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Yamareco

記録ID: 490888
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ハイキング
大山・蒜山

大山ご法度「元谷砂滑り」…を登るねん!(^u^)

2014年08月05日(火) 〜 2014年08月06日(水)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
9.8km
登り
1,050m
下り
1,041m

コースタイム

駐車P10:29⇒大山山神社10:55⇒元谷避難小屋11:33⇒砂滑り入渓12:35⇒ルンゼ詰まる13:51⇒ユートピア小屋14:43⇒1600チョイピーク15:07⇒ユートピア小屋15:31⇒大山山神社17:35⇒駐車P18:05
天候 朝大雨警報発令中…ガス…強風 あじゃまぁー(*_*;
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大山モンベル店の対岸にある 無料駐車場にて車泊(冬場はスキー客で有料)。 鳥取から無料高規格道路がところどころに出来ており、昔の9号線よりスムーズに行けますが・・・意外と鳥取市からは遠ーーーいですよっ。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、Pに設置してあります。
えーっ、元谷の砂滑り(富士山の大砂走りみたいなモノ)は、なんと禁止になっているではあーりませんかっ!
崩壊が酷いらしいのです・・・。勿論大山縦走も禁止・・・
じぇじぇじぇ・・・

しかも、夕方は晴れだったのに 早朝起きたらザーザー降りの大雨。
こりゃ無理と思って 2度寝(笑)
7時に起き直しても 大雨・・・(~_~;)

スマホもないし、どーしたらお天気情報がわかるの?
あっ、カーラジオあるやん! テントちゃうねんから(笑)
ありゃ、鳥取県西部と島根県東部に大雨警報ってか????
あちゃー。
雨具着こんで、もう一般夏道を 上がる?

いやいや、ワンセグテレビをガラ携で見てみよう。おおっ、島根県の電波を拾いましたよ。うう?パケット代無でレーダー画像が見れるやん!(^u^)
で、
結論は、10:30に雲が切れる。雨が止む・・・行く出ぇ、元谷砂すべり逆走登りに!

ひたすら 雨が止むのを待ち続け、やったぁ! 雨が上がりましたっ!
えっ、ガスはかかってますよ。それは取れないでしょう。

しかし、元谷は荒れていました。数年前と違っていました。更にガスの為に尾根に逃げる残置ロープの発見が遅れて、ルンゼの奥まで滝を登攀し、雪のブロックを蹴りこんで・・・
実は元谷の下は「万年雪」が谷を覆っているのです。大山の標高は僅か1729mです。しかも元谷の雪があるのは1200m〜1400mびっしりと真夏でも敷き詰められているのです。
まさか、大山で雪のブロックのチムニーを登る羽目になろうとは・・・
お隣の谷では高さ10m以上はある雪のダム?も見られました。

元谷の一歩進んで二歩下がる(笑)で砂滑りを突破したら、急峻なルンゼが待ち受けてました。やたらに落石が多く常に上を見ての行動です。小滝を何か所も登り、やがて登攀不可能そうな滝に遭遇・・・
登れてもクライムダウンできなければ、上で詰まれば はい、それまーでぇよー!ですので、じっくり登攀ルートを見ましたが無理そうです。おまけに上部はガスで見えません。

仕方がないので登って来たルンゼや崩壊雪渓チムニーなどをクライムダウンします。
すると、一瞬ガスが取れて・・・ありました!残置ロープが!!!
こんな低いトコロにあったのですね。
あー、えらいこっちゃでしたわールンゼ・・・

で、そこを登って稜線に出て、冬期は非常に怖いトラバース(無積雪期は、なんでもないトラバースです)をしてユートピア小屋に。
なんと、そこはお花畑でおおわれた別天地。
ルンゼは地獄、ここは天国?

でもガスと強風が酷くって、一時小屋に避難です。
さぁ、剣が峰まで行けるか?
時間はもう午後の3時です・・・
取り合えず像の鼻ピークまで行こう!

