認できる。なだらか稜線の右側には立山が高く、その右にあるはずの剱は雲の中に。
これもお決まりの北ア遠望。左側の抜戸岳、西穂高から始まり、奥穂、槍の右側には先日登った鷲羽もクッキリ。水晶は雲がかかっているが尖った山容は確認できる。なだらか稜線の右側には立山が高く、その右にあるはずの剱は雲の中に。
山頂からのパノラマ。左側の網笠山から鋸岳、甲斐駒、その右側には摩利支天。鋸岳の向こうには八ヶ岳。甲斐駒からの稜線は仙水峠で大きく落ち込み、早川尾根は栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山へと続く。
その手前は小仙丈方向への下山路の稜線。

山頂からのパノラマ。左側の網笠山から鋸岳、甲斐駒、その右側には摩利支天。鋸岳の向こうには八ヶ岳。甲斐駒からの稜線は仙水峠で大きく落ち込み、早川尾根は栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山へと続く。
その手前は小仙丈方向への下山路の稜線。

北岳方向のパノラマ。明日登頂予定の北岳から間ノ岳へと稜線が続き、手前右から大仙丈岳方向の仙塩尾根が南に延びている。
北岳方向のパノラマ。明日登頂予定の北岳から間ノ岳へと稜線が続き、手前右から大仙丈岳方向の仙塩尾根が南に延びている。
南側のアップのパノラマ。左側の間ノ岳の奥に西農鳥。白峰三山の農鳥岳は西農鳥に隠れて判別不能。その右奥に笊ヶ岳、手前に蝙蝠岳が端正で、昨日登った塩見岳が大きく、その奥に荒川岳が高い。その右には、中岳、赤石岳、聖岳、兎岳、大沢岳、光岳、少し離れて池口岳と続き、その右手前には奥茶臼山。右奥に熊伏山まで南アルプスの南側が全貌できた。
南側のアップのパノラマ。左側の間ノ岳の奥に西農鳥。白峰三山の農鳥岳は西農鳥に隠れて判別不能。その右奥に笊ヶ岳、手前に蝙蝠岳が端正で、昨日登った塩見岳が大きく、その奥に荒川岳が高い。その右には、中岳、赤石岳、聖岳、兎岳、大沢岳、光岳、少し離れて池口岳と続き、その右手前には奥茶臼山。右奥に熊伏山まで南アルプスの南側が全貌できた。
中央アルプスの向こうには御嶽も良く見えていた。
山頂で写真撮影をお願いした方が仲間と下山のバス時刻の話をしていた。私は13:00のバスを予定していたので、山頂で昼寝でもするか、大仙丈ヶ岳にでも足を伸ばすかを考えていたが、その仲間の話では11時にもバスがあるとのこと。まだ9時なので十分に間に合うと思い、下山に取りかかった。
中央アルプスの向こうには御嶽も良く見えていた。
山頂で写真撮影をお願いした方が仲間と下山のバス時刻の話をしていた。私は13:00のバスを予定していたので、山頂で昼寝でもするか、大仙丈ヶ岳にでも足を伸ばすかを考えていたが、その仲間の話では11時にもバスがあるとのこと。まだ9時なので十分に間に合うと思い、下山に取りかかった。
10:31、北沢峠に11時までには余裕の時刻で下山完了。北沢峠手前の分岐は尾根道で下ったが、アップダウンがあるので、右側の巻道を使った方が楽だった様だ。
係員に次のバスの時刻を確認したら、何と11時の便など無いという。
山頂のオヤジの完全ガセネタであった。
しかし、本日は人数が20名になれば臨時を出すという。私の前には10時のバスの乗り遅れたという方が2名いたので、世間話で時間をつぶした。その後、皆さん臨時便を期待してか、パラパラと人は増えていき、11時過ぎに6名程のパーティーがやってきて15名近くになったところで、係員がバスの運転手と相談して臨時便の出発が決定した。バスが来た後も人が増えていき、直ぐに定員近くになり、11時半前に出発した。
10:31、北沢峠に11時までには余裕の時刻で下山完了。北沢峠手前の分岐は尾根道で下ったが、アップダウンがあるので、右側の巻道を使った方が楽だった様だ。
係員に次のバスの時刻を確認したら、何と11時の便など無いという。
山頂のオヤジの完全ガセネタであった。
しかし、本日は人数が20名になれば臨時を出すという。私の前には10時のバスの乗り遅れたという方が2名いたので、世間話で時間をつぶした。その後、皆さん臨時便を期待してか、パラパラと人は増えていき、11時過ぎに6名程のパーティーがやってきて15名近くになったところで、係員がバスの運転手と相談して臨時便の出発が決定した。バスが来た後も人が増えていき、直ぐに定員近くになり、11時半前に出発した。
当日朝9時の天気図。大陸からの高気圧に覆われているが、正直昨日の天気図との差異が良く判らない。後で高層天気図等を比較してみるつもり。
当日朝9時の天気図。大陸からの高気圧に覆われているが、正直昨日の天気図との差異が良く判らない。後で高層天気図等を比較してみるつもり。

感想

バスの運転手によれば、北沢峠からは仙丈ヶ岳よりも甲斐駒ヶ岳に入っている人の方が多いそうだ。
しかし、長野では東駒ヶ岳と呼ぶそうで、甲斐駒登頂と言って良いのは黒戸尾根から登った場合のみで、伊那のバスを使って北沢峠から登った人は是非、東駒ヶ岳と言って欲しい、とのことだった。

下山後は少々遠回りになるが、伊那インター近くの「みはらしの湯」まで足を伸ばした。ここにはサウナがあり、足を水風呂で冷却できることに加えて、風呂から南アルプスが一望できることがウリ。本日は正にパノラマ展望で、露天風呂から見る甲斐駒や仙丈、塩見等は圧巻であった。
入浴後は国道152号線−20号線と長距離を走り、「道の駅はくしゅう」で車中泊をした。

最終日の間ノ岳、北岳に続く。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-48754.html

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