北海道遠征第3弾 大雪山系旭岳

2016年09月04日(日) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 6.6km
• 登り: 708m
• 下り: 701m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 1:06
• 合計: 4:26

距離 6.6km 登り 708m 下り 708m

6:27 姿見駅
6:44 旭岳石室
6:45 姿見の池
7:19 7:29 1865M
8:21 8:28 金庫岩
8:42 9:22 大雪山
9:29 金庫岩
10:16 10:25 1725M
10:32 姿見の池
10:33 旭岳石室
10:53 姿見駅

天候

晴れ後ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

フェリーで苫小牧に上陸後旭川に直行
翌早朝大雪山旭岳ロープウェイへ
朝一番のロープウェイで姿見駅へ上がり山行へ

コース状況／危険箇所等

紛れもない活火山です
浅間山の比でないほど活発でした
入山にあたってはヘルメット着用を強くお奨めします

その他周辺情報

下山後の温泉または登山ベースとしてとしてゆこまんそうはいいかもしれません。
近隣は著名な観光地で溢れかえっていますが中でもカミホロ荘がお気に入りです。真冬は氷点下20度にもなる露天風呂がなまった体に良い刺激を与えてくれるでしょう。

写真

今回もフェリーに揺られて北海道へ向かいます

そして姿見駅に到着

風もなくまずまずの天気で

十勝連山の富良野岳や十勝岳や美瑛岳が視界に入ります

今にも水蒸気爆発しそうな豪快な姿とは対照的に

足元の花が可憐に咲いていました

紅葉には少し早いのか遅いのかわかりませんが

とにかく姿見の池は絵になります

本州的にはみくりが池のような雰囲気でした

裾野の奥には当麻岳や比布岳らしき姿も見えましたが定かではありません

そうこうしながら雄大な景色を楽しみ

池を後にします

それにしてもこの日は雲海が奇麗でした

オプタテシケ
ホロカメットク
ベベツ
意味不明な山並みが奇麗でした

連山観賞はこの辺で切り上げ金庫に向かいます

爆裂火口を横目に

きわどい稜線を登ります

火口巡りのような道を慎重に登り

徐々に高度を上げてゆくと

雲海と大地と空が一体となり

北海道ならではの雄大さを感じ取ることができました

山々も徐々にクリアになり
この方向に見えるのはトムラウシでしょうか
悪い意味で有名になってしまいましたね

この独特な形は忠別岳とニペソツ山でしょうたぶん

それにしても北海道は老いた大地だけあって

浸食の度合いが手に取るようにわかります

生の標本とはこのことですね

そうこうしているうちに金庫に到着です

これは真物か

これはニセか

これは魔物か

これは似非か

と真偽を楽しんでいいると

ほどなくして山頂に到着です

すると徐々に雲が湧いてきて

視界が怪しくなってきました

間宮岳への縦走路の先には多くの山が連なっていますが

これは何あれは何というわけにはいきません

白雲岳
北鎮岳
といった著名なところだけ押さえたところで

爆裂火口を見下ろします

迫力あるな〜と感動している間もなく

いよいよガスが巻いてきました

ということで視界不良になる前に下山することにします

ガレザレの登山道を慎重に下り

大崩落の看板まで戻りました

点在する池や沼のあたりまで下ると

あたりはすっかりガスに包まれてしまいました

それでも今回は素晴らしい景色を眺めることができ

大きな満足と感謝を胸に下山しました

感想

sanga1993

今回も振り返りレポートです
2011年以来6年に渡り続いてきた北海道遠征シリーズもこれで最終回となります。
旭岳は何度も訪れたことがありますが、登山は初めてになります。これまでの道東の果てのシュールな山と違い上高地に行くような安心感のある山でもあります。だからといって手を抜くことなく手順通り念入りな計画で臨みました。幸いにも天候に恵まれ素晴らしい景色を楽しむことができました。
夏の短い北海道へ遠征するにはハードルが高く、人生の転機を迎えた今、シリーズ継続の難しさを感じています。いずれ我がチームの精鋭が利尻富士へエスコートしてくれるはずなので、しばらく夏（秋）の北海道遠征はおあずけにしたいと思います。