北八甲田 大岳

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年05月の天気図 |
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感想
南八甲田の帰り、酸ヶ湯温泉で県外客の中に埋もれてみる。駐車場の外の雪の上にテントが5張りほど。ほかは駐車場の車の中でお休み。お金のある方々は温泉泊り。狭い車の中で夕食を済ませシュラフに包まって寝てみる。シートをずらしてみるがどうもまずいが、エアマットを敷いたりして横になる。疲れているせいかうつらうつらと眠れた。昨日櫛ヶ峰から帰る時、一時ガスが発生してもう一泊と思ったがすぐに晴れてこれまでになくいい天気になった。
今日もいい天気なので、ゆっくりと大岳コースを回ってみることにしてスノーシューで入山した。指導標が付けられた木の跡には、短くテープを付けながら。これは、雪が消えてから藪をこいで探索する時の目印なのだ。ところが、酸ヶ湯温泉から22〜3番あたりまでは、以前、有線の電話を仙人岱避難小屋まで引いた針金の跡も木に残っているので紛らわしい。地獄湯ノ沢付近で、酸ヶ湯の逢坂さんに追い越される。山スキーを履いて仙人岱ヘ向うらしい。いつもスノーシューなのに珍しいと思った。硫黄岳コースに入ると♢14番の木が枯れていた。近いうちに倒れてしまうだろう。小屋へは入らずに大岳コースに向かう。仙人岱でなんとまたまた中野渡さんに合う。彼は昨日から小屋に泊っていたとのこと。仙人岱付近は、大岳コースは、大岳寄りに付けられたと書かれている通り、現在の大岳環状ルートの指導標よりは大岳に近いところに付けられた跡が見られる。鞍部を過ぎて下りに入ると大岳から離れて小滝沢の上部に向かい大回りして登りながら、万年雪の下に向かう。さらに井戸岳寄りに巻いて上がって大岳避難小屋へと向かっている。この付近にも二箇所テープを付ける。小屋の近くの沢の中付近○112のそばに調査したい木が見つかりテープを付ける。大岳の斜面のトラバースを終えて、滑降に入ってからの斜面、さらに毛無岱から鍋壊しを経て酸ヶ湯温泉までの間にも調査したい木があった。今年も出来るかどうか。前述のタイムのところに該当箇所を記録しておく。いちいちトドマツやブナに針金の跡を見つけながらなので、3〜4時間のところを7時間もかかって一周した事になった。
(ルート図省略)
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