高宕山から安房高山をぐるっとしてきた


- GPS
- 05:55
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:56
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三郡山・郡界尾根コースはかなり荒れていて、崩落箇所や岩場などもあります。 ハイキングレベルで入るとかなり苦戦するコースだと思います。 |
その他周辺情報 | おそらく沸かし湯だと思うのですが、白壁の湯という露天風呂がロマンの森共和国にあり、日帰り入浴をすることができます。 https://www.romannomori.co.jp/hotspring/ |
写真
「●三郡山まではおおよそ2時間半かかります。時間に余裕を持って下さい。●この先道が荒れています。(この先から関東ふれあいの道ではありません。)」とかかれた小さな注意喚起の横に「房州最奥の自然を歩こう」とかかれたお気楽案内版
先のトレイルはかなり荒れていたので、個人的には、こういう安易な案内版が事故を助長するんじゃないかと思っちゃったりします
ぱっと見、ハイキングコースっぽく見えますよね
ここもとてもわかりにくい登山口で、道標があっても道が不明瞭で本当に進んでいいのかどうかというかんじです
装備
個人装備 |
ファーストエイドキット
テーピングテープ
保険証
JIRO会員書
ココヘリ
モンベルメンバーズカード
JTBカード
免許証
雨具(上着のみ)
地図
コンパス
ヘッドランプ
予備電池(ヘッドライト用)
笛
ライター
ポケットティッシュ
スマホ
充電用バッテリー
充電用コード
WiFi
時計
サングラス
グローブ
タオル
水
行動食
サンバイザー
防寒着
|
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感想
(高宕山編)
(笹郷塚・三郡山・請雨山・安房高山編)
この冬は房総の山を積極的に攻めてみようかと、今回は高宕山、笹郷山、三郡山、請雨山、安房高山の五座をぐるっと回って来ました。
車は県立清和県民の森第一駐車場に駐めて、まずは国道410号を下り八良塚へ向かいます。
国道410号から赤い吊り橋が見えたので、ちょっと寄り道。
小糸川の景観が素敵な鍵掛橋という橋で、落差がある滝のような物が見えましたので調べて見たら、滝ではなく放水路のようでした。
国道410号から離れて登山道に入りますがすぐに倒木で登山道が崩壊していて梯子がかかっていました。
八良塚分岐まではコースは比較的緩やかな登りで気持ちの良いハイキングコースと言う感じです。
八良塚への分岐へ到着したのですが、八良塚へは崩壊した登山道が整備されず通行止めになっていました。
おそらく行けないことはないでしょうが、今回は止めておくことにしました。
郡界尾根分岐までもあまり高低差がない緩いアップダウン。
郡界尾根分岐から、高宕山をピストンします。
コースは何カ所か崩壊した所はありましたが、トラロープや足場が設置されていたりしていて良く整備されています。
途中で二等三角点豊英に寄り道をしようとしたのですが、道が不明瞭過ぎて挫折してしまいました。
コース的には高宕山へは高宕山頂下分岐まで行き折り返すように登るのですが、高宕山直下あたりからのショートカットルートがあったのでそちらを利用させてもらいました。
よく使われているルートらしく、トレースはしっかりありますが、上部は岩場になっていて簡単な岩登りをする必要があります。
難易度は低くトラロープも張ってありますが、梯子などがあるわけではない(あくまでも裏ルートなので)し、ロープの信頼性も不明なので自信が無ければ正規ルートを進む方が良いかと。
高宕山山頂は岩場の上という感じですが、祠がある箇所は10人くらいが立てる程度の広さで、錆びた鉄釜が置いてあります。
鉄釜は頼朝が煮炊きをしたとか、雨乞いのためだとかいろいろな説があるみたいです。
眺望はほぼ360度(一寸東側は樹木で見えない所もありますが)見渡すことができ、房総の山々が遠望できます。
残念ながら今日は富士山は見えませんでしたが、天気が良ければ富士山も見えるはずです。
