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Yamareco

記録ID: 488335
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山 〜仏の山々は果てしなく遠く〜

2014年08月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:16
距離
21.5km
登り
2,434m
下り
2,421m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:05
休憩
1:07
合計
11:12
4:53
86
6:19
6:23
89
7:52
8:06
24
8:30
8:31
55
9:26
9:49
66
10:55
10:55
75
12:10
12:19
18
12:37
12:46
29
13:15
13:16
94
14:50
14:54
30
15:24
15:25
38
16:03
16:04
1
16:05
ゴール地点
天候 晴れのち曇り、午後は一時雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
まず最初に、このコースのレコをご覧になる方は、同じ日のほぼ同じ時間に同じコースを歩かれたkedama_hさんのレコを参照ください。花も山も記録もはるかに優れています。私はコースを回りきるのに精一杯で余裕がありませんでした。

韮崎ICから国道20号を経て桐沢橋東詰交差点を左折し橋を渡る。青木鉱泉の看板を見落とさないように林道へ入る。青木鉱泉をナビ登録すると、旧道へ誘導するので以下のURLの地図を参照してください。林道の最初は狭い砂利道で不安になりますが、勇気をもって進めば500mほどで舗装道路に出ます。皇海山の栗原川林道よりはずっと快適で飛ばせます。私は4時過ぎに青木鉱泉駐車場につきましたが、暗い林道では狸(の外来種?)と鹿が道にいました。気を付けてください。なお、同じ道でICへ戻る人は、来た道を覚えておいてください。帰りはICへの看板はありません。
http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/data.html

コンビニは韮崎ICを降りたすぐにローソンがあり、ファミマ、デイリー、セブンが続きます。セブンの後はありません。

青木鉱泉の駐車場は暗いうちに到着しましたが、結構埋まってました。車中で寝ている人もいましたので、気に入る駐車スペースを探し回るのをやめて、一番手前のスペースに駐車しました。一日750円。青木鉱泉の管理人さんは起きていて、朝料金を払いました。支払いは下山後でもOKです。青木鉱泉の建物の右側を回り込んで奥へ行くと、駐車料金や日帰り入浴の受付があります。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:
青木鉱泉の建物前の水場にあります。トイレもありますが、使用しなかったので状態はわかりません。

青木鉱泉〜南精進ヶ滝:
すぐに急登が始まりますが、最初はトラバース気味に斜面を歩きます。この道が谷側に微妙にナナメッテいてちょっといやらしい個所があります。南精進ヶ滝は見ごたえあります。地蔵へ直接向かう道と滝を回って地蔵へ向かう道がありますが、ぜひ滝を回ってください。

南精進ヶ滝〜白糸の滝:
とにかく急登が続き汗をかきます。ずっと日陰なので助かりますが、私は汗っかきなので全身びしょ濡れになりました。沢を横切るたびに、顔を洗いセブンイレブンで買ったクールタオルを濡らして進みました。鳳凰の滝は登山道から5分ですが、へばってたのでスキップしました。

白糸の滝〜五色ヶ滝:
これまでの急登に比べると快適です。五色ヶ滝も見ごたえあります。少し下りますが、荷物は登山道にデポしていけばよいです。滝壺近くまで行く必要はありません。途中まで下れば素晴らしい滝の全景が見られます。

五色ヶ滝〜鳳凰小屋:
そんなにしんどくありません。沢のあたりで道に迷わないように、岩についた赤丸、石の上の赤矢印、木のピンクリボンなどを探して進んでください。青木鉱泉から鳳凰小屋までは樹林を歩くので日焼けもしません。登山道には虫もいませんので、女性もTシャツ半ズボンでいいと思います。暑さ対策を優先してください。

鳳凰小屋〜地蔵岳:
小屋からの登山道入り口には、山頂まで10分で登った人もいると看板がありますが、飛ばない限り無理です。特に最後の砂礫の急登はこたえます。前夜雨が降ったようで、砂が重くなっていたので皆さんがレコに書かれているほどはひどくなかったです。スキーで斜面を逆八の字(つまりがに股)であがるようにして足を運ぶと多少楽かと思います。

