剱岳 ＜早月尾根ピストン 四十代最後の歳に登りたかった(^^;＞

2014年08月02日(土) [日帰り]

• GPS: 10:52
• 距離: 15.0km
• 登り: 2,364m
• 下り: 2,345m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:56
• 休憩: 0:56
• 合計: 10:52

2:29 スタート地点
3:07 3:08 松尾平
6:05 6:12 早月小屋
8:36 8:43 カニのハサミ
8:50 9:15 剱岳
9:23 9:31 カニのハサミ
11:08 11:16 早月小屋
12:57 12:57 松尾平
13:21 ゴール地点

天候

晴れのち曇りのちガス→大雨(^^;

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自宅から馬場島まで30分。1:15頃に家を出て、コンビニでおにぎりをしっかり3つ購入(^^;
馬場島に2:00前に到着も、駐車場はいっぱい。
キャンプ場過ぎたあたりの林道脇もかなり縦列してましたが、数台の空きがあり駐車できました。

自宅からすでに用意万全、あとは靴を履くだけ状態でしたが、誰も車から降りてこられないので、30分弱、空の星を眺めておりました。
2:30前になると、何人かの方が出発されたので、それに追従して登りました。
今回は、熊鈴をしっかりリュックに着けてましたので、大丈夫でした(*^^)v

コース状況／危険箇所等

＜馬場島〜早月小屋＞
危険な箇所は特にありませんでした。
噂通り、土嚢などにて補強されている箇所が多く、整備が行き届き、直登ですが歩きやすい登山道が続きます。
ぬかるんだ箇所には、丸太を刻んだステップが置かれていたりもして、さすが百名山といった印象。
下山時、1200m付近で突然の大雨に見舞われ、木の根がスリッピーでした。

＜早月小屋〜山頂＞
標高2400mあたりからは、岩の世界となります。
ストックはしまい込んで、3点支持で確実に登りたいものです。

標高2500m付近で登山道が30m程崩落しています。危険箇所には、仮設歩道やロープが張られてましたが、不安定な状態でしたので、慎重に通過を。

浮石、落石が多いので、ヘルメットは必需かと。下山時、何度か落石がありました。
2600mを越えると、鎖場の連続となります。
とくに左手、池ノ谷側のトラバースは要注意です。

下山の岩場では、登りより慎重になりました。
垂直な岩を降りる場面が多いので、躊躇わず体を反転し、背を谷側にして慎重に降りました。

写真

8/2 2:32

ついにこの日がっ!(^^)!

8/2 2:32

距離は大したことはない。問題は標高差かっ！

8/2 2:43

なに？

8/2 2:44

はい、わかってます(^^;

8/2 3:01

最初に現れたプレート。200mごとにありました。

8/2 3:02

松尾奥の平到着。ベンチがありました。

8/2 3:35

1200m。

8/2 4:07

1400m。

8/2 4:14

これが噂の土嚢か？

8/2 4:20

空が明るくなってきました。

8/2 4:21

1600m。ちょっと早い気がしたので、GPSを確認すると1550mでした。

8/2 4:31

手作り感のある梯子。何箇所かありました。

8/2 4:37

快晴の予感。

8/2 4:50

空が赤く。

8/2 4:54

1800m。

8/2 4:57

毛勝方面も明るく。

8/2 5:00

大きな石を右に巻きます。

8/2 5:06

大日三山が右手に。

8/2 5:08

プチモルゲンロート

8/2 5:09

左にちょこっと見えるのは、浄土山でしょうか？

8/2 5:10

下界は本日33℃の予報。

8/2 5:12

1920.7m三角点到着。

8/2 5:12

一応タッチ(^^;

8/2 5:12

剣岳北稜線のシルエット。遂に来た！

8/2 5:20

8/2 5:20

8/2 5:32

2000m。早月小屋まで1kmです。

8/2 5:34

毛勝三山の朝。

8/2 5:39

剱岳山頂が見えた!(^^)!

8/2 5:40

途中にある池塘。

8/2 5:40

8/2 5:49

樹林帯。

8/2 5:58

ロープ。

8/2 6:01

剣御前。かっこいい!(^^)!

