黒斑山・カモシカと眺める白い浅間山 & 裏妙義・もみじ谷散策
- GPS
- 04:41
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 820m
- 下り
- 796m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・裏妙義もみじ谷:旧国民宿舎裏妙義駐車場。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・車坂峠〜黒斑山:登山口から鞘ヶ鞘10〜15cmの新雪。トーミの頭から黒斑山15〜20cmの新雪。中コースは樹林帯内のため5〜10cm。 山頂付近は気温3℃と日差しが強かったので、雪が溶け始めており、樹林帯内は落雪と雨のように雪解け水が降っていた。 滑り止めを付けずに歩いたが、チェーンスパイクがあると下り時に安心。 ・登山口〜もみじ谷:一部斜面が崩壊したトラバースがある。サルに注意。 |
写真
感想
前日の茨城紅葉遠征から帰宅したのが19時過ぎ。当日夜から翌日朝まで雨模様。21日は早朝から出かける気はなく、晴れる午後から裏妙義もみじ谷へ行こうと思っていた。
そう思っていても6時には起きてしまい、のんびりと朝食を摂って片付けして部屋の窓から外を見ると、白い浅間山がドドンと見えるではないか!速攻で支度して出かけた。
念のためいつもの陸橋から周辺山稜の様子を見る。赤城山は良く見えるが霧氷はついていない、谷川から草津はガスの中、浅間山と八ヶ岳が白くなっていた。
8時に自宅を出発。北関東道前橋南ICから関越道、上信越道の松井田妙義ICで下りて碓氷バイパスから国道18号を経てサンライン、チェリーパークとひた走る。佐久南ICで下りた方が早かったな。
高峰高原手前2kmから積雪凍結。日当たりが良い所は溶けてはいたが、スタッドレスタイヤ必須。高峰高原ビジターセンター駐車場は5cm積雪していた。3台停まっていた。9時55分に出発。気温3℃の無風で暖かい。
登山口は10〜15cmの積雪。チェーンスパイクは携行していたが付けなかった。登山道も概ね10〜20cmの積雪で、シラビソに着雪した雪が落ちてきて堆積していた。シエルター付近から白い浅間山が見えたが、南からガスが迫ってきた。
槍ヶ鞘に着いた時にはガスで見えなくなった。南風で湯の平からガスが吹きあがってくる。もしかしたらカモシカが居るかなと、東側の岩稜をつぶさに見て歩くと、やっぱり居た。登山道を外れゆっくりと近づく。
5mほど手前で声掛け。立ち止まりゆっくりと振り向き私を見つめる。危害を加えないことを示すように、ゆっくりと歩いて近づく。まだ若く小さい個体。カモシカのオスメスは、壮年にならないと判断しにくい。よく言われているのは、排尿する時の腰の下げ方で判断する。メスはしゃがむ。
この周辺では初めて見る顔だな。10月11月が繁殖期なので縄張りを越えて来たのかもしれない。ゆっくりと一緒に歩き出す。およそ3mほどの距離。毛艶が良く光っていた。トーミの頭方面へは行かず、登山道を越えて西の樹林帯へ歩いていった。また会おう、元気でな。
カモシカとお別れしてトーミの頭へ。美しい白い浅間山が目の前に。外輪山も白くなっていたが。岩稜帯が多いので着雪しにくい。蛇骨岳から白ゾレまでは多い。黒斑山へ向かうが、シラビソのに着雪した雪解け水が雨のように降りかかる。ずぶ濡れになって黒斑山山頂に到着。
山頂からも白く美しい浅間山が見えた。雪だるまを奉納して記念撮影。もつ煮とうどんの昼食で温まった。ダブルヘッダー後半戦があるので、早々と下山。トーミの頭の下で今度はderesukeyさんとバッタリ!北横やメモリーカードの事などいろいろと苦労があってたどり着いた黒斑山。報われる景色が待ってますよとお伝えした。
積雪5cm程度の中コースを足早に下り。山頂から50分で駐車場に着いた。靴だけ履き替えて移動。グリーンラインを下って佐久北ICから乗り松井田妙義ICで下りる。妙義湖畔を抜けて旧国民宿舎裏妙義に到着。高峰から1時間20分だった。
靴を履き替えていると、声がけされた。石塚さんご夫妻とバッタリ。さくらちゃんも居た。抱っこさせてもらい写真も撮ってもらった。元気そうなご夫妻とさくらちゃんに会えて良かった。
14時半前にダブルヘッダー後半戦スタート。日没と太陽高度から15時半までは日が差すが、もみじ谷へ早く着く分には良い。約40分でもみじ谷に到着。最盛期の紅葉は美しい。やはり赤いもみじが映える。記念撮影して戻る。途中でサルに遭遇。威嚇して来たのでおもちゃピストルで応戦。逃げて行った。
15時過ぎに旧国民宿舎裏妙義に戻ってきた。短い時間しか楽しめなかったのが悔やまれる。雨が降り朝の出発が遅かったので仕方ない。高崎前橋市内の渋滞を避け再び松井田妙義ICから高速で前橋市に戻る。田園から眺める黄昏の空。白い浅間山が黒く浮かび上がっていた。
もみじ谷を往復してさあ帰ろうと思ったら、駐車場に入ってきた車に見覚えがあり、
お声をかけさせていただきました。
2年前の石尊山以来、パパさんはちゃんとお顔を合わせたのは初めてだったんですね。
なんとなく、何度も会ってる気になっていました。
それにしても、黒斑山とダブルヘッダーとは、健脚のgrowさんらしいです。
せっかく高速を使って来られたのに、お引き留めして申し訳ありませんでした。
また、前回の熊野皇大神社では、山わんこたちの健康祈願ありがとうございました!