地蔵〜観音岳:
間に一つピークがあり、観音岳を含めて2回登ることになります。気持ちのいい稜線歩きで危険な個所もありません。景色に見とれて岩につまずかないように。南アの主峰がある側は切れ落ちています。

観音岳〜薬師岳:
比較的短く、あっという間に着きます。こちらも景色に見とれて進行方向右側に落ちないように。

薬師岳からの中道下り:
とにかく長く感じる。とりたてて見るべきものもないので、ただ下るだけで疲れる。危険個所はないが、こちらを登る人は苦行にほかならないと思ってしまう。私はお薦めしない。
その他周辺情報 青木鉱泉で入浴できます。1000円。シャンプーやシャワーはありません。石鹸と湯と水の蛇口だけです。男性用は洗い場は5つ。浴槽も小さいです。
青木鉱泉前のドンドコ沢への入り口。沢を何度もクロスするので、セブンで買ったsuper cooling towelを試します。水で濡らして軽く絞り数回まわします。
2014年08月02日 04:52撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
1
8/2 4:52
青木鉱泉前のドンドコ沢への入り口。沢を何度もクロスするので、セブンで買ったsuper cooling towelを試します。水で濡らして軽く絞り数回まわします。
山肌に日が当たり始めした
2014年08月02日 05:08撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 5:08
山肌に日が当たり始めした
仁科里夏さん、小学5年とは思えない上手な字です。もう高校生でしょうか
2014年08月02日 05:11撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 5:11
仁科里夏さん、小学5年とは思えない上手な字です。もう高校生でしょうか
山間から太陽が昇ってきました
2014年08月02日 05:11撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 5:11
山間から太陽が昇ってきました
クルマユリでしょうか。
2014年08月02日 06:07撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 6:07
クルマユリでしょうか。
小さな滝がいくつかあります。沢で早速cooling towelを濡らし、ブンブン回します。首にかけるとヒンヤリします
2014年08月02日 06:12撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 6:12
小さな滝がいくつかあります。沢で早速cooling towelを濡らし、ブンブン回します。首にかけるとヒンヤリします
そして南精進ヶ滝。見ごたえあります。ぜひこちらを迂回して地蔵へ向かうコースを選択してください。さほど大回りではありません
2014年08月02日 06:19撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 6:19
そして南精進ヶ滝。見ごたえあります。ぜひこちらを迂回して地蔵へ向かうコースを選択してください。さほど大回りではありません
御座石もどき
2014年08月02日 07:05撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 7:05
御座石もどき
白糸の滝
2014年08月02日 07:54撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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白糸の滝
ヤマホタルブクロ
2014年08月02日 08:12撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 8:12
ヤマホタルブクロ
五色ヶ滝。こちらも見ごたえあります。横道をちょっと下ると見られます。ぜひ寄ってください
2014年08月02日 08:30撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
3
8/2 8:30
五色ヶ滝。こちらも見ごたえあります。横道をちょっと下ると見られます。ぜひ寄ってください
滝壺には虹も
2014年08月02日 08:31撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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滝壺には虹も
こぶを持つ木
2014年08月02日 09:03撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 9:03
こぶを持つ木
また沢です。沢のたびにcooling towelをじゃぶじゃぶ洗って、ブンブンまわします
2014年08月02日 09:07撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 9:07
また沢です。沢のたびにcooling towelをじゃぶじゃぶ洗って、ブンブンまわします
キバナノヘビイチゴですかね
2014年08月02日 09:09撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 9:09
キバナノヘビイチゴですかね
見え始めました。本日も、9時ごろには雲が出始めました
2014年08月02日 09:11撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 9:11
見え始めました。本日も、9時ごろには雲が出始めました
可憐です
2014年08月02日 09:15撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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可憐です
癒されます
2014年08月02日 09:19撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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癒されます
小屋が見えてきました。やれやれ
2014年08月02日 09:26撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 9:26
小屋が見えてきました。やれやれ
若いスタッフさんたちが小屋前でのんびりしています。皆さんのおかげで身軽に山登りができます。心から感謝