8/2 6:01

立山方面は曇っているんだろうか？

8/2 6:04

早月小屋が見えた！

8/2 6:04

振り返ると富山平野。

8/2 6:04

ん？雲が出てきたか？

8/2 6:04

山頂はまだ遠い。

8/2 6:06

早月小屋到着。

8/2 6:07

大日岳は過去2回ともガスだった。今日は、綺麗に剣が見えているんでしょうね(^^;

8/2 6:14

ここで朝食タイム。腹ごしらえして出発。

8/2 6:14

ルートはテン場を横切るらしい。

8/2 6:14

っと、まだ雪が。

8/2 6:15

山頂までまだ2.9km。まだ800m登るんですね('◇')ゞ

8/2 6:19

もうすぐ森林限界か。

8/2 6:27

っと、雲が晴れてきた気が？

8/2 6:29

長いロープ場。

8/2 6:40

森林限外。

8/2 6:40

ずいぶん上がってきました。

8/2 6:46

2400m。

8/2 6:46

だんだん険しくなってきます。

8/2 6:46

毛勝三山の高さに登ってきました。

8/2 6:47

白馬三山も見えてきた。

8/2 6:53

逆光だが、ターゲット捕捉。

8/2 6:54

新緑と雪渓のコントラスト、実に美しい。

8/2 6:56

ドンと待ち構えてくれている気がします。

8/2 6:57

また逆光。

8/2 7:03

マーキング通りに進めば大丈夫です。

8/2 7:07

崩落地点。ロープが張ってありました。慎重に。

8/2 7:18

8月でも雪が。アイゼン不要です。

8/2 7:19

剱というだけある。

8/2 7:19

あと400m。

8/2 7:21

ローアングルで、雪と剱岳。

8/2 7:27

やはり朝は逆光になっちゃうんですね(^^;

8/2 7:30

8/2 7:31

8/2 7:32

8/2 7:36

8/2 7:45

8/2 7:45

8/2 7:45

8/2 7:46

8/2 7:53

8/2 7:54

高度感あります。

8/2 7:58

エボシ岩より。遠くに薬師岳が見えてます。

8/2 7:58

ひたすら登ります。

8/2 7:58

落ちたら終わり。

8/2 8:07

ここだけ立派。もうちょっとです。

8/2 8:07

まだピークが。

8/2 8:11

室堂BTアップで。

8/2 8:16

山頂に人が。

8/2 8:19

8/2 8:25

鎖場の連続。

8/2 8:27

ここが噂の？

8/2 8:28

ボルト発見！

8/2 8:33

また鎖場。

8/2 8:36

ここがカニのハサミなのだろうか？

8/2 8:41

最後の鎖を登りきると、別山尾根との分岐の標識が。

8/2 8:42

ここまできたら、もう安心。

8/2 8:43

あとは山頂へ。

8/2 8:43

ん？にぎやかそう？

8/2 8:46

と思ったら、大渋滞(^^;

8/2 8:50

が、すぐに三角点を探し、タッチ(*^^)v

8/2 8:51

ついで標識もタッチ!(^^)!

8/2 8:51

なんと幾つもあった(^^;

