【季節のコース紹介】木曽駒ヶ岳
- GPS
- 392:00
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 434m
- 下り
- 423m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 6:15
つまり1500mで約10度、2000mで13度も涼しい雲上の楽園へ、お手軽名山に登ってみよう!
【雲上の楽園といえばまずはここ! 木曽駒ヶ岳】
中央アルプスの最高峰。伊那地方では甲斐駒ヶ岳と対比して西駒と呼んでいる。古くから信仰の山として登られており、1532年にはすでに山頂に駒ヶ岳神社が建てられ、明治に始まった学校集団登山は大正2年の遭難を乗り越え今も営々として続いている。
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
標高:2956m/登山開始地点標高:2650m/標高差:306m
下界より涼しい度数:19.2 ℃
千畳敷の駅舎を降り立つと目の前にそそり立つ岩峰、宝剣岳、足元に広がる千畳敷の光景、爽やかな涼風、ここはすでに高山の一角だ。
自覚症状を感じる事は少ないが、ロープウェイで一気に高所に移動した事で、身体はまだ順応していない。歩き出す前にここでゆっくりと準備をしよう。
しばらく千畳敷を左右の高山植物を観察しながらゆっくり歩こう。剣ヶ池へ下る散策コースを右に分け八丁坂にかかるとしだいに傾斜がきつくなりコースもジグザグになる。このあたりから乗越浄土までの間は落石に十分注意しながら登ろう。
オットセイ岩を右に見るころが一番つらいところだ。登山者も多く休むところも無い。鉄パイプを利用したステップまで来たらもう少しだ。振り返るとホテル千畳敷がはるか下に見える。乗越浄土に出ると正面に中岳、左には宝剣岳が手の届きそうなところに、宝剣山荘、天狗荘も目の前に見える。宝剣山荘のトイレは有料だが環境保全のためにも用のある人はここで済ませておこう。
中岳へは増殖地の前を過ぎると、すぐに中岳の巻き道の分岐となる。巻き道は便利だが危険もともなうのでおすすめできない。巻き道を左に分けハイマツの間をゆるやかに登ると巨岩の立ち並ぶ中岳となる。ここで初めて駒ヶ岳本峰を見る事が出来る。
ここから頂上山荘めがけて下る。頂上山荘前は中央アルプスでは唯一のキャンプ指定地だ。利用する人は頂上山荘もしくは宝剣山荘に申し込む事。水は6月下旬までだと雪渓があるが(年によって違う)、以後は山荘から供給を受ける事になる。
頂上山荘付近はいくつもの道が交差しガスに巻かれたときなど注意したい。石間の道をひと登りでハイマツの上に出て右に回り込むと頂上である。頂上には伊那側と木曽側それぞれに駒ヶ岳神社があり、それぞれの地方の山岳信仰に対する歴史を物語っている。
復路は同じコースをとおって帰るのが一番早くおすすめだ。
(「山と高原地図40 木曽駒・空木岳」コースガイドより抜粋)
※「下界より涼しい度数」は、標高100m毎に気温が0.65℃下がると仮定し、標高0m地点との気温差を記載しています。
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