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記録ID: 49553
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山(白馬・杓子・白馬鑓)

2006年08月04日(金) 〜 2006年08月06日(日)
 - 拍手
子連れ登山 araims その他1人
GPS
168:00
距離
17.5km
登り
2,034m
下り
2,028m

コースタイム

・8/4(金)
猿倉→白馬尻→大雪渓→ねぶか平→山頂宿舎
・8/5(土)
山頂宿舎9:00→杓子→13:00白馬鑓→15:30天狗山荘
・8/6(日)
天狗山荘7:00→分岐点7:30→10:30鑓温泉12:15→18:00猿倉
天候 3日間快晴
過去天気図(気象庁) 2006年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の猿倉駐車場から
2006年08月04日 06:33撮影 by  DSC-W1, SONY
8/4 6:33
登山口の猿倉駐車場から
白馬尻
2006年08月04日 09:09撮影 by  DSC-W1, SONY
8/4 9:09
白馬尻
大雪渓に取り付く。雪渓上の風はひんやり冷たく、ガスがかかる
2006年08月04日 12:02撮影 by  DSC-W1, SONY
8/4 12:02
大雪渓に取り付く。雪渓上の風はひんやり冷たく、ガスがかかる
小雪渓で。足を踏み外すとどこまでも滑ってしまいそうなルート
2006年08月04日 15:52撮影 by  DSC-W1, SONY
8/4 15:52
小雪渓で。足を踏み外すとどこまでも滑ってしまいそうなルート
頂上宿舎のテン場。到着が遅くなり、隅のほうにテントを張る
2006年08月04日 18:43撮影 by  DSC-W1, SONY
8/4 18:43
頂上宿舎のテン場。到着が遅くなり、隅のほうにテントを張る
丸山
2006年08月05日 08:56撮影 by  DSC-W1, SONY
8/5 8:56
丸山
杓子岳、白馬鑓が岳
2006年08月05日 09:41撮影 by  DSC-W1, SONY
8/5 9:41
杓子岳、白馬鑓が岳
杓子岳、白馬岳
2006年08月05日 13:02撮影 by  DSC-W1, SONY
8/5 13:02
杓子岳、白馬岳
天狗山荘が見えてきた!
2006年08月05日 15:33撮影 by  DSC-W1, SONY
8/5 15:33
天狗山荘が見えてきた!
山荘前でおやつ
2006年08月05日 16:35撮影 by  DSC-W1, SONY
8/5 16:35
山荘前でおやつ
3日目出発だ!山荘前の雪渓を上がる
2006年08月06日 07:11撮影 by  DSC-W1, SONY
8/6 7:11
3日目出発だ!山荘前の雪渓を上がる
白馬鑓が岳
2006年08月06日 07:30撮影 by  DSC-W1, SONY
8/6 7:30
白馬鑓が岳
大出原
2006年08月06日 08:37撮影 by  DSC-W1, SONY
8/6 8:37
大出原
2006年08月06日 13:42撮影 by  DSC-W1, SONY
8/6 13:42
2006年08月06日 13:42撮影 by  DSC-W1, SONY
8/6 13:42
鑓温泉に向かう
2006年08月06日 12:44撮影 by  DSC-W1, SONY
8/6 12:44
鑓温泉に向かう
鑓温泉、お湯が熱くてボクは入れなかった(-_-;)
2006年08月06日 10:57撮影 by  DSC-W1, SONY
8/6 10:57
鑓温泉、お湯が熱くてボクは入れなかった(-_-;)

感想

昨年に続く2泊3日のアルプステント行。今回は7才の長男を連れて行く。
3日間ずっとピーカンという好天に恵まれ白馬三山を堪能した。

□前夜〜8/4(金)
上信越道→国道406号ルートで2時頃、登山口の猿倉駐車場に到着。道中仮眠も考えたが、駐車場の満車を恐れここまで一気にきた。100台位止められるだろうか、駐車場は半分くらい埋まっていた。空を見上げると満天の星、東京の空とは違うなぁ。
6時頃起床、既に出発の人もちらほら。真っ青な空、緑と残雪の白がまぶしい。朝食にカップめんをとり7時ころ出発。
猿倉荘で、給水、トイレ、登山者カード提出。この際、山岳警備隊の人から軽く登山道の状況説明を受ける。例年より雪が多く上りやすいとのこと。
白馬尻へ出発するが、出発後15分ほどで既にkがバテ気味。ピーカンの中の上りは苦しく、頭痛い・気分悪いの連続。白馬尻小屋の前10分ほどのところで、とうとう吐いてしまう! 何とか白馬尻に到着し、ここで1時間ほど大休止し様子見。一時は「ここまでか」、と思ったが、体調戻り上れそうなため10時半頃大雪渓へ。
アイゼンをつけて上ること約5時間、雪渓上は涼しく上りやすい、途中から寒くなるほど。昼食後、7/22に発生した雪渓の崩落箇所を通過。かなり大きく崩れていて通過は怖かった。大雪渓上の登りはきつく、その後の小雪渓を越す頃には後から昇ってくる人もわずかとなり、その日のほぼしんがりに。
17時半頃頂上宿舎に到着。すでにテント場はいっぱいで、端のほうに何とか場所を見つけ設営。夕食はハヤシライス。夜半から風が出る。kが咳き込む。