高宕山から郡界尾根分岐まで戻り、郡界尾根に入ります。郡界尾根分岐には注意喚起の小さなパネルと「房州最奥の自然を歩こう」とかかれたハイキングコースを思わせて誘導するような脳天気な大きな道標がありました。個人的には関東ふれあいの道のハイキングコースのような所に、ハイカーが迷い込んでしまいそうな安易な標語を着けた看板は置くべきではないんじゃないかな〜と。
郡界尾根は警告の通り、台風での崩壊も含めてかなり荒れたコースで痩せた尾根や岩場などが其処此処に出てきてハイカーにはかなり厳しいコースですね。
お茶立場の分岐から少し急登を登ってからは比較的緩やかなアップダウンになりますが、落ち葉が多い樹林帯はルートが見えず、マーカーと地図頼りでコースを確認しながらの前進であまりペースが上がりません。
笹郷山ピークはコースを進んでいたらなんとなく着いてしまったという感じで、三角点のあるほとんど眺望もないピークです。
岩場テラスを過ぎ尾根伝いに進んで行くと尾崎分岐に到着します。
三郡山に向かう途中小さなピークで大きく西に曲がる所を、ピークをパスしてしまったため誤って直進してしまい、慌ててコース修正。
途中コースが大きく崩壊していて高巻く箇所があったのですが、高巻く為の登り口がわかりにくく、おまけにトラロープが落ち葉で埋まっていて見つけるのに少し時間かかってしまいました。
高巻いた跡のトレイルも土砂でトレイルが埋まっていたりして、登山道というより斜面を進んで行くというのが正しいような箇所が幾つかありました。
この跡、どうもコース上にスズメバチが沢山飛んでいるところがあり、どうも近くに巣があるような感じでした。
ヤバそうなら高巻きでもするかとも思いましたが、「少動いて止まって様子をみて」を続けてなんとか通過する事ができました。
三郡山の山頂も樹林帯の中にあるピーク(あまり頂上感のない)で、眺望もほとんどありません。
三郡山から三郡山登山口へのコースは「道?」と思えるほど踏み跡も無く、ブッシュだらけのトレイルで本当にルートなのか何度も確認する状態でした。
三郡山登山口へ下りると林道となるので、少しは楽かと思いきやぬかるんだ箇所が幾つもあり、これはこれで回避しながら進むのが面倒でした。
三郡山方面から来ると請雨山の登山口の案内版が見えず通り過ぎてしまいました。
請雨山は愛宕神社があるところらしく、登山道から突然石段が現れて石段を登ると愛宕神社の鳥居にでます。鳥居をくぐり階段を上ると二つの祠があり、その奥にまた祠があります。頂上標は無かったのですが、地図的にここが請雨山のピークだろうと。
請雨山から林道へ下りるトレイルも崩壊していてトラロープが張ってありました。林道から見るととても登り口だとは思えない箇所です。
再び林道を進むと石碑が並んだ安房高山への登山口があります。(ここでもわからずに通り過ぎてしまいました)
急坂を登り切るといきなり開けて祠が祭ってある箇所に出ます。ここから緩い登りを進んで行くと安房高山の頂上に到着します。
安房高山の頂上にはなんだかよくわからない扉のついたトイレのような小さな建物がありました。上に何かパネルのような物が着けられていたので何かの施設なんだとは思うのですが不明。
展望はあまり良くはないですが、木々の間からなんとなく見えるかな〜という感じです。
県民の森に向かうといきなりトラロープが張られた絶壁の様なコースに誘導されます。とてもルートとは思えない斜面を下りると林道に出ます。
林道を少し進むと、わかりにくい尾根に上がる登り口にでるので尾根に上がります。
県民の森へのトレイルは小さなアップダウンが続く岩も混ざった尾根道で距離の割に思いっきり時間がかかってしまいました。
ロッジ村コースに合流してそのまま、ロッジ村コース入口に向かい下山しました。
ロッジ村コース入口には「崩落危険 立ち入り禁止」の看板が・・・。
途中から天気が悪くなってきてかなり冷えてしまったので、帰りは日帰り入力ができる白壁の湯というロマンの森共和国にある露天風呂(沸かし湯だと思う)に入って帰ってきました。
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