2014年08月02日 09:38撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 9:38
若いスタッフさんたちが小屋前でのんびりしています。皆さんのおかげで身軽に山登りができます。心から感謝
始まりました、砂の試練が。昨夜の雨のおかげでわりと歩きやすいです。靴を逆ハの字にして進みます
2014年08月02日 10:13撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 10:13
始まりました、砂の試練が。昨夜の雨のおかげでわりと歩きやすいです。靴を逆ハの字にして進みます
着きました。地蔵岳頂上
2014年08月02日 10:34撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 10:34
着きました。地蔵岳頂上
確かにかっこいい
2014年08月02日 10:37撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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確かにかっこいい
山梨側です
2014年08月02日 10:33撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 10:33
山梨側です
お地蔵さんたち。甲斐駒は雲の中
2014年08月02日 10:38撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 10:38
お地蔵さんたち。甲斐駒は雲の中
お地蔵様の傍らにタカネビランジ。お花のお供えのようです
2014年08月02日 10:38撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 10:38
お地蔵様の傍らにタカネビランジ。お花のお供えのようです
これから進む観音岳手前のピークです
2014年08月02日 10:36撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 10:36
これから進む観音岳手前のピークです
甲斐駒は顔を出さない。後でkedama_hさんのレコで甲斐駒が見えた瞬間があったことを知る
2014年08月02日 10:39撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 10:39
甲斐駒は顔を出さない。後でkedama_hさんのレコで甲斐駒が見えた瞬間があったことを知る
いたるところに咲いています。今がピークでしょうか
2014年08月02日 10:57撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 10:57
いたるところに咲いています。今がピークでしょうか
シャクナゲも多くみられました
2014年08月02日 10:57撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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シャクナゲも多くみられました
観音岳への間のピークから振り返る
2014年08月02日 10:58撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 10:58
観音岳への間のピークから振り返る
この蝶々元気がありません。少し飛んでは地面に着地。頑張れ!踏まれてしまうぞ
2014年08月02日 11:02撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 11:02
この蝶々元気がありません。少し飛んでは地面に着地。頑張れ!踏まれてしまうぞ
何でしょう?
2014年08月02日 11:07撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 11:07
何でしょう?
綺麗です
2014年08月02日 11:20撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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綺麗です
間のピークとオベリスク
2014年08月02日 11:21撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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間のピークとオベリスク
南ア側の山肌は切れ落ちています。樹林帯の端っこを歩きます
2014年08月02日 11:22撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 11:22
南ア側の山肌は切れ落ちています。樹林帯の端っこを歩きます
風雪に耐える
2014年08月02日 11:26撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 11:26
風雪に耐える
ガスってきた
2014年08月02日 11:31撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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ガスってきた
2014年08月02日 11:33撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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ホシガラスです
2014年08月02日 11:33撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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ホシガラスです
飛び立つ瞬間
2014年08月02日 11:33撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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飛び立つ瞬間
鳳凰小屋への分岐点。地蔵へ30分に対し、「45分はかかります」の手書きが
2014年08月02日 11:37撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 11:37
