記録ID: 494615
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊連峰 欲張り歩き
2014年08月11日(月) 〜
2014年08月15日(金)
- GPS
- 104:00
- 距離
- 47.1km
- 登り
- 3,704m
- 下り
- 3,731m
コースタイム
2日目
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:04
14:31
宿泊地
3日目
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 9:17
天候 | 11日(月) 雨 12日(火) 曇りのち一時雨 13日(水)曇りのち晴れ 14日(木)朝方雨のち晴れ 15日(金)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東北新幹線で郡山。磐越西線で会津若松乗換で野沢駅11:45着。 西会津町営デマンドバス12:30発で弥平四郎12:20着。 http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2012/03/post-277.html 「集落行き」が弥平四郎行きです。 1日前までの予約制。 町民優先なので大人数だと乗れない場合がありそうです。 帰り 天狗平の飯豊山荘9:04発で小国駅9:55着。 http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/bus/south.html JR米坂線で米沢へ。山形新幹線で帰宅。 帰省ピークはまだだろうと高を括っていたら指定席をとることが出来ませんでした。 郡山で何とか座ることが出来ましたが、それまで立ちっぱなしです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤマレコ情報と合わせて 「飯豊朝日連峰の登山者情報」を参考にさせていただきました。 http://www.ic-net.or.jp/home/iide/ ☆弥平四郎〜御西小屋 祓川山荘内に登山ポストがあります。 小屋の中に水場もトイレもあります。 無人小屋で特に料金徴収もしていません。 登りはじめがなだらかな登りの気持ちのいいブナ林の中を歩くので 体馴らしにちょうどいいです。 水場の前後から急登りになりますが、それほど苦にならずに歩けました。 疣岩山までで標高差約1000m登ったことになります。 三国岳でホット一息つけますが、まだまだ標高差500m登らなければなりません。。 切合小屋前の水場はありがたいです。 お花畑の中を踏み跡を確かめながら草履塚に到着。 小雨の降る中、御秘所の岩場を何とか通過。 本山小屋の中で雨宿りしながら休憩させてもらいました。 夏の間に入る各避難小屋の管理人さんたちは みなさん気さくな方たちばかりでした。 飯豊本山から御西小屋まではなだらかの稜線を歩きます。 御西小屋 1泊2000円、350mlビール800円。 この日の宿泊者は1階5人、2階4人でした。 ☆御西小屋〜大日岳〜北股岳〜頼母木小屋 小屋に荷物を置かせてもらい大日岳をピストン。 空身なので往復2時間弱。 宿泊者以外は小屋の脇等に荷物をデポして往復することになるようです。 御西小屋から烏帽子岳へは雪渓をよけながらの稜線歩きです。 御手洗ノ池からの烏帽子岳へは登り応えがありました。 このあたりから朳差岳方面の雲が晴れて たおやかな山並みを眺めと高山植物を楽しむ 余裕が出てきたようです。 梅花皮岳の下りで初めてイイデリンドウを見かけたのですが、 他の方たちは切合小屋ちかくでも、飯豊山あたりでも たくさん咲いていたとこことですが、 私は全く気が付きませんでした。 当初の予定では門内小屋で宿泊予定でしたが、 門内岳に13:00前に到着。 小屋番をしている高桑信一さん目的でもあったのですが、 頼母木小屋まで足を延ばしました。 ミーハーにも高桑さんと握手と記念写真を撮らせていただきました。 http://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E5%B0%8F%E5%B1%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E8%B4%88%E3%82%8A%E3%82%82%E3%81%AE%E2%80%95%E9%A3%AF%E8%B1%8A%E9%80%A3%E5%B3%B0-%E9%96%80%E5%86%85%E5%B0%8F%E5%B1%8B-%E9%AB%98%E6%A1%91-%E4%BF%A1%E4%B8%80/dp/4864470332 高桑さんは頼母木小屋まで1時間半で行けるよとおっしゃていましたが、 花を撮りながらにもなったため2時間ほどで到着。 