すると、進入禁止ロープが出て来ました。
でも、まだまだ上がりましたら標高1600mちょいで 暴風が一発・・・。
急に風が変わりました。

これは、幅20cm位しかない縦走路で 北壁に叩き落とされるなぁ・・・
「やーめたっ!時間もヤバいし・・・」の軟弱な心が本日は優りまして、下山に。

当然砂滑りを滑って(笑)降りました。
登りの5倍以上のスピードで 一気に降りました。

大山寺からの元谷避難小屋までのルートは確実ですが、元谷まで入るのはもう昔と違って、バリエーションに近いルーファイが要りました。ガスとチョコレート色した川の渡渉とか・・・ガスっていますので4つに別れた谷で判断がなかなか決まりませんでした。
勿論ガスが発生していなかったら、急斜面の砂すべりが下から見えますので、間違いはないかと思われます。

帰りはガスが取れましたので、砂滑りの異常な角度が下から見ることができました。

諦めずに、車の中でじっと待機していて良かったです。夏道もいいですが、この元谷を遡るのも実に豪快迫力感があります。

大山にお越しの場合、このコースも検討してください。是非、万年雪に触れてみてくださいね(^u^)
その他周辺情報 ここのモンベル店・・・流行ってるのでしょうか? こんな登山口(標高約800m)にあるモンベル店(かなり立派です)は、他の山でもあるのでしょうか?富士山でさえありませんが…。