8/2 8:52

しばし眺望を楽しむ。白馬方面。

8/2 8:52

次に登りたい五竜、そして鹿島槍ヶ岳。

8/2 8:53

鹿島槍ヶ岳をアップで。

8/2 8:53

五竜岳もアップで。

8/2 8:53

8/2 8:53

8/2 8:53

8/2 8:53

立山の奥に槍の穂先も。

8/2 8:53

アップで。

8/2 8:53

8/2 8:53

8/2 8:53

8/2 8:54

8/2 8:54

8/2 9:16

剱沢アップ。

8/2 9:16

新築中だそうです。

8/2 9:17

8/2 9:17

8/2 9:17

8/2 9:17

8/2 9:17

8/2 9:17

8/2 9:18

8/2 9:18

8/2 9:19

8/2 9:22

下山開始。

8/2 9:23

8/2 9:24

8/2 9:25

8/2 9:37

ボルト再確認。

8/2 9:41

この時間でもまだ逆光か？

8/2 9:45

8/2 9:50

8/2 10:10

8/2 10:10

8/2 10:13

8/2 10:23

8/2 10:23

8/2 10:25

8/2 10:26

8/2 10:26

8/2 10:26

8/2 10:41

夏らしい雲。

8/2 10:42

8/2 10:42

8/2 10:47

8/2 10:54

おや？

8/2 11:01

8/2 11:04

早月小屋到着。結局水分4リットル持参したので、追加購入はなし。

8/2 11:15

と、だんだんガスってきました。

8/2 11:15

降ります。

8/2 11:19

8/2 11:20

8/2 11:29

8/2 11:34

8/2 11:35

8/2 11:47

三角点。

8/2 11:57

8/2 12:12

8/2 12:15

土嚢の階段。

8/2 12:19

8/2 12:24

朝には気付かなかった立派な杉。

8/2 12:27

すごい。

8/2 12:27

中山を思い出す。

8/2 12:33

直登だったんですね。

8/2 12:34

1200mまで降りてきました。

8/2 12:37

8/2 12:39

よく登ってきたもんだ。。。

8/2 12:47

杉。

8/2 12:48

杉。

8/2 12:49

杉。

8/2 12:53

と、ここでポツポツ落ちてきました。

8/2 13:08

瞬く間にザーザー。

8/2 13:09

土砂降りに('◇')ゞ

8/2 13:18

登山口が見えてきました。

8/2 13:19

無事下山。

8/2 13:20

レンズが濡れてますが、しっかり撮影(^^♪

8/2 13:21

路駐で溢れてました。（自分含め）

8/2 13:55

下に降りてきましたが、全く雨は降ってないみたい(^^;

撮影機器：

COOLPIX S9500 ニコン

iPhone 5s Apple

感想

harukacci

先週は笠新道〜クリヤ谷コースで笠ヶ岳へ。
2週連続で、北アルプス急登の山行と相成りました。

持参した水は3リットル＋900mlペットにお茶。
結果、500mlほど残し下山。8月の早月小屋では、水が買えない可能性もあると聞き、大目に持参しました。
食料は、おにぎり3つとウィダー3つ、非常食にスニッカーズを2本用意。
すべて平らげました(^^;

小屋から下は、蒸し暑く、汗がダラダラ流れました。あげくの果てに1200m付近では大雨に見舞われました。

立山町に生まれ、上市町に住まう自分にとって、何とか40歳代最後のこの年に登りたいと計画していましたが、実現できて感無量です(*^^)v

写真のコメント、まだ全部入れきれてません。そのうち、、、(^^;
（特に山の名前、花の名前）

コメント

ヒラ

はじめまして
私もこれから息子と二人で早月尾根に挑戦しようと計画中です。
harukacciさんのレコを参考に頑張って登りたいと思います。
そう言えば私も49才なので、40代最後の夏なんです。

harukacci

Re: はじめまして
同い年ですね。息子さん、頑張っておられますね
うちの息子はインドア派なので、羨ましいです

早月尾根ですが、我が上市町の観光協会さんのサイトで注意勧告がされてました。
https://www.kamiichi.jp/sangaku/post2044/2014/08/05/
標高2,500m付近で登山道が30m程崩落しているそうです。

私が登ったときには、気づきませんでした。
十分ご注意して、無事下山されますよう

terachan

おめでとうございます。
ついにやりましたね^_^
本当におめでとうございます*\(^o^)/*

意外にアッサリと登られているので拍子抜けしたのではないですか？（笑）
夏山シーズン中に燃え尽き症候群にならない様にしてくださいね＼(^o^)／*/

harukacci

Re: おめでとうございます。
はい、ありがとうございました

と、とんでもない、アッサリだなんて
降りてきて、今までにない充実感に満たされたものの、
仕事に就いてからは、また次の山のことを考えている次第です

またterachanさんの山行をヒントに、いろいろ登っていきまーす

らう坊

すごいなぁ
harukacci さん　こんんちは
登頂時にはお天気にも恵まれヨシ！ですね。 →
40代最後の年に・・・・カッコイイですな。
僕にとっては夢のまた夢の早月尾根ですがレコがすごくいい感じなので
お気に入りに登録させてください。
早月尾根ピストンお疲れさまでした。

harukacci

Re: すごいなぁ
raubouさん、いつも暖かいコメント、ありがとうございます

早月尾根から日帰りで剱岳に登るのを、一つの節目にしていました。
そのために、昨年からランニングや山行を繰り返し、遂に実現した次第です

raubouさんも、ぜひチャレンジをっ

HIROSAY

はじめまして
当日、小６の息子と登っていました。たぶん、harukacciさんの下りでお会いしてますね。その後、こちらは2778m地点で時間切れ敗退となりました。私は昨年、何とか登り終えたコースですが、また試練を味わいたくて息子を連れて来てしましました(^^)。
崩落地点ですが、ロープを回した三角の岩の有った辺りだと思います。去年には無かった場所です。足下がフワフワして踏み抜きそうな感じがして気持ち悪かったです。

harukacci

Re: はじめまして
HIROSAYさん、こんばんは。
その節は、息子さんに「何年生？」と気安く話しかけてしまい、大変失礼いたしました

いやしかし、小６で早月尾根、凄いです
うちの上の子なんて、立山ですら一服している次第でして、、、

また親子でチャレンジ、頑張ってください

崩落地点、何となく思い出しました。
木の根っ子だけでなんとか持っている？的な感じがしたような。。。