ガスガスの早池峰山!
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- GPS
- 04:43
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 880m
- 下り
- 879m
コースタイム
天候 | 曇り 一時 雨ぽつぽつ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(休日はマイカー規制があるため自家用車でここまでこれません。要注意) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 蛇紋岩があるためか、少し雨が降っただけでめちゃくちゃ滑ります。 ・河原坊〜山頂 4か所、渡渉するところがあります。少し雨が続いただけで増水して渡れなそうです。 全体的にガレ場で最後の800mはよじ登るような岩がゴロゴロしています。なのでストックはいらない…というより邪魔になると思います。 ただ、高度感はないし、落ちたらやばい…なんて所もないし、ロープでコースが作られているので迷う事もないしで、ゆっくり行けば問題なしです。 ・山頂〜小田越 はしごを使って登り降りする所がありますが危険はありません。 こちらも基本ガレ場ですが危険箇所はありません。 |
写真
感想
岩手県へ行く用事があったのでついでに山に登りたいなぁと探してみると…お、近くに百名山があるじゃん。ということで登ってきました早池峰山。
当初は鶏頭山との縦走を計画していたのですが、天気が悪そうだったので早池峰山のみに。
歩いた距離は少ないですが満足感のある山でした。
前日の夜、自宅を出発し高速のSAで車中泊。
2,3時間しか寝れず…というか目が覚めてしまったので河原坊駐車場へ。
ちゃっちゃと準備を整え山頂へ出発です。
歩き始めてさっそく渡渉。
うーん、あるのは知っていたけど…これ滑ったら全身ずぶ濡れ確定だな、とびくびくしながら川を渡ります。
そうしてびくびくしながら川を渡ること4回。
道にはだんだんと大きな岩が増えてきました。
登って行くごとにガスは濃くなり、岩が大きくなってきますが、左右にロープが張られ、どこを歩けば良いのかははっきりわかるので安心して岩をよじ登れます。
途中には鎖場もあるのですがちゃんとステップが刻んであるので鎖を使わずに登れてこれも楽しい。
山頂までは3kmにも満たない短いコースですが花あり、岩あり、渡渉あり、鎖あり…と楽しいコースでした。
が。
ここで重大なミスが露呈。
カメラの電池が切れたっ!!
前回の奥多摩三山でほぼゼロになった電池を充電し忘れ、予備バッテリーで臨んだ今回の山行。
下で確認した時はフルで入っているとカメラの液晶モニターには表示されていたのに…。
どうやら予備バッテリーの充電も不十分だったようです。
それでも電源を切ったり入れたりするとたまに復活するので大事な場面のために取っておくことに。
なのでここから写真はスマホで。
そんなトラブル?もありながら山頂到着。
山頂はやっぱりガス。
風も強く、汗ばんだ体にはアウターを着ていても寒いくらいです。
風防していても消えそうになるガスストーブに頑張ってもらいながらラーメンを作り、ちゃちゃっと食べて下山開始です。
山頂直下にある立派な木道に、なんだこの河原坊コースとの差は…と嘆きつつ歩いていると噂の?はしごが出現。
全然高くないし非常に楽しい。
さらに進むと緑の中に岩が埋め込まれているかのような、写真で見た早池峰山の姿が見られます。
前を向けば麓の建物も見えない程のガスガスだし、ずっと帽子が飛ばされるような強風が吹いていましたが、面白い形の岩を見れただけで満足できました。
途中、ぽつぽつと降った雨でツルツルになった蛇紋岩に滑りまくりったこともありましたが、なんとか小田越登山口に到着。
不毛な林道歩きを経て駐車場へ無事到着です。
早池峰山のイメージとしては高山植物と蛇紋岩があるかと思いますが、僕は蛇紋岩(というか岩)が面白かったです。
行きの河原坊コースでは両手両足を使って岩を歩く楽しさがあり、下りの小田越コースでは緑と岩の対比や、奇岩ともいえるような面白い形の岩を見る楽しさがあり、違った形で岩を楽しめる山でした。
だから山頂がガスガスで展望無しでも満足な山行でした。
でも…
帰りに寄った道の駅でワインを買った時、前日に登ったという店員さんが放ったあの言葉が今も心に残ります。
僕(今日はガスガスでしたが昨日はどうでした?)
店員さん「ごめんなさい…最高でしたっ!!」
次来るときは、晴れているときに登ろっと。
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