国道9号線沿いにある巨大な風力発電の施設です。デカイので圧倒されました。
2014年08月05日 17:20撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/5 17:20
国道9号線沿いにある巨大な風力発電の施設です。デカイので圧倒されました。
大山が見えて来ました。が、半分から上は雲が取れませんね。
2014年08月05日 17:39撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/5 17:39
大山が見えて来ました。が、半分から上は雲が取れませんね。
ほー、ココは北海道か?的な山麓の景色です。サイロや牧草が広がっています。道路も一直線で、気分も最高です。
2014年08月05日 17:50撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/5 17:50
ほー、ココは北海道か?的な山麓の景色です。サイロや牧草が広がっています。道路も一直線で、気分も最高です。
ちょいと、車を止めて パシャリ。えーなぁー。ここ。
2014年08月05日 17:51撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/5 17:51
ちょいと、車を止めて パシャリ。えーなぁー。ここ。
展望台からの日本海に沈む夕日です。明日はこの調子で晴れてね(^u^)
2014年08月05日 18:46撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/5 18:46
展望台からの日本海に沈む夕日です。明日はこの調子で晴れてね(^u^)
遠くの光は境港です。ゲゲゲの鬼太郎で有名な街です。
2014年08月05日 19:49撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/5 19:49
遠くの光は境港です。ゲゲゲの鬼太郎で有名な街です。
おや?まだお店やってます。うーん。街のモンベル店より充実していてオシャレ? こんな所に作って儲かるのかなぁ?
2014年08月05日 19:54撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/5 19:54
おや?まだお店やってます。うーん。街のモンベル店より充実していてオシャレ? こんな所に作って儲かるのかなぁ?
あちゃー(*_*; 真夜中からずっと大雨になりましたっ!予定が狂いましたぁ・・・いつも満車な無料駐車場・・・がらーんです。
2014年08月06日 05:34撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 5:34
あちゃー(*_*; 真夜中からずっと大雨になりましたっ!予定が狂いましたぁ・・・いつも満車な無料駐車場・・・がらーんです。
ラジオ聞いたら、大雨警報・・???。ふー。ついてなーい。
2014年08月06日 05:37撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 5:37
ラジオ聞いたら、大雨警報・・???。ふー。ついてなーい。
しかし、パカパカ携帯でワンセグテレビからレーダー画像が見られました。大山の真上はダメですねー。広島も大雨なのがよく判りました。でも・・・この雲西で切れていますね。あと数時間もすれば、雨はやむのではないか???それに賭けます!
2014年08月06日 07:25撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 7:25
しかし、パカパカ携帯でワンセグテレビからレーダー画像が見られました。大山の真上はダメですねー。広島も大雨なのがよく判りました。でも・・・この雲西で切れていますね。あと数時間もすれば、雨はやむのではないか???それに賭けます!
雨が小雨になり、谷の様子を見に行きました。うーん。普段ココは水ちょろちょろなのですが・・・(~_~;)
2014年08月06日 07:37撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 7:37
雨が小雨になり、谷の様子を見に行きました。うーん。普段ココは水ちょろちょろなのですが・・・(~_~;)
想定通りに10:30雨が上がり、登山決行です!勿論お山はガスがかかったまんまですが。取り合えず行ってみます。元谷砂滑りへGOGOGO!
2014年08月06日 10:28撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 10:28
想定通りに10:30雨が上がり、登山決行です!勿論お山はガスがかかったまんまですが。取り合えず行ってみます。元谷砂滑りへGOGOGO!
日本一長い石畳をてくてくと大山神社へと向かいます。ありゃ、だーれも居ませんね。
2014年08月06日 10:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 10:36
日本一長い石畳をてくてくと大山神社へと向かいます。ありゃ、だーれも居ませんね。
最後の階段です。ひぇー。割とキツイです。
2014年08月06日 10:52撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 10:52
最後の階段です。ひぇー。割とキツイです。
無事生還できますように・・・
2014年08月06日 10:55撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 10:55
無事生還できますように・・・
ココアの川になっちゃってます。
2014年08月06日 11:21撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 11:21
ココアの川になっちゃってます。
ありゃ、渡渉しなくては・・・
2014年08月06日 11:21撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 11:21
ありゃ、渡渉しなくては・・・
数回渡渉を繰り返し、ダムを巻いて元谷避難小屋に到着しました! 結構立派な小屋です。残雪期のルンゼ登攀基地になりそうですね。張り紙に「ロープや登攀道具の窃盗多し」と注意書きが書いてありました(@_@;) そんなことしたら、絶対にアウトですよー。
2014年08月06日 11:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
4
8/6 11:36
数回渡渉を繰り返し、ダムを巻いて元谷避難小屋に到着しました! 結構立派な小屋です。残雪期のルンゼ登攀基地になりそうですね。張り紙に「ロープや登攀道具の窃盗多し」と注意書きが書いてありました(@_@;) そんなことしたら、絶対にアウトですよー。
二回も使えます。毛布あります。野宿に比べたら最高なホテルですよ。
2014年08月06日 11:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 11:36
二回も使えます。毛布あります。野宿に比べたら最高なホテルですよ。
道・・・ありませーん。テープもありませーん。取り合えず沢を上がります。
2014年08月06日 11:48撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 11:48
道・・・ありませーん。テープもありませーん。取り合えず沢を上がります。
変わらずココア・・・いや、コーヒー牛乳?
2014年08月06日 11:52撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 11:52
変わらずココア・・・いや、コーヒー牛乳?
おいおいおい、コレは越すのが大変やぞぉー。って思ったら右岸に道らしきモノを発見。で、ダムの連段前で左岸に渡り、高巻き道がありました!
2014年08月06日 12:07撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:07
おいおいおい、コレは越すのが大変やぞぉー。って思ったら右岸に道らしきモノを発見。で、ダムの連段前で左岸に渡り、高巻き道がありました!
砂滑り逆走登り前に、いつものジャムパンで腹ごしらえです!
2014年08月06日 12:10撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:10
砂滑り逆走登り前に、いつものジャムパンで腹ごしらえです!
更に上がります。ガスで上部は見えません。
2014年08月06日 12:28撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:28
更に上がります。ガスで上部は見えません。
ありゃま、こっちだったかなぁ?GPSが無いので「勘」で進みます。これが性能悪いんだわ。誤作動だらけっ(笑)
2014年08月06日 12:32撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:32
ありゃま、こっちだったかなぁ?GPSが無いので「勘」で進みます。これが性能悪いんだわ。誤作動だらけっ(笑)
さて、ここでいいのでしょうかぁ?
2014年08月06日 12:35撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:35
さて、ここでいいのでしょうかぁ?
あれま。塞がってますよ。ここは右岸をへつり気味に上がりました。
2014年08月06日 12:39撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:39
あれま。塞がってますよ。ここは右岸をへつり気味に上がりました。
小滝です。流れの中を直登の方が、安全です。横は直ぐに崩壊します。
2014年08月06日 12:43撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:43
小滝です。流れの中を直登の方が、安全です。横は直ぐに崩壊します。
だ・だいじょうぶかっ? 上が見えないので判りませーん。
2014年08月06日 12:45撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:45
だ・だいじょうぶかっ? 上が見えないので判りませーん。
おおおっ。出たっ!砂滑りですっ!!しかし、数年前とかなり様相が違ってました。やはり「禁止」も頷けます。