おかげさまでさくらもまた、元気にお山を歩けそうです。
次は赤城で大好きな雪遊びが待っていますものね。
それではまた、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
hanyahanya こと はなはな
二年前の石尊山以来でしたね。母が亡くなっての慰霊登山でしたから、月日が経つのは早いです。
平成6年のパジェロは旧車ですから目立ちますね。対向車線で見たとかよく言われますよ。私の風貌も一度見たら忘れないと皆さんから言われます。良いのか悪いのか分かりませんが、気さくにお声がけ下さるのはありがたい事です。引き留めたなんてとんでもない、私がご夫妻と話がしたくてさくらちゃんと触れあいたくて居ただけです。出発後の登りは小走り、下りはダッシュで歩きました。
ダブルヘッダーと言っても山行の距離は10km未満で、山行時間と移動時間があまり変わりませんからね。余裕です。Jimny-Hikerさんにも勧めましたよ。翌日にもみじ谷から黒斑山へ行ったようで、iiyuさんとバッタリしたみたいですね。
今冬季は年末まで温暖、年越し後は寒気とドカ雪予想されています。霧氷の黒檜山、氷結の小沼でお会いできることを願っています。くれぐれも流行りの病気など召さぬように。お気をつけくださいワン。
流石growmonoさん冬景色となった山とまだ空き秋真っ盛りの山のダブルヘッタ―、
しかも、どちらの山でもバッタリあり、黒斑山ではカモシカから妙義ではワンちゃんのサクラちゃんからの歓迎を受けて、月曜日の山歩き大成功ですね。
お疲れ様でした。
もみじ谷、土日は混雑したようですね。日曜は悪天候の群馬を避けて、茨城へ紅葉狩りに行ってきました。帰ってきたら雨で、翌日も午後から行く予定でした。しかし朝の景色に驚きました。こういった時に地元は目視できるから良いですよね。雪だ!行こう!
月曜でしたがカモシカ、deresukeyさん、石塚さんご夫妻とさくらちゃんとバッタリ出来てうれしかったですね。実は存じ上げる人よりカモシカのバッタリの方が多いんですよ。黒斑山は行くと3割の確率でカモシカと会ってますね。
槍ヶ鞘にカモシカいたんですね〜
下山時に一緒になった女性が、めっちゃカモシカに詳しい人がいた〜って言ってましたよ(笑)
間違いなくgrowさんですね
ほんとあの白い浅間が見れて良かったです。
午前中の苦労が報われました〜
帰りもgrowさんのダルマ奉納のお陰で無事帰れました!
ありがとうございました〜
久々のバッタリでしたが、すぐに分かりましたよ。会津駒ヶ岳は夏でしたが、黒斑山でも汗だくだったデレさん見て、冬の赤城山でもそうだったなと思い出しました。
カモシカを連れ出して、途中からお話ししたのは白いビーニー被った女性ですね。ヤマップに記録がアップされていました。生態やオスメスの判断などを説明しましたよ。
この時期の裏妙義もみじ谷は、とても良かったと思います。カエデが多い沢や尾根なので見ごたえがあります。四万の石尊山と同じような感じです。
赤城の初霧氷が20日でしたから、今年は遅いですね。今のところ暖冬傾向ですが、12月になれば寒気が徐々に下がる予想です。ラニーニャ現象もありますので、一気に寒くなるかもしれませんね。
前日の茨城遠征でまったりして、午後から紅葉散策でしたが、部屋から白い浅間山見てスイッチが入りました。支度は消防士並みに早いので5分程度で出発しました。標高差を鑑みないウェアで裏妙義では汗だくになりました。温度10℃、標高千メートルは違いますからね。
ガスになった槍ヶ鞘、経験則で岩稜帯にカモシカが居るのでは?と思いました。数回見ていますからね。登山道を外れて歩くと居ましたね。声がけして一緒に歩きました。若い個体でしたが人慣れして、私が獣慣れしているので、お互いに警戒せず過ごせました。
裏妙義もみじ谷は毎年訪れていて、群馬県の山屋の存じた方と会う機会が多いです。美しい沢と尾根の紅葉は美しいですね。今年は遅いので11月末まで見られると追います。
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