鳳凰小屋への分岐点。地蔵へ30分に対し、「45分はかかります」の手書きが
ここから鳳凰小屋へ下りられます
2014年08月02日 11:38撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 11:38
ここから鳳凰小屋へ下りられます
こんな感じの稜線を行きます
2014年08月02日 11:54撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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こんな感じの稜線を行きます
観音岳
2014年08月02日 12:04撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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観音岳
鳳凰三山は意外に高いところまで樹木がありますが、さずがにこのあたりは森林限界
2014年08月02日 12:05撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 12:05
鳳凰三山は意外に高いところまで樹木がありますが、さずがにこのあたりは森林限界
観音岳に到着。ゴロゴロと嫌な音が始まりました
2014年08月02日 12:10撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 12:10
観音岳に到着。ゴロゴロと嫌な音が始まりました
薬師まではそんなにかかりません
2014年08月02日 12:12撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 12:12
薬師まではそんなにかかりません
白峰三山方面。雲で北岳は見えませんでした。と思いきや、kedama-hさんのレコでは一瞬見えている。周囲に注意を払う余裕がない
2014年08月02日 12:13撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 12:13
白峰三山方面。雲で北岳は見えませんでした。と思いきや、kedama-hさんのレコでは一瞬見えている。周囲に注意を払う余裕がない
風雪に耐えて、パート2
2014年08月02日 12:31撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 12:31
風雪に耐えて、パート2
薬師岳です。青年たちのグループに撮ってもらいました
2014年08月02日 12:37撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 12:37
薬師岳です。青年たちのグループに撮ってもらいました
パラついてきたので小屋にはいかず青木鉱泉へ急ぐ
2014年08月02日 12:38撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 12:38
パラついてきたので小屋にはいかず青木鉱泉へ急ぐ
薬師岳の本当の?頂上。この後すぐに雨が降り出し、レインウェア上着とザックカバーをつける
2014年08月02日 12:39撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 12:39
薬師岳の本当の?頂上。この後すぐに雨が降り出し、レインウェア上着とザックカバーをつける
御座石まで一気に下る。レインウェアで下りも汗をかきまくりビッショリ。どうせ全身濡れるなら、レインウェアを着ずに雨にぬれていた方が気持ちよかったかも
2014年08月02日 13:15撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 13:15
御座石まで一気に下る。レインウェアで下りも汗をかきまくりビッショリ。どうせ全身濡れるなら、レインウェアを着ずに雨にぬれていた方が気持ちよかったかも
これは花になるんでしょうか(後記、マルバダケブキの蕾みのようです)
2014年08月02日 15:06撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 15:06
これは花になるんでしょうか(後記、マルバダケブキの蕾みのようです)
やっと中道の登山口まで下りてきました。でもここから林道歩きが長いんです。これがつかれた足に追い打ちをかける
2014年08月02日 15:23撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 15:23
やっと中道の登山口まで下りてきました。でもここから林道歩きが長いんです。これがつかれた足に追い打ちをかける
やっと近道の看板まできて沢を渡ります。薬師の頂上も下りも全くゆっくりできなかったので、ここでおにぎりをほおばる
2014年08月02日 15:59撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 15:59
やっと近道の看板まできて沢を渡ります。薬師の頂上も下りも全くゆっくりできなかったので、ここでおにぎりをほおばる
韮崎ICへ向かう途中。甲斐駒方面?じゃなくて八ヶ岳のようです
2014年08月02日 17:26撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 17:26
韮崎ICへ向かう途中。甲斐駒方面?じゃなくて八ヶ岳のようです
瑞牆山と金峰山方面ですかね
2014年08月02日 17:26撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
8/2 17:26
瑞牆山と金峰山方面ですかね
そして富士山。初登山している職場の後輩は無事だろうか(翌日メールがきた。剣ヶ峰からの素晴らしいご来光の写真とともに。明日の月曜は自慢話を聞いてあげよう)。
2014年08月02日 17:27撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 17:27
そして富士山。初登山している職場の後輩は無事だろうか(翌日メールがきた。剣ヶ峰からの素晴らしいご来光の写真とともに。明日の月曜は自慢話を聞いてあげよう)。
韮崎IC料金所を入り高速へ合流する手前で。さよならオベリスク
2014年08月02日 17:48撮影 by  DMC-FX01, Panasonic
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8/2 17:48
韮崎IC料金所を入り高速へ合流する手前で。さよならオベリスク

