広島県 宮島(あての木浦、大鳥居修復完成) & 福山城
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体力度について
- GPS
- 08:22
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,268m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:22
| 天候 | ◆2022年11月27日(日) 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
船
 JR宮島口駅・時刻表 https://www.jr-odekake.net/eki/timetable.php?id=0800618 広島電鉄・時刻表 http://www.hiroden.co.jp/cgi-bin/rlist.cgi ◆宮島口桟橋〜宮島桟橋  JR西日本宮島フェリー http://www.jr-miyajimaferry.co.jp/time/ 宮島松大汽船 http://miyajima-matsudai.co.jp/schedule/ アクアネット広島 http://www.aqua-net-h.co.jp/miyajimaguchi/◆宮島口周辺駐車場  https://kanko-h.com/info/index.php?p=22648ご利用の際は念のため事前のご確認願います。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆桟橋〜多々良林道・三ツ丸子山登山口 人混みを避けたい場合は、町屋通りに入れば観光客はほとんどいません。表参道商店街は10:00ぐらいまでなら観光客も比較的少ないです。ただハイシーズンは何とも言えません。大元公園を過ぎれば人はほとんどいません。 多々良林道・三ツ丸子山登山口までは舗装路です。車も通ります。 ◆多々良林道・三ツ丸子山登山口〜岩船岳 先峠分岐まで水量の少ない沢を何度か渡りながら登っていきます。ポイントとして行き詰まったら沢の対岸を見てください。踏み跡やテープがあります。 海軍省の石碑が建つ地点まで来て岩船岳縦走路と合流します。比較的分かりやすい道であまり問題なく進めると思います。モジャモジャ岩の手前あたりから右に折れてまた左に折れてと少し分かりづらくなります。モジャモジャ岩の直下も道なりに斜めに行くのかなと思ったら実はグイっと上向きに登り上げるとか分かりづらいです。モジャモジャ岩までくればあとは道なりです。樹林帯にある岩船岳の山頂標識があるところから左手、南側に少し進むと岩場があり眺望が見事です。 以前はあった私設の木製案内板のいくつかがなくなっていました。 ◆岩船岳〜あての木浦 岩船岳を出て岩場があります。岩場をへばりつくように進んでいきます。ふと足元を見ると「下降するのかな？」と悩む箇所がありますが基本的にへばりついたまま、極端にいうと上に向かうようなイメージで進むと自然に踏み跡に乗れます。次にグイっと右折して急降下する箇所があります。右折しないで真っすぐ進みがちなので要注意です。 御床山を少し過ぎると展望が一気に開けます。2019年12月、地元山の会の方々によってあての木浦〜御床山間の刈り払いをしていただき高速道路となっていましたが今はもうシダが踏み後を覆い隠しています。足元が見えず要注意です。 この区間は海軍照射所跡周辺が厄介です。真っすぐ降りてしまいがちなのですが右折します。右手にコンクリート造りの四角い貯水槽のような背の高い建物が見えたら右側を要注意です。右折して海軍施設跡を抜けると今度は左折します。しばらく進むと中に入ることもできる建物があります。左手の建物に沿うように進みます。そうするとまたシダの中を降りて行くことになります。「あての木桜」は行き過ぎると門柱跡が出てきます。お気を付けください。あての木浦はいくつか浜に出られる道があるようですが戻るとき分からなくなることがあります。樹林帯から一気にパーッと海が広がって勢いよく砂浜に出る前にどこに戻れば良いか確認するようにしてください。 ◆あての木浦〜広大植物実験所 特に下谷〜御床浦・だんご岩が難しいです。開拓農家跡のなかを抜けていくのですがこれがまた厄介です。真っすぐ進んで右折する、右折ポイントを間違えると海に出てしまうというのが基本ですがそこに沢を渡る、開拓農家跡のフェンス沿いに行くのかそうでないのか、目の前の尾根をグイっと乗り越える箇所もあれば左手、海側を巻くとかいろいろあります。室浜砲台跡、広大植物実験所まで来ると安全地帯です。舗装路になります。 御床浦周辺のいくつかある開拓農家群跡はよほどの力量がないと単独でいきなりは厳しいと思います。気を付けないと方角さえも判然としなくなる恐れがあります。 泥濘＝あての木浦〜長浦から御床浦あたりぐらいまで泥濘が大変です。 下谷の表示板までくるとそこを右折するようになっていますが、数メートル程度戻ると巻き道があります。イノシシもいますので要注意です。 あと、いくつかの地点で倒木が道を塞いでいます。それだけで様相が違って見えます。右左折するのか越えて直進するのか判断に悩むことも何度かありました。 ◆トイレ 桟橋〜大元公園にいくつか公衆トイレがあります。24時間です。 2019年8月、表参道商店街に開設された「TOTO宮島おもてなしトイレ」 https://tabetainjya.com/archives/hatsukaichi2/toto/ ※自身の備忘録の要素が強い内容になっています。お取り扱い、ご注意願います。 |
写真
います。干潮なので牡蠣の
養殖ひびが現れています。
一部地元ではタイタニック岩
と言われているそうです。
