長野の休日その4 木曽御嶽山 気を引き締め登る信仰の山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 932m
- 下り
- 926m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:14
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しかしながら国道からのアプローチはかなり長い |
コース状況/ 危険箇所等 |
下部は火山灰の道 上部に行けば岩ゴーロが多くなってくる 基本的に山頂まで直登である |
写真
感想
今日で長野の休日登山4連荘である。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-497821.html
(長野の休日その1 仙丈ケ岳 紆余曲折による場所決定→女王様の微笑に感謝)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-497898.html
(長野の休日その2 木曽駒ケ岳 天気予報は外れるが花撮影は楽し)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-497974.html
(長野の休日その3 霧ヶ峰八島湿原一周 筋肉痛の緩和と花に出会いに)
しかしながら、4連続とは・・・。体がかなり疲れているので、今日御嶽に登ったら一路自宅に戻ろうと決心した。残り2日でヤマレコ書きをするのだ。
というわけで木曽御嶽である。私はこの山に来ることを熱望していた。3000mを超える独立峰であること、活火山であり硫黄の香りや地熱を感じられること、火山独特の地形がみられること、御嶽信仰が各地に根付いており信仰登山の対象になっていること、それでいて結構俗っぽいところもあり7合目まで車で行けたりスキー場になっていたりするところ、など枚挙に暇がない。
国道からのアプローチが長く、私は田の原駐車場で夜を明かし早朝から登山を開始した。天気予報では15:00頃から雨という予報があり、何としても雨に当たる前に降りてきたいと思っていたのだ。4時半ごろ駐車場に雨が5分ほど降り、その後止む。携帯電話で雨雲の状況を見て「今からはあまり降らない」と判断して決行を決めた。
夜は数台であった車も朝になると駐車場に増えている。みんなこの山は朝一から狙う人が多いようである。明るくなったら朝食を食べている私よりも先にどんどん登り始めている。
私も5時半ごろから登り始める。やはり筋肉痛があり、足を前に出すのがきついが「あかっぱげ」位から慣れたようで調子が出てくる。このころからベテランさん1名と山ガール3名のグループと会話を楽しみながら登る。そして、今日は眺望が結構あるのがうれしい。「木曽駒、木曽駒」「甲斐駒、甲斐駒」「富士山、富士山」と嬉々として写真に収める。悔しいのは8合目付近で槍ヶ岳と大キレットが見えていたのだが、頂上に登った方が角度がいいと思って撮影しなかったことだ。大滝頂上に着くころにはもう北アルプス方面の眺望はなかった。
大滝頂上で剣ヶ峰を見て「まだあるのぅ〜」と嘆くが仕方ない、ここまで来たら登るしかないのである(さすがにここで止めて戻るわけにはいきませんから・・・)頂上山荘を経て80段程度の大階段を登れば3067mの頂上である。意外とあっけなかったという感じである。心配していた足も快調、頂上で話した人の言葉で二の池まで行ってみようと決めたら早速出発する。
頂上山荘で話した(情報収集)職員さんからCCレモンを買い一気飲み、元気が出たところで二の池方面に下る、幸いにして霧もなくきちんと大滝頂上方面に戻れそうである。話によると、霧が出ていて視界がないときは、大滝頂上方面へ歩いていたつもりが一本別の道に行くことで、ロープウェーの方に出てしまうらしい、そうなると再度登り直すか、丸一日かけて田の原まで車を取りに戻らなければならない(この地域の交通機関の便利さに関しては予想ができるだろうと思う。)
二の池では先ほど頂上で話していた人と再度話す。どうやらこの水をペットボトルにくんで家で飲むのだそうだ、美味らしい。私は手のひらですくって3口ほど飲むにとどまった。景色を写真に撮り、視界があるうちに大滝頂上方面に戻ることとする。大滝頂上からは奥の院を目指すが、奥の院はロープで進入禁止であったので、再度大滝頂上に戻る。
大滝頂上でどら焼きを食べたら一気に下りである。後は特筆すべきことはない。
来た道を一気に下るが、結構サンダルで登ってきている人たちがいてびっくりした。
田の原駐車場にはツアーバスが数台いて駐車場付近を散策している、朝のような天気であれば御嶽がきれいに見えたのだけれども、もうこの時間では雲の中である。
私は後片付けをし、あと2日休みがあるが自宅に帰ろうと決意し車を走らせる。伊那でローメン、富士見で温泉、あとは下道を一気に神奈川に向けて走り22時ごろ自宅にたどり着いた。
あと2日の休みは、ヤマレコ書き、温泉などに使おうと思った。あと1日山登り・・・も考えなかったわけではないが、足の状況を考えると・・・滑落するのやだし・・・。
そういえば下りで乾いた岩で3回ほど滑った、昨年12月に買った靴(シリオ302)のビブラムソールが大分すりへっている・・・。店員さんは「5年ぐらい持ちますよ」って言ってたのに・・・。それとも普通の人の5年分ぐらい歩いているのか?と思い数えてみると約40回の山行であった。
もともとシリオ302は入門的なシューズで本格的な登山よりも低山縦走などに向くとされている。そこで、本格的なシューズを冬に一足買い足して今のシリオ302は低山専用にするか・・・また出費が・・・悩むなあ。
夏が終わりかけている、来週からは仕事も本格的に始まる。基本は金曜夜出発で土曜日帰り山行のみになるだろう。いい秋山に出会いたい。今から行きたいところをピックアップしているところだ。ちなみに来週は土曜にも仕事が入ってしまった・・・。
いやあ、きつかったが楽しい4日山行だった。
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