装備

備考 着替えを車において行ったが、持っていけばよかった。とにかく汗をかいた。登山者も多く、なかなか着替える場所もないのですが・・。

感想

桧枝岐を起点に、1泊で会津駒ヶ岳と燧ケ岳をやろうと思い6月上旬からスタンバッテいたが、梅雨に入ってしまい延び延びになってしまった。今週末も天気があまり良くないので、天気予報が良い鳳凰三山に行先を変更して出かけた。皆さんの日帰り周回記録を見て、果敢にチャレンジしたが、仏の三山への道は遥か遠く、約1700mの標高差を上り詰めるのは、さすがにきつかった。そして何より下りが苦手な私には、中道の下りは苦行そのものであった。

下る途中で、登ってこられる方々が、「頂上まではどれくらいですか」、「御座石はまだ先ですか」などと決まって聞いてきた。辛そうな顔を見ると「まだ相当先でかなり時間がかかりますよ」と正直には言えず、「そうですね、まだちょっとあるかな。頑張ってください」などとお答えしておいた。

この後、なぜ皆さんがそのような質問を投げかけてくるのか、身をもって実感することになる。下れども下れども廃屋につかない。かなり下ったところで私を追い抜いて行った人も、「高度計をみるとまだ1600mを指してるけど何かの間違いかな。高度計を持ってませんか?」と聞いてくるほど。登ってきた人たちは、これだけの長い距離を上がってきたのだから、あのような質問をしたくなるのもよくわかる。まあ、私のようなおじさんが選択する山行ではないですね。1泊してゆとりを持っていくべきでした。

若い頃は南アはあまりアクセスが良くなかったので、30年近く前のGWに仙丈ケ岳を登ったのが最初で最後になっていた。久しぶりの南ア再デビューだったが、正直なところ計画ミスだった。どうせ雨にふられるなら、予定通り会津駒と燧へいくべきだったか・・、後悔先に立たず。

ドンドコ沢の登りは、長くきつく汗まみれになった。汗かきの私ではあるが、これだけ汗をかいたのは初めてだった。途中の沢で裸になって汗を拭き、着替えたいくらいだったが、登山者も多く断念した(着替えも車に置き忘れたし)。

ただ、登りつめてしまうと、地蔵、観音、薬師の鳳凰三山の稜線は実に気持ちいい。雲がなければ、甲斐駒、仙丈、白峰三山など素晴らしい景色が見られる絶景コースだ。私は体力的にも精神的にも余裕がなく、雲の間からわずかに顔をのぞかせた甲斐駒や北岳を逃してしまった(kedama_hさんのレコをご覧ください)。

さて、本格的に登山再開後、どこまで体力がついてきているかトライしてみたが、タイム的には想定より若干早く周回できたものの、体も心も全く余裕がない。真夏の登山しかも長距離をやるにはまだまだということを再認識した。再び北アの縦走への復帰を夢見ているが、まだ先は長そうだ。

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コメント

先程はコメントありがとうございました!
Pinball_1957 さん、こんにちは!
すごいじゃないですか〜〜
2000m越えの20km越え!、私の膝にはちょっと無理な距離ですよ〜
鳳凰(夜叉神より)は今年中に・・・と計画していましたが、
Pinball_1957さんとkedamaさんのレコを見て今月中になるかも!?
2014/8/3 20:31
ぜひ出かけてください
夜叉神からの登りは、朝早い時間帯に南アの稜線が見渡せるのではないかと思います。青木鉱泉からの登りは、稜線まで登り切らないと南アの山々が見えません。時間がかかるので、登り着いた頃には雲が湧いて隠れてしまうことが多いようです。レコ楽しみに待ってます。
2014/8/3 22:10
お疲れ様でした
こんばんは ケダマです

昨日は大変お疲れ様でした
僕らが登頂する前の午前中は絶景だったようですね
それにしてもドンドコ沢コース、キツかったですね(;^ω^)
僕もだいぶヘバリました
2014/8/3 22:07
Re: お疲れ様でした
本当にしんどかったです。今もモモやお尻が悲鳴を上げており、階段の上り下りが辛いです。またどこかの山でお会いしましょう。
2014/8/3 22:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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体力レベル
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