みちのく朝日連峰 グリーンカーペット

2014年08月04日(月) 〜 2014年08月06日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 45.8km
• 登り: 2,723m
• 下り: 2,417m

コースタイム

4日
9：10大鳥登山口バス停
11：50泡滝ダム
14：40大鳥池避難小屋
5日
4：20大鳥池
7：15以東岳山頂（オツボ峰経由）
9：05狐穴小屋
11：00竜門小屋
13：50大朝日小屋
14：00大朝日山頂
6日
6：20大朝日小屋
8：40鳥原山
11：50朝日鉱泉

天候

三日間山麗は暑い、稜線は風強めでした
8/4晴れ　　
8/5朝方ガス、曇り所により雲晴れる
8/6曇り雨のち下山途中から晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

朝日鉱泉からの夏期バスは2km先林道工事のため途中まで朝日鉱泉から車で送ってもらいました。

コース状況／危険箇所等

・去年道標が整備されたそうですが、
比較的少なめなので分岐はコンパスでしっかり確認しました。
・稜線は風がかなり強い時間が多かったです。その分時たまガスが晴れます
・稜線のアップダウン意外にきついです。ザレた所も多いので慎重に
・水場の数が多くとても助かりました。銀玉水が一番おいしかったです。

その他周辺情報

朝日鉱泉で日帰り温泉、そば

写真

長い林道を歩くことで朝日の広さを実感しました。
夏歩くのはやはり控えるべきでしょうがアブにも少し刺された。
秋にくるときにまた歩くと思うのでどのくらいかチェックしておきました。以東岳の手前取立山だろうか。奥まってます。

谷には雪渓

山アジサイはまだ見頃

朝日連峰はブナが楽しみです。

化穴山かな？

ねじれまくってます

花がおおい山です

三角池、ぬかるんでる。化穴山に行くにはやぶがきつそう。やはり残雪期の稜線沿いかも

オゼコウホネ

大鳥池は大きいです。

初日は飽きることなく以東岳を眺めてました

以東小屋も見えます。

二日目熊の形の大鳥池が見えたのは途中まで

稜線はなにかしらの花が咲いてました。おかげで長い道のりにもたくさんのブレイクタイムがあります。ヒメサユリ

稜線の雪はほぼないが残ってる所もどんどん融けている様子

カラマツ草

ウラジロヨウラク

アザミ

宮城、山形の県境です。おそらく面白山、大東岳あたりの二口山塊でしょう。意外とギザギザしてます

以東岳は遠くから眺めるのみ、朝方は天気わるかったです。

稜線のガスも晴れたりはしてました。風強く寒いくらいです。
体温の低下防ぐため、稜線ではずっとカッパ着てました。

チングルマ

狐穴から見る以東岳を見たかった。このどっしり感、1700mの山とは思えません。北アの赤牛クラスか

朝日主稜線から見ると人工物が少なく、山の奥を歩いているのが実感できます。

天狗角力山、障子ヶ岳方面。こちらも歩きたい

以東岳から大朝日の縦走路では6人くらいにしか会わなかったです。静かに花々の稜線を黙々歩けます。

稜線から大朝日が見れたのは寒江山からのみ。以東-大朝日間直線距離で約12km、奥穂-槍のキレット間よりも長いです。じっと見てると槍-穂高間を引き延ばして標高を落とした緑の道にも見えてきました。みちのくのエッセンスが入った縦走路ですね

とはいいつつそれぞれのピークのアップダウンはそれなりにきついです。爺ヶ岳見たいな寒江山も三つそろうと大きいし、朝日の真ん中でもある。風が強く写真撮らなかったが、マツムシ草の群落があちこちにありました

障子ヶ岳左と右の丸いのは赤見堂山とのこと

ミヤマコウゾリナかな

ハクサンフウロ。たくさんの種類の花がいっぱい。

水場も多く、狐穴の水もおいしかったです

マツムシソウは群落つくってた

風強いので葉っぱが散るとこうなる

ハクサンシャジン

ウスユキソウ

小朝日岳も立派だけど山頂標識がなかったです

中峰

6日に降りる下山路、小朝日岳方面

祝瓶山方面の縦走路もきつそう

大朝日小屋は20人を越える盛況ぶり、竜門小屋までと明らかに混み具合が違いました。百名山パワーすごいですね

6日の稜線はずっとガスって雨降ってましたが鳥原山あたりでは晴れてきました

湿原も見れてよっかたです

鳥原小屋付近の水場、水が豊富でした。1番は銀玉水、2番目は金玉水（非常に冷たい）、三番目は狐穴と七つ滝沢手前の水場がおいしかった気がします。

最後にまたブナ

登山道沿いのブナには傷が付いているのが多いので残念でした

小朝日岳

大朝日のY字雪渓

朝日鉱泉でたっぷりかいた汗をながしてすっきり

軽量化のため食料少し少なめだったので、三日目には行動食食べきってしまい腹ぺこ、山菜そば、そばは追加しておいしく頂きました。

二泊三日ながら、非常に歩ききった間が強い山旅、盛夏はやはり暑い、次回はやはり草紅葉を見にきたいですね。
下山してから大朝日くっきり

感想

sarari

感想は写真コメントに記載してます。
ルートは手入力ですのでご了承ください。
暑く長い道のりでしたが長い縦走ができるのがいいです。