2014年08月06日 12:47撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:47
おおおっ。出たっ!砂滑りですっ!!しかし、数年前とかなり様相が違ってました。やはり「禁止」も頷けます。
ううう。かなりの角度の上、足首まで砂に埋もれます。「上がれるのか?」厳しいです。足を入れた途端に、上3m程の砂が雪崩始めます・・・富士山に比べ規模はかなり小さいですが、角度は30°以上あり、大変です(@_@;) 
2014年08月06日 12:50撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:50
ううう。かなりの角度の上、足首まで砂に埋もれます。「上がれるのか?」厳しいです。足を入れた途端に、上3m程の砂が雪崩始めます・・・富士山に比べ規模はかなり小さいですが、角度は30°以上あり、大変です(@_@;) 
???何か湯気?が立ち上がっています。温泉かっ! いいえ、なんと雪です!!!雪で冷やされて水蒸気が飽和して立ち上っているのです。
2014年08月06日 12:52撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:52
???何か湯気?が立ち上がっています。温泉かっ! いいえ、なんと雪です!!!雪で冷やされて水蒸気が飽和して立ち上っているのです。
…砂滑りの下は、全て万年雪で覆われているのです。この雪は何年前の雪なのでしょう?この標高(1250m)で万年雪とは、大山…すごいですね。
2014年08月06日 12:52撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:52
…砂滑りの下は、全て万年雪で覆われているのです。この雪は何年前の雪なのでしょう?この標高(1250m)で万年雪とは、大山…すごいですね。
足で削ったら、出てくるのは雪ばかりです。
2014年08月06日 12:52撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:52
足で削ったら、出てくるのは雪ばかりです。
クレバス?ここはアルプスかっ?
2014年08月06日 12:53撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:53
クレバス?ここはアルプスかっ?
内部にカメラ突っ込んで撮影しました。やはり雪です!
2014年08月06日 12:54撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 12:54
内部にカメラ突っ込んで撮影しました。やはり雪です!
ふぅ、こりゃアリ地獄です・・・(~_~;)
2014年08月06日 13:00撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 13:00
ふぅ、こりゃアリ地獄です・・・(~_~;)
上はガスって状態が判りません。
2014年08月06日 13:01撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 13:01
上はガスって状態が判りません。
ユリでしょうか。朱色がモノトーンの世界で映えています。
2014年08月06日 13:25撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 13:25
ユリでしょうか。朱色がモノトーンの世界で映えています。
角度が更にきつくなって来ました。
2014年08月06日 13:26撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 13:26
角度が更にきつくなって来ました。
コレ・・・上がれる角度ではありません。
2014年08月06日 13:27撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
5
8/6 13:27
コレ・・・上がれる角度ではありません。
しかし、両再度の土手は、実は雪の塊でした。なのでサイドキックステップを効かせて登れることができました。
2014年08月06日 13:30撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 13:30
しかし、両再度の土手は、実は雪の塊でした。なのでサイドキックステップを効かせて登れることができました。
無事、雪壁チムニーを上がれました(^−^)
2014年08月06日 13:34撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 13:34
無事、雪壁チムニーを上がれました(^−^)
ううう。足が埋没して登れません。秘技(四つん這いハイハイ)を駆使しても、難しいです。
2014年08月06日 13:34撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
5
8/6 13:34
ううう。足が埋没して登れません。秘技(四つん這いハイハイ)を駆使しても、難しいです。
更に難易度アップ。
2014年08月06日 13:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
4
8/6 13:36
更に難易度アップ。
くくく。まだ行ける・・・もう少し・・・
2014年08月06日 13:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 13:36
くくく。まだ行ける・・・もう少し・・・
第二雪壁チムニーです。
2014年08月06日 13:38撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
3
8/6 13:38
第二雪壁チムニーです。
コレ、登ったトコロで降りれるか?クライムダウンが微妙になってきました。
2014年08月06日 13:40撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
3
8/6 13:40
コレ、登ったトコロで降りれるか?クライムダウンが微妙になってきました。
行きましょう!
2014年08月06日 13:40撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
3
8/6 13:40
行きましょう!
なんじゃこりゃ? えっ?
2014年08月06日 13:42撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
3
8/6 13:42
なんじゃこりゃ? えっ?
雪の塊(バンド)でした。いつ崩壊するかわかりません。
2014年08月06日 13:43撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
6
8/6 13:43
雪の塊(バンド)でした。いつ崩壊するかわかりません。
上行くか?下を通るか・・・
2014年08月06日 13:44撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 13:44
上行くか?下を通るか・・・
下を通りました。ごらんの通り雪水が滴り落ちていました。素早く逃げましょう。上からの落石も多いです。
2014年08月06日 13:44撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 13:44
下を通りました。ごらんの通り雪水が滴り落ちていました。素早く逃げましょう。上からの落石も多いです。
どこまで上がれるかっ!ふぅ・・・
2014年08月06日 13:46撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 13:46
どこまで上がれるかっ!ふぅ・・・
むむむ・・・登れない・・・
2014年08月06日 13:50撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 13:50
むむむ・・・登れない・・・
登ったとしてもクライムダウンが取れず、詰まってしまう恐れが大・・・この辺りが潮時か・・・
2014年08月06日 13:51撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
6
8/6 13:51
登ったとしてもクライムダウンが取れず、詰まってしまう恐れが大・・・この辺りが潮時か・・・
右岸のここからも上がれない・・・・
2014年08月06日 13:53撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 13:53
右岸のここからも上がれない・・・・
左岸のココも無理・・・仕方がない・・下降しよう・・・できるかな・・・ロープもなぁーんも持ってきてないし・・・。って言うかアンカーが取れないので、フリーでしか降りられないなぁ。
2014年08月06日 13:53撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 13:53
左岸のココも無理・・・仕方がない・・下降しよう・・・できるかな・・・ロープもなぁーんも持ってきてないし・・・。って言うかアンカーが取れないので、フリーでしか降りられないなぁ。
下山中に、ガスが一度引いた瞬間、残置ロープを発見(^−^)
これで、稜線にエスケープができますっ!
2014年08月06日 14:12撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 14:12
下山中に、ガスが一度引いた瞬間、残置ロープを発見(^−^)
これで、稜線にエスケープができますっ!
下に砂滑りが見えました。
2014年08月06日 14:13撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 14:13
下に砂滑りが見えました。
何やら、モノトーンの地獄から、ユートピアの色とりどりの世界へやってきました。
2014年08月06日 14:26撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 14:26
何やら、モノトーンの地獄から、ユートピアの色とりどりの世界へやってきました。
2014年08月06日 14:36撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