□8/5(土)
4時半起床、kは高山病と思われる頭痛と吐き気があり、激しく咳き込んでもどしてしまう。8時頃までゆっくり寝かせ、ゆっくり朝食をとり撤収、9時頃出発。
今日も快晴。
出発が遅れたので白馬岳登頂はあきらめ、直接杓子岳方面へ進む。kの体調はすぐれず、上りにかかると1分歩いては休むという状態が続く。
白馬鑓が岳の取り付きに11時頃到着、ここまでコースタイム1時間のところ2時間かかり、このあときつい上りであることを考え引き返すことを相談するが、白馬方面へ戻ると大雪渓を降りることになるためkがいやがり、このまま進むことに決定。
白馬鑓が岳頂上に13時半到着。頂上からの眺めは素晴らしい。途中天狗山荘が確認でき、鑓温泉より近いことから、最悪の場合のここ泊まりでもいいかなと考える。(ただ、翌日の行程が長くなるが)
白馬鑓が岳を下り、鑓温泉との分岐で14時頃昼食、kの様子と監視員の方の薦めもあり天狗山荘へ行くことに。また、kが山小屋に泊まってみたい、と言うことから空いていたらテントをやめて山小屋泊まりにすることに。
15時半頃、天狗山荘に到着。空いていたので、小屋泊まりとした。小屋の方も子供がいるということで、3人分のスペースを2人で使わせてくれた。
天狗山荘は収容人数が100人程度(?)でこじんまりとしてアットホームな雰囲気、また比較的新しく、従業員の方も親切でとても好感が持てる小屋だった。白馬三山のメインルートから外れていて、どちらかというと、唐松岳方面へ進む人が使う小屋のようだ。今度はこちらのルートもやってみたい。
夕食も白菜なべが出るなどビックリ! 山小屋の食事というとカレーしか思い浮かばないのだが、私の食事認識を崩してくれた。17時から夕食のあと、剣岳方面に沈む夕陽をみて20時前に就寝。

□8/6(日)
ご来光をみようと4時半に起床、そのまま自炊室で朝食(カレー)。
室内で自炊できるため寒くなくてよい。
パッキングして7時頃出発。同室の植物写真家・Sさんがちょっと前に出発し、既に小屋にはほとんど誰もいない。相変わらず小屋の朝は早い。小屋前の雪渓を上がるとSさんが撮影しているところに出くわし、写真をとってもらう。(この写真がsさんのHPに掲載される)小屋でよく眠れたせいか、kの調子は上々。昨日の分岐点まで約30分。ここから、稜線と別れ鑓温泉に向けて下山を開始。
途中疲れからかkがごねる場面もあったが、鑓温泉まで約2.5時間、ほぼコースタイム通り。鑓温泉着10時半くらい。
鑓温泉は人でごった返していたが、温泉は意外と空いていた。ここで、入浴、昼食の大休止。風呂は下山ルートから丸見えの開放感ばっちりの露天風呂のみ。混浴のようだが女性はもちろんいない。女性用の内風呂あり。kはお湯が熱いといって入らなかった。
小屋の食堂で食事を取ろうとしたが、メニューが、カレーライス、カレーうどん、山菜うどんのみ。朝カレーを食べたので、しかたなく山菜うどん、カレーうどんを食す。
12時15分鑓温泉を出発。小屋下からすぐに雪渓となり、途中に最近落石事故があったという危険地帯を通る。そのあとは、延々と樹林帯を歩くつらい道。とくに、双子岩〜猿倉は同じ道をぐるぐる回っているんじゃないか、と思われるほど見通しが悪い道で気分的にもつらかった。
ここでもkが疲れから何回かごねるが、途中双子岩前からは好きなゲームの話しをしつつ何とか進める。猿倉着18時。なんとか暗くなる前に帰ることができた。

猿倉の駐車場の出発が18時半、お腹がすいたので白馬のローソンでおにぎりを購入、白馬駅前のマックに閉店(19時)直前に滑り込む。
白馬→長野は往路の国道406号ではなく長野オリンピック時に整備したと言うオリンピック道路へ。sさんの話のとおりコンスタントに70〜80km/hで走ることができ、長野まで約1時間快適な走行ができた。途中、道の駅ぽかぽかランド美麻で入浴(19時半〜20時半頃)。その後白馬有料道路〜国道19号と進み、21:15更埴ICから上信越道へ。帰宅は24時半。

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