今日は少々霞んでいましたが
キスチョコ島(小黒神島)と能
美島が見えています。
休憩後、出発します。
と一気に眺望が広がります。
瀬戸の海が輝いています。
す。やはり時間的にロスが多
く疲労も増します。
を阻む倒木に困惑する。かな
り苦労して切り抜けました。
いてここに来ます。というこ
とで一安心します。
もうすぐ大川浦です。なんと
か無事にきました。
しかし油断禁物でした。
いつもの渡渉点が満潮で渡れ
ず少し奥まで入ってこの砂防
堰堤を渡りました。初めての
ことに恐怖しました。
眼下には牡蠣の養殖ひびが沈
む綺麗な海が見えています。
きた海岸線は感慨深いです。
すでに舗装路を歩いてます。
観光宮島のゆるぎない象徴で
あることを認識します。
は大混雑していました。町家
通りで桟橋へ向かいます。
す。やはり大混雑していたの
で1本待って乗りました。
築城400年を迎えた福山城
新幹線から一番近い城とし
て有名です。
全国に類例のない北側壁面に
鉄板を施した姿も今回の改修
工事で復元されました。
明王院・五重塔は全国で九つ
国宝に指定されている塔の一
つで麗し容姿をしています。
ガス天など福山・鞆の浦の
名産物を買って帰ります。
酒の摘みに最適です。
9月に続いて西広島駅近くの
「天ぷら 森山」へ。
こちら穴子です。
とらはぜとむかご
魚4品、野菜6品と瓶ビール
2本をお願いしました。
最後の〆は天茶で
久しぶりに天丼を食べたいな
ということで・・・。
《 おまけ 11月26日・土 》中2日でまた来ました。
「天丼＋穴子天」は2020年
春、津久根島・宮島店で一度
食べただけだったのでここま
でのこともあり感慨深かくい
ただきました。
37
中2日でまた来ました。
「天丼＋穴子天」は2020年
春、津久根島・宮島店で一度
食べただけだったのでここま
でのこともあり感慨深かくい
ただきました。
大鳥居修復工事用の通路を期
間限定で一般公開していまし
た。満潮のタイミングを狙っ
てきました。
多くの人がいますが工事用通
路はガッチリしていました。
海上を歩いて大鳥居の足元に
行くなど一生に一度です。
扁額の文字は明治の皇族・有
栖川宮熾仁親王の書になりま
す。沖側から撮っています。
感想
[ 岩船岳＆あての木浦 ]
今年もなんとか無事にこのルートを歩き通すことができました。が、倒木などによる見た目の変化は判断に困ることが多かったです。また御床山以降のシダに覆われた踏み跡は足元も判然とせずケガの危険もあると思いました。「年に1回は」と思いつつもいつまでもこの山行を続けられるものではないことを感じたりもしました。
ちなみにシダの刈り払いは2019年12月に地元山の会の皆さんがされていました。
とはいってもここまで7年連続できました。あと3年、10年連続はいきたいというか達成できるように体力面などしっかり準備をしたいなと思っています。
☆☆☆あての木浦・記録☆☆☆(221127現在)
2016年・・・4回（うち1回は山白山経由）
2017年・・・1回
2018年・・・2回（うち1回は革篭先経由のため岩船岳には行かず）
2019年・・・1回
2020年・・・1回
2021年・・・1回
2022年・・・1回
※岩船岳は2015年以前に2回登頂しているので計12回登頂
[ 福山城築城400年 ＆ 国宝 明王院五重塔 ]
広島県東部の中心都市、福山市には近世城郭建築の完成形と言われる福山城があります。1622年に完成ということですでに大坂の陣が終わり(1615年)、徳川幕府の支配体制が確立したころでした。西日本には外様大名が多くそれに対する狙いで福山藩が置かれ徳川幕府の威光を示すため10万石の小藩にしては不釣り合いな五層六階の天守閣が建てられました。戦前は国宝に指定されていましたが1945年8月8日、戦火に遭い焼け落ちてしまいました。1966年、市内企業や市民からの寄付で天守閣は外観復元されました。
そしてこのたび築城400年を迎え、耐震補強工事とともにより創建当初に近い装いに整備されなおしました。最大のポイントは天守閣北面に施された防御力向上のための鉄板だそうで全国の天守閣に類例がなくその敷設にも当時の知恵がふんだんに生かされているそうです。
福山市には駅から徒歩約35分の場所に国宝に指定されている明王院があります。
全国の五重塔で国宝に指定されているのは九塔で奈良に三つ、京都に三つ、地方に三つ、そのうちの一つが明王院になります。
◇福山市鞆の浦 ガス天についてー阿藻珍味
https://amochinmi.co.jp/products/182/
[ 厳島神社大鳥居工事用通路からの見学 ]
2022年12月、補修工事完了を前に一部残っている工場用の通路を一般開放して大鳥居をいつもとは違う角度から見学できるようになっています。
自分が見たところですが11月19日(土)、20日(日)は30分待ち、11月24日(木)は平日だったので並ぶことはありませんでした。開放最終日の11月27日(日)は通常昼までだったのが15:00ぐらいまで延長していました。
2019年から始まった補修工事では大鳥居全体を足場で囲み白い防護ネットがかけられ大鳥居は姿を隠しました。終了時期も明確にならないほどの難工事で先が見えない状況に地元観光業界は困惑されていたそうです。
修学旅行のクラス記念撮影の定番であった大鳥居をバックにしての集合写真は撮影できず、さりとて神社社殿をバックにしても「ちょっとね・・・」という受け止められ方だったそうです。
なんにしても「観光 宮島」の復活を象徴する大鳥居修復工事完成は嬉しいかぎりです。またこの日も修学旅行の生徒たちが大鳥居をバックに記念撮影を順番にされていました。
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