3
8/6 14:36
2014年08月06日 14:37撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 14:37
2014年08月06日 14:38撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 14:38
2014年08月06日 14:39撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 14:39
お花畑が続きます。
2014年08月06日 14:40撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
3
8/6 14:40
お花畑が続きます。
ガスに霞んでいますが、やった、ユートピア小屋です!
2014年08月06日 14:41撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 14:41
ガスに霞んでいますが、やった、ユートピア小屋です!
厳冬期や残雪期には、貴重な小屋となります。水場はありません。雪を溶かします。
2014年08月06日 14:53撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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8/6 14:53
厳冬期や残雪期には、貴重な小屋となります。水場はありません。雪を溶かします。
お花畑の中を更に上に上がります。
2014年08月06日 14:55撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 14:55
お花畑の中を更に上に上がります。
像ヶ鼻ピーク(1550m)です。この先は、崩壊危険地域です。
2014年08月06日 14:57撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
2
8/6 14:57
像ヶ鼻ピーク(1550m)です。この先は、崩壊危険地域です。
更に上に参ります。足元の花に癒されます。
2014年08月06日 15:00撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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更に上に参ります。足元の花に癒されます。
お花畑が更に続きます。
2014年08月06日 15:01撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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お花畑が更に続きます。
あっ・・・数年前にはこんなの無かったぞ・・・
2014年08月06日 15:03撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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あっ・・・数年前にはこんなの無かったぞ・・・
かなりの強風になってまいりました。
2014年08月06日 15:04撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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かなりの強風になってまいりました。
タイムオーバーです。それと風が半端ではありませーん。
2014年08月06日 15:06撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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タイムオーバーです。それと風が半端ではありませーん。
標高1600mチョイのここで、下山決意しました。
2014年08月06日 15:07撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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標高1600mチョイのここで、下山決意しました。
気温は18.2℃ですが、風とガスでそれ以上に寒く感じます。
2014年08月06日 15:24撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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気温は18.2℃ですが、風とガスでそれ以上に寒く感じます。
小屋に張られていたポスターです。
2014年08月06日 15:28撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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小屋に張られていたポスターです。
稜線のユートピア小屋が見えてます。
2014年08月06日 15:43撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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稜線のユートピア小屋が見えてます。
このルンゼをずっと登っていたのです。
2014年08月06日 15:49撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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このルンゼをずっと登っていたのです。
迫力ある風景です。
2014年08月06日 15:49撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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迫力ある風景です。
はい、砂滑りにクライムダウンです。
2014年08月06日 15:56撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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はい、砂滑りにクライムダウンです。
いやー、登るのにはキツイと思った角度が、実に気持ち良く走れます。
2014年08月06日 16:17撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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いやー、登るのにはキツイと思った角度が、実に気持ち良く走れます。
ガスが取れ、砂滑りが見えました。結構な斜度ですねぇー。
2014年08月06日 16:31撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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ガスが取れ、砂滑りが見えました。結構な斜度ですねぇー。
元谷砂滑りは、一番左手の谷を進んでくださいね。登りの時はガスで何も見えない状態でしたが、視界さえ得られれば、ルーファイは必要ないですね。
2014年08月06日 16:37撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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元谷砂滑りは、一番左手の谷を進んでくださいね。登りの時はガスで何も見えない状態でしたが、視界さえ得られれば、ルーファイは必要ないですね。
2014年08月06日 17:04撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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生還報告です。ありがとうございました。
2014年08月06日 17:35撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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生還報告です。ありがとうございました。
歴史を感じる駒犬さんです。
2014年08月06日 17:37撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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歴史を感じる駒犬さんです。
濡れて滑ります。はぁ・・・
2014年08月06日 17:40撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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濡れて滑ります。はぁ・・・
大峰の(石門)探しは、大変でしたが、大山にも(金門)があるんですよー。
2014年08月06日 17:43撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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大峰の(石門)探しは、大変でしたが、大山にも(金門)があるんですよー。
えー、モンベルのマネキンになりました(笑)お店のご迷惑ですねっ。
2014年08月06日 18:01撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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えー、モンベルのマネキンになりました(笑)お店のご迷惑ですねっ。
はい。たっち。
2014年08月06日 18:05撮影 by  PENTAX WG-10, PENTAX RICOH IMAGING
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はい。たっち。

