小2連れ富士山 天候に恵まれ無事登頂


- GPS
- 27:14
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,704m
- 下り
- 2,028m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:06
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 3:13
- 合計
- 10:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:御殿場まで連絡バス→高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
下山道の石に砂がのった箇所は大変滑りやすいので注意 |
写真
感想
家族で山歩きを始めたとき、いつかは3人で登りたいねと話していた富士山。それがようやく現実となりました。
コースはよく整備されているとはいえ、そこは日本一の山。きつく厳しい山行でしたが、息子も妻もよく頑張って、全員揃っての登頂を達成できました。出発前は成功率は五分五分かと思っていましたが、特に息子が今まで見たことのない頑張りをみせたのは、嬉しい誤算でした。
今回は息子の体力を考え、初日は七合目の東洋館までとしました。八合目前の岩場を、体力の残っている2日目の冒頭にクリアしてしまおうという作戦でしたが、うまくいったようです。ご来光も無理せず山小屋前で見ましたが、雲海に浮かぶ日の出は、えもいわれぬ美しさがありました。
2日目はともかくオーバーペースと高山病に気をつけて、ゆっくりゆっくり、こまめに休みながら登りました。標準タイムの倍までは想定内です。途中息子が頭が痛いと言い出しましたが、こまめな深呼吸で落ち着いたようです。携帯酸素の効果のほどはわかりませんが、息子には効果があったみたいです。(プラシーボ効果かもしれません)
今回は終始好天に恵まれたのも大きかったと思います。眼下に広がる絶景と、ゴールの山頂がずっと見えていたことが、息子にやる気を与えてくれたようです。山頂が見えているのになかなか近づかないことに絶望するという話も聞きますが、息子の場合はターゲットが見えないとやる気が出ないようです。その点では、山小屋が多く目標を作りやすい吉田口は息子向きだったのかもしれません。
結局、最後まで思ったほどペースを落とすことなく登頂できました。妻も感無量です。下山への体力温存のため、お鉢巡りは私一人で回ってきました。日本一の頂を踏むことができ、私としても一つの大目標達成です。
下山は帰路の交通を考えて須走口に下りましたが、下江戸屋〜見晴館の途中で、私が砂の乗った石を踏んで転倒、したたかに右肘を強打しました。結局ずっと右肘がしびれた状態で砂走りを下り、長く苦しい道中となってしまいました。砂走りの感想は、妻はもうこりごり、息子はノリノリで、家族の中でも得意不得意が分かれたようです。気力体力をすり減らした後の、最後の樹林帯の下りもきつかった。最後、下山するまでが登山なのだということを、改めて思い知らされました。
大きな達成感と教訓を得た富士山。息子の笑顔が見られたのが、親として一番嬉しいことです。
(後日談)
家に帰ると、一晩留守番させられた猫たちが、抗議(?)の粗相をしていました… 猫がいる我が家では、頑張っても1泊までが限界のようです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する