大峯奥駈道 前鬼の裏行場と表行場を歩く 2022.11.26〜27
- GPS
- 15:35
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,924m
- 下り
- 2,017m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
前鬼登山口からの釈迦ケ岳に向かうルート 太古の辻までは、開けた樹林帯や沢を渡ったりします。ピンクテープや積まれた石、ローブなどがありますが、わかりにくい箇所もあり、迷いやすいかもしれません。実際道迷いの事故もあったようです、 また、崩壊しかけた箇所もあり、ロープやチェーンがかけられています。 853段の階段が途切れ途切れにかけられていました。助かりますね。 |
写真
感想
大峯奥駈道の鬼の宿坊「小仲坊」に泊まって前鬼の裏行場と表行場に行きませんか?
とお誘いいただき、それってそもそもどの辺り?前鬼?どんな行場?小仲坊って❓
調べました❣️
これは役行者が開いた大峯奥駈道の中間地点の霊地 靡 を尋ねる山旅
二つ返事でご一緒することに😆
とてもレアで厳しいコース。50肩?の痛みが酷くて、岩場と鎖場は難儀しました😅
【1日目】
前鬼の裏行場を歩きます。
前鬼川上流第二十八靡の三重の滝(みかさねのたき)へ向かいます。
閼伽坂峠(あかさかとうげ)を越え、行者が身を清めたという流れの美しい淵の垢離取場を、膝上まで川に浸かりながら渡渉し、千手の滝、屏風の横駈、天の二十八宿(鎖場)、馬頭の滝を巡る スリリングな行場歩きのルート🤭
千手の滝横には、行者が籠って修行したという、胎蔵界窟(たいぞうかいくつ) 金剛界窟(こんごうかいくつ)が。
夜は、一度は泊まってみたい宿として名を馳せる 前鬼山で修験者のための宿坊として1軒だけ残っている小仲坊(おなかぼう)へ
今は61代目当主の五鬼助義之さんがこの宿坊を守っていらっしゃいます。
【2日目】
小仲坊の裏にある前鬼登山口から、第三十三靡二つ岩、太古の辻を経由して大日岳、釈迦ケ岳への表行場を歩きます。
迷いやすい樹林帯とガレ場、853段の途切れ途切れの階段など歩きます。
途中では、孔雀岳の東面に広がる五百羅漢の岩塔群に圧倒されます💓
この日はとても寒くて風も強く、大日岳表行場の鎖場風が強くて危険との判断で、迂回路を登りました🥲ん〜残念 仕方ないけど
頂上には第三十五靡の大日如来様が祀られていました。
私は出発時には、ウールの長袖下着、厚手のジッブアップシャツ、カッパ、で歩いていましたが、大日岳では、更にダウンも羽織りました😅
次は、第三十八靡 深仙宿の避難小屋でしばし休憩して、くぐると極楽に行けるとされる第三十九靡の都津門へ
絶壁岩盤にポッカリと空いた穴❣️あそこですと?
えっ⁉️あんなところに行くんですか
行けるんですか❓😅
今は笹の生い茂る崖と化している所に、フィックスロープを張ってもらって 笹を掴みながら、のぞきに行きました😋
普通では決して行けない場所。行かせてもらって感激でした。
そして最後は、お釈迦様の胎内とも言われる神聖な場所 第四十靡の釈迦ケ岳へ足を伸ばしました♪
ここは笹原を軽快に登りれます。晴れていて360度の展望。釈迦ブルーというのかな?
時間が押していたので、すぐに往路を下山。小仲坊に下山
1泊2日の靡を辿る山行
大峯奥駈道は、やはり修験の道。厳しい。
こんな困難な場所で修行を重ねた行者の方々。
畏敬の念を抱きます。
深い歴史に触れ、それゆえに、とても心を強く惹かれ、また、分け入りたくなりました。
【Instagram】
① 滝編
https://www.instagram.com/reel/ClgIdyUAlMl/?igshid=MDJmNzVkMjY=
② 1日目 前鬼裏行場
https://www.instagram.com/reel/ClhajJyAhlr/?igshid=MDJmNzVkMjY=
③2日目 前鬼表行場
https://www.instagram.com/reel/CliuXssAGVI/?igshid=MDJmNzVkMjY=
おはようございます。
返信遅くなりました。
えっ お友達は 一緒に登っていて亡くなったのではないですよね❓
2度のチャレンジかぁ〜。
奥深くて、なかなか行けない奥駈
ソロでは嫌です!
何だか霊に取り囲まれそうですし、危険箇所も多々。凄い女史がいるものですね。
この日も青年がバス停からかなりの距離を歩いて、避難小屋に泊ながら縦走すると話していました。
是非縦走完登してください👍
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