装備

備考 ヘルメットを車の中に忘れてしまいました・・・。元谷では小さい落石がかなりありましたので、念のために持参した方が気分的に楽になると思います。

感想



実に楽しい山行でした。モノトーンの砂滑り、ルンゼから極彩色のお花畑のユートピア・・・
雨さえ降らなければ、早朝4時スタートでしたので、大山縦走してぐるりと一周しようと考えていましたが、あの雨・ガス・風ではどうにもなりません。

大山・・・まさかの雪渓・万年雪・・・感激しました。
それと、大山の麓は北海道みたいな雄大な光景がみられます。

大峰よりも少し低いですが、なかなか 大山・・・やりますねー(*^_^*)

数年前に4月にこのコースを辿りましたが、砂滑りは、がっちりとアイゼン効きましたし、滑っても滑落停止が十分にできます。ただ、ユートピア小屋までのトラバースがとても緊張します。
剣が峰〜弥山の縦走は積雪期の方が、安心できます。

また、いつか4月頃にもう一回、縦走してみたいです。

無積雪期大山縦走往復記事↓
http://blogs.yahoo.co.jp/koubejyunntarou/folder/519727.html?m=lc&p=5

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コメント

ゲスト
あっ。ミッキーさんの白い手に。。びっくり。
>登りの5倍以上のスピード
あぁ。思いたったら、
人並み以上の下山パワー発揮しそうですね。

思い入れのあるお山なんですね。
濁流の川が似合う人は なかなか いないぜ。
2014/8/7 22:57
ミッキーにも訳があります。
naminoriさん
はい、お花畑きれいですよねー(^−^)
でもねー。ブヨさんだらけで
特に雪渓のある砂滑りでは、酷いモンです。
耳はタオルのバンダナ隠してでOK!やけどね・・・
そうなるとね。なんと指の間を狙って刺しに来ます(@_@;)

半袖なのに 不思議と腕は狙いませんね・・・
耳と指の間の狙う。。。
耳を隠したから、残りの指を徹底的にヤラレて・・・
遂に、ミッキー君に変身したわけです。

私がヘンシーンするのは、虫さんのお陰なのです(~_~;)

あっ、砂滑りの動画をアップしてみました。
こんな感じで一発で降りてしまいました(笑)。
2014/8/7 23:50
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