鳳凰三山 滝ありご来光ありの二日間
- GPS
- 14:40
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,653m
- 下り
- 2,669m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:06
天候 | 1日目晴れのちにわか雨 2日目曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有料駐車場(750円/日)は比較的余裕でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 |
写真
感想
かねてから山仲間と計画していた鳳凰三山の山旅。
Kさん、Tさん、IさんとIさんの息子さん二人(小5、小3)の6人パーティで行ってきました。
ルートは青木鉱泉からドンドコ沢を登り鳳凰小屋へ一泊、翌日地蔵、観音、薬師の三山を巡って中道ルートを青木鉱泉へ戻るコースを設定しました。
初日はドンドコ沢沿いを滝巡りしながらのんびりと。しかし登りは結構きつかったです。よって子供とおっさんのパーティはかなりのスローペース(笑)。
白糸の滝で昼食休憩を取り、「さぁ出発」というときになってまさかの雨が・・。雨足はみるみる強くなりあっという間に土砂降りに。レインウエアの装着も最初のうちは上着のみで下まではと躊躇していたため、またたくまの雨に間に合わずにずぶ濡れになってしまいました。山では少しでもポツリと来たらすぐに対応をした方が賢明だと思い知らされました。
それにしても雨の中、延々続く急登はつらかった。さすがに心が折れそうになりました。沢の水も増水して濁っているのがわかります。それはそれで怖かった。
そんな雨も五色ヶ滝を過ぎる頃までで、その後は何事もなかったように止んでしまいました。
そんなこんなでやっとの思いで鳳凰小屋までたどり着いたのは14:00過ぎ、当初の計画では地蔵までピストンしようという予定でしたが、その日は濡れた衣類を乾かしつつまったり宴会に。
二日目、小屋の従業員に教えてもらった「富士見岩」(小屋からサンダル履きで5分
!)にてご来光を拝み、6:30に出発。地蔵岳をめざしました。朝のうちは晴れていたのですが、登るにつれて下から雲が上がって来て下界の眺望はなくなってしまいました。それでも山頂は晴れていて有名なオベリスクもばっちり見ることが出来ました。その後下から登ってくるガスを避けるように観音、薬師と縦走しました。周辺の山々の眺望はいまいち出来ませんでしたが、ルートそのものはガスることなく独特の山容を楽しむことが出来ました。
それと、稜線はタカネビランジの花が満開で、いたるところに可憐な花の群生が見られました。それ以外にも色々な花が咲いていて、目を楽しませ心を安らかにしてくれました。レポの写真にいくつかアップしてありますが、説明が空欄の花は浅学な私には名前がわからないものです。どなたかわかる方、教えて下さいませ(^_^)
その後中道ルートを下山。途中御座石での昼食休憩の後パーティを離れ、タイムトライアルモードでスピード下山してみました。結果、青木鉱泉までの標準タイムが2時間45分のところ、2時間10分。
2時間を切りたかったのですが、途中から膝への負担と水分不足でバテバテになり、逆にかなりのスローペースになってしまいました。もう歳なんだから無茶な下り方はやめようと反省(^_^;
しかしこの中道ルート、噂には聞いていましたが確かにきつかったです。単調な下りが延々続きます。出来れば登りは使いたくないなと思うくらい。
それでも終わってみれば個性的な三山を踏破でき、完璧ではないながらも雄大な景色を堪能もでき、仲間と山小屋で酌み交わすお酒にも酔いしれた楽しい2日間でした。
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