川西ゼロポイント（N38,E140）と高戸屋山（山形県川西町）

2022年12月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:01
• 距離: 16.4km
• 登り: 311m
• 下り: 311m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:01

距離 16.4km 登り 312m 下り 330m

10:34 スタート地点（川西ダリヤ園）
10:59 11:04 置賜四所神社
11:57 12:15 川西ゼロポイント（N38 E140）
13:02 13:16 置賜四所神社前県道
14:25 14:37 高戸屋山
15:28 15:29 東回り入口
15:54 16:00 天神森古墳
16:08 16:11 羽前小松駅
16:35 ゴール地点（川西ダリヤ園）

【標高240m　川西ダリヤ園駐車場発】10:35
【標高245m　置賜四所神社】10:59〜11:04
【標高300m　川西ゼロポイント（N38 E140）】11:57〜12:15
【標高245m　置賜四所神社前の県道】13:02〜13:16
【標高250m　p338取り付き】13:27
【標高330m　p338東で高戸屋山登山道に出る】13:55
【標高368.1m　高戸屋山山頂】14:24〜14:36
【標高233m　高戸屋山東回り入口】15:28
【標高223.6m　天神森古墳】15:54〜16:00
【標高220m　羽前小松駅（西口）】16:08〜16:11
【標高240m　川西ダリヤ園駐車場着】10:35

天候

濃い霧（曇り）のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川西ダリヤ園の駐車場に駐車しました。

コース状況／危険箇所等

県道から川西ゼロポイントの往復と高戸屋山の登り前半は道のないところを歩いています。

写真

置賜四所神社の社殿の後ろ側です。ご神木の大杉があります。

標高330mの稜線の小鞍部状箇所で振り返っています。ここから南（写真右）へ下ります。

川西ゼロポイント（北緯38度，東経140度）でのGPS画面です。

川西ゼロポイントから鞍部の方を見ています。左下にGPSと赤鈴が置いてあります。中央左の白い枯れ木の10mくらい下です。

高戸屋山西回りコースの標高338mコブへ北西斜面を登り、登山道に合流する少し手前で樹間から大朝日岳です。薄く霧の名残があります。

高戸屋山西回りコースから山形・宮城県境の山々です。薄く霧の名残があります。中央左の二コブの左コブが豪士山、中央右が駒ヶ岳かと思いました。右奥に先割れ状に頭を出しているのが七ッ森と思います。

高戸屋山山頂を出てすぐの蔵王・南蔵王と盆地の様子です。

北側の踏切からの羽前小松駅です。奥は飯森山の方と思います。

2013年5月5日に自転車で訪れた石川県七尾市のゼロポイント（北緯37度，東経137度）です。山の中ですが舗装車道の上です。

感想

komaQ

そろそろ阿武隈の山の時期ですが、雪が積もる前に宿題を済ませておきます。
分、秒以下の数値が0となる経度/緯度線で交差する地点はゼロポイントと呼ばれています。行ったことはありませんが、栃木県那須塩原市の那須野ゼロポイント（北緯37度，東経140度）はよく整備されているようです。日本国内の陸地上のゼロポイントは39か所だそうで、そのうちの1つが山形県川西町にあります。比較的アプローチしやすそうなので、行ってみたいと思っていました。葉が落ち雪が積もる前の短い時期しかないと思います。なお、石川県七尾市の山の中にゼロポイント（北緯37度，東経137度）がありますが、舗装車道上にあり、2010年9月25日に車で、2013年5月5日に自転車で訪れています。
せっかくなので、すぐ近くの高戸屋山も登ります。川西ダリヤ園から周回が一般的ですが、ゼロポイントとからめると、西回りコースの標高338mコブまで北西斜面からアプローチしてショートカットしてみます。標高差90m程度なので多少の藪でも何とかなるのではという思いですが、どうでしょうか。
時間があれば街の方も少し歩いてみます。