頼母木小屋 一泊1500円。350ml缶ビール700円。 小屋前に水が引かれていて便利です。 この期間の管理人さんは明るくて気さくでとても気持ちのいい女性でした。 翌日温泉でゆったりできたことと合わせて、 ここまで足を延ばした甲斐がありました。 携帯の電波が入ったので、飯豊山荘の予約を取りました。 ☆頼母木小屋〜朳差小屋〜丸森尾根〜飯豊山荘 鉾立峰が壁のように立ちはだかっています。 これを巻ければもう少し楽になるだろうに思う登り下りです。 空身で良かった。 朳差小屋は無人で思っていた以上にきれいな避難小屋です。 頼母木小屋で小屋番さんとの別れを惜しみつつ 地神山北峰へ登り返します。 そして丸森尾根を下山開始。 まずはガレ場の急坂、次に灌木帯の急坂、 ブナ林、松林の急坂を下り続けます。 のぞきで飯豊山荘、天狗平ロッジの屋根が見えたあたりで 岩場の急坂が続き、足の踏ん張りの限界が来そうなところで ようやく下山口に到着です。 |
その他周辺情報 | 飯豊山荘 一泊二食 8900円 内一人一室利用料金1000円、特定日割増料1000円は入っています。 直前の山からの予約で温泉施設に宿泊できたのはありがたかったです。 布団でゆっくり休むことができました。 注意点は虫です。 夕食に部屋を出るときは窓ガラスも障子もしっかり締めておいてください。 それでないと虫の大群に押し寄せられます。 また。事前の予約は電話がいいようです。 私は本来は祓川山荘でなく飯豊山荘に一泊してから登山開始をしようと計画して メールで予約を入れたのですが返信をもらえませんでした。 そのおかげで台風をやり過ごした後の入山ができたので不幸中の幸いです。 お風呂に洗い場が一か所しかないのが不便です。 下山後の日帰り入浴の方たちと重なると 体を洗うのに待ち時間が長くなることでしょう。 自動車の方は海花皮荘まで行かれる方がいいのではないでしょうか。 まるふく 米沢駅前の飲食店 写真にある米沢牛の牛鍋定食は 満足のいく肉の量でした。 駅レンタカーで自転車を借りて 3時間ほど米沢市内散策。 上杉鷹山、直江兼次等のゆかりの地を巡りました。 http://www.yonezawa-kankou-navi.com/index.html |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
ライター(1)
ナイフ
保険証
飲料(1)
ティッシュ(1)
三角巾
バンドエイド(1)
タオル(2)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
手袋(1)
ストック
ビニール袋(1)
替え衣類(1)
シュラフ(1)
ザックカバー(1)
クマよけ鈴(1)
食器(1)
水筒(1)
時計(1)
日焼け止め(1)
非常食(1)
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト(1)
コンロ(1)
ガスカートリッジ(3)
コッヘル(鍋)(1)
ローソク
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
ラジオ(1)
カメラ(1)
ポリタンク(2)
|
感想
山小屋泊まりとはいえ、学生時代以来の4泊の自炊縦走。
α米、フリーズドライ食品を買い込んで軽量化に努めて
歩き通すことが出来ました。
今後の東北、越後の山歩きに活かせそうです。
今回も人との出会いの多い山旅でした。
まずは野沢駅からご一緒して祓川山荘で同宿し、飯豊山荘まで宿泊地が同じだった奈良から来られたNさんです。
最初と最後は同宿でしたが、他はすべてテント泊に徹しされて、
途中一度もその歩行速度に追いつくことができませんでした。
同い年で盆休みしか山歩きをしていないとのが信じられないタフさでした。
また、テント泊の良さを改めて認識させていただきました。
御西小屋では関西からのご夫婦の方、岡山から車で1か月以上車で回っていられる方、茨城から奥さんを実家の新潟において山歩きをされている方と。
門内小屋では高桑信一さんとお会いできました。
頼母木小屋では小屋番さんをはじめ徳島からの貴重種探しの単独行の方
東京からの4人グループの男性陣のお二人、
飯豊は11回目だという横須賀からの単独行の方。
そして最終日小国駅行きのバスで同じコースを私より1日短く歩いてきた方。
飯豊本山、大日岳では天候に恵まれませんでしたが、
秋の花々、たおやかな稜線、福島、山形の山並みは満喫することができました。
俺の焼酎のお二人、徳島からの方へ
ヤマレコの私のハンドルネーム宛てにメールを下さい。
記念に撮った写真をお送りさせてください。
連絡をお待ちしております。
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