●川西ダリヤ園の東側からの道は2022年8月の豪雨災害のため通行止めです。西側の温泉施設まどかを目指しました。川西ダリヤ園は冬期休業中ですが駐車場は開放されていました。駐車場のトイレは閉鎖されています。
●ゼロポイントへのアプローチは、南側のため池沿いの破線を使うつもりでしたが、駐車前に車で下見をすると破線がよくわからない？ or 民家の中を通る？ため却下し、県道の神社辺りから森に取り付く予定としました。
●実際は、神社前から送電線巡視路がありました。巡視路は標高260mで東へ曲がりますので、そのまま薄い道型を直進し、適当に斜面を登り尾根に出ました。尾根には枝の煩わしい薄い道型がありました（地形図の破線か）。これが標高320mで屈曲する辺りからも枝の煩わしい薄い道型がありました。尾根上は、全体の半分強に薄い道型を確認できました。
●標高330mの尾根のわずかな鞍部状箇所から南側の斜面（多少煩わしい枝と倒木あり）を下りました。豪雨の影響か西側斜面から崩れた跡があり、下っていくと溝状の構造となり、枯れたまっすぐの1本の木の10mくらい下でGPSが北緯38度ちょうど、東経140度ちょうどを示しましたので、ここをゼロポイントとしました。
●GPSを取り込んでヤマレコの地図を表示すると、この場所は「カモシカコース分岐」と地図上に水色四角が表示されました。どういうことでしょうか。コースタイム欄からは削除し川西ゼロポイントとしています。
●東塩ノ沢の取り付きからp338過ぎ登山道までは、枝の煩わしい斜面でしたが、葉のないこの時期では問題なく進めました。
●高戸屋山登山道は整備されています。
●はじめは雲（霧）でしたが高戸屋山へ登る頃には快晴となっていました。雪に輝く朝日や蔵王がよく見え、所々で飯豊や吾妻も見えました。東側の県境稜線も仙王岳・龍ヶ岳・豪士山・駒ヶ岳・栗子山・杭甲山がよく見えました。帰宅後に写真を見ていると、駒ヶ岳の南側の奥に七ッ森の頭も見えていました。
●高戸屋山山頂で二等三角点の点名・上奥田を、天神森古墳で三等三角点の点名・小松を容易に確認できました。
●県道塩ノ沢の神社マークは置賜四所神社で、社殿の後ろにご神木の大杉がありました。大杉は川西町指定天然記念物らしく、目通り6m高さ39mとありました。
●羽前小松駅東側の天神町の神社マークと△223.6mは天神森古墳でした。県指定史跡らしく、案内板によると全長75m高さ4.2mの前方後方墳とのことです。

コメント

okusan093

初コメと思います。
ダリヤ園からぐるっと16.4kmの周回で、komaQさんは健脚ですね。
それに地形図読んでルート取り、スキル高いですね。興味深い記録で大変参考になりました。😀

私も雪山で四所神社前〜ｾﾞﾛﾎﾟｲﾝﾄ〜高戸屋山を周回したいです。
雪山時は駐車場所が限られてきます。

ゼロポイントは３９ケ所・・・初めて知りました。良かった。
東経140度ﾗｲﾝ５ケ所の交点は国内で一番多いと思いますが？。
物好きで５ケ所を訪ねました。川西町は南のため池沿いを歩きました。
ご参考です。　３８度・・・山形県川西町　　2019/2/7（２回目）
https://ameblo.jp/kumanoyama093/entry-12511515449.html

よろしくお願いします。　長井市　okusan　😊

komaQ

okusan093さん
コメントありがとうございます。
何かを調べている時に晴歩雨読にたどりついたことがあります。
その時はゼロポイントの記事まではみませんでしたが、他の山行を興味深く拝見したことを覚えています。あらためて拝見し、こちらこそ勉強になります。
残雪のしまった頃が歩きやすいかとは思いましたが、葉の落ちた時期でも行けるかもと思った次第です。高戸屋山までは、少しでも近道を、の苦肉の策です（GPS頼りです）。
この寒波では長井市の様子もニュースで報道されていました。大変なことと拝察いたします。
こちらこそよろしくお願いいたします。